【パパママ別】子育てで余裕がない…経験者が教える対処法

子育て 余裕 が ない

「子育てで余裕がない…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「周りを頼る・便利な物を利用する」や「物理的に離れてリセットする」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てで余裕がない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てで余裕がない時の対処法

順位 子育てで余裕がない時の対処法
ママ パパ
1位 周りを頼る・便利な物を利用する 一日の時間配分を見直す
2位 物理的に離れてリセットする 夫婦で協力し合うこと
3位 無理せず休憩・コーヒーブレイク 無理せず休憩・コーヒーブレイク
4位 しなやかに考える・適当力を養う 冷静に我が子と向き合う
5位 冷静に我が子と向き合う 人の技を盗む
6位 物理的に離れてリセットする

まずは、パパママ別の子育てで余裕がない時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てで余裕がない時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『周りを頼る・便利な物を利用する』、パパ側の1位は『一日の時間配分を見直す』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てで余裕がない時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てで余裕がない時の対処法ランキング

順位 割合 子育てで余裕がない時の対処法
1位 28% 周りを頼る・便利な物を利用する
2位 27% 物理的に離れてリセットする
3位 16% 無理せず休憩・コーヒーブレイク
4位 12% しなやかに考える・適当力を養う
5位 11% 冷静に我が子と向き合う
その他 6% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てで余裕がない時の対処法アンケート』によると、1位は『周りを頼る・便利な物を利用する』、2位は『物理的に離れてリセットする』、3位は『無理せず休憩・コーヒーブレイク』という結果に。

割合で見てみると、1位の『周りを頼る・便利な物を利用する』が約28%、2位の『物理的に離れてリセットする』が約27%、3位の『無理せず休憩・コーヒーブレイク』が約16%となっており、1~3位で約71%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てで余裕がない時の対処法24選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|周りを頼る・便利な物を利用する

周りを頼る・便利な物を利用する

割り切って人に頼る

私達夫婦は子供が中学生になるまでお互い夜勤のある仕事をしていて、娘の教育や生活全般のお世話は私が中心に行っていました。

しかし全てを賄うのは厳しかったので、娘が幼い頃は幼稚園に18時まで預けたり、夜勤の時は実家にお願いしていました。そして夜勤明けに実家に行き、親に子供を見てもらって自分は寝たりしていました。夜勤が終わると疲労困憊で熟睡してしまい、娘に何かあっても起きる事ができなかったからです。

私は基本的に、自分ができる限りのことを娘にするスタンスです。でも体調不良の時は娘の安全を守ってあげられないので、そこは割り切って人を頼りました。その分、一緒にいられる時は最大限の愛情を持って可愛がって楽しく育てました。

どうしても育児ができない辛い場面はあるので、人を頼ることも大切だと思います。

40代後半/女の子1人/女性

子育てに詳しいカウンセラーに電話相談する

うちの子は現在小学1年生ですが、ここまでなんとかやってこれたのは、カウンセラーの方の存在が大きかったです。

私はシングルマザーで子育てをしながらフルタイムで働いているのですが、「子育てが充分では無いのではないか?」「発達が遅れているような気がする」「こんな時どうすればいいんだろう」と、悩みがあっても相談できる人がいませんでした。周りの人に話すと「そんなもんだよ、大丈夫だよ、気にしすぎ」等言われることもあり、1人で答えを出せず苦しむことが多かったです。

ですが、子どもが寝た後に子育てに詳しいプロのカウンセラーの方に電話で相談するようになってからは、自分がどの方向に向かって頑張ればいいのかわかるようになりました。子どもの立場に立った意見を、客観的かつ具体的に聞くことができてスッキリし、子どもとの関係も良くなりました。

有料ですがプロの意見が聞けますし、子どもが寝た後の時間でも気にせず話せるので、私のように昼は時間が無いような人でも大丈夫です。私には絶対に必要な時間なので続けるつもりです。

20代後半/男の子1人/女性

YouTubeやテレビ、保育園に頼ろう!

子どもと関わるのに疲れてしまうと、どうしても余裕がなくなってイライラし、子どもに当たってしまうことがよくあります。

そんな時は、YouTubeやテレビに頼ると、子どもたちも危ない行動や遊びをしないため怪我にも繋がらないし、少しの時間、私も一息つけるのでとても助かっています。YouTubeやテレビをなるべく見せたくない!と思っていましたが、それに頼らないようにした結果、母親がいきり立っていたら本末転倒です。上手に取り入れるのがベストだと考えるようになりました。

私はパートをしていて平日に仕事の休みが来ることもあるのですが、疲れている時は自分の休息時間として保育園にお預かりをお願いすることがあります。

親が笑顔で健康でいることが何よりだと思っているので、色々な方法や手段、環境をうまく利用しながら、今を過ごせたらと思っています。

30代後半/2人姉妹/女性

母乳をやめ、ミルクに切り替えることで気持ちの余裕を持たせる

現在、7歳長男と4歳長女、8か月の次女がいます。次女が4か月になるまでは、授乳をするため常に抱っこしていました。長女は常に私の近くにいるのですが、そのせいで集中して母乳を飲めなくなってきた次女。

母乳の分泌量と次女の飲むタイミングが合わなくなってきて、母乳量がだんだん減ったのでミルクを足すことにしたのですが、その時々でミルクを作る量が変わったりして、別のストレスを抱え始めました。同時期に、小学1年生になって新しいことを沢山こなさねばならなくなった長男、赤ちゃん返りをした長女の影響で、私のイライラはピークになりました。心や時間の余裕がなくなってきていたのです。

そこで5か月頃には完全にミルクに切り替えました。枕に立てかけてフリーで飲ませることもあります笑 そうすることで常に抱いていなければならない疲労や、長女にべったりされるストレスから少し解放され、一気に余裕を持つことができました。

長女や長男にかける時間が増えて、気持ちにも余裕が生まれたので、ミルクに切り替えてよかったなと思います。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

便利家電などを利用し、工夫して時間を作る!

時間に余裕がないと、子どもが思うように動いてくれない時についイライラしてしまいます。そうして焦ってしまうと、子どもが反抗して余計に時間がかかってしまいます。

なので早く起きられる場合は早く起きて、子どもたちが起きる前にやりたいことをできる限り終わらせます。またレトルトや惣菜を使い、掃除や他の家事では家電をうまく使ったり、方法や頻度を見直し、空き時間を増やします。

子どもは時間通りに動いてくれず、親が家事等をしながら「早く!」と急かすことが多いと思いますが、急かす前に自分が先に動いてみると案外動いてくれることが多いように思います。

また時間があると子どもが何を求めているのか、ゆっくり考える時間もでき、結果うまくいくこともあります。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもに家事を丸投げしてみる!

仕事から帰ってきて疲れ果て、もう何もできないと思っている時に限って元気すぎる兄弟。遊んだりケンカしたり大騒ぎで、その声にさらに疲れも倍増してしまいます。

そこで「もう疲れて何もできないから、夜ごはん何かお願いしていいかなぁ?」と、子どもたちに夕方の家事を丸投げしてみました!1日の終わりでも元気が有り余っている上に、自分たちで考えて何か作ってもいいというのが嬉しかったのか、2人で相談しながらお米を研いでごはんを炊いたり、冷蔵庫にあるものでサラダを作ったりしてくれました!

お手伝いは、「あれとこれをお願い」と具体的なことをお願いするよりも、自分たちで考えてやってもらう方が、本人もやらされている感じがせずに自主的に動いてくれるような気がします。多少散らかってしまいますが、そうやって出来上がったごはんが美味しいと、今度は自信に繋がり、次からは自分で何か作ってみようと動いてくれるので、いつかは戦力になってくれると思っています!

少し失敗したりしても、自主的に動いたことを褒めるのがコツですよ!

30代後半/2人兄弟/女性

親や主人に子どもを見てもらい、自分の時間を確保する

産後、誰かに預ける事に抵抗があり、寝不足で身体が辛い時も四六時中、子どもと一緒に居ました。もちろんイライラすることもあるし、悲しくなる事も。そうすると悪循環でどんどん余裕が無くなっていき、子育てを楽しむことが出来ませんでした。

そんな時、保健センターの指導員の方に言われたひと言があります。「誰でもいいから甘えなさい。十分お母さんしてるんだから、甘えたっていいんだよ」この言葉で私は救われました。

親や主人に1時間でも2時間でも子どもを見てもらい、自分の時間を確保する事によって自分に余裕ができ、イライラする事や情緒不安定になる事が少なくなりました。何より子どもに笑顔で接する事が出来る様になりました。

なので甘えるって大事です!子育てはゆるくでいいんです。お母さんが笑顔だと子どもはそれだけで十分なんです。

30代後半/女の子1人/女性

ママ編2位|物理的に離れてリセットする

物理的に離れてリセットする

自分の時間を作って、趣味でストレス発散

上の子は小学校高学年になった頃から、一度で言うことを聞かず、何度も言わないと動かなくなりました。

あまり口うるさく言われるのは子供も嫌がるので、何度か注意したらあとは自己責任で放っておいています。それで失敗しても勉強になるし、次からは気を付けるようになるからです。

また、子育てで余裕がない時は、家事がたまって時間に追われ、イライラしている時だと思うので、家事はなるべくためずにその場ですぐに片付けるようにしています。

あとは自分の時間を作って、趣味でストレス発散させることが一番大事だと思います。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

1時間でも子供から離れる時間を作る

パパや実母など頼れる人に子供を一旦預けられるといいですよね。1時間でも一人になれて、子供から離れる時間を作ると良いと思います。

その時間はしっかり自分のまったり時間や、やりたい事をやる時間として消費します。でも結局、『泣いてないかな』『今何してるのかな』『あ、これ買ってったら喜ぶかも』と子供の事を考えてしまうんですよね。そうなると帰った時に愛しさが増していて、私が守らなきゃなと再確認できます。

もちろん子供が嫌で余裕が無くなるわけではないのですが、一旦息抜きをして、自分で再確認できるのがいいと思います。

月一くらいで家族に協力してもらえたら、その日にやりたい事の為にがんばろうと目標や楽しみになりますし、余裕もできておすすめです。

20代後半/女の子1人/女性

家族に少しの間だけでもみてもらい、自分の時間を作る

うちの子は産まれた時からよく泣く子で、2歳近くまで一晩中泣いていました。10ヶ月の時に保育園に預け始め、自分も仕事と家事育児で疲労困憊、あげくの果てに2歳頃からイヤイヤ期が始まり、正直おかしくなりそうでした。

そんな時は家族に少しの間だけでもみてもらい、自分の時間を作るようにしました。

心に余裕が無いと子供に対してもあたりが強くなってしまいます。少し距離を置くことで、伝わらなかったら言い方を変えてみようと思えるようになりました。

時には子育てから一歩引いてみるのもいいと思います。

30代前半/男の子1人/女性

少しの時間だけ1人になり、なぜ余裕が無くなっているのかを考える

旦那が出張で頼れる人がいない時は大変でした。0歳児なのでまだ言葉の意味も理解できず、ずっとぐずっているので余裕がなくなり、イライラしてしまいました。

仕方ないので、少しその場から離れて、なぜイライラしているのかを考えてみました。すると「言葉が通じないから私はイラついているけど、まだ0歳の子供に怒っても仕方ないな、しょうがないか」と思えました。

しょうがないと思う事で私の心にも余裕がうまれて、その後イライラする事はなくなりました。

初めての育児で分からない事だらけで、いっぱいいっぱいになってしまった時は、少しその場を離れてみるのがおすすめです。イライラの原因がわかり、解決策も浮かぶのでとてもいいなと思いました。

20代前半/女の子1人/女性

子供達を預けて家から離れ、息抜きに行く

我が家には6人の子供達がいます。当初は初めての子育てに迷ったり悩んだりしました。自分に余裕もなかったし、自由な時間もなくて、イライラしたり気持ち的にもどんよりな日々でした。

やはりストレスを発散しないと苛立ってしまうので、息抜きをする事をオススメします。

何でもいいので自分の好きな事をしたり、好きな物を食べたり、たまには子供達を預けて家から離れて、お友達と会ったりしながら楽しみを作りましょう。そうやって過ごせば、行き詰まりやイライラもなくなります。

余裕が最初からある人なんて、そうそう居ないと思います。旦那さんにも頼れる所は頼って助けてもらいましょう。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

子どもを安全な場所に置いて離れる

3歳と2歳の年子です。下の子に脳性麻痺があって、ずっと赤ちゃんのような感じなので、お姉ちゃんの赤ちゃん返りもいつまでも終わりません。

下の子は知的には問題がないので、イヤイヤ期真っ盛りで2人してイヤイヤすることが続いています。子育てに余裕がない時は、何をしても無駄だと思いました。言葉かけの勉強やアンガーマネジメントもしましたが、家事育児に追われたら余裕がなくなって怒ってばかりになります。

そういった時は子どもと離れることが1番だと思います。夫に預けたり一時保育を利用したり、なんでもいいので1人の時間を作るようにしました。

1人の時間が少しでもあれば、余裕が出てきます。すぐに余裕はなくなってしまうんですけど、離れられる日を定期的に持つことで乗り切れるのでそうやってやり過ごすようにしています。

30代後半/2人姉妹/女性

子供を絶対安全なところに置いてその場を離れ、一人の時間を作る

ワンオペ中、子供が言うことを聞かず、何をしても泣き止まない、こちらまで余裕がなくなった時は、とにかく一度その場を離れます。もちろんベビーサークルの中だったり、きちんと安全なところに子供を置くことは忘れません。

泣きながら呼ばれると可哀想になりますが、こちらに余裕がないと最悪な結果につながる恐れもあるので、とにかく一人になって深呼吸し、コーヒーを飲んだり好きな曲を聴いたりして落ちつきます。

気持ちを切り替え、また子供のために頑張ることが出来るなと思ったら子供の元に戻り、思いっきり抱きしめて向き合ってあげています。

「親が幸せじゃないと子供も幸せになれない」をモットーにして、無理しすぎない子育てを心がけています。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編3位|無理せず休憩・コーヒーブレイク

無理せず休憩・コーヒーブレイク

自分一人になり、甘いものを食べて気持ちを落ち着かせる

中学生の息子が反抗期です。偉そうな口を利く割に、自分のことは自分で出来ていないことが多く、毎日のようにバトルです。

周囲の人に相談して口出しをやめようと決意しても、仕事で疲れて家に帰り、脱ぎ捨てた靴下を見るとイラッとしてしまいます。笑顔で「今度から自分でやりなさい」と伝えられるようになりたいと思いますが、なかなかできません。

そういった時は、本人に何度も言うのでなく、一度ゆっくり自分一人になり、甘いものを食べて、気持ちを落ち着かせます。例えば「そんな靴下一つで怒らないといけなかったのかな」などと考えると、だんだん落ち着いていきます。

ついつい心配が先行している自分を、客観的に見るよう心がけています。

40代前半/3人兄弟/女性

少しでも自分の時間を作って休む

上が2歳のイヤイヤ期で危なっかしく、こちらの要望をわかってくれなかった時、下の0歳は頻回の授乳やおむつ替えがあって余裕がなく、疲れ果てていました。

実家は遠くて頼ることができず、夫も帰りが遅いので、しんどくても当たりどころがなく、辛かったのを覚えています。

上の子は2、3時間はお昼寝をしてくれて、下の子も同じタイミングで寝かしつけができれば、自分の時間になっていたので、その間は家事なども一切せずに一緒に寝て疲れをとっていました。

また、スイーツを食べたりして自分の時間を取るようにしてストレスを発散していました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

深呼吸をしながら大好きなコーヒーを淹れて、客観的に現状を把握

育児をしているとどうしても思い通りにならない事が起こります。自分も家事と育児をこなすことに必死で、なんとかやりきってみせる!と意気込み、何度もスケジュールを調整。朝起きてから夜寝るまでのスケジュールをああでもないこうでもないと試行錯誤。

しかしいざその通りに生活を進めてみると、ことごとく崩しにかかってくる最愛の我が子(笑)血圧も上がり息も荒くなり、気づいた時には自分はもう鬼と化しています。

そんな時には、すぐに自分の思いを発さずにまずは深呼吸。深呼吸をしながら大好きなコーヒーを淹れて、客観的に現状を把握します。どう伝えたら敵(最愛の我が子)を味方にして、スケジュールを遂行出来るか落ち着いて考えます。

大体3回の深呼吸をすれば鬼のツノは引っこみ、自分の理想とする余裕のある母を演じられます(笑)

30代後半/男の子1人/女性

全てに力を入れすぎずに毎日必ず休息する

色々なことに追われたりしていると、余裕がなくなることもあります。完璧にしようとせず、どうにかして余裕を作る工夫をしないと後々大変になります。

大変なことはまだまだ待っているので、全てに力を入れすぎずに毎日必ず休息はとってください。午前中30分休んで、また午後休んでという感じでリズムをつけていけば、だんだんメリハリがついてくるはずです。

余裕が生まれてこないと、ストレスもたまってきますので、子供の為にも自分の為にも、息抜きはしっかりとしてくださいね。

40代後半/2人姉妹/女性

ママ編4位|しなやかに考える・適当力を養う

しなやかに考える・適当力を養う

子供に合わせて自分が変わること

離乳食後期にスプーン食べがうまくできず、食卓やテーブルの下が米粒や野菜クズでめちゃくちゃになっていました。せっかく作ったご飯を毎回ぐちゃぐちゃにされて喚かれるので、常に戦いの気分で挑んでいました。

しょうがないことですが、自分のご飯は後回しで温かいものは食べられず食事を全然楽しめないし、食事の時間が憂鬱でした。

もっと子供も私も食事を楽しみたいと思い、1日1食はスプーン食べにして残り2食はつかみ食べができる物にしました。お昼ご飯は朝にまとめて作るようにして、朝はつかみ食べできるものを食べてもらう事で、時間に余裕ができて、お互い自分のペースで食べられるようになり、食事を楽しめるようになりました。

子供も落ち着き、喚くことが少なくなった気がします。一生懸命やることも大事だけど、諦めたことで心にゆとりが持てました。

30代後半/女の子1人/女性

なんでも完璧にやろうとしない!

我が子は周りと比べても、比較的育てやすい子だと思います。もうすぐ2歳になりますが、生まれたばかりの頃から特に病気や怪我もなく、よく食べよく眠る子でした。しかし、1歳になり私がフルタイムで仕事に復帰すると、私自身に余裕がなくなり、子どもが思い通りにならないことにイラつきを感じるようになってしまいました。

でも、よく考えると、子どもが私のスケジュール通りに動いてくれるわけがないんですよね。そんなことすら気付かないくらい余裕がなくなっていたことを反省し、まず自分を中心に物事を考えるのをやめました。また、家事も仕事も完璧にこなそうとするのをやめました。「まあいいか、今日は子どもも夜更かししても」「まあいいか、皿洗いは明日にしても」と、ある程度自分を甘やかすと、自然と余裕が生まれ、子どもにも穏やかに接することができるようになりました。

子ども中心の生活も今だけ。将来振り返ってみれば、きっとあっという間の出来事なのだと思います。最近は、かわいい我が子に振り回される毎日も悪くないな、と思い、楽しむことができています。逆に手を抜きすぎて、家事も必要最低限しかしなくなっている気もしますが…(笑)

現在第二子妊娠中で、子ども二人になったらますます家事も育児も適当になる予感がしています。でもそれも悪くない!日々がんばるママさん、適度に手を抜きつつ、短く貴重な子どもとの時間を楽しみましょうね!

30代前半/女の子1人/女性

家族のメンタルを重視し、家事は諦める

2歳差兄弟の母です。上の子は進級して環境が変わり、下の子はイヤイヤ期に突入し、2人とも泣き叫ぶ日々です。

本当は1人ずつ丁寧に声掛けが出来れば完璧だと思います。しかしながら共働きで、主人は多忙の為、朝起きてから寝るまでワンオペ育児・・・仕事上ストレスも溜まった状態での子供のメンタルフォローは厳しい状態です。

どうしたらよいか考えた結果、自分は「仕事にも子供にも全力でなければならない」と思い込んでいたのではないかと思いました。

そのため、一部分を諦めることにしました。大事な子供の心や自分の心の声にはきちんと答えてあげる代わりに、家事は無理せず可能なところを優先して行うことにしたのです。他は明日の自分にお願いしたり、休みの日の主人にお願いしたりして乗り切っています。

30代前半/2人兄弟/女性

ママ編5位|冷静に我が子と向き合う

冷静に我が子と向き合う

気持ちを落ち着かせるためにハグする

現在イヤイヤ期真っ只中の2歳の女の子を育てています。1度イヤイヤモードに入ってしまうとなかなか抜け出せず、おもちゃを投げたり、叩いたり・・・そんな時は少し気持ちを落ち着かせるために”ハグ”をしています!”ハグ”をすると娘も気持ちが落ち着き、自分も冷静になれる時間を確保できます。

いつも『ダメ』と言ったりダメな理由を説明したりしても、2歳の娘には難しかったり長かったりで、説明の途中で遊び始めたりしていました。
“ハグ”をして伝えたいことをまとめる時間を確保出来たことで、「共感・提案・感謝」を伝えることができるようになりました!

イヤイヤとなることがまだまだ多い娘ですが、少しずつ気持ちを落ち着かせる方法がわかってきたみたいです!

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

落ち着かせてから子どもに分かる言葉を選んで伝える

上の子が3歳の時に下の子が産まれました。イヤイヤ期と下の子への嫉妬や不安感などから、上の子は叱られると絶叫したり大暴れしたりしていました。

そういう時は聞く耳持たずなので、しばらく泣かせて「落ち着いた?」と一声かけ、まず落ち着いた事を褒めました。その後わかりやすく端的に、叱った理由や物事への対処方法を教えて納得してもらっていました。今では感情の爆発がある時は1人で部屋にこもり、落ち着くまで自分から距離を取るようになりました。そして「落ち着いたよ」と言って出て来ます。

もちろん、まだまだ発達途中の心なので、上手くいかない時もあります。外出時などは特に難しいので、強制になってしまう事もありますし、親である自分にも余裕が無くなり爆発する事もあります。

でもどんな状況であっても「子どもが分かる言葉」にして事前に伝える事が必要なのではないかと思っています。子どもは自分と同じ人間で、自分自身の過去の姿。そして自分は子どもの未来になり得る・・・そんなイメージで子育てしています。

30代前半/2人兄弟/女性

子どもにも素直に気持ちを打ち明ける

両親など子育てを手伝ってくれる人が周りに一人もおらず、夫も毎日激務で帰りが遅いので、ほぼワンオペで3才と1才を育てています。

特に3才のお兄ちゃんがグズグズしている時やわがままばかり言っている時、「何で分かっているのにできないの!?」という気持ちで叱りすぎてしまうことがあります。

夜寝る前に自己嫌悪になり、また反省してやり直そうと思うのですが、次の日になると同じことの繰り返しです。

なのである時から、「お母さん疲れてるんだ。お母さんもちょっと悲しい」ときちんと気持ちを伝えることにしました。それから無理しすぎず子供と向き合えるようになった気がします。子供も私を気遣ってくれるようになり、少しずつ楽になっていきました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

【パパ編】子育てで余裕がない時の対処法ランキング

順位 割合 子育てで余裕がない時の対処法
1位 21% 一日の時間配分を見直す
2位 20% 夫婦で協力し合うこと
3位 19% 無理せず休憩・コーヒーブレイク
4位 18% 冷静に我が子と向き合う
5位 9% 人の技を盗む
6位 8% 物理的に離れてリセットする
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てで余裕がない時の対処法アンケート』によると、1位は『一日の時間配分を見直す』、2位は『夫婦で協力し合うこと』、3位は『無理せず休憩・コーヒーブレイク』という結果に。

割合で見てみると、1位の『一日の時間配分を見直す』が約21%、2位の『夫婦で協力し合うこと』が約20%、3位の『無理せず休憩・コーヒーブレイク』が約19%となっており、1~3位で約60%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てで余裕がない時の対処法10選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|一日の時間配分を見直す

一日の時間配分を見直す

自分の時間配分を見直してみる

子育てに対して余裕がない時は、まずは自分の1日の作業や仕事の時間配分を詳しく分析することをお勧めします。

1日のリズムがわかったら、どの部分で時間を調整すれば子供と向き合える時間ができるかを考えて、時間に余裕が持てるような行動配分にします。

例えば朝10分早く起きるだけで、時間に対して余裕が生まれます。あと少し寝ていたいと思うこともあると思いますが、イライラしたり焦ったりすることで細かいミスが発生し、そのうち取り返しのつかない大きなミスにつながって行きます。

それが10分早く起きることで予防でき、子供に対しての時間もできるので、この10分には大きな意味があります。余裕がないと感じたのなら、ぜひ自分の時間配分を見直してみてください。

40代前半/2人兄弟/男性

子供の生活リズムを整えることが大切

私の子は生後1か月です。2週間目を過ぎたあたりから、夜の寝つきが悪くなりました。ミルクを飲ませると寝つきがよくなるのですが、過剰な授乳は子供の成長にも悪いため、恒久対策とは言えません。この頃から子育ての余裕がだんだんとなくなってきました。

子供の寝かしつけ対策として夫婦で出した結論は、生活リズムの改善です。これまでは「寝かしつけは暗い方がよい」と考え、カーテンを閉めて、なるべく暗い空間を作るようにしていました。しかし、それだけでは不十分でした。大人でも、長い昼寝をした時や遅い時間にカフェインを摂った時などは、いくら暗い部屋に居ても寝られないことがあるのと一緒です。

ネットやYouTubeで新生児の寝かしつけ方を検索すると、新生児であっても生活リズムを作ることで夜の寝かしつけもよくなると知ったので、それを実践しました。

結果、夜お腹が空いた時やオムツが不快で起きることはありますが、それ以外で起きることはほとんどなくなり、寝つきも以前と比べて改善されました。

20代後半/女の子1人/男性

パパ編2位|夫婦で協力し合うこと

夫婦で協力し合うこと

時間の区切りをつけ、夫婦で交代して休憩する

我が家には4歳と2歳の娘がおります。2人とも常時イヤイヤ期のような感じで、親には常にストレスがかかっている状態でした。

特に妻は時短勤務で働き、私が帰宅するまで1人で2人の子供の育児に取り組んでいるため、負担が大きかったようです。

イヤイヤ期特有の「何を言っても否定・号泣」の状態が続いてしまう時は、『子供2人と親が1人』いる部屋を作り、片方が育児対応するようにしていました。理不尽なイヤイヤ期の不機嫌に延々と対応するのは大きなストレスになるため、時間の区切りをつけて休んだり対応したりする方が良いと判断した結果です。休んでいる方は、心を落ち着かせるリフレッシュタイムにしました。

そうすると双方、心に一定のゆとりを持って子供と接することができました。

20代後半/2人姉妹/男性

夫婦で家事や育児を分担する

まず「子どもが泣くのは仕方ない」と思い、完璧を求めないようにしました。

育休期間中ということもあり、夫婦で交互にお風呂や寝かしつけをするなど、分担もしています。現在、仕事をしていないため、子どものために使う時間を最優先していることが良いと思います。

もし、夫婦ともに手いっぱいになっているのであれば、一時保育に預けてリフレッシュすることも必要だと考えています。でも夫婦で分担すれば大きく困ることはないので、可能な限り周囲の人には育休の取得を勧めていきたいと思います。

仮に1か月であっても、社会人生活の夏休みとして割り切って子どもに向き合う時間も大切だと思います。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編3位|無理せず休憩・コーヒーブレイク

無理せず休憩・コーヒーブレイク

コーヒーを飲んで一服する

生後7ヶ月ぐらいの頃、うちの子は夜泣きがひどくて本当に苦労しました。毎晩起こされ、だっこして近所を30分ぐらい散歩したり、時には寝付くまで車で走ったことも。

ある時、毎日残業で疲労が溜まっており、睡眠時間も取れていなかったせいかイライラを抑えられず、夜泣きが始まった途端、妻と子供に「うるさい、うるさい」と怒鳴りつけてしまいました。ベランダでコーヒーを飲みながらタバコを一服すると何だか落ち着いて、その後ものすごく罪悪感を感じてしまいました。

あれほどイライラしていたのに、少しだけリラックスすると案外落ち着くものなんだなと気づきました。それからはイラッとするとベランダに出て、コーヒーを飲みながらタバコを一服するようにしました。

子育てでイラッとしたり余裕がなくなった時は、少しだけ休憩(深呼吸したり、お茶を飲んだり)しようと意識すれば、結構力がぬけてイライラが
解消できたりします。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

コーヒーをイッキ飲みして、育児・家事だけに専念する子育てハイになる

現在、4歳の息子は幼稚園に昼過ぎまで、2歳の娘は夕方まで預けております。息子は週2ぐらいで夕方まで預かってもらえるように延長をしておりますが、幼稚園の性質上、息子には昼寝の時間がありません。

そのため、昼寝をせずに遊びまくってきた息子と、ぐっすり2時間昼寝をしてきた娘では、寝かしつけに大きな差が出ます。息子は帰宅してからお風呂、食事を済ませると早々に寝てくれるのですが、問題は娘です…。息子が19時30分頃に寝てくれたのに、娘はイキイキ、目がギラギラ(笑)言うことを聞かないし眠らないし、You Tubeも見るし…結局残りの家事をしながら娘を少し遊ばせて、10時ぐらいに寝てくれる状態です。

たまにはゆっくり育児から離れて一人の時間を日常的に取り入れられたらいいのですが、毎日のことなのでなかなか大変です。

余裕がない時は、コーヒーをイッキ飲みしてから、育児・家事だけに専念する子育てハイになることで凌いでいます(笑)

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編4位|冷静に我が子と向き合う

冷静に我が子と向き合う

「なんで泣いているのか」を考える

私は元保育士ですが、子どもがなぜ泣いているのか分からないことが多々あります。それにイライラしてしまうこともしばしば。

でも子どもや赤ちゃんは泣くことでしか気持ちを伝えられないのだから、仕方ないんですよね。「泣くことが毎日の仕事だ」という感覚が頭にあるだけで、気持ちに余裕が生まれました。

そうすれば自然と「なんで泣いているのか」を考えるほうに意識が向くようになります。抱っこの仕方、お腹空いているのか、暑いのか寒いのか、全身をおくるみで包まれたいのかなど、いろいろ試してみるといいですよ。私も、新しい気づきが生まれて子育てが楽しくなるように毎日考えています。

どうしてもだめな時もあるかもしれませんが、その時は自分を責めたりするのではなく、外の空気を吸ったり、好きな音楽をかけたり、好きなものを食べたりして自分にもご褒美を忘れずに。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

子供目線でなぜそうするのかを考え、見守る

うちの子は1歳になった頃から歩き出し、触ってほしくないものを触ったり、行ってほしくない場所に自由に行ったりするようになりました。

最初は「ダメ!」と怒っていたのですが、本で「子供には子供の都合があり、大人が怒るのは大人の都合」という言葉を目にしてから、考え方を改めるようになりました。

そういえば、子供に触らせたくないものは大体、自分が触って欲しくないものだし、行ってほしくない所は危なかったり汚かったりで、こちらが対応するのが面倒な場所ばかりでした。でも子供は「気になるから触りたいし、口に入れたい。まだ見たことのない色んな所に行きたい」という本能的な好奇心から動いているのだという事に気づきました。

それからは危ない物等は子供の届かない所に置き、口に入れてほしくないものも体に害のない物ならば見守り、後で口を拭いてあげるようにしました。

まずは子供目線でなぜそうするのかを考えてあげて、その上で危険がなければ見守るようにしています。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編5位|人の技を盗む

人の技を盗む

妻や母など他の人はどう対応しているのか聞いてみる

生後6ヶ月くらいの子どもがずっと泣くのをうるさく感じてしまったことがあります。抱っこしても歩いてみても、おもちゃを与えてみても泣き止まず、困ってしまいました。

自分なりに考えて、違う方法を試してみたのですがなかなか泣き止まず、どうせやっても無駄と思ってしまい、余計にストレスでした。また、妻から「イライラしないで」と言われることもストレスでしたね。

そこで、妻や母など他の人はどう対応しているのか聞いてみる事にしました。すると自分では思いつかない対応をとっていて、見事に泣き止んでいました。

自分の思考が偏っていたことを知り、反省すると共に早速真似してみると、見事!我が子が泣き止みました!人の技を盗むのも大切ですね。

30代前半/男の子1人/男性

パパ編6位|物理的に離れてリセットする

物理的に離れてリセットする

理由を付けて家から出かける

男性は女性に比べて逃げ場所は沢山あります。私は「早めに会社に来てと上司に言われた」と言って、会社に早く行って家のゴタゴタから逃げました。

休みの日は「銀行に行ってくる」と言って離れました。移動手段が自転車なので、町を1周するのは結構時間がかかると妻も知っているので、すぐには帰らず、その間に軽食したりしていました。そして夜ご飯の時はお酒を呑んで「酔った。眠い」と言って、早めに布団に入って寝ていました。

あとはホームセンターにDIYの材料を探しに行ったりもしていました。

男性は女性と違って余裕は作れます。最低かもしれませんが、しんどい時は逃げればいいんです。理由を付けて家から出かければ大丈夫です!その代わり、余裕のある時は率先して動きましょう(笑)でないといざと言う時、見向きもされなくなってしまいます。

50代前半/3人姉妹/男性

子育てで余裕がない時の対処法まとめ

この記事では、子育てで余裕がない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てで余裕がない時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『周りを頼る・便利な物を利用する』、パパ側の1位は『一日の時間配分を見直す』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てで余裕がない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで余裕がない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで余裕がない時の対処法
1位 28票 周りを頼る・便利な物を利用する
2位 27票 物理的に離れてリセットする
3位 16票 無理せず休憩・コーヒーブレイク
4位 12票 しなやかに考える・適当力を養う
5位 11票 冷静に我が子と向き合う
その他 6票 上記以外の回答

【パパ編】子育てで余裕がない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てで余裕がない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てで余裕がない時の対処法
1位 21票 一日の時間配分を見直す
2位 20票 夫婦で協力し合うこと
3位 19票 無理せず休憩・コーヒーブレイク
4位 18票 冷静に我が子と向き合う
5位 9票 人の技を盗む
6位 8票 物理的に離れてリセットする
その他 5票 上記以外の回答