【1位】理由を訊く・原因を突き止める
気分を害さないよう本人に確認する
彼女と付き合って1~2ヶ月経った頃、喧嘩のような口論をすることが度々ありました。私は嫌な雰囲気が続くのが嫌だったので、一刻も早く事態を収拾するべく、適当なタイミングで折れたり、とにかく彼女を納得させることを意識して話すようにしていました。しかしその後も、同じようなことで何度も口論になっていました。
私は何が原因なのか考えたのですが、答えが見つからなかったので、彼女の気分を害さぬよう聞いてみました。すると彼女は、「いつも適当にあしらわれる感じがする。喧嘩をしてる時もあなたはちゃんと話し合おうとしないので、解決しないのが気になっていた」と言いました。
私は喧嘩を終わらせようと逸るあまり、彼女の気持ちを無視していることに気がつき、反省しました。
どんな状況でも、お互いの意見を出し合うことが良い関係を築く為に大事だと実感しました。
30代後半/サービス系/男性
すぐに理由を聞く
年上の人と付き合った時、私は毎日でも会いたかったのですが、相手は素っ気なかったです。その時は悲しくてたまらなかったけど、何も出来ずに合わせるしかありませんでした。今思うと、自分が子どもだったんだろうなと思います。
彼女と別れることになり、理由を聞いてみたところ「〇〇くんと会いたいとは思っていたけど、自分の時間も欲しかったから、そこは恋愛とは分けていた」と言われました。彼女が素っ気ないと感じたタイミングですぐに理由を聞けていれば、2人の中で何らかの話し合いができたのではないかなと思います。
恋愛は、相手に合わせすぎるのも自分中心になるのも間違っていると思うので、話し合いがとても大事だと思っています。
20代後半/メーカー系/男性
とにかく気になる点について聞いてみる
恋人とは10歳以上も歳が離れており、相手が要望すること(〇〇が欲しい、〇〇が食べたい等)にはすべて応えてきました。しかし、いくら私が尽くしても相手は非常に冷淡で、笑顔どころか「ごちそうさま」も「ありがとう」も言いません。素っ気ない態度が続き、こちらも会う度に気持ちが冷めていきました。
ある時、思い切って、「自分は君に喜んでもらえたらと思って頑張っているつもりだけど、君は全然うれしそうじゃないね」と言ってみました。彼女が「そんなことないよ」と言うので、「じゃあ、なぜありがとうもごちそうさまも言ってくれないの?」と聞いてみたところ、少し俯いたまま黙ってしまいました。
もうこのままお別れだなと思い、別れの言葉を口にしようとした時、彼女は自分の生い立ちについて話してくれました。曰く、彼女の両親は離婚し、ずっと父親と一緒に暮らしていたのですが、すべて父親の言いなりで自分の思ったことは言えなかったそうです。「余計なリアクションをしないのが習い性になってて、人に何かをしてもらってもどう反応すればいいのかわからなかった」とのこと。
それを理解した上で、私は彼女が少しでも自分の思ったことを言えるような雰囲気作りをしています。
30代前半/公務員・教育系/男性
【2位】価値観の擦り合わせを行う
相手側がどのくらいの距離感でいたいかを聞く
そっけない態度が「素」という彼女の場合、それ以上を望んでもお互いが疲れるだけで、長く付き合うことは難しくなってしまうと思います。
長く付き合うことを前提にお付き合いを始めたのであれば、どのくらいの距離感でいたいかをズバリ聞いてみることをおすすめします。
「そっけないよね?」と聞くよりも、「良い距離感って、どんなだと思う?」と聞いた方が、相手とより建設的な話ができると思いますし、そこで感じた距離感が自分と合わないのであれば、見切りをつけるきっかけにもなると思います。
「素」の彼女との距離が合うのならば、常に盛り上がらなくても、彼女の一人の時間やあなた以外のことを考えている時間も大切にして、良い距離をとることで長く深くお付き合いをすることができるのではないでしょうか?
40代後半/流通・小売系/男性