謎が謎を呼ぶミステリー要素があり、かつ時代背景や歴史の勉強にもなるような歴史ミステリー小説を読みたい時もありますよね!
誰もが知る名作から隠れた名作など、ミステリー好きが実際に読んでおすすめできる歴史ミステリー小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家500人が選ぶおすすめ歴史ミステリー小説25選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
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おすすめの歴史ミステリー小説人気ランキング
まずは、おすすめの歴史ミステリー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの歴史ミステリー小説』によると、1位は『ダ・ヴィンチ・コード(137票)』、2位は『プリンセス・トヨトミ(52票)』、3位は『しゃばけ(50票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、おすすめの歴史ミステリー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】ダ・ヴィンチ・コード
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | ダン・ブラウン |
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出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2006年3月10日 |
価格 | 660円 |
歴史的な絵画や建物も勉強になるし、ラストに繋がる謎解きが見事!
ミステリー小説では、ダ・ヴィンチ・コードがおすすめです。
史実と空想が織り混ぜられていて、読んでいくうちにドンドンその世界観にハマっていきます。
レオナルド・ダ・ヴィンチに関わるミステリーということで、歴史的な絵画や建物も勉強になるし、ラストに繋がる謎解きは流石の一言でした。
物語が急展開していくので、観ていて飽きることはなく、あっという間に読んでしまう小説です。
gen2654さん/40代/男性
【2位】プリンセス・トヨトミ
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 万城目 学 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2011年4月8日 |
価格 | 869円 |
誰もが知る豊臣秀吉とその子孫の話なので、物語に入って行きやすい
フィクションも入っていますが、歴史ミステリーとしてはおすすめの本です。
現代ベースの物語ですが、豊臣秀吉の子孫が生きていた?というミステリー中心で話は進みます。
大阪人はやはり、大阪城と豊臣には思い入れのある人が多く、その辺にも「もしかしたら本当なのかも?」というリアリティも感じてしまいます。
歴史上の登場人物はよく知っている人ばかりなので、歴史に疎い人でも読み進めやすいです。
mei14_cwさん/30代/女性
【3位】しゃばけ
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 畠中恵 |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2004年4月1日 |
価格 | ¥1,540円 |
主人公と化け物たちとの絆にほっこりする
「ミステリー小説って、人が死んじゃったり血が流れたりして、少し苦手…」そんな方にもおすすめのミステリー小説です!
本作は、主人公の一太郎(国内有数の薬屋の一人息子)が、家に出没する様々な妖怪たちとともに、江戸で起こる事件の謎を解き明かしていくというファンタジー小説です。
作品のポイントは何と言っても、一太郎と妖怪たちの絆と、ほっこり温かいエピソード。
小学生や中学生にもおすすめの、心温まるストーリーにぜひ癒されてください。
mie1218さん/20代/女性
【4位】時の娘
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | ジョセフィン・テイ |
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出版社 | 早川書房 |
発売日 | 1977年6月30日 |
価格 | 880円 |
「極悪非道のリチャード三世」の冤罪を暴く20世紀の刑事の推理が面白い
アームチェア・ディテクティブの代表作です。
まず、シェイクスピアで悪の権化のように描かれた、イングランド王・リチャード三世について、1人の男が違和感を持ち捜査に当たる事から始まります。
しかし彼は20世紀を生きる警察官で、しかも入院中なのです。怪我で入院し退屈している彼に、友人たちが差し入れてくれた本を読んだことから始まる物語です。
プロの捜査員が見た肖像画のリチャード三世は、謹厳実直。多くの史料をベッドの上で照合し、歴史に意図的に埋められた真相に迫る名作です。
xsdxx924steamさん/40代/女性
【5位】のぼうの城
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 和田竜 |
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出版社 | 小学館 |
発売日 | 2010年10月6日 |
価格 | 503円 |
とにかく面白い城主が魅力
映像化もされていますが、小説を読んでみるとまたちがった魅力があり、楽しみを見つけられる作品でした。
人から好かれる城主が魅力的で、読んでいてとても好ましいです。
話が進むにつれて、彼の切れ者である一面や、度胸など様々な魅力が出てきて、どんどん読み進めたくなります。
kananabekoさん/30代/女性
【6位】逆説の日本史
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 井沢 元彦 |
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出版社 | 小学館; 第9版 |
発売日 | 1997年12月5日 |
価格 | 1,001円 |
日本の歴史を逆の視点から解説していて面白い
学校で習う歴史では、起きた出来事を主に習うと思います。「何年に〇〇城ができた」とか、「何年に〇〇幕府が設立された」とか。
でも、この「逆説の日本史」は、その出来事が「なぜ」起こったのかに焦点をあてています。
さらに、常識の範囲外からの視点で語られていて、それが凄く面白いです。
学校でこのような習い方をしていたら、歴史大好きになっていたと思います。
なつcrowdさん/40代/女性
【7位】天使と悪魔
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | ダン・ブラウン |
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出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2006年6月8日 |
価格 | 704円 |
読みながらカトリックの歴史、ローマの美術史などを知ることができる
ダン・ブラウン著「天使と悪魔」をおすすめします。
ローマ、ヴァチカンの建築物や美術品などを辿りながらストーリーが展開するので、読みながらカトリックの歴史、ローマの美術史などを知ることができます。
宗教、科学、芸術、歴史、謎解き・・・頭脳フル回転で読みたい人におすすめです。
hirohide0603さん/40代/男性
【8位】影武者徳川家康
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 隆 慶一郎 |
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出版社 | 新潮社; 改版 |
発売日 | 1993年8月31日 |
価格 | 935円 |
驚愕の視点転換だが、信憑性があるため引き込まれる
徳川家康は影武者だったという、驚きの発想。でも、読んでみると確かに、家康はある時点から人が変わったようになります。
小さい頃から人に従順だったのが、強烈なリーダーシップを発揮する人になるので、「これは影武者説も信憑性があるなあ」と納得してしまうようなロジックがあります。
なので、劇画やコミックのような奇想天外ではなく、真の歴史小説を読んでいる気分で最後まで一気に読み進むことができます。
ワーズ&クラフツさん/50代/男性
【9位】君の名残を
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 浅倉 卓弥 |
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出版社 | 宝島社 |
発売日 | 2004年6月15日 |
価格 | – |
面白く日本の歴史を勉強出来る
主人公の3人の高校生が、平安時代末期にタイムスリップしてしまいます。
実在した歴史人物の生活に主人公目線でフォーカスした内容となっていて、読みやすいです。
かなり長編ですが、面白く日本の歴史を勉強出来る小説だと思います!
papillon.kobeさん/20代/男性
【10位】伏 贋作・里見八犬伝
- 読み応え度 :
- 歴史要素 :
- ミステリー要素:
著者 | 桜庭 一樹 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 2012年9月10日 |
価格 | ¥1,880円 |
江戸で起こる凄惨な事件に関わる謎がじわじわと明らかになるのがハマる
私は恥ずかしながら『里見八犬伝』をよく知りません。ですが、そんな私でもこちらは楽しめました。歴史なんてわからなくても大丈夫です。
ある兄妹が、江戸で起こる事件に関わる、正体不明の『伏』という生き物を追っていくうちに、『伏』とは何かの核心に迫るお話しです。
歴史小説にあるような、解りづらい言い回しも少ないので、初めて読むのにぴったりな一冊です。
sallys3さん/20代/女性
緊迫感のあるサスペンス要素も強く、最後までハラハラする
トム・ハンクス主演で映画化もされた、有名な歴史ミステリーです。
誰でも何となく見たことがある「最後の晩餐」の絵画に隠された秘密は、歴史好きでなくとも、思わず「そうなんだ!」と感じさせるリアリティがあり、感動します。
純粋にミステリーとしても楽しめますが、緊迫感のあるサスペンス要素も強く、最後までハラハラするのは、流石ベストセラーになるだけのことはあります。
一読の価値があると思います。
mizuraさん/40代/男性
映画にもなった作品で情景が浮かびやすく、歴史ミステリー入門にはもってこいの作品
私はダン・ブラウン作の「ダ・ヴィンチ・コード」がおすすめです。
映画にもなった作品ですが、小説で読むことによって情景をもっと深く想像することができると思います。
この作品は少し怖い部分もありますが、ただ史実を伝えているわけではなく、ドラマ的に物語が進んでいくので、歴史ミステリーを初めて読む方にはとてもおすすめだと思います。
01231218kさん/20代/女性
いくつもの要素がテンポよく同時進行していく様は、映画よりさらに面白い
歴史ミステリーの中でも、「イエス・キリスト」の謎に挑んだ話題作。
世界中で賛否両論ありましたが、本線といくつかのサイドストーリーがラストに向けてテンポよく同時進行していく様は、映画よりさらに面白く、まったく飽きさせません。
派手な戦闘や逃走劇の合間に、歴史や美術や観光名所も出てきて、読んだ後はフランスやイギリスに行って、主人公ラングドンの足跡と歴史の名残りを旅したくなります。
7raikkoさん/30代/女性
歴史とミステリーの両方を楽しめる
ルーヴル美術館のソニエール館長が、異様な死体となって発見されます。
彼の死体があった場所が、ダ・ヴィンチの名画の前だったので、地元警察の捜査が入るのが特徴になっています。
ソニエール館長の孫娘が現場に駆け付けますが、祖父が自分にだけわかる暗号を書いていたのがカギになっていたりします。
高度な謎解きも加わって、歴史とミステリーの両方を楽しめる作品です。
mokomi27さん/50代/女性