【1位】強い口調で反撃・自覚を促す
最初は耐え、最後に怒鳴り返す
元彼の話です。付き合う前はとにかく毎日「ほんと可愛い!」「めっちゃ好き」とベタベタしてくるくらい言ってくれたのに、付き合って1ヶ月経つ頃からだんだんとLINEも口数も少なくなって冷たくなってきました。仕事が大変みたいで、そのストレスで私に対する態度も酷くなり、デートの度に「疲れてるところを時間割いてやってる」とか恩着せがましいことを言うようになりました。
お泊まりの日にたまたま生理だった時も「だったら最初に言ってよ。何も出来ないならリスケした方がよかったじゃん」なんて言われて、頭に来たこともあります。最初のうちは彼を怒らせないように、「時間作ってくれてありがとうね」となだめていたのですが、それもすぐに限界に。
とあるカフェで堪忍袋の緒が切れて、「私はお前のストレス発散の道具じゃねえんだよ!会う度に悪態ついてモラハラでしょ?相手のこと大事に出来ねえような奴に恋人作る資格はない!」とまるでドラマのように怒鳴り返してやりました。周りに他のお客さんもいたのでかなり目立ちましたが、彼は今まで見たことないくらいオドオドした様子で謝ってきました。
別れを告げられる恐れもある一か八かの行為ですが、モラハラ男は思い切らないと自分の悪に気づかないので、やって良かったと思っています。
30代前半/専門コンサル系/女性
同じような言葉遣いで話す
出会った時の彼は丁寧な言葉遣いで好印象でしたが、お互いの両親に紹介して付き合いが安定してきてから、段々と言葉遣いが乱暴になっていきました。“お前・ふざけんなよ・クソが”と言うように、些細な言葉遣いではありますが、日常的に聴いていると気持ちのいいものでは無いと感じました。
そこで私も、彼と同じ言葉遣いで話すことにしました。彼に「お前さー」と言われれば、私も「お前もな!」と返事をし、彼が「クソが!」と言うと私も「マジでクソだね!本当にクソでしかない!」と返します。
やがて彼は私の汚い言葉遣いが気になり始めたようで、「その言葉遣いやめた方がいいよ?」と言うようになりました。それに対し、私が「お前も言葉遣い汚いから、気を付けた方がいいな!」と返していたら、彼の言葉が丁寧な感じに戻っていきました。
本当はこんなやり方は避けたかったのですが、「その言葉遣いやめて?」と言っても聞いてくれないので、仕方なくこのように対処していました。彼にも同じように実感してもらうことで改善されるので、一定の効果を感じています。
30代後半/専業主婦/女性
相手の真似をして言い返す
ゲームに熱中してしまう彼は、夜中であろうが子供が寝ていようが、大きな声で「しね!」「クソ!」等、聞くに堪えない暴言を吐きます。
うるさいしイライラするから、「静かにして欲しい」とお願いすると、「黙っとけ!お前のせいで(集中が途切れたから、ゲーム内の自分が)殺された!」とおかしな事を言い出すのです。それが何度も続き、私も我慢の限界が来ました。
そこで私も彼の真似をして、大きな声でいちいち暴言を吐くようにしました。すると彼が、「何イライラしてんの?文句言い過ぎ」と言うので、「お前の真似だよ!!お前のせいで失敗した!」と言い返してやりました。これに彼はドン引きし、ようやく自分の言動のヤバさに思い至ったようで、謝罪をしてきました。
決して良いやり方ではないですが、自分がしていることが客観視できたのではないかと思います。
20代前半/医療・福祉系/女性
【2位】熱くならず、冷静に対処する
丁寧な口調でゆっくりおうむ返しする
彼は基本的に穏やかですが、やや口調が強い時があります。
彼が強い気持ちになっている時は、冷静になって考えられていない時なので、私は言われたことを丁寧な口調でゆっくりおうむ返しするようにしています。そうすることで、彼も「自分が相手に対して何を言ったのか、どんな気持ちで言ったのか」を内省できるからです。
私は医療の仕事をしていますが、おうむ返しはどの患者様にも意外と効果があるものです。ある意味、彼にはこっそり練習台になってもらっています(笑)
おうむ返しの効果は覿面で、聞いた彼は「あれ?今そんなこと言っていた?」とかなり冷静になって判断できるようです。嫌なこと、気をつけてもらいたいことはすぐに解決できるのが、円満の秘訣だと思います。
30代前半/医療・福祉系/女性
冷静に対応する!
私は元々口下手なので、彼に暴言を吐かれた時には何も言い返せず、後から沸々と言い返したい言葉が頭に浮かんできて悔しい思いを沢山しました。
しかし、言われるがままは相手を付け上がらせるだけだ!と思い、言い返す言葉を日頃から頭の中で反復して練習するようになりました。日頃のちょっとした嫌な言動を心に留めておき、「次、このような事があればこう言おう」と思うようになりました。
そしてこの言葉はスルー出来ない!というようなひどい事を言われた時には、冷静に淡々と正論を唱えるようにしたら、相手にも思いが通じたようで徐々に暴言を吐かれる事は減っていきました。
相手と同じ熱量で暴言を吐き合うと、どんどんヒートアップしてしまうだけだと思うので、冷静になる事が大事だと感じました。
20代後半/不動産・建設系/女性
自分の気持ちをきちんと言葉にして相手に伝える!
付き合った当初は、色々と気配りができる優しさが魅力の彼だったのですが、同棲するようになってから不注意でだらしないところが見えてきました。たまに忘れてしまったのであれば仕方ないと割り切れるのですが、何度伝えてもその頻度は減らない上に、私が注意すると「そんな細かいこと言わないで」「やろうと思っていた」と言い訳をしてくるようになりました。
ある日、「同じことを何回も言わせないで、少しは自分で意識して欲しい」と伝えたところ、「うるさい」と暴言を吐かれてしまいました。一瞬ドキッとしましたが、私は負けずに「電気を消し忘れたら電気代もかかる。鍵を閉めなかったら無用心で、もし不審者が入ってきたら危ない目に遭うかもしれないよ」と事の重大性をきちんと説明しました。すると、彼は少し考えて「確かにそうだね、ごめんね」と言ってくれました。
感情的になった相手から多少暴言を吐かれても、自分が正しいと思っていることはきちんと言葉に出して伝えることが大切だと思いました。
また、意識しても直らないことは、本人もその意味や重要性を理解していないということなので、丁寧に説明してあげると効果があるかも知れません。これはこれからも意識したいと思っています。
30代前半/IT・通信系/女性