【パパママ別】子育てする自信がない…経験者が実践した対処法

子育て 自信 ない

誰でも最初の子育ては未経験者。時には「子育ての自信がない…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「プロや先輩、仲間に相談する」や「子供との絆を深める・一緒に成長」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てする自信がない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法21選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てに自信がない時の対処法

順位 子育てに自信がない時の対処法
ママ パパ
1位 プロや先輩、仲間に相談する 多くを求めない・肩の力を抜く
2位 子供との絆を深める・一緒に成長 プロや先輩、仲間に相談する
3位 子育てに正解はないと理解する 子供との絆を深める・一緒に成長
4位 配偶者と協力する 子供の成長を感じる
5位 便利な物をどんどん取り入れる 理想のイメージを持つこと

まずは、パパママ別の子育てに自信がない時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てに自信がない時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『プロや先輩、仲間に相談する』、パパ側の1位は『多くを求めない・肩の力を抜く』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てに自信がない時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てに自信がない時の対処法ランキング

順位 割合 子育てに自信がない時の対処法
1位 50% プロや先輩、仲間に相談する
2位 21% 子供との絆を深める・一緒に成長
3位 8% 子育てに正解はないと理解する
4位 7% 配偶者と協力する
5位 6% 便利な物をどんどん取り入れる
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てに自信がない時の対処法アンケート』によると、1位は『プロや先輩、仲間に相談する』、2位は『子供との絆を深める・一緒に成長』、3位は『子育てに正解はないと理解する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『プロや先輩、仲間に相談する』が約50%、2位の『子供との絆を深める・一緒に成長』が約21%、3位の『子育てに正解はないと理解する』が約8%となっており、1~3位で約79%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てに自信がない時の対処法14選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|プロや先輩、仲間に相談する

プロや先輩、仲間に相談する

家族との適度な距離感を維持しながら、子供と真正面から向き合う

1人目を産んで、ガルガル期(出産後のホルモンバランスの変化で、体調や精神状態が不安定な時期)到来。同居していた義母や義祖母が我が子を抱こうとするのが、とてつもなく嫌で仕方ありませんでした。

しかし、2人との仲が険悪と言うわけではありません。むしろ義祖母と私は特に仲が良く、妊娠出産を喜んでもらえて嬉しい気持ちがありました。それなのに「抱かせたくない」と言う意味の分からない感情に悩み、「こんな母親だったらこの子はかわいそう」と毎日泣いていました。初めての事で、ホルモンバランスもガタガタだったのだと思います。そのせいで主人とも険悪な日々でした。

毎日泣いている私を見て、主人は義祖母や義母との同居解消を提案してくれました。本当に大好きだった義祖母なので、最初は嫌だと断っていたのですが、夫婦仲も悪くなるばかりだったので、最後は同居解消しました。寂しがっている義祖母を見ると、「こんなことなら、最初から同居しなければ良かった。私のせいだ・・・」と最初は自分を責めました。でも気持ちが楽になったのも事実で、時間が経つにつれて落ち着いていきました。

今では、子供たちを連れてちょくちょく主人の実家に遊びに行っています。その度に義母も義祖母もとても喜んでくれて、子育てに関する悩みも相談できるようになりました。丁度良い距離感ができたおかげだと思っています。

子育ては、色んな人の手を借りながらしていくものだと思っています。ただ、つらいのに無理して周りとの付き合いを優先する必要はないのだと気づかされました。それ以降、主人の家族との適度な距離感を維持しながら、子供と真正面から向き合っています。

30代後半/3人兄弟/女性

SNSで同じ悩みを持つママさんの育児漫画などを読む

息子にはイヤイヤ期というものが全くありませんでした。「この子は本当にしっかりしていて聞き分けが良い」などと親族にも自慢していましたが、3歳になって言葉が発達した途端に自我が芽生えたようで、一時期は本当に毎日が戦いでした。

朝は抱っこをせがまれて朝ご飯が作れず、朝ごはんを食べたら「保育園に行かない」と泣き、無理やり着替えさせても少し目を離した隙に服をまた脱ぎ…。帰宅後は「テレビが見たいからご飯はいらない」と泣き、寝る直前に積み木やブロックで遊びだし…。

私もなかなか進まない家事にイライラしてしまい、ダメとわかっていても大きな声で叱ってしまうこともありました。

そんな時は、子供が寝た後にInstagramで同じイヤイヤ期の子供を育てているママさん(勝手に戦友だと思っていました)の育児漫画や、旦那さんに対する愚痴などを読んでいました。すると「自分だけではないんだ」と思うようになり、自然と肩の力が抜けた「風まかせの育児法」に切り替える事が出来ました。

40代前半/男の子1人/女性

市の子育て広場に参加する

初めての子育てで何もわからず、離乳食、睡眠時間など何にも自信を持てずにいました。

そんな時、市の無料で参加できる子育て広場に参加しました。そこでは月齢ごとに数人に分けられて体重を計ったり、発育状況を確認したりしました。保健士さんもいたので安心できました。またママ同士でなんでも話せる時間が設けられており、そこではお互いに悩みを相談したり、情報を共有できました。

SNSもいいですが、孤独になりがちな子育てで、パパ以外の大人と喋れることがとても楽しかったし、同じママ同士励ましあったりできたのがとても有意義な時間になりました。

今でもそこで知り合ったママ達とはたまに集まっており、子ども同士もとても仲良くさせてもらっています。

30代後半/女の子1人/女性

母親や子育て中の友達、ママ友に会う

男の子を3人育てていますと、それはそれは色々な試練が押し寄せます。学校からの呼び出し、兄弟げんか、発達障害の子もいますので、気をつけることがたくさんです。そして仕事に家事も山盛りで、いっぱいいっぱいになっていた時期がありました。

そんな時、力になってくれたのが母でした。一緒に暮らしていないので、たまに会うとほっとします。母は息子達に「あんた達、お母さんのこと大事にしてあげなさい!お母さん、毎日大変なんだよ。そんなんじゃいなくなるよ!」と言ってくれました。それだけで泣けてきました。

父親や旦那には到底分かるはずもない「子育てのツラさ」に共感してくれるのは、母親ならではだなと感じましたね・・・。精神的に追い詰められていたので、本当にありがたかったです。

昔は今と違って家族達が大人数で暮らし、みんなで子供を育てていましたよね。ワンオペでしんどい思いをしていると、そんな時代の方がいいのかもしれないと思いを馳せずにはいられません。昔のような家族形態を作るのは難しいですが、悩みは一人で抱え込まず、相談できる相手を頼ることも必要だと思っています。

30代後半/3人兄弟/女性

同じ環境にいる存在の人に相談する

1歳と0歳の年子の男の子がいます。下の子を妊娠後、ホルモン変化のせいか、旦那にも子供にもすごくイライラする様になりました。

上の子はまだ1歳になったばかりで、なんでも散らかしたり食べ物で遊んだり、投げたりします。でもそれは当たり前のことで、何をしても仕方ないのに、どうしようも無くイライラして沢山怒ってしまいました。その時、自分は子育てに向いてないんじゃないかと自信が持てなくなりました。同時に「もうすぐ次の子も産まれてくるのに、2人も育てるなんて無理だ」と不安に襲われました。

旦那に話しても要領を得ないコメントしか返ってこなくて余計にイライラするので、ママ友に相談しました。すると「私も同じ様な気持ちになった事あるし、子供にだってイライラして怒っちゃうよ!」と共感してくれました。これを聞いて、自分だけじゃないんだと安心できました。

同じ環境にいる存在の人に相談することで、「また頑張ろう」と思うことが出来ました。

20代後半/2人兄弟/女性

保育園の先生や先輩パパさんに相談する

私の子どもは我が強く、発達傾向もゆっくりです。保育園のママ友から「〇〇くん自由人みたいやね」と言われ、夫からは「躾ができていない」と言われた事があります。

確かに息子は周りに合わせるのが得意ではありません。運動会では機材が気になって競技に集中できなかったり、劇では一人だけ衣装を着ずに出演するなど、思うがままに過ごして悪目立ちしています。でも自分が気にしていることを人から言われるとショックだし、正直落ち込みました。

そんな時、担当の先生や仲良くしている先輩パパさんに相談すると、「〇〇くんなりに頑張っていますよ」「男の子はそういうもんだよ。自分の息子もそんなんだったよ」と励ましてもらえて元気が出てきました。

少しずつ子どもの笑顔やできることが増えているとホッとできます。それを見ると「ゆっくりでも成長しているから大丈夫。これからも様々な経験ができる機会を作ろう」と思えます。

30代前半/男の子1人/女性

先輩ママ友に話を聞いてもらったり、体験談を聞いたりする

子育てに自信をなくしてしまったら、先輩ママ友に話を聞いてもらったり、体験談を聞いたりします。一人で抱え込むと自分のしつけに自信をなくすことが多く、自分が間違っているのかと思いがちですが、周りに聞いてみると案外同じような経験をしていて、改善策が分かりやすく「うちもやってみよう」と思えることがあったりします。

それでもダメな時は、SNSで同じような悩みを持っている人を探してみたり、オフ会で聞いてみるとアドバイスしてもらえて、前向きに考えることができます。

子育てに正解はないので一筋縄では行かないことも多いですが、たくさん情報を得て「こんなこともあるよね」と広い心で向き合うようにしています。

そして、しっかりしつけができるモチベーションを保つには、根気強さも大切だと思っています。

30代後半/女の子1人/女性

外での様子を先生やママ友に聞いてみる

上の子は年中になってお友達が増えてから、わがままになったり、やたらと反抗してくるようになりました。こちらがびっくりするくらい意地悪なことを言ったり、下の子が遊んでいる時に邪魔をしたり、「やっと魔の三才児が終わったのに、まだイヤイヤ期なのかな?」と思いました。また同時に「幼稚園でお友達に意地悪なことをしていないかな?泣かせたりしていないかな?」と、とても不安でした。

ある日、幼稚園で保育参観がありました。ドキドキしながら向かったのですが、予想に反してうちの子はとてもイキイキしていましたし、先生の言うこともよく聞いていました。他のママさんからも「いつもうちの子と遊んでくれて、ありがとうございます。〇〇くんのこと、とても大好きなんですよ」と、言って頂けました。

家の様子とずいぶん違うと思い、担任の先生に園での様子を聞いてみました。すると、うちの子はとても気のきく子だとおっしゃっていました。家での様子も伝えると「なるほど。では園ではたくさん頑張っているんですね。だから安心するお家ではわがままになってしまうんだと思いますよ。安心している証です」と言われました。その言葉に、今まで心の中で引っ掛かっていたものがスッと抜けたような感じがしました。

うちの子なりにストレスを発散していたのだと思います。だから子どもが家で暴れても、「今日は頑張ってきたんだな!」と、思うようにしています。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|子供との絆を深める・一緒に成長

子供との絆を深める・一緒に成長

子供の笑顔は自分を認めてくれている証だと考える

初めて出産した後、産婦人科で嫌な事を言われてしまい、それが原因で子育てに自信が持てなくなってしまいました。

親しかった先輩ママに相談したところ、「私なんかママ9年目でも、子供が2人いても自信がないのだから、初めての子育てなんて自信がなくて当たり前」と言われました。それを機に、「そんなもんか」と割り切れるようになりました。

現在、その子は1歳半になりますが、今はある程度自信が持てるようになってきました。きっかけになったのは、子供が私に笑顔を向けてくれたことです。ママだと認めてくれているんだと思えて、嬉しくなりました。

皆さんもお子さんからパパ、ママと認めてもらう事が自信を持つ事への近道だと思います。

30代前半/女の子1人/女性

する事全部やめて、めいっぱい子供と遊ぶ!

第1子が産まれる前から、SNSで色々調べたりしていました。悩んだらすぐ調べられる環境は便利ですが、無意識に周りと比べてしまい、自分で不安を増やしてしまっていたなと思います。

子供を思うからこそ、子育てに不安を感じるのは当たり前ですが、周りと比べるのは良くないです。それよりも笑顔で子供と向き合うのが1番です!みんなそれぞれ違って、その子その子の個性や可愛さがあるからこそ子育ては楽しいんだと思います。将来、「あの時はあんな事で悩んでたけど、なんだかんだ楽しかったな」と思えるように、少しでもプラスの気持ちを抱ける日常を過ごしていけたらいいと思います。

私は子育てに悩んだり、余裕がないなと自覚した時は、携帯を見る時間を無くして、朝からたくさん子供と遊んだりするようにしています。子供と向き合うと、より仲も深まって、笑顔も増えて、良いことだらけだと思います。でも携帯を見ることでストレス発散が出来ることもあるので、子供が寝て大丈夫な時に見るようにしています。

子供はパパママの笑顔が好きです。切り替えを大切にして、焦らずゆっくり少しずつ頑張りましょう。

20代前半/女の子1人/女性

親子一緒にいろいろな経験を積んでいく

長男は産まれた頃から何事にも敏感なタイプでした。自分なりのルールがあり、思い通りにならないと癇癪を起こして、手がつけられませんでした。

3歳の頃は道に対するこだわりが強く、保育園からの帰り道では「今日はこの道から帰りたかった」と泣き叫ばれることがしょっちゅう。でも、やり直すと満足して気持ちが落ち着きました。そこで、こちらから伺いを立てて、「今日はどの道から帰る?」と事前に確認してから帰るようにしていました。

今では小学5年生で道へのこだわりはなくなりましたが、自分の感情を上手くコントロールすることが苦手です。親が教えなくてもテストでは高得点を取り、先生からは高評価をいただきますが、この先大人になって社会に出ていけるのか今から心配しています。

やはり持って生まれた気質を変えるのは難しいので、いろいろな経験を積ませていくしかないかなと思っています。親もそれに付き合う覚悟を決めなければと考える日々です。

30代後半/3人兄弟/女性

ママ編3位|子育てに正解はないと理解する

子育てに正解はないと理解する

子育てに正解はない!!と認識すること

子供が成長してきた今でも、まだたくさんの悩みを抱えながら育児をしています。子育ての自信は持てていません。ですが「理想論は通じない」ということがわかっただけでも視界が開けました。誰1人同じ人はいないから、その子に合うやり方を見つけていくしかないんです。

上手くいかない時は必ずあります。ただ感情的に怒ってしまうのは良くありません。なので子供に何で注意したのか伝えたり、必要な時は親も謝ったり、ハグなどスキンシップを取りながら「一緒に学ぼう」という気持ちを持って暮らしています。

子供がたくさん話せるようになってきてから、少し楽に感じています。コミュニケーションが取れるようになるまでを耐えると、子育ても少しずつしやすくなってきた気がします。

「子供は母親になる人を選んでお腹に来てくれる」という話を聞いた事があります。「だったら、不器用でも下手くそでも、一生懸命育てたら子供も分かってくれる。少なくとも愛情は伝わる」と信じて、毎日試行錯誤しています。

30代後半/女の子1人/女性

ママ編4位|配偶者と協力する

配偶者と協力する

夫と相談し、役割を分担する

子育てに正解はないですし、育児本の通りに育てていれば正解という訳でもないと思います。

子供に対して、「こういった返答でいいのか…こんな態度でいいのか?」と迷った時には、必ず夫に相談します。そして、二人で「上の子にはこうした方がいいかもね。でも、下の子にはこうした方が効果的かも」と話し合います。

私の対応に改善が必要な時は、必ず夫がフォローしてくれています。例えば、私が感情的に怒ってしまった事を、夫が後から「ママはこの時にどうして怒ったと思う?一緒に考えてみようか」と諭して、子供と私のフォローまでしてくれます。

夫と相談し、役割を分担することで落ち着いて対応できることも増えてきました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編5位|便利な物をどんどん取り入れる

便利な物をどんどん取り入れる

頼れるものにはとにかく頼る!使う!

子どもが1歳になる前の頃、睡眠時間が十分にとれず、身体的にも精神的にも余裕がない状態が続いていました。離乳食も始まり、夜や休日も下準備に時間を取られて、息抜きするタイミングがほとんどありませんでした。そのせいか子供と接していても楽しめなかったり、早く家事をしたいと思ったりしていました。片手間に接していた時もありました。

ある時、これは子どものためにも良くないと思い、市販の離乳食を使ったり、ロボット掃除機など便利な家電を買ったりして、頼れるものにはとにかく頼ることにしました。

「自分がしなければならない」と思い込んでいたものを捨てて、目の前の子どもと過ごす時間を大切にするようにしました。

夜も家事はほどほどにして子どもと寝るようにしたところ、体調が改善し、子どもと一緒にいる時間を楽しめるようになりました。

30代前半/女の子1人/女性

【パパ編】子育てに自信がない時の対処法ランキング

順位 割合 子育てに自信がない時の対処法
1位 39% 多くを求めない・肩の力を抜く
2位 15% プロや先輩、仲間に相談する
3位 14% 子供との絆を深める・一緒に成長
4位 13% 子供の成長を感じる
5位 12% 理想のイメージを持つこと
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てに自信がない時の対処法アンケート』によると、1位は『多くを求めない・肩の力を抜く』、2位は『プロや先輩、仲間に相談する』、3位は『子供との絆を深める・一緒に成長』という結果に。

割合で見てみると、1位の『多くを求めない・肩の力を抜く』が約39%、2位の『プロや先輩、仲間に相談する』が約15%、3位の『子供との絆を深める・一緒に成長』が約14%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てに自信がない時の対処法7選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|多くを求めない・肩の力を抜く

多くを求めない・肩の力を抜く

生きてるだけでエライ!と思うようにする

うちの子はいろんなことが苦手なタイプなので、私の育て方や関わり方が悪かったのかと考えることがありました。過ぎてしまったことを考えても仕方ないと思いつつ、やっぱり落ち込んでしまうものです。

そんな時は、「子どもが今日も生きてるだけでエライ!」と思うようにしています。特に年齢が小さいと、子どもには自分で生きていく力はまだありません。食事、睡眠、お風呂、安全確保など、当たり前のようにこなしていることが、子どもの命に繋がっているんですよね。

子育てをしていると「しつけ」や「発達」に意識がいきがちです。しかし、今日も子どもが元気に過ごしているのは、当たり前にこなしている生活があるからこそです!

子育てに自信がなくなってしまった時は、「今日も子どもは生きてる!自分、頑張ってるじゃん!」と思うようにしています。

30代前半/2人姉妹/男性

親も完璧な人間ではないと自分に言い聞かせる

小学校3年の娘は普段は母親とずっといるため、たまの外出などで私と二人きりになると、落ち着かなくなって緊張し始めます。「ママは?ママまだ?ママ来ないね・・・」と何度も聞かれて、私も情けなくなってしまいます。

また、娘はもともとじっとできないタイプなので、無理に会話しても空回りしている気がするし、ひどく疲れます。会話が駄目なら遊びネタか!と思い、「自分がこの子の年齢の時、どうだったかな・・・」と思案するものの、性別や年代の違いもあるせいか、なかなか思いつきません。

こういうことが続くと、「こんな短い時間すら繋げない自分に、子供を育てる資格はあるのか?」と自信を持てなくなってしまいます。

そんな時は、「親も完璧な人間ではない」と自分に言い聞かせています。「無理に肩肘張らなくてもいい、張りすぎてはいけないな」と肩の力を抜いて乗り越えるようにしています。

50代前半/女の子1人/男性

失敗してもいいから、まずは子供の好きなようにやらせてみる

私は元来、世話焼きな性格で、子供のやることに対して何でもかんでも手を出したくなってしまいます。今思えばその行動の根本にあったのは「子供のため」というより、「モノを壊してほしくない、テーブルを汚してほしくない」という様な、自分本位な考えだったのかもしれません。

子育てにおいてとても大切なのは、「失敗してもいいから、まずは子供の好きなようにやらせてみること」です。言うのは簡単ですが、やろうとすると意外と難しいんです、これが。

子供は自分でトライアンドエラーを繰り返して、自然と学んでいきます。これは子供が大きくなって勉強するようになってからも同じです。最初から正解である必要はなく、失敗したからこそ、間違ったからこそ得られる理解はとても大きいものだと思います。

これは子供にだけでなく、親としての自分にも言えることで、正解のない子育てだからこそ自分らしく子育てをすることが大切だと思います。

30代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|プロや先輩、仲間に相談する

プロや先輩、仲間に相談する

友人に相談したり、よく話を聞いてみる

「自分は完璧」と思い込んでいると、うまくいかない時に自信がなくなってしまいます。でも一人の人間を育てるわけですから、そんなに何もかもうまくいくはずはないんですよね。

そういう時、自分を責めてもつらくなるだけなので、私は友人に相談したり、よく話を聞いてみるようにしています。いいなと思えることは取り入れるのも良いと思います。ただし「すべてに当てはまる完璧な方法」というものはありませんので、参考程度に考えましょう。

そして「自分は前向きによく頑張っているぞ!」とポジティブに考えることも大切です。

いくら経験を積んでもうまくいかないことは沢山ありますので、時には手を抜いて少し休むのもとても大事なことです。

40代後半/2人姉妹/男性

パパ編3位|子供との絆を深める・一緒に成長

子供との絆を深める・一緒に成長

愛情を言葉と身体で伝えること

うちの子はいわゆる発達障害です。赤ちゃんの頃からエビ反りベイビーで、何かあると超癇癪。2歳から3歳頃は噛みつき攻撃がヒドく、妻も私もいつも歯型をつけられていました。何でこうなんだろうと悩み、自分たちのしている事が全て間違っているような気がして、不安の中にいました。

その頃から心がけている事が二つあります。一つは信頼できる専門家の意見を聞くこと。もう一つは子どもに「愛されている実感」を持ってもらうことです。特に二つ目を大事に考えており、ちょっと大げさなくらい、いつも「〇〇のこと大好きだよ」とギュッとしながら伝えています。最初は嫌がることも多かったですが、次第に慣れたのか、今では子どもの方からギュッとしてくれる時もあります。

子供に伝えることは沢山ありますが、一番大事なのは愛情を伝えることだと思います。

大体のことはいずれ成長したらできるようになります。あまり「普通」にとらわれ過ぎないで、子供との時間を大事にしたいものです。

30代後半/男の子1人/男性

パパ編4位|子供の成長を感じる

子供の成長を感じる

昔の写真を見る!

次男が産まれてから睡眠不足と長男の赤ちゃん返りもあり、毎日毎日怒ってばかりでイライラしてしまいました。

子どもたちが寝た後に、可愛い寝顔を見て「どうしてこんなに可愛い子どもたちをあんなに怒ってしまったんだろう」と毎晩、自己嫌悪に苛まれていました。そして「自分は子育てに向いていないのかも」と落ち込んでいました。

そんな時は、子どもたちが小さかった頃の写真を見て、自信を取り戻しています。

今現在、大きな病気も怪我もなく、すくすくと育っている子どもたちを見て、「ここまで頑張って育ててきたんだ!すごい!」と思えるようになりました。

30代前半/2人兄弟/男性

パパ編5位|理想のイメージを持つこと

理想のイメージを持つこと

我が子にとって「カッコいいパパ」でいるためにすべきことを考える

私は母子家庭で育ち、周りに大人の男性がいた経験がないため、子供との遊び方を含めた「父親としての接し方」がわかりませんでした。子どもが生まれた時も、これからどうやって育てればいいのかイメージがまったく湧かず、軽く困惑したのを覚えています。

息子が3か月くらいの時、妻が入院してワンオペになってしまいました。最初のうちは「なんで自分ばかり」、「仕事もあるのにやっていけるのか」とばかり考えていました。

そんな折、Youtubeで「父親」について、子供にインタビューをしている動画を見ました。内容ははっきりとは覚えていませんが、「子供は親が思う以上に親の背中を見ている。でも、きちんと接していなければ、親の誕生日すら把握していない」という部分が印象的でした。これがきっかけで、我が子が周りの人から「パパはどんな人?」と聞かれた時、自分はどう答えて欲しいか、子供にどうなってほしいか考えることができました。

私の理想は、我が子に「パパはカッコよくって僕の理想!いつか追いつくんだ!」と思ってもらえること。追い越されるまでゲームも遊びも全力で対戦し、わざと負けてあげるつもりはありません(笑)仕事はほどほどに家族を優先、容姿も妥協するつもりなんてないです。おじいちゃんになっても腹筋バキバキのパパでいます(笑)

そんな息子は今、ママの手を振り払ってでもパパに抱きつきに来ます(笑)

30代前半/男の子1人/男性

子育てに自信がない時の対処法まとめ

この記事では、子育てに自信がない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てに自信がない時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『プロや先輩、仲間に相談する』、パパ側の1位は『多くを求めない・肩の力を抜く』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てに自信がない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てに自信がない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てに自信がない時の対処法
1位 50票 プロや先輩、仲間に相談する
2位 21票 子供との絆を深める・一緒に成長
3位 8票 子育てに正解はないと理解する
4位 7票 配偶者と協力する
5位 6票 便利な物をどんどん取り入れる
その他 8票 上記以外の回答

【パパ編】子育てに自信がない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てに自信がない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てに自信がない時の対処法
1位 39票 多くを求めない・肩の力を抜く
2位 15票 プロや先輩、仲間に相談する
3位 14票 子供との絆を深める・一緒に成長
4位 13票 子供の成長を感じる
5位 12票 理想のイメージを持つこと
その他 7票 上記以外の回答