トラウマで彼氏を信用できない…女性100人が実践した対処法17選 | 2ページ目

【1位】恋人に執着しない・距離を取る

恋人に執着しない・距離を取る

自分から立ち去る

私は別の異性との間でトラウマができた場合、新しい恋人に対しても疑いを持ってしまうことがあります。特にトラウマの原因になった相手と似ているタイプに対しては、疑いの目で見てしまうのです。そして、その根拠を見つけて「ほら」と証明しようとしてしまいます。

ずっと不信感に凝り固まっていたのですが、ある時、本当はどういう在り方を望んでいるのかということを考えてみました。すでに自分の中で答えは出ていましたが、「二度と辛い思いはしたくない…でもせっかく付き合っている恋人と別れるのは…」と葛藤しながら、境界線を引いていたのです。

そんな苦しみから解放されるために、私は相手と距離を取るようにしました。自分から立ち去るようにしたのです。すると、心の居場所が自分らしい位置まで戻ることができました。

30代後半/自営業/女性

最終的には別れる

20代の時に付き合っていた彼は、元カノの相談にのっていたり、他の女性と飲みに行ったりしている人でしたが、私には「浮気はしていない、ただの友達だ」と言っていました。しかし、実際にはどれも浮気でした。

一度目は許そうと思いましたが、二度目は彼の部屋で事の最中に鉢合わせしてしまったので、お別れしました。

「もう二度と二人で会ったりしない」と口では何度も謝っていましたが、一度浮気する人は何度でもするのだと学びました。

付き合っている人がいても、隠れて他の女性と二人で会う人は信用出来ません。もっと早く別れれば良かったと今でも思います。

50代前半/不動産・建設系/女性

浮気する

元彼とはマッチングアプリで出会いましたが、お付き合いを始めたのをきっかけに、お互いのマッチングアプリを消しました。当初は仲良くしていましたが、付き合う日が長くなるにつれ、段々と彼の返事が遅くなり始め、不安になりました。

ある日、デートで彼の家に行った際、洗面所に女性の化粧品が置いてあるのを発見。さらに、スマホの通知で別の女性からハートを含むLINEが来ているのを見ました。浮気されていたんだ…とショックな気持ちになりました。

後々知ったのですが、彼は私と出会ったのとは別のマッチングアプリを入れており、そこで別の人と会って仲良くなったのだと思われます。

対処法として私もマッチングアプリを入れ、別の人を探し始めました。初めは悲しい気持ちでしたが、色んな人と出会ううちに感情は薄れ、彼のことなどどうでも良くなりました。

20代前半/医療・福祉系/女性

少し距離を置いて、ゆっくりと関係を深めていく

本来トラウマとは体の自己防衛機能です。トラウマの種類にもよりますが、あなたはなぜ信用できない事を悩んでいるのでしょうか?「恋人に対して申し訳ない」「トラウマが蘇って安心できない」のどちらかの方が多いと思います。

前者であれば簡単で、申し訳ないと思う必要はないのです。どこまで相手を信用しているかは、言葉にしないと他人は分かりません。ですので、相手に嫌な思いをさせない程度であれば、そのままでいいのです。

後者の「トラウマが蘇って安心できない」方が心配です。よくあるのは、恋人の浮気が心配でスマホチェックを止められない現象です。これは一度やり始めると一生安心することはできません。証拠が見つからなくても「他に隠しているかも…」と思ってしまうし、証拠があればそれも辛いですよね。

浮気に限らずですが、トラウマに支配されて苦しい場合は、無理に恋人でいる必要はないと思います。もう少し距離を置いて、ゆっくりと関係を深めていく方がトラウマに苦しんでいる方にとって安心です。現代は急速に人間関係を縮めることができるので、あなたの心はそれに付いていけていないだけだと思います。自分の体と相談しながら、時間をかけて絆を深めていけば少しずつ解消されていくはずです。

30代後半/自営業/女性

本当に信頼できるまでは自分について明かしすぎない

付き合い始めの頃、元カレに親が所有しているという別荘に連れて行ってもらったことがあります。そんな人は初めてだったため、私は少し浮かれていましたが、付き合いが進むうちにとんでもない事実が発覚しました。

その別荘は親名義ではあるのですが、彼の両親は無職で、ローンは彼が支払っていました。そして今住んでいる家は借家とのこと。別荘はご両親の夢だったそうですが、彼は非正規雇用でローン返済も厳しい様子。それなのに、なぜ借金してまで別荘を購入するのか理解できず、愕然としました。

また、彼は正社員である私の収入を当てにしていたようで、「結婚したら両親と同居して欲しい」と言われましたが、付き合いきれないと思い、お別れしました。ここまで金銭感覚が違う相手と付き合ってしまったことと、金づるのような扱いをされたことがトラウマになりました。

それ以来、恋人が出来ても本当に信頼できるまでは「非正規雇用です」と言うことにしていました。

50代前半/公務員・教育系/女性

相手に期待しない・理想と違うなら別れる

元彼はケチで、金銭的な価値観が合いませんでした。私が少し稼ぎが良いこともあってか、結果的に私が多く払うことが増え、お会計で嫌な思いをしたので話し合いを求めましたが、誤魔化されてばかりで会話にならなかったためお別れしました。

次にお付き合いをする人は、金銭的な価値観が合う人がいいなと思っていた時、出会った人がいました。お付き合いをする前は常に振る舞いが紳士で優しく、お会計も私がお手洗いに行っている間に済ませてくれるような理想的な人でした。ですが、付き合って少し経つと私の給料のことまで探られ、自分より給料が高いことを知ると、彼は財布を出すのを渋るようになりました。ここでもまた、金銭面で嫌な思いをしたため、適当な理由を述べてお別れをしました。

正直、お金関係のことを話し合うとなると、提案する側も大変苦痛ですし、どう伝えたところで相手のプライドを傷つける上、「お金目当ての女」と解釈されてしまうため、お金を理由に改善してほしい・別れたいとは言えません。

私の場合、お金関係で揉めた際は、相手に期待しないか別れるかしかないと思っています。あるいは、そもそも自分より年収の低い人とはお付き合いをしないというのも手だと思います。

20代後半/IT・通信系/女性

【2位】俯瞰的に考える・視点を変える

俯瞰的に考える・視点を変える

なぜ信用できないのか、トラウマ以外の理由を探してみる

過去の出来事を理由に今を否定してはいけません。まずは、アドラーの心理学「嫌われる勇気」を読んでみましょう。「トラウマは存在しない」と考え、現在と過去を分離することが大事です。

次に、自分は本当にトラウマで恋人を信用できないのかを考えましょう。きっとその答えは違ってくるはずです。過去の出来事であるトラウマが恋人を信用させてくれないのではなく、自分が端からその恋人を信用していないだけです。

では、なぜ信用できないのか、トラウマ以外の理由を探してみましょう。恋人が信用できないような行動をとっているのか、何かあった時に自分に言い訳したいのか等、いろいろなことが見えてくると思います。

人は他人や過去に責任を取らせたがります。しかしそれではいつまで経っても問題を克服できません。自分と向き合って、自責精神を作り出しましょう。

20代前半/学生/女性

何があっても死ぬわけではないという意気込み

私は男運が無く、何度も相手の浮気が原因で別れていました。こうも何度も繰り返されると、新しい人と出会っても「この人も浮気をして私から離れていくのかもしれない」と考えてしまい、恋愛に臆病になっていました。

過去、一番長く付き合った彼氏には、4年間のうち2年間も浮気をされていて、これが大きなトラウマになっていました。

現在、私は結婚をして10年経ちました。今の夫に「付き合ってほしい」と言われた時、またこの人も…なんて思いました。でも、初対面で意気投合したこと、第一印象が良かったことから、自分を信じて付き合ってみることにしました。「何があっても死ぬわけじゃない!結婚はできないかもしれないけど、死ぬよりまし!生きてればまたいい人に出会える!」そんな気持ちでした。

結果、10年一緒にいられる人に巡り合えました。失敗を恐れず、前に進む気持ちが大切だと思っています。

30代後半/商社系/女性

この世界は仮想現実だと思ってみる

昔の恋人に浮気をされたトラウマから、ついつい今の彼も浮気しているのでは…?と、ちょっとした事で疑ってしまうんですよね。そして疑い出すとキリがないと言いますか、全てが怪しく見えてくるんです。

そんな時、私はそもそもこの世界が仮想現実だと思うことにしています。そう思うと、彼が浮気をしていようがいまいがどうでもいい事だと思えるようになりました(笑)

本当のことが何なのかわからないのに、ネガティブに考えるのをやめてみたんです。

考え方を変えただけで、心が晴れやかになり、ギクシャクしていた彼との関係も元通りになりました。

30代後半/自営業/女性

もし自分が逆の立場だったらと考えてみる

私は旦那を信用できません。計画性がなく、ギャンブルで多額の借金があったことを隠していたのです。

別れるという考えはありませんが、今でも金銭面では信用できません。

当初は失望して見捨てようかと言う気持ちにもなりましたが、もし私が逆の立場だったら・・・と考えてみたら、きっと自分も黙っていただろうなと思いました。それに、その事を隠しながら生活するのは心苦しかったろうと考えると、可哀想になりました。

今は相手に求めず、「自分は彼を信用する。信用している」と思い込むようにしています。その方が、楽しく過ごせる気がします。

30代後半/自営業/女性