【パパママ別】3歳の子育てを乗り越えるコツは?経験者に聞いた

子育て 3 歳

「3歳の子育てがしんどい…つらい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「子供に寄り添う・向き合う」や「今だけだと温かく見守る」が挙げられますが、同じ経験を持つパパやママが実際に対処した方法や3歳児を乗り越えた体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた3歳の子育てを上手に乗り越えるコツやポイントランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法53選をご紹介しています。

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【パパママ別】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント

順位 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
ママ パパ
1位 子供に寄り添う・向き合う 子供に寄り添う・向き合う
2位 今だけだと温かく見守る 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
3位 親の心身を健やかに保つこと しつけも忘れない
4位 適度に気を抜く・無理しない 今だけだと温かく見守る
5位 ハグする・愛情表現をする 適度に気を抜く・無理しない
6位 褒めて伸ばす・やる気を尊重する

まずは、パパママ別の3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、ママ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、パパ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントをご紹介していきます。

【ママ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントランキング

順位 割合 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 41% 子供に寄り添う・向き合う
2位 16% 今だけだと温かく見守る
3位 13% 親の心身を健やかに保つこと
4位 10% 適度に気を抜く・無理しない
5位 7% ハグする・愛情表現をする
6位 6% 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、1位は『子供に寄り添う・向き合う』、2位は『今だけだと温かく見守る』、3位は『親の心身を健やかに保つこと』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供に寄り添う・向き合う』が約41%、2位の『今だけだと温かく見守る』が約16%、3位の『親の心身を健やかに保つこと』が約13%となっており、1~3位で約70%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント39選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|子供に寄り添う・向き合う

子供に寄り添う・向き合う

癇癪を起こしたらまず共感してあげること

2歳後半から始まった我が子のイヤイヤ期ですが、事前にネットやインスタなどで調べて「どのように接したらこちらもイライラしないで済むか」と考えていました。

その結果、「共感してあげること」が1番スムーズだったと思います。例えば「青いパジャマがよかった!洗うのやだ!」と癇癪を起こしたら『青いのがよかったんだね、嫌だよね』と共感すると「うん、やだ」と少し収まります。

その後に『青いパジャマはきれいになって〇〇くんのところに帰ってくるから待とうか』と話すと「うん!」と納得してくれました。

共感は大事なことなんだなぁと思った瞬間でした。

30代前半/男の子1人/女性

ちゃんと話して、お互いに理解し納得するようにした

本人が「どうしてもこれが欲しい!」と言って聞かない時って、絶対ありますよね?そんな時は、「何でそれが欲しいのか、こっちではなくてなぜそれなのか」と言った理由を話させるようにしました。

そうすることで、「考えてみたら、やっぱりいらないや!」となることもありますが、「どうしても欲しい」と主張することもあるので、第一段階の選別は終わりです。

あとは、親として金額の問題がありますよね(笑)?買いたくない場合は、親も「欲しいのはわかったけど、今お金がないから買えないんだ」と正直に理由を話し、諦めて貰うのです。

そこで子供も諦めれば、一時的な欲しいものだったというわけですし、家に帰ってもずっと言い続けていれば本当に欲しいものなのだから、きっと大切にするはずなので、何かの機会に買ってあげたりしました。

30代後半/2人姉妹/女性

子どもが楽しくなる声がけを心がける!

次女を妊娠していた時、3歳の長女の甘えからくるワガママが酷くて、手に負えない時期がありました。例えば、幼稚園に行く時間になると、せっかく準備が終わって家を出るだけなのに、急に「行きたくない!お家でママと遊びたい!」と癇癪を起こして、結局幼稚園を休んだりしていました。

お風呂や食事の時も構って貰いたいのか、グズりが酷くて大変でした。そんな時、どうしてもイライラしてしまい、「早くしなさい」等言ってしまうのですが、子どもは余計に反発して言うことを聞きません。

それで、ぬいぐるみやおままごとが好きな娘の性格を利用して、ぬいぐるみを使ってごっこ遊びのように誘導すると、上手くいくことがありました。例えば、ぬいぐるみのくまちゃんやお風呂で使うお人形が喋っているように「〇〇ちゃん、ぼくお腹空いたからご飯が食べたいな。ママが作ってくれたご飯美味しそう。ぼくにも食べさせてくれる?」と吹き替えたり、「お風呂で〇〇ちゃんまだ来ないか待ってるよ?今日は幼稚園ごっこがしたいな」など誘導すると、乗ってきてくれて、遊びの延長で楽しいのか、上手くいくようになりました。

子どもは親に遊んで欲しいし、親も子どもとコミュニケーションが取れるし、この方法は長女にとっては向いていたと思います。今は5歳ですが、いまだにこの方法を使うこともあります。

30代後半/2人姉妹/女性

ゆっくり言い聞かせる

下の子は乱暴なところがあり、3歳頃になると自分の思っていることを簡単な言葉で口答えしたり、言葉が出ない時は叩いてきたりしていました。

一番腹が立つのは兄弟げんか。幼いことに加え、上の子が下に比べて静かなこともあり、下の子はお兄ちゃんのことを名前(しかも呼び捨て)で呼びます。気に入らないことがあれば噛みついたりもしますし、馬鹿にするような態度を取ったりするので、これでは揉めるのも当たり前・・・。

しかし私が怒ったところで調子に乗るので、まずゆっくり言い聞かせます。『お兄ちゃんは〇〇より早く生まれたんだよ。何でもお兄ちゃんがやってくれるわけでないんよ。何かやってくれた時はきちんとありがとうを言おうね。』と、とにかく言い聞かせています。

あと下の子の前で上の子を褒めて、お兄ちゃんは賢いということを分かってもらえるようにしています。

30代前半/2人兄弟/女性

子ども自身に選ばせること

3歳くらいの時はとにかく「自分でやりたい、自分が決める」など、自分の意思をはっきりと示すようになります。それに伴い、イヤということも増えてくる頃かと思います。いわゆるイヤイヤ期です。

わたしが実践していたのは、子ども自身に選ばせることです。例えば、「お買い物に行くよ」と言って「嫌だ」と言われた時は、「今日はどの服を着ていこうか?どの靴下がいい?バッグに1つだけ小さなお人形のおもちゃを連れて行っていいよ、どれにしようか?」など、本人が決めていくような声掛けをしました。すると不思議とスムーズに進んでいくことが多くありました。

たまには上手くいかない場面もありますが、余裕がある時は受け止めてあげるようにしました。その子の切り替えスイッチを見つけると、スムーズにいくかもしれません。

小さな子どもでも個性があり、人格があり、意思があります。まずは本人が選んで決めるような声掛けを意識してみることがポイントです。

30代後半/男の子1人/女性

子供の気持ちを出来るだけ聞いて共感するようにした

出来るだけ子供の気持ちを聞くようにしました。まずはどうしてそれをしたのか子供に聞き、共感します。その後に「これはこうだから」ときちんと説明します。

子供相手というよりは人間相手として敬語を使ったり、しっかりと分かって欲しい事やしてはいけない事などは伝えるようにしました。

ただ、子供にも自分のやりたい事があるので、なんでもかんでも大人の都合を押し付けるのは間違っていると思いました。子供に話を聞いて気付かされる事、自分自身も反省する事もたくさんあります。

なんでも親からの目線だけで物事を考えずに、子供の目線に立って考える事も大切だと思います。これからも子供と一緒にゆっくり成長出来たらと思っています。

30代後半/2人姉妹/女性

なるべく子供と同じ目線に立つこと!

私には2人の子供(男・女)がいます。上の男の子はどちらかというと大人しく、そこまで苦労した経験はなかったです。

ただ下の女の子は言葉を覚えるのも早く、結構おませさんなので、とんでもないイヤイヤ期がありました。さっきまでご機嫌で遊んでいたかと思えば、いきなり機嫌が悪くなり、何を言ってもイヤしか言いません。

家の中だけで終わればいいのですが、お店で欲しいものが買ってもらえない時のイヤイヤは壮絶でした。商品の前で座り込みを決めて動かない・大きい声で泣き叫ぶなど、周りにも迷惑をかけたと思います。

しかし親まで機嫌を悪くして上から怒ってしまっては全然終わりません。なので私は「なんでそうしたいのか?」を聞き、本人にまず話をさせて落ち着かせた後、「わかるよ。お母さんもそうだった」等、共感をするように心がけました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもと一緒に親も遊んだ!

子育て支援センターや公園によく出かけていました。そこでは、「ああ、子供を遊ばせるためではなく、息抜きに来ているんだな」と思えるような、お喋りに夢中で子どもを見ていない保護者の方が一定数いらっしゃいました。

もちろん、子育て中の息抜きやホッとできる時間は必要ですが、好きに行動させていると、他の子のおもちゃを取ったり、順番を抜かしたりしてトラブルになることもあります。

私達が親子で楽しく遊んでいると、親にかまってもらっている姿がうらやましいのか、我が子の立ち位置に割って入ろうとするお子さんもいました。

子どもと一緒に動き回るのは大変ですが、一緒に遊んでもらったという満足感や安心感は、心の安定につながると思います。短い時間でも、子どものことだけを考えて一緒に遊ぶ時間が持てると良いと思います。

40代後半/女の子1人/女性

育児書や絵本など、たくさん本を読む

上の子は2歳になってすぐお兄ちゃんになったのですが、赤ちゃん返りをしたり、他の子と比べると言葉が少ないことや、運動ができないことが気になり始めました。

活発に動き回るタイプではなく大人しい性格で、それも消極的な様子に見えて心配になったり、近所の子ども達を見ると「もっと元気に公園で遊んでほしい」と思っていました。

そんな時にはたくさん本を読みました。育児書を読んだり、子どもと絵本を読んでみたり。子どもの目から見る世界は、絵本が教えてくれたような気がします。大人になると忘れてしまうんですね。色んな主人公がいて、それぞれ成長していく物語は、どんな子どもにも成長できる力があると感じさせてくれました。それからは自分の子とちゃんと向き合えたように思います。

下の子はまた違うタイプで、見ていて飽きないですね。どの子もオンリーワンで同じ子はいないんだと感じます。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

何かする前には必ず子供にも意見を聞き、了解を得る

2歳半くらいからなんでもやりたい時期、イヤイヤ期など扱いが難しくなっていきました。まだ言語も不十分で何がいやなのか、何がしたいのか等を大人に伝えることが難しく、本人ももどかしいようでした。

そのため、何かする前には必ず子供にも意見を聞き、了解を得るようにしていました。大人が勝手に決めてしまうと子供も癇癪を起こしやすかったので、この方法だと地雷を踏む事は少なかったように感じます。

もちろんそれでも癇癪を起こしてしまうこともありました。仕方のない時期と分かっていてもこちらもイラついて怒ってしまうこともありましたが、毎日寝る前に必ず抱きしめて『大好き』と言うようにしていると、リセットされた気分になるのでおすすめです。

子供によって対応は異なると思いますし、うまくいかなくてイライラしてしまうこともあるかと思います。ただ、子供の癇癪等で焦ったり、イライラしているのは親としてちゃんと子供に向き合っている証拠だと思うので、そこだけは自信を持ってほしいです。

実際、外出先で他の子供の癇癪を見ても迷惑だとは思いませんし、むしろ対応している親を見て『がんばれ!』と思うくらいなので、あたたかく見守る精神で良いかと思います。

20代後半/3人姉妹/女性

イヤイヤのときはまず共感!

娘が3歳になる頃に、二人目の妊娠・出産を控えていました。我が家は発達が遅れていたので、言葉でのコミュニケーションもようやく取れてきた頃でした。嫌なことは泣いて訴えることが多く、切迫早産で抱っこもしてあげられず、どうしようかと思っていました。

でも、娘が泣いてお風呂に入りたがらないときに、「〇〇したかったの??」と泣いている理由を聞いてあげたら、コックリと頷き、泣き声がおさまりました…その後、メソメソしながら渋々お風呂に入ってくれました。 

イヤイヤのときはまず共感!という対処方法が我が子には一番適してることに気づき、そのあとから少し楽になりました。しかし、いつでも共感してあげられる訳ではないので、「泣ききって落ち着くまで少し放置作戦」や「気分転換作戦」を駆使し、なんとか乗り切った感じです。

ひよこクラブを読み、子供の性格によっても対処が違うんだと勉強になりました…。とはいえ、自分に余裕がないと、冷静に対処できないので、自分もしっかり休む、できるだけ時間にも余裕を持って関わる、なども心がけていました。

そして、きっちり家事や育児を頑張りすぎないで、意識してたくさん手を抜くようにもしましたよ。

30代前半/女の子1人/女性

選択肢を作り選ばせて達成感を与える

3歳頃の我が子は「自分でしたい!けど出来ない!きーっ!」と爆発するの繰り返しでした。

まだまだ3歳、けれど自我が芽生える時期でもあります。自分で出来る事も少しずつ出てきて、でもできなくて歯がゆい。ちょっと手伝ったりすると、仰け反って「何でするのー!?」と癇癪を起していました。

1人目の時はそれにげっそりとなっていましたが、2人目の時は「この時期が来たな」と身構える心の余裕がありました。「3歳はこれが普通!」そんな心構えでいて良いと思います。

選択肢を作り選ばせて、「自分で決めてした!」という達成感を与えてあげるのがおすすめです。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

出来るだけ子どもの要望に応え、余裕がある時は思いっきり遊ぶ

早生まれの我が子は、3歳になってすぐ年少さんになりました。周りの子と約一年離れているため、不安も大きかったです。昼寝がないため、保育園では給食中によく寝ていたそうです。夕食中にうとうとすることもしばしば。

そんな中、妹が生まれ、弟妹を可愛がってくれる一方で、よく叩いたり押したりしていました。親も余裕がないので怒ることが増え、「お母さん嫌い、ばか」と精一杯の言葉で反抗するようになりました。

保育園で頑張っている分、家ではしっかり甘えさせてあげたいと思いつつもなかなかできず、寝顔を見ては後悔する日々です。

解決したわけではないですが、出来るだけ子どもの要望に応える、余裕がある時は思いっきり遊ぶことを意識しています。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

励ましながら怒らずに言葉かけをした!

うちの子は一見して周りと何ら変わりのない仕草や表情をしていたのですが、一回で伝わる言葉と伝わらない言葉がありました。もしやと思い、耳の聞こえから脳まで検査したところ、いわゆる健常者ではないことがわかりました。

反抗期とは違う嫌々も多く、どうやったらこの子にいろいろなことを教えられるか周りと話し合い、1語1語を両手を握って教えていく方法にたどり着きました。

癇癪を起してしまうことも多かったですが、両手を握り落ち着かせながら何回でも口の動きを見せて教えました。

励ましながら怒らずに言葉かけをしたことで、少しずつ落ち着いてくれてホッとしました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

こども扱いはあまりせず、一人の人間として対応することを意識する

こどもと言えど将来大人になるため、こども扱いはあまりせず、一人の人間として対応することを意識しました。

こどもなので叱ると泣くことも多くありましたが、きちんと芯を持ってこどもと接していれば、やって良いことや悪いことの分別もできてきます。

ただ泣くだけだった表現から、身振り手振りや言語を使った対応に変化して成長を実感できることで、私自身の対応も間違いではなかったと自信を持てました。

こどもは泣くのが当たり前なので、あまり気負わず正しいか正しくないかで判断すればよいかと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

その都度その都度分かりやすく、短く、簡単に教える

3歳児はとにかく好奇心旺盛で、いろんなことに興味津々。公園、お散歩、買い物…行くとこ行くとこで「なんで」「どうして」「教えて」ばかり。適当なことを教えるわけにもいかず、その都度その都度分かりやすく、短く、簡単に教えていました。

大人の言葉では分からないので、分かりやすく噛み砕いて説明し、本人が納得して理解できるようにしました。

毎日同じことを聞くこともあります。1日に何回も同じことを聞くこともありましたが、「なぜなぜ期」というものだから色々知りたいんだなと思い、根気よく付き合いました。

時には3歳児とは思えないようなことを口走ったり、一般的に3歳児が知らないようなことも理解していたので、色んなことを知ってる子どもになりました。

30代前半/2人兄弟/女性

あらかじめ予告しておく

3歳になるとおしゃべりも上手になってくるし、会話も成立してきます。うちの子は幸い「魔の三歳児」にはならなかったですが、周囲を見て学ぶことはありました。

一番役立ったのが、「予告すること」です。特に公園遊びです。いきなり「もう帰るよ」と言うと子供は「嫌だ!」となりがちなので、「あと10分で帰るよ」「あと5分で帰るよ」とあらかじめ予告しておく作戦です。

これは割と効果があって、そう言うと「じゃあこれで遊んでくる」とか子供も心づもりができるようです。

4歳5歳になっても通用する方法なので、3歳のうちから慣れておくと親子共にいい効果をもたらすと思います。

40代前半/女の子1人/女性

子供の疑問や興味に同じ目線で考えるようにした

子供がお絵描きやアニメなど、なにか興味を持った時には同じ気持ちになるようにしました。

子供が魚を描いていたら魚の図鑑を持ってきて、一緒にいろいろな魚を見ながらたくさん絵を描きます。好きなアニメがあるなら、お買い物に行った時に「ねぇ見て!これ〇〇(アニメの名前)のお菓子(またはグッズ)だよ!他にもあるかな?」などと、購入を避けるために遠ざけるのではなく、あえて多く発見してみました。すると子供はより一層好きなものに興味を持って、「欲しい」よりも「もっと見つけよう!」と言うようになりました。

子供は魚が好きでしたが、買い物に行くと魚売り場にある魚の写真や絵を見て必ず教えてくれ、好きなアニメのグッズがあるとそれも教えてくれます笑

欲しいと言われるから見せないように買い物するのではなく、一緒になって探すことで「欲しい」から「発見」することの楽しさを知ったのだと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|今だけだと温かく見守る

今だけだと温かく見守る

「ママを頼りにしてくれている間が1番幸せなんだよね」と考える

うちの息子の3歳頃は本当に地獄でした。親戚の子供に対して気に入らなければ手を出したりして、なぜダメなのかを何度も何度も注意したけれど、やはりダメでした。

しかし、きちんと向き合っていないからなのでは?と思い、よーく息子の事を観察するようにしてみました。すると常にきちんと見ていたつもりでしたが、もっと見えてくるものがありました。

とても大変な育児ですが、「ママを頼りにしてくれている間が1番幸せなんだよね」と思うようになり、そうして行くとお互い穏やかに居られて過ごしやすくなりました。

30代後半/3人兄弟/女性

いつかは通り過ぎるので、危ないこと以外は温かい目で見守る

3歳は、ちょうどイヤイヤ期の真っ只中で、何を言っても開口一番、「イヤ!!」と言われます。

洋服を着替えようと言ってもイヤと言われ、最初は怒ったり、なんとか着替えようとさせたりしていましたが、余計に反抗されるので、時間と怒るエネルギーの無駄だなと思い、時間があれば子供が着替えるまで待ってみたり、「お母さんと着替えの競争しよう!」と言ってゲーム性を持たして着替えさせたりしていました。

そうこうしているうちに、いつの間にかイヤイヤ期が過ぎました。今思えば、あっという間だったと思います。

イヤイヤ期の間はイライラしてどうすればいいのか悩みますが、いつかは通り過ぎるので、子供の成長だと思って、危ないこと以外は怒らず、温かい目で見守ってあげてください。(笑)

30代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

「時間が経ち、年齢が上がれば落ち着くだろう」と自分に言い聞かせ、割り切る

我が子の3歳頃はイヤイヤ期も真っ只中な上に、甘えも酷く、常に嫌と抱っこの繰り返しで、泣いている時間の方が多かったです。

そんな状況で親の方もノイローゼになりそうな程でしたが、「時間が経ち、年齢が上がれば落ち着くだろう」と自分に言い聞かせ、割り切る様に気持ちを持っていきました。

嫌だという時はイライラしない様に落ち着いて、一旦その行為を止め、親も子も気分を変えてから再チャレンジするなどしました。

出来るだけ抱っこを要求された時はする様にし、子供の心を満たしてあげる様にしていました。

30代前半/男の子1人/女性

「今の私の態度が60年後に逆転する」と思いながら接する

3歳にもなると、話も一通り伝わるし、自分で大体の事もできるようになり、すべてお世話していた頃に比べると手が離れる…と思いきや!逆に時間がかかりますよね!

食事も着替えも自分でやれる分、こちらが手を貸すのを嫌がるし、自己主張やこだわりも出てくるので、何を選ぶのもやらせるのも、とにかく時間がかかります。

親がやってあげた方が早いしスムーズに事が進むので、ついついイライラしてしまうと思いますが、私は「今の私の態度が60年後に逆転する」と思いながら接するように心掛けました。「早く早く!」「もう!遅いなぁ」と言うイライラはできるだけぶつけなくて済むように、できるだけ余裕を持ったスケジュール管理が大切です。

あとは寝ている時の子供の寝顔で神経疲労を癒やしてフル充電し、また次の日頑張るの繰り返しです。でも、気がつけば、本当にあっという間に手を離れてしまうので、大変なのも可愛い寝顔も今だけの貴重な時間なんです。

30代後半/男の子1人/女性

今だけの思い出作りと思って楽しむ

我が子もイヤイヤが激しく、声かけしても納得しないとずっと泣いたり怒ったりしていました。よくよく話を聞いてあげても止まらず。

あまり効果がなかったのは、「説得する」こと。これは逆効果で、子供の意見や思いをシャットアウトしてしまうようで、余計にイヤイヤがひどくなりました。

そういう時は、「外にお散歩しに行こう!」や、家では「お布団にくるまるゲームしよう!」など、簡単そうな目新しい刺激で気を逸らしてあげていました。それでもおさまらない時は、最終手段でおやつをあげていました。

また、イヤイヤは期間限定で、子供の成長と共に時が経てば自然と収まっていくものだと自分に言い聞かせて、楽しんで、自分も子供と一緒にたまにはイヤイヤの真似をしてみたりして過ごして乗り切りました。

30代後半/4人姉妹以上/女性

危ないこと以外はダメというのをやめて見守る

上の子はイヤイヤ期が酷くて、大通りの真ん中で寝っ転がって大泣きしたり、スーパーなどでもよく泣いたりしていて、何度周りの人からうるさいと怒られたかわかりません。そのたびに、もう家から出るのをやめようと思いました。

怒ってしまったこともありましたが、いつも寝顔を見ては反省するし悲しくて、「もう好きにさせよう、子供は少しくらいわがままでもいい」と思うことにしました。

それからは公園の砂場で裸足になっても、家で全てのおもちゃをひっくり返しても、ごはん中にちゃんと食べなくても、危ないこと以外はダメというのをやめて見守りました。

そのあとの片付け作業などは大変でしたが「ダメ!ダメ!」と言っていた時期よりは自分の心にゆとりも出来て、息子の気持ちに寄り添えた気がしました。

20代後半/2人兄弟/女性

ママ編3位|親の心身を健やかに保つこと

親の心身を健やかに保つこと

イライラせず、いつもニコニコ平常心!

3歳になったぐらいから言葉が増えてきて、次第に何を言っても「いや」とそっぽ向くことが多くなった我が子。幼少期子育ての最大の難関と
言われる、イヤイヤ期です。なるべく気長に接してきましたが、もともとわがままな我が子は次第にイヤイヤ怪獣になってしまいました。

ある時、パパが怒っている場面を目の当たりにし、「なんでこんな怒り方をするんだろう」と疑問に思い、「ちょっと言い方きつくない?」と聞くと、私も同じようなことをしていたみたいです。自分では気づかなかったんですね。

これ以降、平常心できちんと子供と向き合い、笑顔で接していたら、自然と話を聞けるようになりました。

ふと冷静になると見えてくる何かがあるはずです。気長に頑張りましょう。

40代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

まず自分が笑顔になれることを増やすよう心掛ける

ちょうど上の子が3歳になる時に次の子を出産したので、とても大変になることを覚悟していました。上の子は甘えん坊な男児だったので「上の子ファースト」を心掛けて、「赤ちゃんが兄ぃに大好き!って言ってるよ?」と勝手にこじつけて話していたら、兄弟仲良しになってくれました。

育児本も沢山読みましたが、一番は自分自身が幸せになる事を心掛けて過ごせば、子育ても自ずと良い方向に進むなと思い、日頃から好きな音楽(ロック系)を流したり、私が好きな絵本を選んで読んだり、自分の習い事を始めたりと、まず私が笑顔になれることを増やすよう心掛けました。

「知育」をするくらいなら自分が勉強しよう!と思い、前から取りたいと思っていた資格も3つ取得しました。結果、本人への知育は何もしていませんが、日常生活で勝手に時計を覚えて年少さんで唯一時計を読めるようになったり、英語の動画を勝手に覚えて発音して保育園の先生を驚かせたり、ロックに詳しくなったりと子供は子供で勝手に成長しています(笑)。

3歳から急に幼児→人間らしく成長してくるので面白いですよね。一緒に学ぶ事、生きる事を楽しんで過ごしていけたらと思います。

30代前半/2人兄弟/女性

先生やママ友と話をして愚痴を聞いてもらう

うちは男女の双子だったので、3歳頃は本当に大変でした。例えば、掃除機のコードをボタンを押して巻き取って片付けるなどの、日常の何気ないことも、やりたい気持ちになるとどちらもやるまで機嫌が悪いので、コードを出したり引っ込めたりを繰り返し、二人分やらせていました。なんでも二倍になるので、時間がかかってしょうがないとイライラすることも多かったです。

そんな中、子育て支援センターに行って先生やママ友と話をして愚痴を聞いてもらうのは、すごく励みになりました。面白いくらい、どこの子供も同じような物に興味を持ち、同じようにママは困るんだなと思えて「うちも一緒」と何度も叫びました(笑)

先生の保育中の話も似たようなものがあって、「プロの手にかかってもイヤイヤ期は大変なんだな」と納得をしたり、時にはすごく大変なエピソードを聞いて「我が家はまだ大したことないな」と感じたりしました。

お互いに愚痴りあうことがストレス発散にもなるし、イライラしたエピソードでも話すうちに笑い話になっているので、私にとっては貴重な場所でした。

40代後半/3人兄妹・姉弟/女性

とにかく自分の体力を温存すること

うちの子はもともと体も大きく、体力があるタイプでした。3歳になると、言葉は通じるものの聞き分けが良くなるわけではないため、本人の主張だけが強くなり、コミュニケーションのストレスが増えました。

さらに、お昼寝をあまりしなくなり、休日は丸一日育児が続き、一息つくタイミングもなくなりました。中身は赤ちゃんだけど体は成長しているので、とにかく大変でした。

解決策は「とにかく自分の体力を温存すること」で、家事や仕事は最低限にして、夜中に家事や仕事を入れないようにしました。夜は寝る一択。

赤ちゃんのとき以上に体力が削られるので、体力だけはその日のうちに回復させるように、疲れを持ち越さないという決意をもって休むことをお勧めします。

40代後半/男の子1人/女性

ママ編4位|適度に気を抜く・無理しない

適度に気を抜く・無理しない

ある程度は人任せで良しとする

3歳だと大体の子は保育園か幼稚園に通う時期かと思います。お友達やお兄さんお姉さんの影響でいろいろなことを覚えてきたり、出来なかったことが急に出来るようになったりします。

例えば「靴を揃える」、その些細な1動作であっても、覚えさせて習慣化させることは骨が折れます。なので、「ちょっとした学びはもう先生・お友達に任せちゃおう!」という大らかな気持ちでいました。

そして、家で出来た時はめちゃくちゃ褒めます!「園で覚えてきたの!?えらいね!」なんて言うと、普段ママべったりでも張り切って登園してくれます(笑)

30代後半/男の子1人/女性

幼稚園にお任せしちゃう!

3月生まれの女の子がいます。3年保育の幼稚園への入園準備中はほぼ2歳児でした。

トイレトレーニングは、おむつに出てしまってから「おしっこ!」と言えるようになっては、風邪を引いて元通り。出てしまう前におまるに座っておしっこに成功するところまで進んでは、風邪を引いて元通り…と全然進まず、おむつはずれできないまま入園しました。

幼稚園は「おむつもトレーニングパンツもダメ。パンツで登園!」という方針で、初めは毎日濡れズボンを持ち帰り、また通園途中でも何度かお漏らししてしまいましたがそのうち減っていきました。

幼稚園に入園したら毎月のように風邪をもらっていたので、ほとんどおうちではトイレトレーニングしていません。でも幼稚園というプロにお任せしたら次第に何とかなるものだなと思いました。幼稚園には本当に感謝しています。

40代前半/2人姉妹/女性

いい意味で放っておく!

うちは現在5歳3歳0歳の息子がいます。長男が3歳のころに次男が1歳で、目まぐるしい毎日を過ごしていましたが、1人1人につきっきりになることは難しく、完璧に育児をすることは不可能と思いました。

ある日(長男が3歳の頃)、次男から離れられないことがあり、少し長男を放っておく時間がありました。次男が眠りにつき長男のいる子供部屋へ行ってみると、散らかっていた部屋が綺麗に片付いていました。いつもは言ってもなかなか片付けないので驚いていたら、「ママうれしいでしょ?」と言う長男(笑)3歳なりにママが嬉しいことは理解しているんだなと思い、その日から少し放ってみるのもありだなと思って育ててきました。

その長男は今では5歳になり、今は次男が3歳で、あの頃の用に接しているのですが・・・子供1人1人性格が違うので、放っておく作戦が効く子効かない子がいます(笑)

でも、完璧なんて無理ですし、子供は多少放っておいても育ちます(笑)完璧を求めるよりも、お母さん達が笑顔でいるのが1番だと思いますよ!魔の3歳児をみなさんそれぞれのやり方で乗り越えて、育児を楽しみましょう!

20代後半/3人兄弟/女性

何とかなるのでたまには放っておく

上の子2人は3歳になる頃から口も達者になり、「なんで?」と質問攻めにされたり、「いらん」となんでも嫌がったりするようになりました。

質問に対しては何とか答えようと頑張っていましたが、終わりなく続くので本当に大変でした。こっちもイライラしてしまうので、答える時もあれば、逆に「なんでだと思う?」と質問を返すようにしたら、心がすごく楽になりました。

「いらん」と言うことにも怒ってばかりだと疲れるし、自己嫌悪に陥るので、「たまにはほっとこう」と思ってほっとくことにしました。すると、そのまま嫌なことはしないこともあれば、自分で何か感じたのかするようになったこともありました。

母親としてはちゃんとしなきゃという思いがありますが、そんなに頑張らなくても子ども達はちゃんと育ってくれます。色々と考えてしまいますが、あんまり考えすぎない方がいいですね!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編5位|ハグする・愛情表現をする

ハグする・愛情表現をする

どんな時も愛情を注ぎ、子供を抱きしめる

2歳から3歳にかけてが1番大変な時期でした。イヤイヤ期もあり、何か言ったら言ったで私の真似をしてみたり、癪に障ることをするので、「どうしたら伝わるの?」と悩んだり迷ったりしながら接していました。

どんな時も愛情を注ぎ、自分も嫌になったら子供を抱きしめて、ギューをしてあげて、乗り越えていきました。

言葉も選んだし、言う前に考えたりするようになり、自分自身も子供に勉強させられて成長出来たと思います。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

スキンシップを大事にした!

3歳はイヤイヤ期の真っただ中でした。自己主張する時期で、発達過程には大事だと思い、あえて余計なことはせずに見守っていましたが、時には私もついつい叱ってしまい、自己嫌悪になることもありました。

そういう時は、きちんと理由を言って謝っていました。そしてぎゅーっと抱っこをしました。抱っこをすると子供もニコニコ嬉しそうですし、自分も幸せな気持ちになりました。

そういう大変な時期だからこそ、スキンシップはよくしていたと思います。そうすると子供も落ち着いて、笑顔を見せてくれました。

40代前半/2人姉妹/女性

とりあえずぎゅっと少し強めに抱っこする

イヤイヤ期は分かっていましたが、子供自身がもはや何で嫌なのか分かっておらず、ワンワン泣く毎日でウンザリしていました。

ですが、とりあえずぎゅっと少し強めに抱っこすると安心してくれます。心臓の音が聞こえるみたいで、寝てしまうこともありました。

目を見て話を聞くか、柔らかい口調で話をするのも良かったです。

あとは、「今日は無理に片付けなくてもいいやー、着替えなくてもいいやー」と母が思うことも大事なのではないかと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編6位|褒めて伸ばす・やる気を尊重する

褒めて伸ばす・やる気を尊重する

子供のヤル気を見守る!待つ!!

3歳になると自分でやりたい気持ちが芽生えてきたので、その気持ちを大切にしました。

当然一人ではまだ上手く出来ないのですが、やってあげようとすると「自分でやる!」と怒るので、軽く手を貸すぐらいにし、「自分で出来た!嬉しい!」と言う気持ちを持てるように、こちらも時間に余裕を持って接するようにしました。

何か注意したい時や、やって欲しいことがある時など、「これをしないと!あれをしないと!」とその事だけをやりなさいと言うより、「ママこうしてくれたら嬉しいな。パパやお兄ちゃんも喜ぶね。すごいね」と褒める姿勢で接すると、嫌がらずにやってくれる事がすごく多かったように思います。

ただ、ダメな事はしっかりめに注意しました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ひたすらオーバーに褒めて、子供の良い部分を伸ばせるように努力する

3歳になると発する言葉も多くなり、会話ができるようになりますし、好奇心も旺盛になるので、更なる成長を望めます。親の褒めた方次第で、驚きの成長を見せてくれます。

なので、ひたすらオーバーに褒めて、子供の良い部分を伸ばせるように努力しました。

親も、一生懸命覚えようとしてくれている我が子の力になれるように頑張りますが、そこは3歳児、集中力は続きません(笑)

でも、ウチの子は集中力がないな…とがっかりしないでください。皆(8割)はそんなもんです(笑)子供は何も悪くないので、ありのままを見守りましょう。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

産まれた時の写真を見返して落ち着き、子供にも写真を見せて褒めて機嫌を取る

子供が3歳の時には殆ど預けて働きに出ていたせいか、尚更激しくイヤイヤ期になりました。何も言う事を聞いてくれず、叱ると泣き出す始末。

こっちも参ってしまいそうになった時には、産まれた時の写真を見返して自分自身を落ち着けながら、娘にも写真を見せて『こんなだったのよ』と赤ちゃんから今迄の成長の流れを見せました。

そして『大きくなったよね、お姉さんになったよね』と褒めて機嫌を取る手段を暫く続けて乗り越えました。

50代前半/女の子1人/女性

【パパ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントランキング

順位 割合 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 45% 子供に寄り添う・向き合う
2位 21% 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
3位 14% しつけも忘れない
4位 7% 今だけだと温かく見守る
5位 6% 適度に気を抜く・無理しない
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、1位は『子供に寄り添う・向き合う』、2位は『褒めて伸ばす・やる気を尊重する』、3位は『しつけも忘れない』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供に寄り添う・向き合う』が約45%、2位の『褒めて伸ばす・やる気を尊重する』が約21%、3位の『しつけも忘れない』が約14%となっており、1~3位で約80%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント14選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|子供に寄り添う・向き合う

子供に寄り添う・向き合う

顔を合わせて冷静にゆっくり話を聞き、子供の望みを引っ張り出す

言葉の意味を理解し始め、自分の言いたいこともはっきり主張するようになる3歳児。「あれはイヤ!これもイヤ!」など、自分の思い通りにならないと気が済まず、買い物に行った時なども泣いたり叫んだりして大変でした。

親も一緒になってガミガミ叱ってみたり、抱っこして慰めようとしたりしましたが、何をやってもダメな時もあります。

やはり顔を合わせて冷静にゆっくり話を聞き、子供が何がしたいのか?何を望んでいるのか?を引っ張り出すことが大切だと思います。

けれどそればかりしていると調子にのります(笑)臨機応変に飴とムチをうまく使って、親も一緒に成長すればいいのかなぁと思っています。

40代前半/3人兄弟/男性

色々なことを「一緒にしようか?」と声掛けし、関わる時間を増やす

3歳にもなると、こちらの言っていることがよくわかるようになってきます。それを実感して、色々なことを「一緒にしようか?」と声掛けし、関わる時間を増やすことでなんとか乗り切りました。

おしゃべりもまだまだ拙くて可愛いので、いっぱいお話をして、可愛い言葉を聞き逃さないようにしたりもしました。

お手伝いもわかるようになり、3歳の誕生日に子供用の包丁とまな板をプレゼントし、「一緒にお野菜切ろうね」と言うと、すごく嬉しそうに「うん!」とお返事してくれました。

理解力はばっちりあるので、一緒に何かをすることが本当に大事だと思います。

30代後半/女の子1人/男性

時間を決めて一緒にゲームを見て、感想を教えて貰った

うちの子はイヤイヤ期があまりひどくなく、魔の3歳児とは思えない程に穏やかな子でした。

ゲームをすること自体よりも、RPGを見る事が好きだったようで、時間を決めて「〇時まで一緒に見ようね」と膝に乗せて一緒に遊んでいました。

ゲームが終わるくらいの時間にはだいたい膝の上で寝てくれたので、そのままお昼寝に突入。

まだ物事の良し悪しはわからない頃合いですので、言うことを聞けなかったからと言ってゲームをしなかったり、「ゲームをしたら〇〇しようね」といった声かけはせず、タイミングが合った時には一緒に遊ぶ、ということを心掛けていました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

子供と同じ目線で一緒に成長することを心がけていた

息子は伝えたい気持ちがあるけれど伝えられないもどかしさからか、よく私のことを噛んできていました。

こういう時、私はあえて叱ったりせず思いっきり噛ませて、「えーんえーん、痛いよ~」とウソ泣きしながら赤くなった歯型を妻に見せていました。すると、妻は黙って我が子を見つめます。それを繰り返すうちに次第に噛む力が弱くなり、噛み癖が無くなりました。

次第に単語を話し出し、自分が伝えたいことを発声するようになりました。私や妻が「ジュース飲むの?」「だっこ?」と反復する形で確認すると、笑顔で「うんうん」とか「ちゃう」とか言うようになり、次第に意思疎通ができるようになりました。

子供と同じ目線で一緒に成長することを心がけていたせいか、親も子も健やかに育っています(笑)人を噛んでばかりいた息子も、今では下の子に「どうしたいの?」と聞くくらい成長しています(笑)

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

一人の人格を持った対等な人間として扱ってあげる心の広さを持つ!

3歳児だと、まだ理解力に難がある子も多いでしょう。

問題を起こした時に叱るだけでは理解できず、こちらの言うことに従わなかったり、また従ったとしてもわだかまりが残ってしまい、歪んだ性格に導いてしまう可能性があると思います。

その場合、子供と同じ目線に立つことが大事です。

もし自分が同じような満たされない欲求を持ったり、間違った行動をしてしまった場合、どのように感じどのように解決するだろうかと、自分に置き換えて考えた上でアドバイスや指導をするのがよいと思います。

60代前半/男の子1人/男性

子供が真似してもいいように、普段の口調を気を付ける

3歳の我が子が親の話し方や口調の真似をしていたので、普段からしっかりとした言葉使いを意識しました。

また、親同士で話をしている時の口調をしっかりと聞いているように感じましたので、子どもと話をする時以上に気を付けました。

俗に言う「いやいや期」だったのでなかなか大変でしたが、それも言葉のかけ方次第でした。親として「どうすればいいのか」と真剣に考え、いろんなことを試しました。

やはりなぜ子供が「いやいや」と言うのかをしっかり理解する必要があります。

30代前半/2人姉妹/男性

子供に寄り添い、言い方等を工夫して理解してもらえるように勉強をした

普段から子供に理解してもらえるように、言葉を選びながら話していました。グズグズ言っていても大人がイライラしないで優しく語りかけていれば、すぐにご機嫌が直り遊んでいました。

僕は基本的に、子供に対して怒鳴ったり手をあげたりしません。もちろんイライラする時もありますが、子供に寄り添って何度も話をしていれば子供には伝わると思いました。

ポイントは気長に接して、どれだけ大人がイライラしないかです。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|褒めて伸ばす・やる気を尊重する

褒めて伸ばす・やる気を尊重する

褒めてやる気にさせる

とにかく褒めまくりました。自分でおもちゃを片付けた時も、上手く服を着れた時も、大げさなくらい褒めました。そして、たくさんのハグ。

特に「さすが!4歳!」とわざと年齢を1つか2つ間違えて褒めると更に喜んで、何でも(3歳児のできる事ですが)やってくれました(笑)

息子も私に褒めて欲しくて、少し難しい事にも自分から挑戦し、「こんな事ができるなんて4歳みたい?5歳みたい?」と、報告に来てくれるようになりました。

「〇〇やって」とお願いすると全くやろうとしてくれませんが、褒めてやる気にさせる事はとても役に立ちました。まだまだ単純な3歳児。効果は絶大だと思います。

30代後半/男の子1人/男性

子供の主張ややりたい事を否定せず尊重する

一番上の子が3歳の頃、妻が2人目を出産しました。0歳児の世話は、時間も人手もどれだけあっても足りないくらい大変です。そのため、上の子が何かやりたいと主張しても「今は無理」「できない」と断っていました。

ある日、両親から相手をしてもらえないストレスからか、上の子が「もう嫌!!」とかなり大きな癇癪を起こしてしまいました。それから何かしたいことがあったとしても、「これしたらダメだよね」と断られる前提な話し方をするようになってしまいました。

妻とも話し合いをし、子供が何かしたいと主張した時は必ず肯定をしてから、今できない場合の理由を説明することにしました。また、時間がかかっても、やりたいと言ったことは必ずさせるようにしました。

これを続けたことによって、癇癪を起こすことが少なくなり「しょうがないなぁ」と落ち着いてくれる場面も多くなりました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/男性

出来る範囲内で子どものしたいことや意思を尊重する

3歳になり、本格的に保育園に行くのが嫌になってしまったことがきっかけで、今まで出来ていたことも嫌々になってしまいました。

なんでも我慢させるのは良くないと感じ、無理に嫌なことはさせず、出来る範囲内で子どものしたいことや意思を尊重することにしました。

そうすることによって、子どもも以前に比べると保育園にも行ってくれるようになり、お願い事も聞いてくれることが多くなったような気がします。

つい大人の価値観を子どもに押し付けてしまいがちになりますが、子どもも子どもなりに考えていることがあるんだなと痛感させられました。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編3位|しつけも忘れない

しつけも忘れない

時に突き放す

2歳後半から3歳にかけてイヤイヤ期に突入したり、ワガママな事を言うようになりました。

やりたい事をやらせなければ泣き喚くという、非常に手のかかる状態ではありましたが、甘えさせすぎるのは良くないと考え、時に突き放すということをしました。

理由は、子供でも1人の人間だということを意識して子育てしていた為です。

子供だからこそ許されることもあるとは思いますが、「世の中はそう思い通りにならない」ということを今のうちから教える必要もあると考えました。

20代後半/男の子1人/男性

イヤイヤ状態となっても負けず、我慢させる

上の子は、2人目が生まれてすぐくらいのタイミングで3歳を迎えました。下の子中心の生活となりストレスが溜まったのか、下の子への意地悪も多く、自分の思い通りにいかないことによるイヤイヤ状態に入ると手が付けられないことが多くありました。

その際は根気強く説得をし、状態をわかってもらうように説明することで対処していました。

また、イヤイヤとなった場合でも「イヤイヤをすれば主張が通る」と勘違いさせないように気をつけました。例えば外出先で欲しいお菓子を見つけて子供がおねだりしても、ほいほいと買うことはしません。それでイヤイヤ状態になった場合でも、親が最初にダメと言ったことは曲げずに「ダメ」を突き通し、我慢させることにしていました。

我慢はさせますが、別の妥協点を提示し、理解してもらうようにできる限り対応していました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編4位|今だけだと温かく見守る

今だけだと温かく見守る

癇癪が収まるまで怪我がないように見守る

うちの子は一度「癇癪モード」に入ると、手がつけられなくなっていました。どんな言葉をかけても子供の耳には届かず、癇癪が収まるまで怪我がないように見守る事しかできません。

はじめは、「何とか早く収まらせないと」と焦っていましたが、癇癪は言い聞かせてどうにかなるものではなく、子供自身が納得行くまで収まる事はないようです。

うちの子は、癇癪時に皮膚を掻き毟る行為があったので、怪我をしないように見守る事を心がけていました。

30代後半/男の子1人/男性

パパ編5位|適度に気を抜く・無理しない

適度に気を抜く・無理しない

まずは自分の幸せをキープし、子供に対して期待しすぎず広い心で余裕を持つ

子供に過度な期待をして、「着替えて」とか「座って食べて」、「お風呂に入ろう」などと指示してばかりだと、応えてくれない度にこちらが疲れてしまうことが多いです。そのため、最初から「期待をしすぎない」ことがコツ。

いやいや期は、何でも「断られることが当たり前」。まずは「そうだよね」「いやだよね」と共感してから気持ちを受け止め・落ち着かせ、その次にアプローチに入るのが鉄則です。

たとえば着替えは途中まで一緒にし、お人形やお風呂の擬人化(親がなりきりで吹き替えします)を使ったりして子供の興味を引き、「一緒にすること」「サポートにまわること」に徹します。そうすることで、「いや!」という気持ちを忘れてついてきてくれたり、真似をしてくれたり、お人形やおもちゃに対して「僕がやってあげなきゃ」という気持ちになりやすく、ゴールまでがスムーズな気がします。

あとは、何よりも「自分が幸せでいること」。自分が幸せでいなきゃ、人に優しくなんてなれません。好きなお菓子やコーヒーを味わったり、ネットショッピングをしたり、youtubeで音楽を聴く・・・なんでもいいんです。好きなことで自分を満たしてあげることで、子供に対してもゆとりを持てて、いい関係でいられると思います。

20代後半/2人兄妹・姉弟/男性

3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントまとめ

この記事では、3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを体験談と共にご紹介してきました。

3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケートでは、ママ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、パパ側の1位は『子供に寄り添う・向き合う』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 41票 子供に寄り添う・向き合う
2位 16票 今だけだと温かく見守る
3位 13票 親の心身を健やかに保つこと
4位 10票 適度に気を抜く・無理しない
5位 7票 ハグする・愛情表現をする
6位 6票 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイントを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3歳児子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 45票 子供に寄り添う・向き合う
2位 21票 褒めて伸ばす・やる気を尊重する
3位 14票 しつけも忘れない
4位 7票 今だけだと温かく見守る
5位 6票 適度に気を抜く・無理しない
その他 7票 上記以外の回答