【パパママ別】子育てがもう無理…経験者が教える対処法29選

子育て もう 無理

「子育てがもう無理…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「距離を取る・気分転換を図る」や「考え方やアプローチを変えてみる」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てがもう無理と感じた時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法29選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てがもう無理と感じた時の対処法

順位 子育てがもう無理と感じた時の対処法
ママ パパ
1位 距離を取る・気分転換を図る 周りに甘える・相談する
2位 考え方やアプローチを変えてみる ある程度は妥協する・割り切る
3位 ある程度は妥協する・割り切る 子供の良さを伸ばす
4位 周りに甘える・相談する
5位 子供や配偶者に理解を求める

まずは、パパママ別の子育てがもう無理と感じた時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『距離を取る・気分転換を図る』、パパ側の1位は『周りに甘える・相談する』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てがもう無理と感じた時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てがもう無理と感じた時の対処法ランキング

順位 割合 子育てがもう無理と感じた時の対処法
1位 33% 距離を取る・気分転換を図る
2位 23% 考え方やアプローチを変えてみる
3位 15% ある程度は妥協する・割り切る
4位 14% 周りに甘える・相談する
5位 7% 子供や配偶者に理解を求める
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケート』によると、1位は『距離を取る・気分転換を図る』、2位は『考え方やアプローチを変えてみる』、3位は『ある程度は妥協する・割り切る』という結果に。

割合で見てみると、1位の『距離を取る・気分転換を図る』が約33%、2位の『考え方やアプローチを変えてみる』が約23%、3位の『ある程度は妥協する・割り切る』が約15%となっており、1~3位で約71%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てがもう無理と感じた時の対処法25選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|距離を取る・気分転換を図る

距離を取る・気分転換を図る

1人で出かける時間をもらう

息子は2歳半頃までイヤイヤ期もほとんどなく、ただひたすら可愛いだけの存在でした。だけど周りの子よりちょっと遅れてイヤイヤ期がやってきたと思ったら、それまで溜め込んでいたものを吐き出すかの如く暴れ始めました。

暴れん坊でも可愛いことには違いありませんが、疲れすぎると可愛いよりも大変という気持ちが上回ってくる時が多々ありました。そうなってくるとついイライラして、理想の優しいお母さんからかけ離れていることに自己嫌悪になるという負のループでした。

なので「もう限界!」となったら、旦那が休みの日に完全フリーの時間をもらうようにして、子育てから離れることにしました。

離れてみるとやっぱり子どもに会いたいし、「傍にいたい、抱き締めたい」という純粋な気持ちが湧き上がってきて、また頑張ろうと前向きに思えるようになりました。

30代前半/男の子1人/女性

ひとまず数分ティータイムを作る

私の子供は、とにかく抱っこが大好きな甘えん坊です。時間に余裕があればいつまででも抱っこしてあげたいのですが、家事をしないといけないので、いつまでも抱っこと言うわけにもいきません。

そういう時は私の余裕のなさが伝わるようで、ベッドにおくとひどいギャン泣きが始まるんです…。そうなるともうお手上げですよね。抱っこしようがおもちゃを目の前で振ろうが、意味がないんです。

ネットではよく「別の人に抱っこしてもらえば泣き止む」みたいなことが書かれていたりするのですが、日中、家には子供と私2人しかいないので、そんな情報は役に立ちません。

そこで編み出したのが「抱っこ紐で抱っこしながら、自分はお茶の時間にする」という対策です。家事をしたい時、傍でギャン泣きされると何もできないので、もう割り切ってお茶の時間にしてしまうのも一つの手だと思います!笑

20代後半/女の子1人/女性

子どもと夫を置いて出かける

ワンオペで年子の育児をしていますが、上の子はイヤイヤ期で下の子はまだ5ヶ月。どちらかが機嫌がいいと穏やかな日が過ごせますが、2人とも機嫌が悪いと、気づくと「はぁ・・・」とため息が出ています。自分が体調が悪い日は地獄です。

そのため、月に1度、私は自分を大事にする時間を1日作っています。最初は子どもと夫を置いて出かけるのは心配で、数時間程でしたが、今は1日好きなことをして気分を変えています。

毎日同じことの繰り返しで、思うように物事が進まなくてイライラしていたのが、1日でも体を休めて自分の時間を作ることによって変わりました。

ママも1人の人間ですから、頑張りすぎも良くないのだなと気づきました。子ども達への接し方や夫との会話も良くなったので、おすすめです。

20代前半/2人姉妹/女性

少し子どもと離れてリラックスできる方法を探す

ストレスが溜まってしまうと、どうしてもネガティブになってしまって、もうできないわ!と自棄を起こしてしまうこともあります。

そういう時こそ、気分転換が必要になります。少し子どもと離れてリラックスできる方法を探しましょう。

一旦、リセットをすることをお勧めします。そうしない限りは前へ進めず、少しノイローゼのようになってしまいますので、心を落ち着かせることが重要です。

40代後半/2人姉妹/女性

大人と会話をし、おいしいものを食べ、短い間でも赤ちゃんから解放されること

完全ワンオペ育児の私。コロナ禍ということもあり、ずーっと家に引きこもる生活が続きました。常に赤ちゃんと二人きり。夫は夜遅く帰ってきて自分のことをするだけ。産後の肥立ちが悪く、病院通いもしていた私にとって、生後3ヶ月頃までの頻回授乳などのハードスケジュールは体力だけでなく精神的にも辛かったです。

1度だけ一人で大泣きしたことがあります。何があったわけでもなく、いつも通り赤ちゃんが泣いた時に急に不安になり「誰か助けて」と心の中で叫びました。今思えば、あの夜の精神状態は疲労のピークだったのだと思います。

翌日、実家の母の元に帰りました。母は満面の笑みで私達を迎え入れ、赤ちゃんと楽しそうに1日中遊んでお世話をしてくれました。すーっと心が軽くなったと同時に、もっと早く頼ればよかったと思いました。久々に大人と会話をし、おいしいものを食べ、赤ちゃんから解放されたことで、冷静になることができました。

ありきたりかもしれませんが、一人で何でもこなしてはだめです。疲れてきたなと思ったら、積極的に外の空気を吸って誰かと話して、できることなら数時間でも赤ちゃんを見ててもらうのがいいように思います。

30代後半/女の子1人/女性

短時間でも、子供と距離を取る

子育てで一番つらかった時期は、長男3歳・次男0歳の時です。当時、私は専業主婦、夫は激務で休日もほぼワンオペでした。幼稚園に入園したばかりの長男は赤ちゃん返りが激しく、登園渋りもありました。生後2ヵ月の次男は2時間おきの授乳、慢性的な睡眠不足と極度の疲れが重なり、産後鬱症状が出るほどでした。

限界を超えてやっと「誰かに預けて少しでも自分の時間を作らなければ」と考えました。しかし夫には難しく、一時預かりも満員の毎日で頼めませんでした。

「預けられないなら、自宅で子供と離れるしかない」と思い、次男が昼寝した時は一緒に眠ったり(それまでは溜まった家事をしていました)、安全を確保できたらトイレや洗面所に長めにこもったりしました。物理的な距離を取ることで冷静になれました。たった1分だけでも違います。

激しい怒り自体は10秒で治まります。「常に見ていなければ」の気持ちは脇に置き、こまめに自分を労わることをおすすめします。

30代後半/2人兄弟/女性

何時間か子供を預けて自分に休息を与える

男の子は動きが早いので、ついて行くのが精一杯でした。チャイルドシートに乗せても外してしまったり、車の前に飛び出そうとしたり、心臓が飛び出そうな事も何度かありました。

ある時、私が少し目を離した隙に、息子が勝手に扉の開いているエレベーターに乗った事があり、扉が閉まった事がありました。すぐに気づいたのですが、少しそのままにしてしまったため、息子も恐怖を感じたようです。

通りがかりの方が扉を開けて下さって事なきを得ましたが、息子は少し懲りたようで、それからは勝手に何処かに行く事が減りました(笑)

もう無理と感じても子育ては投げ出す事はできないので、預ける所があれば、何時間か預けて自分に休息を与えてあげて下さい。自分を追い詰めてはいけません。子供の行動を冷静に観察する事も、答えが見つかるきっかけになります。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

とにかく寝て、心身共に自分が元気になること

長女が2歳の時に次女を妊娠し、お腹が大きくて辛い時期に長女のイヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なりました。長女は何をするにも泣き叫び、ひどい時には1時間以上泣いて暴れていました。保育園に行くのも号泣、帰るのも号泣で本当に辛かったです。ネットや保育園の先生のアドバイスを実行するも、全てうまくいかず、メンタルがやられていました。

そんな日々が続き、心身共に疲れ果てて、このままでは私が倒れると思い、家事も仕事も全てやめて、子供が保育園に行っている間ずっと寝たことがありました。すると少し疲れが取れ、心に余裕ができたからか、長女が泣いていても「まあ、どうにかなるか」と余裕をもって接することができました。

それからは、もう無理だと思ってイライラしてしまう時には、子供たちと一緒に夜早く寝たり、昼寝をしっかりして、とにかく寝るようにしています。

みなさんも「疲れた、もう無理・・・」と思った時は、とりあえず寝てみてはいかがでしょうか。

30代前半/2人姉妹/女性

深呼吸して気持ちを落ち着ける

主人はいつも穏やかというか、滅多に大きな声を出して叱ったりする人ではありません。彼の器の大きさに感心した私は「どうしてそんなにいつも穏やかでいられるのか、もう無理だ!と思う事はないか」と聞いたことがあります。

子ども達が暴れ回っている時、私が大きな声で「やめなさい!いい加減にしなさい!」と叫んでいると、主人もイライラすることはあるそうです。

そういう時、一番効果があったのが深呼吸をすることだそうです。私が叱っているので、それ以上叱っても余計にうるさく疲れるだけだと考えて、深く深呼吸しているそうです。

主人の性格もあるかもしれませんが、それによって精神を落ち着かせることができるのなら、試してみる価値はありそうだと思いました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|考え方やアプローチを変えてみる

考え方やアプローチを変えてみる

口出しは控え、行動で教える

娘が中学生で反抗期真っ只中。小さな頃からめんどくさがり屋で、自分から行動しない割に反抗の言葉だけは達者です。勉強や家の手伝いなどほとんどせず、YouTube三昧でした。

そんな娘がよく「大人は勉強しなくていいよね」と呟くので、私は国家試験を受験することにし、仕事と勉強を必死でやり始めてみました。思うようにはいかないので、全てこなせない日も多々あり、苦戦しながらもそんな生活を1年以上続けております。まだ試験日になっていないので、現在進行形です。

すると、いつの間にか娘も自分のことをする様になってきました。口出しするより継続の行動で見せたら、少しずつ気付き始めてくれたようです。

「完璧にならなくて良いから、その時にできることをやること」がベストです。「挑戦しない・やらない」では結果が出ないけど、やれば何かしらの結果が出ますね。そして「自分で自分をほめること」がポイントだと思いました。何歳になっても明るくいたいですね♪

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供は泣いて教えるしかないのだと自分に言い聞かせる

私には1歳10ヶ月と1ヶ月の息子達がいます。ですが、旦那は育児に干渉せず、全て私1人でしています。

尚且つ私が同居している旦那の実家は自営業で、他の家族達は忙しく動き回っており、家にはいつも私と息子2人の3人のみです。ワンオペで周りには頼れないので、育児が嫌になってしまいます。

子供たちには関係ない事と割り切っているつもりですが、子供たちが同時泣きをする時が続くと心底うんざりしてしまい、八つ当たりしそうになってしまいます。話す人もいないので尚更嫌になっていきます。

そんな時、「大人ですら嫌になるのだから、子供も嫌な事がある。そして言葉に出来ないから泣いて教えるしかないのだ」と思うようにしました。そのことを常に頭に入れながら頑張っていこうと思っています。

20代前半/2人兄弟/女性

上から物を言うのでなく、まず子どもの気持ちを聞いて同調する

我が子は幼稚園に行かないといけないのに、ずっと布団から出てこず、何日か幼稚園を休んだ時期がありました。当時は、無理やりにでも連れて行こうと子どもの腕を引っ張ったり、何がなんでも行かさないといけないという考えが先立ってしまい、子どもの気持ちも聞かずに怒っていました。

そうしていくうちに子どもも自分の気持ちを素直に出してくれなくなり、何を考えているかわからなくなりました。どう向き合っていいかわからず、悩み相談ダイヤルなどにも電話した事もあります。

子どもの気持ちを聞けない、読み取れない事に、子育ての自信を何度も失いかけました。

今では子どもの気持ちを尊重しながら声を掛けられるようになってきました。こちらの考えを押し付けるのではなく、子どもの気持ちをわかってあげながら、大切な事を伝えていけたらいいなあと思います。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

一緒に勉強する

うちの子だけじゃないと思いますが、男の子って何を言っても全く聞いていないと思う事、ありませんか?

以前、息子の耳の聞こえが悪いと感じ、耳鼻科にかかったことがあるのですが、お医者様に「ママの声だけ聞こえない病、っていうのがあるんですよね…」と言われたことがあります。ママの声は片耳から入って、もう片方の耳から出ているんですって(笑)

あまりうるさく「アレしなさい!コレしなさい!」と言っても無駄だとは分かっているものの、言わないと宿題すらやらない状態なので、見ているだけでイライラが止まりません。

そこで、宿題をやってほしい時には私も何か一緒に勉強することにしてみました。小難しそうな本を読んでみると、息子もその本に興味を持ったあと、自分も静かに宿題に取り組み始めたのです。うるさく言う前に同じことをやってみるのもアリかも、です(笑)

40代前半/2人兄弟/女性

自分が何にイライラしているか分析する

3歳と0歳の子育て中です。3歳の娘はしばらく保育園に行かず自宅で過ごしていたので、好き放題に動き回る子ども達を同時に見るのは、本当に大変でした。産後1ヶ月間は特にきつかったです。

一番つらかったのが、二人の寝かしつけ。上が寝かかった時に下が泣き、下が寝かかった時に、上が泣き…こっちが泣きたいよ、という気分に。他に頼るところがなく、子どもたちに当たってしまって、毎日、自己嫌悪に陥っていました。

そんな時、自分なりにイライラする原因を分析してみたら、自分が怒っている原因は、無理に二人を寝かせようとしてるからだと気づきました。しかも「何時までに寝かせよう」という理想の目標を立ててしまったから、余計に自分を苦しめていました。

なので、イライラマックスになった後、「別に何時に寝てもいいじゃん、寝なくてもいいじゃん」と思うようにしたら、スカーっと気分が晴れました。

30代前半/2人姉妹/女性

自分に合った育児本を読む

当時、初めての子育てで分からないことが多く、コロナ禍という事もあり、周りの人々とコミュニケーションがとれず、息詰まるようなしんどい時期がありました。私の場合は両親も遠方で、旦那も仕事で忙しくほとんどワンオペの状態だったので、より悩みました。

子供が1歳をすぎたあたりから、いろいろな主張が強くなり、本当に寝ている時間以外はずっと子供と向き合っている状態で、体力的にもきつかったです。ほとんど子供と一対一なので、「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーと「私と話しているだけだとコミュ力が鍛えられないし、大丈夫かな?」という不安が大きかったです。

そんなことを悩んでいる時、一冊の育児本に出会いました。簡潔に言うと、「もう少し気楽に子育てをするべき」といった内容で、当時の私はとても救われたのを覚えています。

そこから本当に気楽に子育てができるようになり、「完璧にしないと」という感情が無くなりました。育児本にはたくさん種類があるので、本が好きな方は試してみると良いかもしれません。

20代後半/女の子1人/女性

ママ編3位|ある程度は妥協する・割り切る

ある程度は妥協する・割り切る

五体満足で、手足の指が全て揃っていればOKと気楽に構える

長男は自閉スペクトラム症でこだわりが強く、衝動的な行動が多いなどなど、1度パニックになると、どんな声かけをしても逆に悪化してしまうような子どもです。

色々な本を読んだり、療育(発達支援)の先生に対処法を聞いたりしましたが、最終的に我が家でとった対処法は「暴れても大丈夫なクールダウンスペースを作ること」でした。

パニックを起こしている時に一生懸命こちらが声かけをしても、本人の耳に入らなかったり、さらに暴れてしまったりするので、本人も親もへとへと&イライラで悪循環にしかなりません。そこで1度安全なスペースで一通り体を動かして落ち着いてから、「嫌だったんだねー、難しかったねー」など本人の気持ちによりそって、「次はこうしてみよう、こうしてくれたら嬉しいな」等の声かけをすると、すんなり聞いてくれます。

つい同級生と比べて、出来ないことに目がいって焦ってしまうことも多いですが、「五体満足で手足の指が全て揃って健康体なら良し!」くらいな気持ちでどーんと構えていたら、親の気持ちもすっと軽くなりました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ある程度は割り切り、何度も繰り返し教えていく

うちの子は3歳になった頃からイヤイヤが爆発し、いわゆる魔の3歳児状態に突入しました。

基本的に反発するので、「言ってもすぐできるものではない」とある程度は割り切り、何度も何度も繰り返し教えていくようにしていましたね。

その時に工夫したのが「子どもに対しての言葉がけを大人も勉強する」という点です。やはり同じ言い方で効果がない時は、「なぜそうして欲しいのか」を子ども目線で考えてあげるようにしていました。

何でもかんでも「しつけ」をしてしまうと、子供の自発性がなくなってしまうかもしれませんので、100回言って伝われば「良し」とするくらいの覚悟で、気長に伝え続けるのがポイントです!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

そんな日もあると割り切ること

どう頑張っても泣き、喚き、暴れるため、なにもできない・・・そんな日もあります。

大人だって調子が悪い日や、なんだかイライラする日もありますよね?子どもは大人みたいに気持ちをうまく伝えられないし、そもそも自分がなんでイライラしているのかわからないこともあります。

そんな時は、私は俯瞰で見るように努力しています。「イライラするんだねー。今はやりたくないんだねー」と、とにかく自分の感情をそこに乗せないようにします。

これのメリットは、自分が子どものイライラにあてられて、一緒にイライラすることが減ることです。子どもは親から自分の状況を言葉にしてもらうことで、「今、自分はイライラしているんだ」と気づくきっかけになるんです。これにより、お互いに落ち着けるようになりますよ!

20代後半/男の子1人/女性

好きな物を食べたり、テレビに子守りを任せて楽をする

4歳と1歳の育児をしています。たびたび起きる1歳児の相手で寝不足になり、ずっと話しかけてくる4歳児との生活で気が休まらない毎日。

外でのんびりお茶をしたいなんて、贅沢言いません。せめて、ゆっくりトイレに行かせて欲しい!洗濯を邪魔されずにやり終えたい!黙ってご飯をゆっくり味わって食べたい!(笑)

そんな事さえもままならない毎日ですが、自分で自分の機嫌をとって甘やかすしかないんです。何もかも我慢していたらイライラが溜まって、言わなくてもいいことまで言って、子どもも自分も嫌な気持ちになってしまいます。

それなら、好きな物を食べて乗り切ったり、たくさんテレビを見せて家事をこなしたりする方が良いと思います。あまりテレビに頼りすぎるのはどうかなと思いますが、大人しくしてくれているんだからお互いにとっていいでしょ!ということにしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編4位|周りに甘える・相談する

周りに甘える・相談する

子育て支援センターに行き、ママさん達と交流する

私は地域の子育て支援センターをよく利用していました。初めての子育てに右往左往している中、月齢の近い子どものママさんや先輩ママさん達と話をすることで、子育てに対する悩み等は解決できていました。人の話を聴く、自分の話を聴いてもらえるだけでも気持ちがスッキリしていました。

午前中だけでもそのような時間を作ることで、子どもにとっては刺激となり、私にはリフレッシュできる時間になっていました。

子育て支援センターは今でも利用させてもらっています。このような環境があることがありがたいです。

その他には、家族でお出かけをしたり、美味しい料理を食べに行ったりして、リフレッシュする時間を作っています。

30代前半/男の子1人/女性

ママ友に相談!

1歳8ヶ月差の姉弟を育てています。下の子が生まれる前から上の子のイヤイヤ期が始まり、生まれた頃にはイヤイヤが加速しました。

私は新生児のお世話と寝不足でイライラ、上の子はイヤイヤ期と下の子が生まれたことによってパパとママの注目が下の子にいっていることがわかり、大荒れの毎日でした。

ストレスのはけ口を求めて夫や周りの人に話をするのですが、聞いてもらえるだけで解決することはなく、いつもモヤモヤとした気持ちが残っていました。

ある日、下の子の区の検診に行った時、うちの子ども達と同じ月齢くらいの子を育てている人がいて、我が家と同じように上の子が暴れていたので声をかけました。そこからお友達になり、何かあれば連絡して「そちらはどう?」と聞いたり、時にはアドバイスもらったり、SNSで見た他のママの情報を共有したりして、一緒にイヤイヤ期を乗り越えました!今はそのママ友と一緒に下の子のイヤイヤ期と格闘する毎日です!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

周りの人に弱音を吐いて頼り、たまに1人の時間も大切にする

現在、1歳の子供がいます。主人の転勤で地元から離れ、親にも頼れずに一人で育児に奮闘してきました。

子どもがまとめて寝てくれない時期は寝不足にもなっていて、育児に対して「もう無理」と思うこともありました。主人の帰りが遅く、一日中子どもと2人きりで、孤独も感じていました。

自分が育児に前向きになれない時の対処法としては、周りの人にきちんと弱音を吐くことが大切だと思います。主人には弱音や愚痴を我慢せず言って、気持ちをスッキリさせていました。

子育ては自分がしないといけないという責任からたまには逃れて、旦那さんに子供を預けて1人の時間をもらい、リフレッシュすることも大切だと思います。心の中にあるモヤモヤは周りの人に吐いてスッキリして、自分への投資も忘れずにしていく事で、少しでも育児を楽しめるようになると思います。

20代後半/男の子1人/女性

一人で抱え込まずに誰かに相談する

10ヶ月の娘の育児真っ最中です。初めての子で分からないことだらけで、出産してから毎日とにかく必死です。育児本や育児の情報サイト、育児系YouTubeなどを見ては、「〜しなければならない」「こうでなければならない」という言葉に踊らされ、完璧な母親になろうと躍起になっていました。でも完璧にしようとすればするほどしんどくなり、赤ちゃんの泣き声を聞いては苦しくなって、自己嫌悪に陥り、もうぐちゃぐちゃになっていました。

私は専業主婦なので、一日中ずっと子どもと一緒にいます。旦那は家族のために毎日働いてくれているんだから、簡単に頼っちゃダメだと思い、素直に甘えることができずにいました。勝手に「働いている人の方が上だ」と思っていたんです。

そんなある日、ついに感情が爆発して、旦那の前で泣き出してしまいました。そのことを機に、旦那に普段思っていることを全部言いました。私が「夫婦だから、これぐらい言わなくても分かるでしょ」と言うと、旦那から「直接言ってくれないと分からないし、気づかない」と言われました。そこで「これからは思ったことはすぐに相手に言う」と決めました。

自分一人で抱え込んでいたらしんどくなるから、すぐに相談することが大事なんだと思いました。親や友だちに相談するのも大事だけど、育児に困ったら、まずは一番身近にいるパートナーに相談するのがいいと思いました。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編5位|子供や配偶者に理解を求める

子供や配偶者に理解を求める

疲れたという気持ちを吐き出し、家族に理解を求める

3歳と1歳の子育てをしており、キャパオーバーで無理だと思うことも沢山あります。その時は子供に「もう今日ママ疲れちゃったから、手伝ってくれない?」と言って、お風呂はシャワーで済ませたり、夜ご飯はデリバリーやテイクアウトで済ませる事もあります。

また主人にも「今日は疲れたから、甘いもの買ってきて」とねだり、自分が好きな食べ物や飲み物を常備して、頑張ったご褒美にしています。

子供に合わせて見たい番組を我慢し続け、ずっと子供番組を流しているご家庭もあるようですが、毎回子供にテレビを譲る必要はないと思います。私は「今日、ママ見たいのあるから」と言って、TVerで好きなドラマを見たりすることもあるし、おもちゃの片付けを放棄してそのまま次の日まで片付けない日もあります。

もう無理と思っている状態で頑張るとイライラが顔に出たり、子供にもきつく当たってしまうので、きつい時は堂々とサボっちゃいましょう!(笑)多少家事をしていなくても、ママが笑顔なのが1番いいと思います。

30代前半/2人兄弟/女性

夫を頼り、協力する

1歳半検診の際に、「ミルクとおしゃぶりをそろそろやめた方がいい」と言われてやめたのですが、寝る時の安心材料であったミルクとおしゃぶりが同時になくなり、寝付きが悪くなった息子。絵本を読んだり、スキンシップを取ったり、ネットに書いてある事を片っ端から試してみましたが、寝かしつけに時間を取られてだんだんイライラするようになりました。

ある日、私が入院したのをきっかけに夫が寝かしつけをしたところ、なんと15分で息子就寝。たまたまかと思いきや、私が入院中の1ヶ月間、ほぼ平均して15分以内に寝たとのこと。今までの苦労は何だったんだと思うのと同時に、私自身が息子にかまいすぎていたことを思い知らされました。

そこで退院後、私が寝かしつけを再開した際には、電気を消し、少しだけお話をしてから寝たふりをしてみると、すぐに息子の寝息が聞こえてきました。

今までは、私がやらなければと思い込んでいましたが、夫を頼ることも大切なんだと思い、今では何でも夫に相談し、2人で育児を楽しんでいます。

20代前半/3人兄弟/女性

【パパ編】子育てがもう無理と感じた時の対処法ランキング

順位 割合 子育てがもう無理と感じた時の対処法
1位 45% 周りに甘える・相談する
2位 24% ある程度は妥協する・割り切る
3位 23% 子供の良さを伸ばす
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケート』によると、1位は『周りに甘える・相談する』、2位は『ある程度は妥協する・割り切る』、3位は『子供の良さを伸ばす』という結果に。

割合で見てみると、1位の『周りに甘える・相談する』が約45%、2位の『ある程度は妥協する・割り切る』が約24%、3位の『子供の良さを伸ばす』が約23%となっており、1~3位で約92%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てがもう無理と感じた時の対処法4選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|周りに甘える・相談する

周りに甘える・相談する

役所や児童相談所に相談する

役所や児童相談所に行き、相談しましょう!これが一番良い対処法になります。

貴方はもう子育てを放棄する一歩手前まで来ています。おそらく、子育ては奥さんに一方的に押し付けている事が予想出来ますので、奥さんが遅かれ早かれ参ってしまい、最終的に子供が一番被害を被る事になるからです。

悩んでいるなら今スグに役所や児童相談所に相談しに行って下さい。一人で悩んだり、奥さんに相談しても正直解決にはなりづらいので、第三者である役所の人間や児相の人間のアドバイスを積極的に聞き入れて、一度気持ちをリセットしてから改めて子育てに参加するのが最善の対処法です。

40代前半/2人兄弟/男性

大人も徹底的に周りに甘える!

うちの子は生まれた時から体が弱く、出産後もしばらくは入院、病院通い。その後も5歳頃までは2か月に1回くらいのペースで突然の体調不良、短期の入院を繰り返していました。

共働きで、当時は休みをもらいにくい仕事についていた関係で、子供が体調を崩すたびにいっぱいいっぱいになっていました。さらに当時の私は働き盛りで、新しい仕事をどんどん覚え、スキルアップしたいと燃えに燃えていたため、職場で弱音を吐いたり、誰かに頼るという発想がなく、どんどん自分と家庭を追い詰めていってしまったように思います。

子どもがもうすぐ4歳という頃に、そんな私の状況に気付いてくれていた職場の先輩が、「子どもは親を困らせることが仕事なんだから、それに対応することが第一。もっと仕事は適当でいいし、何より徹底的に周りに甘えなさい」と助言してくれました。その時から考え方を改めることができ、周りに頼りながら質を落とさず、気持ちの負担は楽にしながら仕事に取り組めるようになりました。

自分達だけで子育てしているわけではなく、周りの方達も含めたみんなで子育てしているのだと実感しました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|ある程度は妥協する・割り切る

ある程度は妥協する・割り切る

パパママも初めてだから仕方ないと、ある程度妥協する

現在7ヶ月の男の子をもつ、新米パパです。妻が産後うつになったため、急遽育休を取得し、子育てに奔走しています。

当初は育児本やインターネットの情報をもとに、子どものためにあれをしなければ、これをしなければならないとやっていましたが、勿論上手くいくはずもありませんでした。しかし上手くいかないのは自分のやり方が悪いんだと思い込んでおり、精神的に追い込まれていました。

そのような中、「パパ、ママは頑張りすぎなくていい」という趣旨の動画を見たことで、自分もそこまで気を張って子育てしなくてもいいんだと肩の荷がおり、子供とも気負わずに向き合うことができました。

できなくて当たり前、うまくいかなくて当たり前を心がけ、これからも子育てを頑張っていこうと思います。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編3位|子供の良さを伸ばす

子供の良さを伸ばす

子供を観察し、性格や傾向を把握して、適切な対処が取れるよう勉強する

うちの子は、よく寝てよく遊び、よく食べるとても筋肉質な子ですが、空間認識機能が欠落していて、よく様々な物にぶつかり生傷が絶えません。何度「前をむこうね」と注意してもぶつかり、何度「石があるよ」と注意してもコケて、周りからは傷の多さに虐待を疑われる始末で、心が疲弊していました。

ずっと手を繋いで行動する訳にもいきませんし、年齢が上がる毎に手繋ぎを拒否するようになり、それに比例して怪我も増加していきます。

これ以上は心が持たない!と思ったので、せっかくの筋肉質だし筋トレ(っぽいものですが)をして体を鍛えさせることにしてみました(笑)コケても顔からいかないように腕力を鍛える(空間に向かってボクシング)、コケそうになった時のために体幹(トランポリンやプランクもどき)、壁にぶつかった時のための受け身等、一緒に筋トレ?やストレッチを続けた結果、空間認識機能は相変わらず欠落していますが、大きな怪我はもちろん、生傷に繋がる事も減り、筋肉質なおかげで親子でスタイルも良くなりました(笑)更に親子の時間が増えた事で、もっと仲良くなりました!

それまでは子供の欠点にばかり目がいってしまいがちでしたが、欠点を認め、プラスに繋がるように考えてあげるのも大事だと考えさせられました!

20代後半/2人姉妹/男性

子育てがもう無理と感じた時の対処法まとめ

この記事では、子育てがもう無理と感じた時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『距離を取る・気分転換を図る』、パパ側の1位は『周りに甘える・相談する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てがもう無理と感じた時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てがもう無理と感じた時の対処法
1位 33票 距離を取る・気分転換を図る
2位 23票 考え方やアプローチを変えてみる
3位 15票 ある程度は妥協する・割り切る
4位 14票 周りに甘える・相談する
5位 7票 子供や配偶者に理解を求める
その他 8票 上記以外の回答

【パパ編】子育てがもう無理と感じた時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てがもう無理と感じた時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てがもう無理と感じた時の対処法
1位 45票 周りに甘える・相談する
2位 24票 ある程度は妥協する・割り切る
3位 23票 子供の良さを伸ばす
その他 5票 上記以外の回答