ベストセラーになっていて、世代や性別を問わず楽しめる小説を読みたい時もありますよね!
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできるベストセラー小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家500人おすすめのベストセラー小説30選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
好きなところから読めます
おすすめのベストセラー小説人気ランキング
まずは、おすすめのベストセラー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめのベストセラー小説』によると、1位は『火花(49票)』、2位は『図書館戦争シリーズ(47票)』、3位は『推し、燃ゆ(45票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、おすすめのベストセラー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】火花
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 又吉 直樹 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2015年3月11日 |
価格 | 1,150円 |
夢を追うすべての人が共感できる
「火花」はお笑い芸人ピースの又吉直樹が書いた中編小説です。
売れないお笑い芸人の日常がテンポ良くコミカルに描かれているので、すらすら読み進められます。
才能があるがゆえの周りとの衝突、そして才能が無くても夢を追うことの苦しさ…お笑い芸人だけでなく、夢を追うすべての人が共感できる内容です!
読み終えた後には、普段テレビで観ているお笑い芸人のことが愛おしく感じるはずです。
you.ocさん/30代/女性
【2位】図書館戦争シリーズ
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 有川 浩 |
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出版社 | KADOKAWA/角川書店 |
発売日 | 2011年4月23日 |
価格 | 734円 |
魅力的な登場人物の関係から目が離せない!
「図書館戦争」をおすすめしたいです。
まず世界観が本当に良くて、現実に存在しない職業や設定などが出てきても全く苦にならず、スッと物語に入り込むことができます。
そしてなにより、登場人物それぞれの友情、恋模様などがたくさん描かれており、何巻を読んでも毎回おもしろくて、目が離せません。
perfume0403さん/20代/女性
【3位】推し、燃ゆ
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 宇佐見りん |
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出版社 | 河出書房新社 |
発売日 | 2020年9月10日 |
価格 | 1,540円 |
主人公の若々しさと、生きづらさがリアルに伝わる
大好きな芸能人(推し)がいる女子高生の日々を描いたストーリーです。物語の主軸は、主人公のうまく生きられない日々にあります。それでも、推しを支えになんとか動いている。
芥川賞作品は難しそうなイメージですが、こちらはテーマも親しみやすく、短めで読みやすいです。
推しがいる人はもちろん、推しがいない人も、なにかを心の支えにすることや、うまくできない自分への失望など、きっと共感できるポイントがあります。
私が特に入り込めたポイントが文章の若さ。フィクションの女性キャラクターにありがちな、「〜だわ」「〜わね」といった、いかにもな台詞がないので、作中の世界がリアルに感じられるのだと思います。
特別なことは起きませんが、普通に起こる変化にうまく適応できない主人公の生きづらさが、リアルに伝わる1冊です。若い人にこそ読んで欲しいです。
chiyoko_Kさん/20代/女性
【4位】風と共に去りぬ
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | マーガレット ミッチェル |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2015年3月28日 |
価格 | 825円 |
不思議と惹かれてしまうわがまま主人公の魅力が光る
戦時中のアメリカの話ですが、貴族のように暮らしていたスカーレットが没落していき、カツカツの生活の中でも自らの知恵を使い、時にはずるく立ち回りながら強く生きていくというお話です。
主人公のスカーレットはわがままで我の強い性格なので、好き嫌いが分かれる人物ですが、歴史的な勉強にもなりますし、自分が社会の荒波に揉まれると、決して嫌いとは言えなくなります。
不思議に惹かれてしまう、素晴らしい作品です。
いぬねことりさん/30代/女性
【5位】日米開戦
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | トム クランシー |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 1995年11月1日 |
価格 | – |
リアリティのある衝撃のラストが圧巻!
トム・クランシーの「ジャックライアンシリーズ」の内の一つです。1作目の「レッドオクトーバーを追え」から読むと、なお楽しめると思いますが、それぞれの作品単品でも大変満足できる内容となっています。
主人公のライアンだけではなく、様々な人物の視点が描かれており、最終的に一つのラストに進んでいくそれぞれのストーリーは、読んでてハラハラすると同時に「そこに繋がるか〜」と思えて、スッキリしました。
ミリタリー関係についても細かく描写されており、特にスパイ活動に関しては、リアルに描かれた内容は他のスパイものとは違った臨場感を体験させてくれると思います。
そして衝撃のラスト!読んだ当時はそれほど気にせず、「普通に面白かったなあ」で終わりましたが、後に世界的大事件があり、物凄く衝撃を受けたのを覚えています。
ジャックライアンシリーズの入り口として、または単純に面白い作品として、是非読んでいただきたいと思います!
zeke21さん/30代/男性
【6位】少年と犬
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 馳 星周 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2020年5月15日 |
価格 | 1,760円 |
少年と犬のつながりに感動して涙が自然と溢れてしまう
犬を飼育しているので興味を引かれ、読み始めましたが、愛犬と重ねて涙が出ました。
震災で主人と別れてしまった一匹の犬が、楽しい記憶が残る思い出の少年のもとに、はるばる駆け付けると言う作品なのですが、実話かと思うくらい素敵なお話です。
犬は途中、罪を犯した男や一人暮らしの老人の気持ちを癒しながら、気持ちはただひたすら大好きな少年のいる南を目指します。その健気な姿に、まさに犬は神が遣わした宝物だと思わずにはいられませんでした。
少年が犬の思いを受け止めてしっかりと力強く成長する様子が描かれ、元気をもらえました。
cavalier1003さん/50代/女性
【7位】博士の愛した数式
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 小川 洋子 |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2005年11月26日 |
価格 | 649円 |
切なくて優しく、読んでいて胸があたたまる
映画化もされているこの作品。「博士」「数式」とあるので、難しい話なのかなと最初は思いましたが、全然そんな事はなく、どんどん読めてしまいます。
決まった時間しか記憶が持たない博士と、家政婦として出会った女性とその子どものお話です。
なんとも言えない博士の特性のもどかしさと、それに触れて気持ちが変わっていく女性。
家族ではないけれど、彼らの姿にはとても愛を感じられます。切なくて優しく、読んでいて胸があたたまります。
chanakaneneさん/30代/女性
【8位】告白
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 湊 かなえ |
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出版社 | 双葉社 |
発売日 | 2008年8月5日 |
価格 | – |
話は怖いけど大切なことを教えてくれる
登場人物が複数人いて、その人たちそれぞれが孤独や悩みを抱えていることをいろんな角度から描写していて、とても面白い一冊です。
話は怖いけど、大切なことを教えてくれる作品で、幅広い世代に読んでもらえる本になっていると思います。
それぞれの意見が真実なのか、またどう繋がってくるのか、予想しながら読むのも楽しいです。
映画化もされているので、比較してみるのも良いと思います。
ミスラーメンさん/20代/女性
【9位】容疑者Xの献身
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 東野 圭吾 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2008年8月5日 |
価格 | 770円 |
犯人との駆け引きが実に面白く、真実が明らかになったとき、感動と驚きが湧き上がる!
東野圭吾先生の探偵ガリレオシリーズで、直木賞受賞作品です。
シリーズ初の長編小説だけあって、非常に読みごたえがあります。ガリレオが「数学の天才」と評する犯人との駆け引きが実に面白く、小説の世界にのめり込みます。
何故、犯人は犯行を犯したのか。何故、近所の母娘に執拗なまでに指示をしていったのかという伏線も巧みです。
真実が明らかになったとき、感動と驚きがあります。
itohi98さん/50代/男性
【10位】オレたちバブル入行組
- 読み応え度 :
- 物語の満足度:
- 読みやすさ :
著者 | 池井戸 潤 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2007年12月6日 |
価格 | 770円 |
「自分の正義」を貫く主人公の姿勢と実行力にしびれる
ドラマ「半沢直樹」の原作の小説です。ドラマの内容とは少し違う箇所もありますが、面白くってすらすら読めてしまいます。先が気になるけど、ずっと読んでいたいから残りページが減るのが辛いと思いながら読みました。
現代の社会人には絶対に真似出来ない、「自分の正義」を貫く姿勢と実行力が本当に格好良いし憧れます。
そして揺らぐ事なく自分の正義を貫く主人公に周りの人間も惚れ込み、全力で協力する様は心が震えます。こんな社会人人生を送りたかった!
大多数の社会人が会社のやり方に流されてしまう世の中で、誰もが憧れる事をやり通す主人公の姿が人気の秘訣なんだと思います。読み終わった後は爽快で、最高に気分が良いです。
nara88さん/30代/女性
緊迫の戦闘あり、恋愛模様ありと、性別問わず楽しめる
数ある有川浩氏の作品の中でも、私が大好きなのは図書館戦争シリーズです。
まず、登場人物が主要もサブも、みんないいです!堅物朴念仁の堂上教官と、高校時代に助けてもらった図書隊員に憧れて入隊する笠原。読み進めていくうちに、2人の微妙な心の変化や葛藤がよく描かれていて、ついつい感情移入をしてしまいます。
脇をかためる小牧教官や同期の手塚、寮同室の柴崎らとの事件や闘争に立ち向かう姿、プライベートのほっこりしたやりとり、どれも引き込まれます。
また、現実世界には存在していない図書隊ですが、設定が細かく、武器などもリアルです。有川氏は日本の自衛隊を随分と取材されていて、それが基の作品もいくつかあります。故にどこかリアリティがあり、登場人物たちにも親近感をもつのかも知れません。
図書館戦争シリーズはたくさんありますが、一気に読めるくらいにハマると思います。
minatauさん/40代/女性
主人公達のムズキュン展開が初々しくてクセになる
図書館戦争シリーズは、映像化もされた大人気作品ですが、一度読めば大人気な理由がわかります。
行き過ぎた検閲から図書館の自由を守る、図書隊の物語です。図書館と戦争という異なる性質の組み合わせに意外性がありますが、なぜか現実味がある不思議な作品です。
また、堂上教官と郁の二人のデコボココンビの、中々くっつかない焦れったさ、他の物語では無いような胸キュンシーンも素敵です。
この本を読めば、きっと本や大切な人を守りたくなり、続編もすぐに読みたくなります!
nijikaさん/20代/女性