1歳児がご飯を食べない…パパママが実践した対処法34選

1 歳 ご飯 食べ ない

「1歳児がご飯を食べない…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「無理に食べさせず、様子を見る」や「楽しめるよう工夫する」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児がご飯を食べない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

好きなところから読めます

1歳児がご飯を食べない時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児がご飯を食べない時の対処法
1位 23% 無理に食べさせず、様子を見る
2位 20.5% 楽しめるよう工夫する
3位 15.5% 一緒に食べる・美味しがる
4位 15% 味付けや調理法を変えてみる
5位 12% 食べるもので栄養を摂取させる
その他 14% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児がご飯を食べない時の対処法アンケート』によると、1位は『無理に食べさせず、様子を見る』、2位は『楽しめるよう工夫する』、3位は『一緒に食べる・美味しがる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『無理に食べさせず、様子を見る』が約23%、2位の『楽しめるよう工夫する』が約20.5%、3位の『一緒に食べる・美味しがる』が約15.5%となっており、1~3位で約59%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児がご飯を食べない時の対処法34選をご紹介していきましょう。

1位|無理に食べさせず、様子を見る

無理に食べさせず、様子を見る

まぁいいやと考え、あまり悩み過ぎないこと

一時、子供の偏食が心配で、病院の先生に相談したことがありました。先生曰く、「うちの息子は一時期グレープフルーツばかり食べていて、他の物を食べてくれなかったから、最後はご飯にグレープフルーツをかけて食べさせていたよ〜。でも、いつか食べるようになるから心配しなくて大丈夫!」と言われました。

色々工夫して作っても捨てるはめになるのが続いて、参ってしまっていたのですが、先生の言葉で気が楽になったのを覚えています。

息子はアレルギーも多く大変なこともありますが、まぁいいやと思うようになって少ししたら、食べる量も増えてきました。

「新しい味がいや」、「離乳食より母乳がいい(うちの息子はこのパターン)」等、子供にしかわからない理由もあると思いますが、今思えば一番よくないのはお母さんが悩み過ぎてしまうことだと思います。微妙な母親の心境は赤ちゃんにも伝わるのかもしれません。

40代前半/2人兄弟/女性

食事が嫌いにならないように寄り添う

うちの子は離乳食時代から、食事よりも遊びや他のことに興味があって、なかなか食事に集中できないタイプでした。なので、1歳くらいの頃は好き嫌いで苦労したというより、食事に向かわせること自体に苦労していた状態です。

まずは遊んでいるおもちゃを全て片付けて、テレビも消して、食事に集中できる環境作りをすることを心がけていました。メニューの中には必ず食べるものを一つ用意して、それをモチベーションアップに繋げていました。

元々、私自身が食に対する興味が薄く、少食で食べるのも遅かったタイプで、無理やり食べさせられる給食が苦痛でした。なので、子供が完食せず途中で飽きてしまっても、あまりしつこくせず、「じゃあ、この食事はこれでおしまい」と割り切るようにして、食事自体が嫌いにならないように気を付けていました。

30代後半/男の子1人/女性

気持ちは大きく、様子を見る!

子どもがご飯を食べないと、心配ですよね。私はご飯を食べない時には、「今はお腹が空いてないんだ、満足しているのだな」と思い、食事の時間を終わりにしていました。

最初はどうにか食べさせようと、言葉をかけながら頑張っていましたが、食べない時は本当に食べないのですよね。私も子どももイライラしてしまうので、無理することもやめて、ごちそうさまをしていました。子どもがそれで元気に過ごしているなら、問題はないと思います。

食べなくて機嫌が悪かったりすると、心配ですよね。病気なのか疑うことも必要だと思いますが、問題なければ「今は食べたくない時!」と割り切って、様子を見てもいいと思います。

それでも気になる時は、思い切り一緒に体を動かすと、さすがにお腹が空いて食べたりもしますよ。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

無理せず、本人が食べたくなったタイミングでご飯を与える

長女がご飯を全く食べません。悩み続けましたが、本人が食べたくなるまでご飯を与えないことにしました。一応、食卓に用意はしますが、ご飯粒1つにしたりしています。それも箸やフォークや指で刺して終わる事が日常になってきています。

そんな中、長女は生まれた時から食の細い子だったことをふと思い出しました。そんな娘に「食べなさい!」と厳しく言っても通じるはずもなく、こちらがイライラして逆効果になってしまっていると感じました。

なので、本人が食べたくなったタイミングでご飯を与えるようにしています。

30代後半/2人姉妹/女性

強要せず、時間を置いてから食べさせてみる

子供だってご飯を食べたくない時もあるだろうし、好みでなければ食べません。無理に食べさせようとしても、食べない時は食べないので、食事は楽しい時間であることを分からせるために、食べさせることを強要してはいけないと思います。

一緒に食べている親が「美味しい美味しい」と言って食べている姿を見せたり、それでも食べなければ少し時間を置いてから食べさせてみます。

うちでは嫌いな食べ物をご飯の下に入れたり、混ぜ込んだりしてごまかしながら食べさせています。野菜を食べない場合は、細かくしてスープに入れたり、玉子焼きやオヤキに混ぜると、ガツガツ食べてくれます。

周りには、「そのうち食べるようになる」と必ず言われるので、その時を気長に待ちながら、工夫して食事を楽しんでいます。

30代前半/女の子1人/女性

ある程度時間をおいてからまた食べさせる

スープ類などで栄養を摂らせる努力はします。一応、何度か口には持っていきますが、無理をさせてまで食べさせるようなことはしません。

無理やり食べさせて、ストレスでおなかを壊したりするとよくないですので、ある程度時間をおいてからまた食べさせる方が効率よく食べてくれることも多いです。

あまり心配しないで、無理な時は無理をさせないようにします。与えるタイミングなども大事かなと感じます。

40代後半/2人姉妹/女性

無理に食べさせようとしない!

子どもが1歳になった頃、ご飯を食べないことが多くなりました。メニューが気に入らないのか、調子が悪いのか、原因が全く分からず、食べてくれない子どもにイライラしてしまうこともありました。

主人に相談すると、「ちょうど保育園に行き始めたから、環境が変わって色々と興奮しているのかもね。保育園で昼食を食べているのなら心配しなくてもいいんじゃない?」と言ってくれました。

それまでは何が何でも食べてほしい!という気持ちが先行していたのですが、「ちょっと食べないくらいで死にはしない」とおおらかに構えられるようになりました。

そして保育園に慣れた頃には、またご飯をたくさん食べてくれるようになりました。ご飯を食べないのは一時的なことも多いと思うので、無理に食べさせようとせず、時間が解決してくれるのを待つのも一つの手だと思います。

20代後半/女の子1人/女性

一旦ご飯をやめ、本当にお腹が空いた時に食べさせる

お腹が空いていないのか、なかなかご飯を食べてくれなかったり、ご飯で遊んだりする時があります。

そういう時はぬいぐるみなどに食べさせるふりをして見せたり、私が「美味しいよー」とリアクションしながら食べたりして様子をみます。

それでもダメな時は一旦ご飯をやめ、本当にお腹が空いた時に食べさせたりします。食事の時間に食べる癖をつけないと、子供に「いつでも好きな時にご飯がもらえる。周りは自分に合わせてくれる」と思われてしまいます。それはよろしくないので、遊んで食べない時は食事を切り上げて片付けてしまいます。そうすると後から本当にお腹が空いてきて、ものすごい量を食べてくれますし、子供も満足してくれます。

あとは「ご飯の時間は楽しい時間だ」と分かってほしいので、嫌いな物を食べなかったりしても怒らずにやっていきます。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

2位|楽しめるよう工夫する

楽しめるよう工夫する

ご飯前におもちゃや絵本で遊ぶ時間を設ける

我が子は朝ごはん限定であまり食べませんでした。昼と夜は普通に食べるのに、朝ごはんだけ全然食べないんです。ひどい時は一口も食べずに全て床に撒き散らし、顔に塗って遊んでいる始末。心が折れかかったことは幾度となくありましたが、なんとか朝ごはんを食べてもらうために試行錯誤しました。

夜中寝ている間には食べ物は与えていなかったので、朝起きた時にはお腹が減っているはず。なのに食べないのは、食べ物が気に入らないから?と思い、和食セット、洋食セットなど主食を変えて出してみましたが、反応はイマイチ。

よくよく食事中の様子を観察していると、ご飯よりもおもちゃが気になっていた様子でした。そこでご飯前におもちゃや絵本で我が子と遊ぶ時間を少し設けました。すると徐々にではありますが、朝ごはんを食べてくれるようになったんです。

我が子の場合、朝はご飯よりも前に遊びたかったため、食べなかったことが判明しました。

30代後半/男の子1人/女性

見た目を可愛くして、食事に興味を持たせる

我が家の長男も食が細い子で苦労しました。しかし食べる様子を見てみると、野菜も食べますし、どうやら味が嫌いなわけではない様子でした。介助すれば食べるのでお腹が空いていないわけでもなさそうですし、かといってずっと介助で食べさせ続けるわけにもいきません。

そこで考えたのが、食べ物に興味を持たせることでした。きゅうりやタコさんウインナーなど、ピンチョスや楊枝に刺して手軽に食べられるようにしてみたり、食事の見た目を華やかにしてみました。

また、食卓に並べる時はなるべく大人と同じ形で、その後子供の目の前でとりわけて食べやすくほぐすように心がけました。当初は食事の見た目が違うことで警戒していたようですが、目の前で準備することで安心感が出てきたようです。少し値段は高くなりますが、アンパンマンなどキャラクターチーズなども好評でした。

1歳というと、離乳食完了の頃かと思います。手づかみ食べも盛んな時期で、いろいろな食べ物に興味を持ち始める時期です。まずは、食事に興味を持たせ、自主的に食事に手を伸ばしてもらうような工夫が必要なのだと感じました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

とにかく褒める

今まで嫌がることなく食べていたのに、突然来る「いや!」「食べない!」「ぷぃ!!」にどうしたらいいのか分からない…ということがありました。無理強いしてもダメな事もわかっているし、いつかは終わることだともわかっていましたが、困ってしまいますよね。

そんな時は、とにかく褒めるようにしました!子どもが好きな言葉である「上手だね〜」「かわいい!」「かっこいい!」を連呼し、とにかく気分良くさせる作戦です。

また、「なぜ食べないのか」も考えます。眠いのか、体調が悪いのか、嫌いなものがあるのか。ただ食べたくないとなれば、ご飯の時間が楽しいと思えるように雰囲気を整えたり、声かけをしたりしました。

でも、自分が疲れてしまってはストレスになるだけです。時には大好きなデザートを口に運びながら、横からご飯を入れるなんてこともOKだと思います。「おいしいね」「上手だね」「すごーい」「かわいい」「かっこいい」といった魔法の言葉を一口食べるたびに言ってみてはどうでしょう。親も子も楽しく!が一番大事です。

40代後半/2人兄弟/女性

好きな番組を見せながら楽しく食べさせる

我が家は次女がなかなかご飯を食べない子でした。こちらが必死になればなるほど悪循環でしたので、もうこの際、次女が好きな番組を見せながら機嫌よく楽しく食べさせて、食べたらひたすら褒めることにしました。すると、パクパク食べてくれました。

大人側も子供の機嫌がいいと心に余裕ができるので、それが子供に伝わって食べてくれるのかもですが、何にせよ楽しく食べてくれて良かったです。

あと、単純に薄味過ぎて食べないという事もありました。手作りの雑炊は食べないけど、ベビーフードなら食べるという事がよくあり、どういうわけか気になってベビーフードを試食してみたら、案外味がしっかりしていることに気づきました。

なので、何をしても食べないと悩んだ時は、味を少し足してみても良いかと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

楽しく食べられる雰囲気づくりを大切にする

ご飯の時間が楽しくなるように、盛り付けのお皿を子どもが好きなキャラクターのものに変えました。「〇〇(子どもが好きなキャラクターの名前)と一緒にご飯食べる人〜?」と親もテンションを上げてご飯に誘うと、「はーい!」と喜んで椅子に座ってくれるようになりました。

自分で食べられるように、ご飯は一口サイズの小さなおにぎりのようにして並べ、子どもがつまんで食べられるようにしました。ふりかけで味をつけることで、パクパク食べてくれました。おかずもなるべく一口サイズにして、手づかみでも食べられる物を多くしました。

そして子どもが自分で食べるたびに、「おいしいね〜」「上手だね〜」とオーバーに褒めたり喜んだりすることで、食べることが楽しいと思ってくれるようになった気がします。

初めは食べる量にムラがありましたが、少ししか食べられなかった日でも、無理に食べさせることは控え、「半分食べたから、いっか!」と考えることで、ストレスもなくなりました。

30代後半/2人姉妹/女性

褒めて楽しく食事させる!

1歳児の食事って、食べ始めから親が戦闘モードになりがちですよね。「あー、こぼれる!あー、服汚れる〜!床がべちょべちょだ〜!」って感じで、子どもの食事以前に気になってしまう事が沢山ですよね!私はまず、そういった戦闘モードが子どもに伝わらないようにしました。こぼれても汚れても「全部、後で掃除しよう」とスルーします。危ない事以外は一旦後回し!

そしてご飯がお口に入ったら、とりあえすオーバーリアクション。手を叩いてパチパチパチ〜や、お人形を持ってきて「〇〇くんすごーい!(腹話術風)」など、とにかく食事が楽しくなるように心がけました。まだまだおぼつかない手先でごはんをお口に運ぶ時は「よっこいしょ!よっこいしょ!あとちょっとだ!〇〇君のお口まであとちょっとだ!」と実況を加え、お口のゴールまでを楽しく演出しました。

私は息子がご飯をこぼしてしまった時、少し愉快に「オーマイガー♪」と言うのが口癖だったので、何故か息子も「オーマイガー♪」と真似するようになりました(笑)これが可愛くて、イライラも引っ込んでいましたね。

とにかくお母さんの戦闘モードや焦りが伝わらないように、楽しい時間になるように心がけたらいいと思います。

30代前半/男の子1人/女性

苦手なものに興味が向くよう、楽しませてあげる

1歳の時は、とにかく食事が楽しいものだと感じてもらうことの方が大切だと思うので、嫌いなものを無理に食べさせないようにしています。

ただ、そのまま「気が乗らない時や嫌いな物がある時は食べなくてもいい」という認識になっても良くないので、苦手なものに興味が向くように、乗り物に見立ててみたり、ぬいぐるみが食べている様子を見せて、一緒に食べてみようと誘ってみたり、工夫するようにしています。

食事のマナーを伝えてあげることも大切ですが、苦手なものに対しても興味が持てるように、色んな角度から声をかけてみたり、色や形を伝えてみたり、切り方を変えてみるのもいいかなと思います。

言葉がしっかり通じない分、関わり方は大変ですが、その分食べてくれた時の喜びも大きいと思います。

30代前半/3人姉妹/女性

歌や掛け声に合わせて食べさせる

うちの子は元々食が細く、お米やうどんなどの主食をあまり食べない子でした。お腹が空くようにおやつの時間を調整したり、外で体を動かす時間を作ってもどうしても食べてくれません。キャラクターのふりかけをかけたり、おかずの味付けを工夫してもダメな時が多々あり、本当にこれで大きくなれるのか不安で仕方ありませんでした。

そんな時、うちの子どもは教育番組の歌が好きなことを思い出して、試しに歌を歌ってみたらとてもご機嫌な様子だったので、その歌に合わせて食べさせてみることにしました。食べる食材に合わせた歌にしたり、おいしくご飯を食べる歌をチョイスして食べさせてみたところ、驚くほど大きな口を開けてもぐもぐと食べてくれたのを覚えています。

4歳になった今でも、嫌いな野菜を食べる時には歌を歌って応援しながら食べさせています。

30代前半/男の子1人/女性

3位|一緒に食べる・美味しがる

一緒に食べる・美味しがる

一緒に食事をして楽しそうにする

私の息子も丁度一歳頃、ご飯を食べたがらず、食事を出した途端に大号泣していました。何なら食べてくれるだろう、と毎日考えてドキドキしながら息子の前に出し、嫌がられるという日々を過ごしていてとても辛かったです。

ずっと息子のご飯が一番優先!と思っていたので、私は息子の食事が終わってから食べていたのですが、一緒に食べようと思ってひと口食べると何だか凄く美味しく感じて、『美味しい!サイコー!』と言っていました。すると、何故か大喜びの息子。

おや?ご機嫌だぞ?と思い、そのまま残していたご飯を食べさせてみるとパクッと食べて、私の『サイコー!』を手を挙げて真似しようとしていました!それを繰り返し、見事に完食出来ました。

子どもに集中しないと!と思って自分を後回しにしすぎず、一緒に食べるようにすると意外とスムーズにいくこともあるんですね。

20代後半/男の子1人/女性

自分達が美味しく食べている様子をしっかり見てもらう

次女は特に味覚が敏感で、小さく刻んで混ぜ込むなどしてみても、嫌いなものだけを器用に除いて食べたり、嫌いなものが入っていれば好きなものをベースにしていても食べてくれないことが多いです。

しかし、私や長女が目の前で同じものを美味しそうに食べていると、一口食べてくれることが多いです。

家では食べないものも、保育園ではきちんと食べているということはよくあることかと思いますが、誰かが美味しそうに食べている姿を見ると、自分も食べてみようかなという気持ちになるようです。

30代後半/2人姉妹/女性

大人が目の前で食べ、「美味しいから食べてみてー!」と口に持っていく

子供が絶賛偏食期です。対処法として、食べてくれなかったものを私が目の前で食べて見せて、大袈裟なくらい「美味しいー!〇〇くんも、美味しいから食べてみてー!」と言って口に持っていくと高確率で食べてくれます。

あとは、同じタイミングで大人もご飯を食べることも大切かなと思います。それまで、時間がかかるからと子供のご飯を先にあげて大人は後から食べていましたが、その頃は本当にまったく食べてくれませんでした。しかし一緒に食べるようになってからは、子供も楽しそうに食事時間を過ごしてくれています。

また、完食できなくても半分でも食べてくれたらそれでいいことにしています。「ご飯の時間は楽しいんだよ、ご飯って美味しいね」というのを学んで欲しいですし、無理強いをしてご飯の時間が嫌いになってほしくないので気をつけています。

20代後半/男の子1人/女性

少しオーバーアクション気味に美味しさアピール

次男はとにかく食べない子でした。特に初めての食べ物は拒否し、口を開けません。親兄弟が食べているところを見せると少し興味がわくようですが、なかなか口に入れてくれません。

そこでお兄ちゃんにも協力してもらい、少しオーバーアクション気味に「あ〜、おいしぃ〜!」と身振り手振りで伝えたところ、やっと口に入れてくれるようになりました。ご飯の度に少し大変でしたが、徐々に食べられるものが増えてきてうれしかったです。

あと親の好き嫌いもよく見ているので、自分たちも残さず食べるようにしていました。

とは言え、何をしても無理な日もあります。そういう時は一旦お皿を下げて様子を見るようにしました。無理に3食食べなくても、一日で必要な栄養がとれていれば良しとしていました。

40代前半/2人兄弟/女性

子供のごはんを食べる真似をしてから与える

初めの頃は「あーんしてよ!」と言って赤ちゃんの口にスプーンを近づけ、口が開くのを待っていました。でもほとんど食べてくれません。

ふと「私の食べ物を欲しがるから、もしかして…」と思い、赤ちゃんのごはんを食べる真似をして、「美味しい!食べる?」と言ってスプーンを口に近づけると食べました!

このことから、子供がごはんを食べないのはお腹がいっぱいなんじゃなくて、気持ちの問題だったことがわかりました。それからはご飯が進まない時は、私が食べる真似をするようにしています。

それでも食べてくれない時は、ラップをして冷蔵庫に入れて少し経ってからあげるか、大好きな動画を見せながら食べさせています。ただし、ご飯の味に集中できない気がするので、動画を見せるのは最後の手段としています。

30代前半/男の子1人/女性

一度親が食べてみて「美味しい美味しい」と声に出す

うちの子は一歳になる手前頃から遊び食べが始まり、嫌いなものは床にぽいっと投げる時が度々ありました。

最初は作ったものを捨てられることに対して、ショックと苛立ちがあったのですが、「床に捨てるのも、物を掴む練習をしていると思えば良いか」と思うようにしたら、悲しさなども半減するようになりました。

どうしても食べないものは一度私自身が食べてみて「美味しい美味しい」と声に出したり、頬っぺたに手を付けて美味しいポーズをとってみたりしたら、子どもも真似をして食べるようになりました。一緒に行動してあげることが大切だなと実感しました。

また、「捨てられたら、食べ物さんも悲しいよー」と言いながら、子どもの前で拭き掃除している姿を見せたりしました。何回かしていると、拭き掃除も真似するようになるのでおすすめですよ。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

4位|味付けや調理法を変えてみる

味付けや調理法を変えてみる

大人に近い味付けにする

一生懸命子供用に食事を使っても、べーっと出したり、手で遊ぶことがありました。何故だろうと考えたところ、味が薄いのが気に入らないようだと気づきました。

親としてはいろんな食材を食べてほしいし、薄味で素材の味を楽しめる子になってほしいという希望がありました。ただ、ある程度大きくなってくると薄味では満足できないこともあるようです。

そこで、大人に近い味付けにすると少し食べるようになりました。その分、ご飯にはふりかけなどかけずに白ご飯のままにしたり、かぼちゃやサツマイモなどそのままでもおいしいものや気に入っているものには、極力味付けしないようにしました。

あとは出来る限り一緒にご飯を食べるようにして、「おいしいね〜、ママと一緒だね〜」と声をかけ、楽しむようにしました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

たまには環境を変えて食事をする

離乳食作りがマンネリ化しつつあるこの頃は、子どもに何を食べさせようか悩む毎日です。最近は、葉物野菜等を単品では食べなくなりました。

ブロッコリーにはチーズをのせたりするなど、味付けをすると少しずつ食べてくれるようになりました。キャベツはお好み焼きとして、小松菜はパンケーキ風にして食卓に出しています。

バランスよく食べてもらいたいという思いは常にあります。メイン料理を食べない時は、果物を出します。1日1回、食事中に出すようにはしています。

そして、外食をする時は、大人の料理を取り分けて与えたり、お子様ランチを注文すると喜んで食べてくれます。たまには環境を変えて、食事をすることも大切なのかなと思います。

30代前半/男の子1人/女性

子供の好きなものと混ぜて、だましだまし食べさせちゃう

1歳頃は離乳食がようやく終わり、色々な食材を食べ始める頃です。なので、自分の好きな味や嫌いな味が出てきて、好きなものだけ食べたいというのは自然な感情だと思います。

そんな時は、その子の好きなものに嫌いな物をほんの少しだけ混ぜて食べさせます。そのうち、その比率を変えていきます。そうすると、子供が気づかないうちに、「いつのまにかこれも食べられるようになってた!」となり、食べてくれるようになります。

うちの子の場合、好きなものはバナナ、嫌いなものはブロッコリーでした。初めはバナナに細かく刻んだブロッコリーを少しだけ入れて食べさせていました。するとブロッコリーの香りや味にも慣れてくれたようで、気づけばブロッコリーも食べられるようになりました。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

味付けを変える

うちではずっと薄味やだしの味など、素材本来の味を感じることができる味付けを続けていました。離乳食の頃は素材本来の味でバクバク食べていたのですが、1歳になり徐々に食べない状態に。

何も食べないのは流石にまずいなと思っていた頃、子供が食卓に並んでいる大人の味付けをした同じメニューを欲しがったため、「味が少し濃いいけど、何も食べないよりはいいか」と少しだけ与えてみたところ、バクバクとたくさん食べてくれました(笑)

どうやら我が子は薄味に飽きて、濃い味付けが好みに変わっていたようです。

しかし流石に大人と同じものは濃すぎると感じたため、以前よりも少し濃い味付けの料理を出すようにしています。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

手でつかんで食べられるものばかりにする

子供が1歳を過ぎて、離乳食も軟飯になった頃、自分で掴んで食べられるもの以外は拒否するようになりました。柔らかいものや、スプーンで食べさせないといけないものは全部吐きだしてしまい、途方に暮れていました。

そこで、もう割り切って汁物などは諦めて、水分はお茶をストローで飲ませるのみにして、食事はすべて手づかみできるものにしました。といっても、3食やるのは大変なので、朝は食パン、バナナ、チーズなど切るだけで済むものを出していました。

一番活躍したのが、焼きおにぎりです。軟飯に子供の好きな具をまぜて、細長い筒状に成形してラップでキャンディ包みにして冷凍しておきます。そして、使う時はレンジ600Wで30秒程度半解凍して包丁で切ると、コインのような形になるので、あとはトースターで軽く表面を焼くだけです。手にべたべたくっつかないし、冷凍ストックもできるし、混ぜ込む具で野菜もタンパク質も摂れるので本当に役立ちました。

好きなものを食べていたおかげか、だんだん食事自体に興味が出てきたようで、そのうちなんでも食べてくれるようになりました。

30代前半/2人兄弟/女性

苦手な食べ物は好きな物と一緒にして与える

離乳食の後期になってから、形とか硬さとか味で嫌がることがたくさんありました。

硬さに関しては、潰したり食べやすいようにして対処していたのですが、慣れるまでは何をしても吐き出したりするので、根気よく同じ食べ物でアレンジしながら食べさせていったら、だんだん食べてくれるようになりました。

息子は1歳になるまで鶏肉が全く食べられなかったのですが、色々アレンジしていたらいつの間にか普通に食べるようになっていました。

苦手な食べ物も好きな物と一緒にして与えると食べることもあるので、工夫しながら食べてもらうことがポイントです。少しの工夫で食べることもあるんだなと思っています。

20代後半/男の子1人/女性

5位|食べるもので栄養を摂取させる

食べるもので栄養を摂取させる

野菜ジュースやフルーツグラノーラで栄養素を補う

偏食の多かった息子。野菜をほとんど食べませんでした。食べたのはカボチャ、とうもろこしくらいでしょうか。細かく刻んでも、スープに入れても嫌だと毎日否定されるうちに、どうして食べてくれないんだろう、私の努力が足りないのかと落ち込み、同時に腹が立ちました。

結局、子供は食べたくないものは食べません。仕方ないので、野菜ジュースやフルーツグラノーラで栄養素を補い、その頃を乗り越えました。

保育園に行き出して保育士さんにお任せすると、食べてくれることもありましたが、家で食べられるようになったのは、もっと自我が確立して言葉が通じるようになってからです。調理風景を見せたり、「こんな風に作っているんだよ」と説明したり、「これ食べたらデザート食べようか」と物で釣ったりが通用するようになってから、苦手なものが減ってきました。

まだ苦手なものはありますが、「いつか食べられるようになるから大丈夫。だってあの時全然食べなかったけど、今はこれだけ食べられている」と考えるようにしたら楽になりました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

お菓子や牛乳でも栄養が摂れるから良しとする

我が子は離乳食初期〜後期まではよく食べるタイプでしたが、1歳になり完全食になってから食べムラが出始めました。何も食べない日もあり、フォローアップミルクを使う日々。かと思えば外食に行くと爆食したり、その日の食事量が全く掴めなくて大変でした。

お菓子は喜んで食べますし、大人の食べているものも狙いに来るので、もうそれでいいやと諦めました。

口に入れても出すことが多いし、喜んで食べたと思ったら数口食べたあと食べなくなるので、口から出されても気にしない心を持つことが手っ取り早いなと思いました。

また、脱水には気をつけつつ、「野菜は野菜ジュースで摂れるし、ポテトはじゃがいもだから野菜の仲間ってことにしよう(笑)。おせんべいはもともと米だし、牛乳は栄養満点。これさえ摂っておけば完璧」という気持ちで向き合うことで、お互い嫌にならずに済むと思います。

20代後半/男の子1人/女性

進んで食べられるものがあるのであれば、それでいい

下の子が1歳頃は極端にごはんを食べてくれませんでした。せっかく用意したごはんに一切手をつけてくれず、ニコニコしながらお茶碗をひっくり返す毎日で、こちらも気が滅入ってしまいました。

無理やり食べさせても子供は嫌がるばかりなので、お互いにメンタルを傷めつけていただけだったように思います。

ただ、その子が進んで食べられるものがあるのであれば、それでいいと思うようにしました。栄養は偏るかもしれないけれど、一生同じものを食べることはないです。

上の子も一時期はバナナしか食べない頃もありましたが、今は健康で立派な小学生になっており、好き嫌いはもちろんありますがなんでも食べてくれます。子どもも親も無理はせず、食べることを楽しむことを一番に考えるといいと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

レトルトやベビーフード、おやつに頼る

長男はとにかく少食で、身長も体重も平均グラフに入ったことはありません。1歳になっても何も食べませんでした。

あれなら食べるかな?これなら食べられるかも?と毎日ネットの離乳食レシピと睨めっこして、台所に向かう日々でした。しかし頑張って作った離乳食も一口も食べてくれずに捨ててしまうことも普通にありました。本当に悲しくて、ますます私の心と神経はすり減るばかり。

そこで、赤ちゃん用のお菓子をあげたところ、むしゃむしゃ食べるんです!そこで私は「ああ、頑張り過ぎたんだな、手作りにこだわってたんだな」と悟りました。

離乳食は大変なので、レトルトやベビーフードに頼るのもありです!栄養素たっぷりです!

30代前半/2人兄弟/女性

食べられるものを模索するしかない

うちの子はトマトが入ったメニューをパクパク食べていたのに、1歳になった途端に食べなくなりました。いくら食べさせようとしても、顔を背けて泣き続けて食べようとしません。その後、レトルトの離乳食も同じように全く食べなくなりました。おそらく知恵が付いて、食の好みもはっきりしてきたのだと思います。

食べないものはいくら与えても食べないし、無理に食べさせようとすればするほど泣き声もひどくなって余計にイライラしてきます。

どうしても食べなくてお腹が空いていないか心配な時は、いつも食べているおやつで補って、ご飯に関しては食べられるものを模索していくしかないと思います。

「せっかく作ったのに」とか「ご飯を捨てるのもったいない」とイライラしてくると思いますが、うちの子を見ていたらこの時期は好きなものしか食べないように見えます。そこはグッと我慢して、好きなものを食べさせてあげた方がご飯も食べるようになると私は思います。

30代前半/男の子1人/女性

1歳児がご飯を食べない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児がご飯を食べない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児がご飯を食べない時の対処法アンケートでは、1位は『無理に食べさせず、様子を見る』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児がご飯を食べない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児がご飯を食べない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児がご飯を食べない時の対処法
1位 46票 無理に食べさせず、様子を見る
2位 41票 楽しめるよう工夫する
3位 31票 一緒に食べる・美味しがる
4位 30票 味付けや調理法を変えてみる
5位 24票 食べるもので栄養を摂取させる
その他 28票 上記以外の回答