学生ならではの片思いや甘酸っぱい恋愛など、とにかく感動する青春小説を読みたいこともありますよね!
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる感動する青春小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家100人が選ぶ感動する青春小説のおすすめ20選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
好きなところから読めます
感動する青春小説人気ランキング
まずは、感動する青春小説人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家100人が選ぶ感動する青春小説』によると、1位は『風が強く吹いている(13票)』、2位は『砂漠(11票)』、3位は『コインロッカー・ベイビーズ(8票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、感動する青春小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】風が強く吹いている
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 三浦 しをん |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2009/6/27 |
価格 | 1,045円 |
箱根駅伝を目指す主人公たちを思わず応援したくなる!
お正月の風物詩・箱根駅伝がテーマで、最後までハラハラが止まりません。
天才ランナーである主人公は、寄せ集めのメンバーと一緒に出場を目指します。強豪校がひしめくなか、出場するだけでも至難の業。主人公たちは箱根駅伝に出場し、結果を残すことができるのでしょうか。
この小説の魅力は、主人公をはじめとした登場人物一人ひとりの物語がしっかり書き込まれていること。
明るい双子に、漫画オタク。地方出身の神童に留学生・・・箱根駅伝とは無縁そうな彼らが、走ることで何かを得ていく姿に、思わず「頑張れ」と応援せずにいられません。
tomoko42さん/40代/女性
【2位】砂漠
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 伊坂 幸太郎 |
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出版社 | 実業之日本社 |
発売日 | 2017/10/4 |
価格 | 794円 |
会話のセンスが抜群で、こんな青春を味わいたかったと思える
外見も性格も全く異なる同級生4人が、大学入学直後からいろいろな体験をしていきます。
挫折し悩みながら疾走する彼らの姿に、「こんな体験、自分もしたな」とか、「こんな体験を自分もしたかったな」と思う部分があり、青春の良さがちょうど良い感じに描かれています。
些細な言葉のやり取りのセンスが素晴らしく、時々読み返したくなります。
otakasanさん/40代/男性
【3位】コインロッカー・ベイビーズ
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 村上 龍 |
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出版社 | 講談社; 新装版 |
発売日 | 2009/7/15 |
価格 | 1,012円 |
悲哀をまといつつも、希望に向かって進む2人の少年から目が離せない
80年代に、駅のコインロッカーに幼児が置き去りにされる事件が相次ぎました。本作はそんな社会の背景をモチーフにした物語。
主人公の「キク」と「ハシ」は、まだ乳児の頃に駅のコインロッカーで発見されます。その後、孤児院で育ち、小学校入学前に揃って里親に引き取られた2人は、社会の荒波にもまれながら成長していきます。
やがて2人は自分たちを捨てた親、ひいてはそれを取り巻く社会に復讐をしようと決意し、行動を起こしていくことになります。
子供ながらに悲哀をまといつつも、希望に向かって進む2人の少年から最後まで目が離せません。
kohsamuiさん/40代/男性
【4位】ぼくは明日、昨日のきみとデートする
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 七月 隆文 |
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出版社 | 宝島社 |
発売日 | 2014/8/6 |
価格 | 737円 |
相手を思う気持ちだけでなく、時間の大切さを教えてくれる
たまたま出会った主人公と女の子はお互いに惹かれ合いますが、実は彼女にはずっと隠している秘密がありました。
秘密は徐々に明かされていくのですが、この作品はただ相手を思う気持ちだけでなく、時間の大切さを教えてくれる青春時代に持って来いのストーリーだと思います。
特に彼女が別れる度に何故涙を流すのかが、最初は不思議で仕方ありませんでした。
しかしその理由を知ってから再度見直すと、より感情移入しやすく、見るたびに感動します。
smile_1さん/20代/女性
【5位】君の膵臓をたべたい
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 住野 よる |
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出版社 | 双葉社 |
発売日 | 2017/4/27 |
価格 | 734円 |
独自の世界観で描かれた純愛ストーリーに引き込まれる
青春小説でなんといっても外せない作品といえば、「君の膵臓をたべたい」だと思います。
ヒット作をたくさん執筆している住野よる先生のデビュー作で、読んだことがない方は絶対読むべきです!住野先生ならではの世界観の作り方で、気付けば引き込まれて読破してしまうことでしょう。
主人公に対しての桜良の態度は、簡単な言葉では表せないような深い感情が渦巻いているように感じます。
今の言葉で言うなら「エモい」がピッタリ当てはまる作品で、映画化もされているのでぜひ読んでみてください。
azu_m1さん/30代/女性
【6位】恋空
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 美嘉 |
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出版社 | スターツ出版 |
発売日 | 2006/10/17 |
価格 | 1,880円 |
感動し、学生生活を思い起こさせる
作者の実話とされていて、ドラマ・映画・漫画にもなった有名な小説です。
高校生の男女がさまざな壁を越えていく話ですが、最後は彼氏の闘病という重いテーマになっています。
ケータイ小説として人気を博し、特に女子高生達の共感を呼びました。
今でも読むと感動するし、当時の学生生活も思い出します。
みゆん。さん/20代/女性
【7位】夜のピクニック
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 恩田 陸 |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2006/9/7 |
価格 | 825円 |
単純な行事の中に、青春が凝縮されている!
全校生徒が夜通し歩く学校行事「歩行祭」。たった一日の話なのですが、その行事の中に驚くほど「青春」が網羅されています。
恋愛、友情、家庭の悩み、色々なテーマが扱われているのですが、全体としてとても爽やかです!
読み終えると、「私の青春もこうであってほしかった…」と感じて、しばし夢の中にひたってしまう物語でした。
是非、青春を取り戻したい方に読んでいただきたいです。
T_Onoさん/30代/女性
【8位】氷菓
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 米澤 穂信 |
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出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2001/10/28 |
価格 | 572円 |
青春だからこその悩みや葛藤、成長が甘酸っぱい
「氷菓」は米澤穂信さんの古典部シリーズの1作目であり、同作品はアニメ化もされています。
「やらなくてよいことはなるべくしない、やらなければならないことは手短に」がモットーの、人生省エネモードの折木奉太郎と、好奇心旺盛で「私、気になります!」が口癖の少女・千反田えるのコンビを中心に、身の回りで起こるちょっと不思議な出来事を解決していく物語です。
物語自体は謎解きがメインですが、人が死なないのが大きなポイントで、「推理はともかく、暴力的な作品はちょっと…」という人も安心して読むことができます。
また、高校生だからこその悩みや葛藤、主人公達が少しずつ距離を縮めていく様子などが初々しくて、大人になってから読むと甘酸っぱくまぶしく映ります。
black86118861188さん/30代/女性
【9位】DIVE!!
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 森 絵都 |
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出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2006/5/26 |
価格 | 691円 |
何かひとつのことに打ち込むことの大切さと、仲間のありがたさがわかる
感動の種類にもいろいろありますが、『リアルさ』『臨場感』『読みごたえ』『読後の満足感』を得たいなら、「DIVE!!」をおススメします。
中学生の知季、高校生の要一と飛沫が、『高飛び込み』でオリンピックを目指す物語です。
知季は、小学生の頃から高飛び込みを何となく続けていて、彼女とも何となく付き合っているごく普通の中学生ですが、実は高飛び込みにとても重要な『ダイヤモンドの瞳』を持っています。
何かひとつのことに打ち込むことの大切さと、友人やライバルがいることのありがたさがわかる、さわやかでリアルな青春物語です。
紫歌さん/40代/女性
【10位】サマーウォーズ
- 読みやすさ:
- 感動要素:
- 青春要素:
著者 | 岩井 恭平 |
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出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2009/7/25 |
価格 | 616円 |
色々な要素がつまっていて夢中になって見る事が出来る
舞台は近未来の日本。数学しか取り柄のない主人公が、憧れの先輩女子の実家へ行くことになり、先輩の大家族と協力してインターネット世界にいる暴走AIを倒す作戦を練ることになります。
とんでもないスケールで展開される危機的な状況で、主人公と先輩との青春が始まっていきます。ハラハラドキドキの連続で落ち着きませんが、ほろりとさせられる部分もあり、とても読みやすい内容になっていると思います。
インターネットをあまり理解できない方は、世界観がわかりやすく描写されているアニメを見るといいかもしれません。
色々な要素がつまっていて夢中になって見る事が出来、中学生、高校生、大人にもおススメな作品だと思います!
cbkotoniさん/30代/男性
大学生の疾走感が清々しい
友人が薦めてくれた本です。普段は手に取る事のないジャンルなので、あまり期待せず軽い気持ちで読み始めましたが、一気に読み切りました。
寄せ集めのメンバー、しかも個性豊かな素人ぞろいの面子で箱根駅伝を目指す大学生の疾走感が清々しく、「若いって素晴らしいなぁ」と思わされます。
目指した目標に向かって、ただひたすら前に進む。己との戦い・仲間との絆。
「走る」ということがこれほどまで熱く感動的であり、人生観を変えるものであるのかと心を打たれます。
epiderizさん/40代/女性
箱根駅伝を目指す大学生の青春、個性的なキャラクター達が魅力的!
無名の大学陸上部が、箱根駅伝を目指す青春小説です。
魅力的なのは個性的なキャラクターたちで、それぞれに悩みや葛藤を抱きながらも、走ることを通じて自分と向き合っていく姿に感動します。
大会のシーンでは疾走感が気持ちよく、ページをめくる手が止まりませんでした。
若者が何かに打ち込み努力する姿は、本当にまぶしく見えますね。大人に読んでほしい青春小説です!
ayu33tohさん/30代/女性