【パパママ別】子育てが難しい…経験者が教える対処法

子育て 難しい

「子育てが難しい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「高い理想を掲げない・気長に待つ」や「プロや仲間に頼る・相談する」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てが難しい時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法28選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てが難しい時の対処法

順位 子育てが難しい時の対処法
ママ パパ
1位 高い理想を掲げない・気長に待つ ある程度、子供の意思を尊重する
2位 プロや仲間に頼る・相談する プロや仲間に頼る・相談する
3位 ある程度、子供の意思を尊重する メリハリのある対応を心がける
4位 過去を振り返ってみる 子供と一緒に楽しめる工夫をする
5位 メリハリのある対応を心がける 自分なりに愛情を注ぐこと

まずは、パパママ別の子育てが難しい時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てが難しい時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『高い理想を掲げない・気長に待つ』、パパ側の1位は『ある程度、子供の意思を尊重する』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てが難しい時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てが難しい時の対処法ランキング

順位 割合 子育てが難しい時の対処法
1位 36% 高い理想を掲げない・気長に待つ
2位 28% プロや仲間に頼る・相談する
3位 16% ある程度、子供の意思を尊重する
4位 8% 過去を振り返ってみる
5位 4% メリハリのある対応を心がける
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てが難しい時の対処法アンケート』によると、1位は『高い理想を掲げない・気長に待つ』、2位は『プロや仲間に頼る・相談する』、3位は『ある程度、子供の意思を尊重する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『高い理想を掲げない・気長に待つ』が約36%、2位の『プロや仲間に頼る・相談する』が約28%、3位の『ある程度、子供の意思を尊重する』が約16%となっており、1~3位で約80%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てが難しい時の対処法23選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|高い理想を掲げない・気長に待つ

高い理想を掲げない・気長に待つ

頑張らなくていい!生きていればいい!と考える

2歳の娘が只今絶賛イヤイヤ期中です。保育園へ行くのも嫌。車から降りるのも嫌。苺の服じゃないと嫌。寝るのも嫌。保育士のパートをしている私でもお手上げ状態。

頭では共感したり寄り添ったりすべきと分かっていても、実際気持ちを切り替えられる確率は10%ほど…。保育の現場や教科書、ネットに乗っている情報通りにしても、上手く行かないことばかりです。

出産前に思い描いていた母親像、家族像とかけ離れており、毎日を過ごすのに必死です。つい、周りの子より優れていてほしいなと思って、習い事を3つさせていますが、生きているだけで幸せなんだよな、とふと思うこともあります。

親が元気でいる事が子どもには一番かもしれないので、変に頑張り過ぎないようにしています。

30代前半/2人姉妹/女性

年を重ねるうちに次第に落ち着いていくこともあるので、心の余裕を持つ

私は姉妹で育ったため、息子が日頃どのような事を考えていて、どのように育つのか全く予想がつきません。何でそんなことするの?と理解が及ばず、まるで宇宙人という感じに思えてしまうことが多々あります。

特に息子が小さい時は、なぜかいろいろなところに突っ込んでいくことが多く、怪我が絶えませんでした。何度、危ないと言い聞かせても、何故かテーブルや椅子、遊具等に突っ込んでいくのです。

なんと伝えればわかるのか悩み、子育てが難しく感じた時期がありました。

今は小学生になり、やっと痛みなどを理解し落ち着いてきましたが、あの頃はどうしたらいいのかさっぱりわかりませんでした。でもある程度の年を重ねるうちに次第に落ち着いていくこともあるので、心の余裕を持つことが大切だと学びました。

30代後半/男の子1人/女性

もう少し大きくなったら落ち着くだろうと気長に待つ

今、2歳になる娘がいるのですが、イヤイヤ期に入りかかっています。朝ご飯も夜ご飯もイヤから始まり、好きなものしか食べようとしません。親としては色んなものを食べさせてバランスをとらせたいのですが、やはり食べたくないものは手でよけます。

宥めたりすかしたりしながらどうにか食べさせてはいるのですが、それでもなかなか食べてくれない事の方が多いので、私もだんだんイライラしてきて、言いようがきつくなったり、上のお姉ちゃん達に当たってしまう事がありました。

それもお姉ちゃん達に負担がかかるし、理不尽だよなと思い、今ではあきらめて好きなものしか食べさせていません。もう少し大きくなって落ち着いてきたらなんでも食べるだろうと気長に待つことにしました。

30代前半/4人姉妹以上/女性

とはいえ、今だけだから!で乗り切る

自分の子どもとはいえ、所詮他人なので考えていることが分からなかったり、思い通りに動いてくれなかったりすることが、難しさを感じる原因のような気がします。

例えば、前回は病院の待ち時間で静かに出来たのに、今回は絵を描かせても、動画を見せても、オモチャで遊ばせても泣き続けてしまうなんてこともあります。そういう時、周りの目も気になるし、焦ってしまってイライラすることも…。

でも、所詮はそんなの数時間程度です。その場にいる人たちが少し迷惑そうにしていても、ずっと覚えているような出来事でもないはずです。
少食だったり、病気がちだったり、便秘だったり、泣いてばかりだったり、夜泣きが酷くてなかなか寝なかったり…きっとママ達はいろんな悩みをそれぞれ抱えていると思います。でも、そんなのあっという間に過去の出来事になって、いつか懐かしむんだろうなぁと思います。

そう考えた時、私は子どものことでほとんど悩まなくなりました。

30代後半/女の子1人/女性

安全な場所で落ち着くのを見守るのみ

現在3歳の息子がいます。癇癪やイヤイヤ期はおさまりましたが、1歳後半から2歳10ヶ月くらいまでは本当に悩まされました。それまでは子育てって大変だなと思うことがあってもなんとかなってきましたが、イヤイヤ期は別物でした。

親の声も届かない、癇癪を起こす、場所や時間を問わず気に食わなければイヤイヤ炸裂…これが一年以上続いた時は、子育ての難しさを痛感しました。日々お互いにストレスがたまり、どうしたらイヤイヤさせずに済むか必死に考えて動き回っていました。

それでもイヤイヤされた時は、もう時間が解決してくれるまで待とうと思い、安全な場所で落ち着くのを見守るのみでした。癇癪の時間が過ぎ去るのを待つしかないので、めちゃくちゃしんどかったです。

20代後半/男の子1人/女性

一旦深呼吸して自分を落ち着かせるのが大事

うちの子は言葉足らずで何を言ってるのか伝わりにくいことがあります。しょっちゅう主語が抜けたり、話が飛んだりするので、「もう一回、整理して話して」と何度も質問を繰り返して、ようやく理解してあげられることも。

ちゃんと話を聞いてあげなきゃと思っていても、時間がないとイライラしたり、「後にしてくれる?」と言ってちゃんと聞かないこともあります。ちゃんと向き合わないといけないのはわかってるけど、なかなかできません。

なのでイライラしないように深呼吸して、自分が落ちついた状態で話が聞けるように努力しています。

今は子どもも大きくなってお話も上手になったので、あまりイライラすることはなくなったけど、気持ちが苛立つ時は一旦深呼吸して自分を落ち着かせるのが大事だと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

焦らずに急かさずにやってみる

我が家には6人の子供達がいます。何度も子育てに対して難しいと感じた事はあります。

しかし悩んでもキリがなく、もうなる様にしかなりません。悩んでいる時間も勿体無いし、時間が解決してくれる事もあります。

一人で難しくなったら、旦那さんにも協力して助けて貰ったり、お友達に会ったり子育てサロンに行ったり、自分も気晴らしをしながら毎日を楽しく後悔しない様にして過ごしました。

難しい事も沢山ありますが、子供もすぐに出来なくても、いつかは必ず出来る様になるし、焦らずに急かさずにやってみました。焦っても急いでも逆効果になり、全てが上手くいきません。その子、その子のペースもあるので、ゆっくりと何度もやりました。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

今は難しくてもいつか解決する日がくる

5歳と2歳の子育て中ですが、それぞれのイヤイヤ期や、2人目が産まれたばかりの頃の上の子の赤ちゃん返りの時には大変で、子育ての難しさを毎日感じています。

イヤイヤ期や赤ちゃん返りになると、親がこうしてほしいということを全くしてくれなくなるので、とにかく何をやるにも思い通りにいかずに苦労します。あれこれ解決策を模索してやってみたり、言うことを聞いてくれるように言い聞かせてみますが、ことごとくダメだと絶望的な気持ちになります。

でも上の子が4歳を過ぎて言うことをちゃんと聞いてくれるようになり、お兄ちゃんらしくなってくれたのを見ていると、難しいと思う時はあるけど、ずっと続くわけじゃないんだなと感じています。そう思えば頑張ることができると思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

あまり難しく考えず、「なるようにしかならない」と気楽に捉える

最初はどうしても難しいと感じる場面が多いと思いますが、みんなそうです。

あまり難しく考えず、「なるようにしかならない」という考え方の方が、きっと楽になると思います。

考えこみすぎるとストレスがたまりますので、もう少し気軽に考えていった方がよいと思います。

決して「こうしなければいけない」ということはありませんので、自分なりのスタイルで構わないと思うんです。自分のやりやすい方法で前向きに前進していきましょう!

40代後半/2人姉妹/女性

ママ編2位|プロや仲間に頼る・相談する

プロや仲間に頼る・相談する

子育てサイトで専門家の意見を検索

今まさにトイレトレーニングでつまずいています。幼稚園ではできているのに、なぜか家に帰った途端に失敗、オムツでないとできない息子にイライラ…。

でも先日、子育てサイトで、専門家の方が私と同じ境遇の子を持つ親御さんに、「まだ慌てなくて大丈夫」とアドバイスしているのを見て安心したところです。あんなに焦っていた私も、気長に息子のペースで進めてみようと前向きになりました。

他人と比べてしまい、幼稚園でできてるなら…と期待を寄せすぎてしまったことを反省しました。まだ3歳なのだから、と一呼吸置くのが大切だなと思いました。

私があまりうるさく言わなくなった途端に、息子もトイレに進んで行くようになり、悩んでいた日々が嘘のよう。まだまだ失敗もありますが、子どもの成長はそれぞれ。息子はどうやらのんびりながらも自分でちゃんと進んでいけるタイプみたいなので、ゆっくり待つ余裕も必要かなと思いました。その子にはその子のタイミングがあるんだなと思います。

30代後半/男の子1人/女性

周りの先輩ママに相談する!

1歳になったばかりの息子がいます。初めての子育ては分からないことだらけで、たくさん泣いたり悩んだりしました。

特にうちの子は成長が少しゆっくりめで、首座りや寝返り、ハイハイができるようになるのが他の子よりも遅かったのが気がかりでした。1人で悩んで、インターネットで調べたりもしましたが、ますます不安になってしまい円形脱毛症にもなりました。

そんな時に4歳の男の子を持つ友人に会う機会がありました。不安に思っていることを聞いてもらっていたら「大丈夫だよ。息子くんとっても良い子だよ!!愛情いっぱい育ってるのが伝わるよ」と言ってくれて、不安な気持ちが晴れていきました。友達の子は動きは早かったけど言葉が遅かったと教えてもらい、大なり小なりどの親御さんも悩みがあって、私1人じゃないとわかったので心強かったです。

1人で抱え込まず周りに相談する事の大切さや、出来ないことばかりじゃなく出来ることにも目を向ける重要性にも気づけた出来事でした。

30代前半/男の子1人/女性

子育ての先輩に甘えてみる

子育ては教科書もないし、学校で教わることもないので、正解なんてありません。だから、自分のやり方でよいのか、もっといい方法があるのではないか?と常に悩んでしまうと思います。特に最初の子供は全く未経験からの体当たりなので、つまずくこともしょっちゅうだと思います。私もしょっちゅう悩んでいました。

ママ友に訊いてみたり、健診に行った時に質問してみたり、本を読んだりして答えを探そうとしていましたが、一番頼りになったのは自分の母親の意見でした。

私の母は「子育てに自信を持ったことなど一度もない」と言います。教育方針も特になく、とにかく手探りで私に向き合っていたけれど、毎日新鮮で楽しかったし、深く悩んだことはないそうです。そして「10家族いたら10通りの育て方がある。子供もみんな違うのだから、それでいいんじゃないのかな」とのこと。私はそれを聞いて、気持ちが楽になりました。

子育ては難しくて当然です。そんな時は、子育てを終えたまわりの大人にちょっと話してみましょう。明確なアドバイスを得られなくても、必ず心が軽くなると思います。

40代後半/男の子1人/女性

保育園の先生や子育て経験者に相談してみる

下の子が生まれて、上の子が寝る時に私を叩くようになったことがありました。添い乳をしていて、上の息子に背中を向ける形になっていたんですね。ただ、私もその時は余裕がなくて、それに対してイライラしていました。

息子は言葉も遅かったので、3歳でしたがまだ片言の言葉も出ていませんでした。何か要求があるのは間違いないのだけれど、泣きもしないし表情も普通だし、この子は何がしたいんだと悩み、息子を見るだけで腹が立って、私は息子のことを愛せてないんじゃないかと不安に思うこともありました。

困り果てて、子育て経験者に相談したところ、「それはただの焼きもち。自分の方へ向いてほしいという意思表示だよ」と言われてハッとしました。言われてみればその通りだとわかるのですが、当時は思い至りませんでしたね。心に余裕を持っておかないと、こんな単純な事にも気づけなくなってしまうんだなあと思いました。

その後、先輩ママ達のアドバイスを参考に、息子に共感した後、「赤ちゃんにおっぱいあげるの終わったら、ギュってしようね」とわかりやすく伝えたところ、暴力がみるみる落ち着いたので、心に余裕を持つことの大切さを実感しました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

色んな育児本を読んで参考にする

一時は保育士を目指したこともあるほど、私は子どもが好きで理想の子育てプランがありましたが、いざ2歳児と0歳児を育ててみると、あまりの大変さに音を上げそうになります。

怒らない育児や、藤井聡太さんも受けたモンテッソーリなどの育児方法を学んでみたり、色んな育児本を読んで、子どもへの声かけの難しさを感じています。

遊びやお絵描きが上手くいっていたら、「上手だねー」ではなく、その過程や色づかいなどを褒めないといけないと知った時は驚愕しました。今まで当たり前のように言っていたし、知ったあとも思わず言ってしまいます。

守りすぎるのもよくない、参考程度にとどめておこうと思いますが、やはり息子が飽きっぽいのは、私の声かけのせいなのかと思ってしまったり…難しいです。

30代後半/2人兄弟/女性

同じ子供をもつママさんや友達に聞いてみる

子供が立ってご飯を食べていたりするので、たまにどう育てていいかわからなくなります。変に怒っても、きっと怒っている意味がわからなかったりして逆効果だと思うんです。そんな時、子育てって難しいなと思います。

同じ子供をもつママさんや友達に聞いてみると、やはり子育ては難しいという同感の声がきこえます。共感を得られることで少し安心できますし、みんな同じなんだなと感じて楽になります。

きっと周りのお母さんも、自分のお母さんも同じ気持ちだったんだろうなと思うことで、不安だけど頑張ろうと思えるし、みんな一緒だからやるしかないと思えます。

20代後半/女の子1人/女性

息抜きにお友達とランチに行き、自分を客観視してみる

子育ての中で思い通りに進まないストレスや、毎日子どもと向き合う中で息詰まってしまうことは誰にでもありえることでしょう。

たまには息抜きにお友達とランチなんていかがでしょう。ママは気分転換になるし、少し離れる事によって、子どもも母親の大切さに気付ける時間が生まれると私は思います。そういった時間をとる事により、自分の育児を客観的にとらえたり、違った角度からの意見を取り入れる努力や工夫が出来ると思います。

私もそういう時間を取り入れてみたのですが、子どもとの時間も大切にできるようになったり、今までやらなかった事に挑戦してみたり、楽しい時間を共有できるように変化していったと感じました。

物事の捉え方は人それぞれですが、ひとつの事を色々な角度から見て発見する楽しさも、育児をする中での喜びだと感謝しながら、今という時間を大切に過ごしていけたら幸せですね。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|ある程度、子供の意思を尊重する

ある程度、子供の意思を尊重する

ダメと言わずに、子どものやりたいことを一度受け入れる

娘はおもちゃにあまり興味がなく、大人のやっていることを真似したがります。今、1歳10ヶ月なのですが、料理にとても興味を持っています。野菜を切ったり、鍋の中を見たりしたいらしく、何度注意しても台所に入ってきてしまいます。

おままごとのおもちゃもすぐに飽きてしまい、本物の食器や食材を触りたがります。包丁や火は危ないので、近くに来ないでほしいと思い、何度注意しても効果はありません。家の間取り上、ゲートで仕切ることも難しく困っていました。

危ないということは少しずつ理解できる年齢になってきましたが、台所が好きという娘の興味を無くすことは出来ないので、試しに野菜を切りたがった時に、切った野菜を持たせてあげたら、すごく嬉しそうに持っていました。また、鍋の中を見たい時に抱っこで見せてあげたら、次からは「抱っこして」と私のところへ来るようになりました。

娘のやりたいという気持ちを受け入れて危なくないように安全を確保した上で、一緒にやらせてあげるというのも大事なのだと学びました。

20代後半/女の子1人/女性

とにかく子供の意見を傾聴

息子はイヤイヤ期真っ只中の2歳児です。息子は割と聞き分けがいい方だと思っていましたが、最近はオムツを替えるのも着替えるのも嫌、お風呂に入りお湯をかけただけで泣きわめき、大暴れ。機嫌が直ったかと思えば、今度は自分がシャワーを持つと言って聞かず、そこから進まないと言うことを毎日やっています。

イヤイヤ言い始めた頃は「イヤイヤ期だから何でもかんでもイヤイヤ言ってるんだろうな」くらいに思っていましたが、子供の言っていることを傾聴していると、イヤイヤにも理由があることもあり、原因がわかればイヤイヤを回避出来ることもありました。

いつもとちょっと違うことに対して嫌がっていたり、子供なりに理由があることもあったので、なるべく子供の思いを傾聴するようにしました。

多少のイヤイヤは回避出来ても、まだまだイヤイヤ言うことは多いため、子供のイヤイヤに耳を傾けることができる心の余裕が必要なのかなと感じました。

20代後半/男の子1人/女性

なんでもすぐに口を出さないで見守るように心掛ける

うちの息子は小学3年生で、反抗期の真っ最中です。親の言う事は一応聞いていますが、必ず一言文句を言ってきます。しかし生意気な口を利く割に宿題の分からない部分が多かったりするので、教える際にはつい厳しくなってしまいます。

ある日、私がいつもの様に厳しく教えていると、息子から「何でいつも怒っているの?宿題、一緒に見てくれるんじゃないの?」と言われました。私は真剣に教えているのに、何でこんなことを言われるのだろうと悲しくなりましたが、思い返してみると自分の感情だけで先走っていたことに気づきました。

それからは、なんでもすぐに口を出さないで見守るように心掛けたら、息子も反抗的な態度をあまりしなくなりました。

40代前半/男の子1人/女性

早めに普段から話し合っておくことが大切!

うちの子供は、中学生の時に将来就きたい職業などの具体的なイメージがありませんでした。私の家系は医療系の職業に就いている者が多いため、「医療系の進路を考えてみてはどうか」と子供に勧めると、子供も「安定した収入を得られるならば良いと思う」ということで、高校は医療系のコースのある学校に進学しました。

しかし、親の意見に流されてしまって、将来子供が後悔するのではないかと心配もあります。医療系は資格取得も必要ですし、勉強やレポート、実習など、相当な覚悟がなければ乗り越えられないので、子供がやって行けるのか不安に思っています。

潰しのきかない専門コースに進んでしまったため、嫌になっても投げ出すのは困難です。今にして思えば、もっと様々な職業について一緒に調べたり話し合っておくべきだったと思います。

子供の進路については本当に難しい問題だと思います。

40代後半/女の子1人/女性

ママ編4位|過去を振り返ってみる

過去を振り返ってみる

母の子育てを思い出して乗り越える

娘一人と、息子二人の子育てを経験しました。三人三様、個性的なキャラクターです。みんな感受性もこだわりも強く、小学生の頃は毎週先生から電話を頂き、方々に謝りに行きました。

自分自身がかなり活発な子供だったため覚悟はしていましたが、さすがに心配になり、スクールカウンセラーに相談してみました。すると「もっとしっかりと躾けなければならない。ダメなものはダメだと厳しく教えなければ、後々子どもが困る」と言われ、納得はするものの違和感を覚えました。なぜなら私が子供の頃、母が困るようなことをしても、母はそのような対応はしなかったからです。

母は、普段から私の他愛もない話にもよく耳を傾けてくれて、「あんた、面白い!」とゲラゲラ笑ってくれていたのです。イタズラをしているのは知っているのに、母の余裕たるや逆に恐ろしいと子供ながら感じました。

そのうち(私も成長したせいか)、あれだけやっていたイタズラもブームが去り、残ったのは自己肯定感でした。そんな母の子育てを思い出しながら、困ったことも乗り越えていきました。

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性

過去の写真や動画を見返したり、育児日記を読み返す

子供の成長がゆっくりで、〇歳なのにまだこれをやらない…このままでいいのかな?といった不安がある時、私は過去の写真や動画を見返したり、育児日記を読み返しています。あれから成長しているな…と思えると少し安心すると思います。

生まれた日から子供は少しずつ成長しています。変化がよく分からない日ももちろんあります。でもお母さんが焦らなくても子供の成長は進むので、焦らずじっくりそばにいてあげてください。子供も笑顔のママが大好きなはずなので。

「きっと大丈夫。いつか全部笑い話になる」と思って過ごすことも大切だと思います。

20代後半/男の子1人/女性

ママ編5位|メリハリのある対応を心がける

メリハリのある対応を心がける

いけないことはきちんと叱り、褒める時はとことん褒める

うちには3歳の男の子と1歳の女の子がいます。

息子は家ではよくお話したり遊んだりしていますが、癇癪もちで気に入らないとおもちゃを投げたりします。何度もいけないことだと教えますし、機嫌を取ろうと試みますが、なかなか改善されません。

また、コロナ禍もあり、同じ月齢の子との接触があまりなかったため、コミュニケーション能力が乏しく、幼稚園では無口で過ごしているようです。園では気になることがあっても自分の口で言えなかったり行動できなかったりで、どう改善すればよいのか悩んでいます。

でも、いけないことはきちんと叱り、褒める時はとことん褒めるように努力していれば、いつか理解してくれる日が来ると思っています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

【パパ編】子育てが難しい時の対処法ランキング

順位 割合 子育てが難しい時の対処法
1位 21% ある程度、子供の意思を尊重する
2位 20% プロや仲間に頼る・相談する
3位 19% メリハリのある対応を心がける
4位 18% 子供と一緒に楽しめる工夫をする
5位 17% 自分なりに愛情を注ぐこと
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てが難しい時の対処法アンケート』によると、1位は『ある程度、子供の意思を尊重する』、2位は『プロや仲間に頼る・相談する』、3位は『メリハリのある対応を心がける』という結果に。

割合で見てみると、1位の『ある程度、子供の意思を尊重する』が約21%、2位の『プロや仲間に頼る・相談する』が約20%、3位の『メリハリのある対応を心がける』が約19%となっており、1~3位で約60%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てが難しい時の対処法5選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|ある程度、子供の意思を尊重する

ある程度、子供の意思を尊重する

言葉が発達していない子どもの立場になって考える

下の子は現在3歳ですが、できないことなどがあると泣きそうな声で唸ります。それをうるさいと叱るのではなく、何をしたくて何ができないから困っているのかを一緒に考えてあげることも必要だと思います。「自分でしなさい」とばかり言うのではなく、まだまだ言葉の発達も十分じゃない子どもに寄り添って、考えてあげます。

子ども自身も「どうしたいか」がわかっていない場合もあると思うので、こちらから質問をして、やりたいことを探っていきます。

完全に泣いてしまっている時は、こちらから質問しても感情の昂りが大きすぎて考えることができなくなっている時もあると思うので、その時はまずは落ち着かせることを優先します。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|プロや仲間に頼る・相談する

プロや仲間に頼る・相談する

思い切って周りの人を頼ってみる

子育てが難しいと思うことは何度もありました。特に子育てが初めてであれば、ストレスや難しさを感じることは当然だと思います。

そんな時、私は自分の親(子どもの祖父母)に子どもを預かってもらうようにしていました。

日本では親が子どもをきちんと育てることが当然だという風潮があるように思います。しかしながら、子どもと一緒の時間が多すぎて、子育てに疲れてしまいストレスを感じてしまうことは健全とは言えないと思います。子育てをしている親の体調が崩れれば、結局は子どもに悪影響になってしまいます。

自分の親がいない場合には、ベビーシッターやデイリーの保育園などを活用することも一案だと思います。

20代後半/男の子1人/男性

パパ編3位|メリハリのある対応を心がける

メリハリのある対応を心がける

子供を叱る時、きちんと理由を分かりやすく伝える

下の息子は4歳なのですが、長湯をすると体調を崩してしまうということがうまく伝わらず、ただ水遊びを続けたいからお風呂で遊んでいる時間が多くなります。

こちらは早くお風呂から上がりたいという気持ちが先行してしまうので、ついつい衝動にかられて息子たちの手を引っ張り、お風呂場から無理に出そうとすることがあります。

そんな時に下の息子から、「なんでギューってしたの?」と言われました。早くお風呂から上げたいという思いが先行し、ついつい力が入ってしまった瞬間でしたが、質問に対してはうまく答えることができず、きちんとわかりやすい説明をしたほうがよかったと感じました。

この時期の子供は純粋なだけに、大人がきちんと理由を分かりやすく伝えることが大切だと感じました。

40代前半/2人兄弟/男性

パパ編4位|子供と一緒に楽しめる工夫をする

子供と一緒に楽しめる工夫をする

ゲーム感覚で、楽しむことを忘れずに!

子育てって大変だったり、疲れたりするイメージがありますよね。でもそれがゲーム感覚で出来たら、楽しくなりませんか?

私の子は発達障害がありましたので、言葉で言い聞かせてもなかなか聞いてくれない、理解してくれない、というところがありました。

子供が楽しんで出来て、大人もその様子を見て楽しめるようにするにはどうしたらいいか?ということを考えた結果、例えば「おもちゃの片付け」なら、大きめの段ボールにクッション材(新聞紙等)を敷いて、投げ入れて遊ぶようにしたり(固いおもちゃは人に投げちゃダメだよとは伝えます)、保育園やお出かけの用意の時に、NHKの子どもの歌などを歌いながらその歌をちょっとずつテンポを速くしながら用意させたりすると、笑いながら急いでやるようになったりし始めました。

大人も、子供が楽しんでやっているのを見ると、自然と笑顔になっていることに気づくと思います。子供がやっぱりイヤイヤやっていることを強要したり、「早くしなさい!」と叱っていたりすると、お互い嫌な気持ちになりますよね。それは、大人の人間関係でもそうだよなぁなんて思いました。学びながら、楽しみながら、肩の力を抜いて、笑いながら子育てが出来るといいですよね!

40代前半/男の子1人/男性

パパ編5位|自分なりに愛情を注ぐこと

自分なりに愛情を注ぐこと

自分なりに一生懸命子育てをすること

子育てには何が正解という事がありません。各家庭で子育て方法は全て異なりますので、貴方は自身の現在の子育てのやり方に自信を持って構いません。

もちろん子供にろくに食事を与えないとか、完全に子育てを放棄しているならば問題ですが、貴方が現在子育てが難しいと思いながらも自分なりに一生懸命子育てをしているならば、全く問題ありません。

将来、良い大学に行ってもらいたいなら、幼少期から勉強に打ち込むように子育てすれば良いですし、プロスポーツ選手になってほしいならスポーツクラブ等に通わせれば良いですし、貴方の自由なやり方でやれば良いだけです。

基本的に親は自身の子供が悪い方向に行かず、健康的に成長してくれたら良いと思っているので、貴方は自身の子育て方法に自信を持って現在のまま子育てを行えば良いと思います。

40代前半/2人兄弟/男性

子育てが難しい時の対処法まとめ

この記事では、子育てが難しい時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てが難しい時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『高い理想を掲げない・気長に待つ』、パパ側の1位は『ある程度、子供の意思を尊重する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てが難しい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てが難しい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てが難しい時の対処法
1位 36票 高い理想を掲げない・気長に待つ
2位 28票 プロや仲間に頼る・相談する
3位 16票 ある程度、子供の意思を尊重する
4位 8票 過去を振り返ってみる
5位 4票 メリハリのある対応を心がける
その他 8票 上記以外の回答

【パパ編】子育てが難しい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てが難しい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てが難しい時の対処法
1位 21票 ある程度、子供の意思を尊重する
2位 20票 プロや仲間に頼る・相談する
3位 19票 メリハリのある対応を心がける
4位 18票 子供と一緒に楽しめる工夫をする
5位 17票 自分なりに愛情を注ぐこと
その他 5票 上記以外の回答