1歳児が物を投げる…パパママが実践した対処法

1 歳 もの を 投げる

「1歳児が物を投げる…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「物や人が痛がっている事を教える」や「投げて良い物と交換・上手に誘導」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が物を投げる時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法32選をご紹介しています。

好きなところから読めます

1歳児が物を投げる時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児が物を投げる時の対処法
1位 22% 物や人が痛がっている事を教える
2位 19.5% 投げて良い物と交換・上手に誘導
3位 16.5% 目を見て真剣に伝える・根気強く
4位 13.5% 子供の気持ちに寄り添う
5位 8% 安全な環境を作り、気楽に対処
6位 7.5% 淡々と接して子供の興味を削ぐ
その他 13% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児が物を投げる時の対処法アンケート』によると、1位は『物や人が痛がっている事を教える』、2位は『投げて良い物と交換・上手に誘導』、3位は『目を見て真剣に伝える・根気強く』という結果に。

割合で見てみると、1位の『物や人が痛がっている事を教える』が約22%、2位の『投げて良い物と交換・上手に誘導』が約19.5%、3位の『目を見て真剣に伝える・根気強く』が約16.5%となっており、1~3位で約58%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児が物を投げる時の対処法32選をご紹介していきましょう。

1位|物や人が痛がっている事を教える

物や人が痛がっている事を教える

大げさに事の重大さを知らせる

1歳4ヶ月の息子がおもちゃなどをすぐに投げてしまい、困っておりました。

子育て支援センターの先生に相談したところ、子供が物(例えばぬいぐるみ)を投げた時は「痛いよ!えーんえーん」とぬいぐるみに感情を持たせるようにして悲しみを伝え、「〇〇ちゃん(ぬいぐるみ)が痛いって言ってるよ!かわいそうだよ!」と付け加えて言うようにしたり、子供が投げた物が当たってしまった時は大げさに「痛い!パパもママも悲しいよ!」と言って、事の重大さを知らせるという方法が効果的なんだそうです。

つい、「ダメ!」と怒鳴ったりしてしまいがちですが、このような言い方を繰り返し行うことが良いとのことなので、なるべく意識的にするようにしています。

40代前半/男の子1人/女性

大袈裟な反応をして、投げて良い物と悪い物の区別がつくようにする

子供にストローで水を飲むトレーニングカップを手渡す度に、カップをブンブン振ってからぽいっと投げていました。本人は楽しそうでしたが、保育園の入園も控えていたため、おもちゃを投げたりしてお友達に怪我をさせたら大変だと思いました。そもそも物を投げるべきではないと教えなければなりません。

ちょうどボール遊びを覚えた時期だったので楽しかったようなのですが、投げて良い物とだめな物を区別出来るように関わりました。

ボールや風船など投げて良い物を投げた時は拍手したり褒めたり、撫でたりしました。しかし投げてはいけない物を投げた時は、「あっぷだよ」と少し怒るような声と表情で注意したり、投げた物を撫でながら「かわいそう…大事大事」と悲しい表情で拾ったりしました。

そういったことを繰り返すうちに、子供も投げて良いか悪いかの区別がついて投げなくなりました。

40代後半/女の子1人/女性

『投げたら痛い痛いだよ』と伝える

私の娘も物を投げる事にハマっているようで、手に取ればバンバン投げます。その度に、『物は大事大事してね!投げたら痛い痛いだよ』と伝えるようにしています。まだ言葉もはっきりと分かるわけではないですが、小さい頃からの言葉でいつか分かる時が来ると信じて、毎回言うようにしています。

ただ私も、娘がボールを持った時には『ポン、してごらん!』と言っているので、何故ボールは投げても良くて他の物はダメなのか、区別させるのは難しいなと思っています。でも、いずれ理解できる時が来ると思っています。

「今は投げたら物が落ちるという事が分かるようになっている段階なのだ」と考え、成長のひとつとして見ています。

20代前半/女の子1人/女性

「〇〇が痛いよ」と説明する

我が子は歩けるようになった頃から、いろいろなものを手にしては投げていました。中にはスマホだのTVのリモコンだの、壊れそうで怖いものもありました。コップも持ったことがあります。

また、投げるだけでは飽き足らず、ソファの下に走って持って行って投げ入れることもしばしば・・・。おかげでいろいろなものがなくなりました。

そこで、子供がものを投げた瞬間、「〇〇さんが痛いって言ってるよ〜。え〜んえ〜んだよ〜」と説明していくと、徐々に「投げると痛いんだ」ということがわかりはじめ、いつの間にかやめてくれました。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

「おもちゃが痛い痛いだよー」と言う

現在、3歳と2歳の娘が居ます。最近はなんでおもちゃを投げたらいけないのかわかるようになったのですが、それを理解してくれるまではどう言葉かけするか悩みました。

自分の中の育児ルールとして、「ただダメと言うだけの叱り方はしないようにしよう」と決めていたので、「なんでそれをしたらダメなのか」を1歳の子でも簡単にわかるように説明することを考えました。

それからは物を投げる場面に遭遇した時は、「お人形さん痛いから可哀想だよ。ダメだよ」と言うようになりました。

「痛い」という言葉は子供でもわかりやすい表現なのか、その言葉かけに変えると、投げたおもちゃを拾って「痛いの痛いの飛んでけー」や撫で撫でして「ごめんね」などが出来るようになりました。

20代後半/2人姉妹/女性

親が物の気持ちになって泣く

うちの子が物を投げる時は、特に理由がないことが多かったです。手を離したら飛んでいった、姉弟と遊んでいる時にたまたま投げてみたら楽しかった、など。

しかし、遊びがヒートアップする時や、何か思い通りにならない時に近くにあったおもちゃやぬいぐるみを投げる等、「物に当たる」ような態度になったことがありました。「物を投げるとどうしてダメなのか」を伝えたくても、まだ言葉の理解が難しい時期なので、うまく伝わらないことも多かったです。

そういう時には、私がおもちゃの気持ちになって泣いてみたりしました。そうすることで、まだ言葉が覚束ない1歳児でも「ママはなんで泣いているんだろう?投げられたおもちゃが痛い痛いかな?」と考えるようになってくれました。

また、徐々に大きくなるにつれて理解してくれるようになります。気長に大らかな気持ちで今しかできない子育てを楽しみたいですね。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

投げたものも痛いと教える

うちの子は一歳前から歩けるようになり、しばらくすると上手にものを持って歩けるようになりました。そうすると悪気はないと思うのですが、なんでもポイポイ投げるようになりました。小さいおもちゃから固い絵本まで…。

そういうものが飛んできて当たると結構痛いです。小さいものなら我慢できますが、絵本の角が当たった時には、「いったーい!!」と叫んでしまいました。保育園にも通っているので、これではまずい!と思って色々考えました。

本人も「投げた物が当たると痛い」ということはなんとなくわかっているようなので、人が当たったら痛いのは当たり前として、投げたものに対しても、「絵本も投げたらイタタだよー」などと教えてみました。

劇的な改善はなく、少しはわかってくれたかなぁ?という感じです(笑)しばらくはこれで続けていきたいと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

あまりにもひどい時は、ケガしたふり!

1歳になると、子供もできることが少しずつ増えてきて、親子で遊べる内容も多くなってきます。うちでもボール遊びの延長で、積み木やお菓子を投げたりする我が子に対し、つい大きな声で叱ってしまうこともありました。

ただ、ボール遊びの時は「上手にポーンて出来たね~」と褒めていたので、子供も混乱しているのかも知れないと思い、何が良くて何が悪いのかをちゃんと教えなければならないと感じました。

そこで、子供が積み木を投げた時は、わざと当たりにいってケガをしたふりをしました。そうすると、子供が困ったような悲しそうな顔をしたので、改めて積み木は投げちゃダメなんだということと、「相手にケガをさせたら、ごめんなさいと言うんだよ」ということを教えました。すると言葉にできなくても、ちゃんと頭をペコッとさげて、ごめんなさいができるようになりました。

伝えるのは難しいですが、子供なりに理解してくれる日はくるので、心に余裕をもって親子そろって少しずつ成長できたらいいと思います。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

2位|投げて良い物と交換・上手に誘導

投げて良い物と交換・上手に誘導

投げても安全なもの、場所で投げさせてあげる

子供に善悪を教えて意味があるのは、2歳以降と言われています。それまでは叱られた理由が分からず、怖い気持ちだけが残ることもあります。なので、うちは余程の危険を伴う行為以外は叱らないようにしていました。

そもそも「物を投げる」という行為自体は決して悪いことではないですよね?周りの人に悪意を持って危険な物をぶつけるのは論外ですが、ボールを投げたり、離れたところに届くように何かを放ったりするのは至って普通の行動です。1歳の子供にとって、物を投げて飛んでいく様はさぞ面白く、楽しいものでしょう。うちの娘も、お座りができた頃から物を投げることが好きでした。

なので、危ない場合のみ止めて、安全に投げる方法に変えていました。例えば、室外では柔らかいボールを渡したり、室内なら寝室など物の少ない部屋に移動して、小さなタオルを一緒に投げて遊んだりしました。

子供の好奇心は成長の証です。危険だからという理由で全て止めてしまうのではなく、安全に楽しくできる方法を教えてあげたいと思っています。

30代後半/2人姉妹/女性

投げても良いものを与える

息子は1歳頃から物を上手に投げる事ができるようになりました。初めての子供で、投げる行為について心配だったので、児童館の先生に相談しました。すると、投げる行為を無理にやめさせない方が良い事と、柔らかいボールなど投げても良いものを与えるように言われました。

何でも投げるので、固い物は手の届かない場所に置き、小さなぬいぐるみをたくさん床に置くようにしていました。

一口サイズの小さなおむすびも、食べる前に投げていました。そうすることはわかりきっていたので、いつも足元にレジャーシートか新聞紙を敷いて、掃除を楽にしていました。

石などを投げようとしたら、それは投げてはいけない事を子供に伝えて、親が石を受け取ります。男の子は石や小枝を集めたり投げたりが好きなので、公園などでは注意が必要でした。

40代後半/3人兄弟/女性

遊びを通じて、十分に投げるという行為を経験させる

1歳児は、自分で出来ることをするのがとにかく楽しいんですよね。物を投げられるようになったことも嬉しくてたまらないんだと思います。

親としても、成長の過程でせっかく子供が出来るようになり楽しんでいることを止めたくありません。それに躾として言葉で説明しても、1歳児の頭では理解にも限界があります。

ですので、我が家では投げられて困るものは、できるだけ手の届くところに置かないようにしていました。

ただ、それだけでは投げるという運動の経験が不足してしまうので、公園などの広い場所でのボール投げ、拾ったドングリや河原で小石を投げてみる、あるいは屋内でも紙飛行機を一緒に作って投げる(飛ばす)といった遊びを通じて、十分に投げるという行為を経験させることも子供の成長には重要だと思います。

50代前半/男の子1人/男性

柔らかいボールを渡す

触らないで!引っ張らないで!投げないで!!(壊さないで!!)と言い続ける日々に嫌気がさしていた時、先輩ママに「物を投げ始めるようになったら、柔らかいボールを渡すといいよ」とアドバイスをもらいました。この提案は、育児で切羽詰まっていた私にとって、目から鱗でした!

今まで「ボールは投げて遊ぶおもちゃ」としか認識していなかった私でしたが、赤ちゃんが「投げないで欲しい物」を持った時、すかさずボールと交換することで、スムーズに「これは投げてはいけないよ、こっちは投げてもいいよ」と教える事ができました!

子どもにとって「あれダメ、これダメ!」だけでは不満が募ります。ボールを好き放題投げて良いとなれば、「楽しく投げたい!」という気持ちを尊重してあげられますし、何より私の心が穏やかになりました。

ついでに子どもとおうちでボール遊びをして、親子で楽しい時間になりました。

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

「痛いよ」とだけ伝え、他に興味を持たせる

まだ善悪がわからない子供に対して、大人目線で禁止事項を押し付けないようにしています。その方が自分の気持ちが楽になるんです。

代わりに「こうしたら痛いよ」と声かけして、他に興味を持たせるようにします。そうすることによって、ものを投げるという行動から離れて、他に興味を持ち、投げなくなりました。

それでもダメな時は、子供の投げたものに当たったフリをして泣きまねをしてみたり、投げて大人が反応することに楽しみを感じている時は、あえて無視をしてみたりしました。

子供は幼いうちから大人の態度や行動から察することがあったので、意外と効果がありました。大きな声で叱ると「怒られた」という印象だけが残ってしまうので、本質が伝わるような対応を心がけていました。

20代後半/女の子1人/男性

物を投げる時はボール遊びに切り替える

私の娘はテンションが上がってくると、近くにあるおもちゃや絵本を投げてきます。人に当たったり、自分に当たったりしてけがをしては困るので、物を投げたらすぐに「危ないからやめようね」「ぶつかったらイタイイタイだよ」と声をかけるようにしています。本人も、何か悪いことをしている、注意されているといったことは分かっているようなので、根気強く接していこうと思っています。

ボール遊びの時は投げても注意をしないので、こっちは投げてもいいんだ!と認識しているみたいです。

なので、物を投げる時はボール遊びに切り替えて、「ボールは投げてもいいよ、楽しいね」と声をかけ、何を投げてもよくて、何を投げてはいけないのか伝えられるように、日々声かけを頑張っています。

20代後半/女の子1人/女性

運動もかねてやわらかいボールを与える

息子は男の子なだけあって、小さいながらも力強く投げていました(笑)

ダメと言ってもわからないし、さすがに危ないので、運動もかねてやわらかいボールを与えるようにしました。ボール以外を投げる時は、ダメと伝えて取り上げます。毎日同じことを繰り返していたら、ボールだけを投げてくれるようになりました。的があると、さらに狙ってくれるかもしれません!

息子のボール投げは四歳になった今でも続いており、なかなかの距離を投げています。おかげさまで肩が本当に強くなり、スイミングにも活かせています!

ダメと伝えてもわからないのは百も承知。ならばイライラしないように方法を考えるしかないと思います。

20代前半/男の子1人/女性

3位|目を見て真剣に伝える・根気強く

目を見て真剣に伝える・根気強く

何度でも、子供に声掛けをしよう

子供が1歳になった頃から、よく子育て支援センターに出かけていました。そこでおもちゃで遊ぶのですが、気に入らないことがあると、物を投げるようになってしまいました。

その場で、「お友達に当たったら痛いし、危ないから投げてはだめだよ」と言って聞かせるのですが、やはり1歳児。教えても分かりませんでした。

なので、そういう時期だと割り切り、物を投げてはいけないと分かるまでは、子育て支援センターに行くのは控えました。もちろん、家でもよく言って聞かせました。

そうすると、子供も徐々に理解したようで、その時期を過ぎたら物を投げるのを自然とやめるようになりました。焦ってどうにかしようとするよりも、落ち着いて対処することが大事だと思いました。

40代前半/2人姉妹/女性

簡潔な言葉で目を見て真剣に伝える

娘は1歳になる前からオモチャや食べ物、服などいろいろなものを投げるようになってきました。特にオモチャは固いものや重たいものなど、当たってしまっては危ないものもあります。

保育園に通っているので、お友達にケガをさせてはいけないと思い、やめさせようといろいろ試してみました。投げたオモチャの代わりになって痛いフリをしてみたり、投げたオモチャを隠してみたり…。でもなかなか伝えることができずに悩んでいました。

1歳を過ぎた頃から娘にお気に入りの人形ができ、どこへ行くにも一緒になりました。そこからは少しオモチャを丁寧に扱うようになってきましたが、何かの際にまたオモチャを投げて、たまたま私の手に当たり痛い思いをしました。その時に、娘の正面に行き、目を見て「オモチャを投げたらいけないよ。ママ、今痛かったよ。危ないからやめようね」と真剣に話したところ、娘は泣いてしまいました。ですが、その後、オモチャを投げることがずいぶんと減りました。

タイミングもよかったかと思いますが、簡潔な言葉で目を見て真剣に伝えると、子どもも理解してくれることがあるんじゃないかと思います。

30代後半/女の子1人/女性

目を合わせて、なぜ物を投げてはいけないのかを教える

うちの息子は1歳4ヶ月になったのですが、未だにおしゃぶりやおもちゃを咥えており、飽きた瞬間、投げて遠くに飛ばします。最初の頃は私がすぐ怒って、子供も泣いてしまうという悪循環でした。

ある日、物を投げた後、息子と目線が合ったので「物を投げるのは人にぶつかってしまうかもしれないし、おもちゃも痛いと思うな」と声をかけました。そうしたらその後、数時間は物を投げることが少なかったので、ちゃんと目線を合わせゆっくり喋ればわかってくれるんだと思いました。

毎日毎日、物を投げられるのが嫌でしたが、息子と目線を合わせることで、息子がなぜ投げたのか、なんとなくわかるようになりました。そのことを踏まえて、すぐに怒るのではなく目線を合わせて話しかけるのが大事だと気づきました。

親が怒ってしまうと子供は萎縮して泣いちゃうので、できるだけ冷静に話しかけましょう。

20代前半/2人兄妹・姉弟/女性

「〇〇するとこうだよね」と説明する

最初は「〇〇しないで!」と注意してばかりでしたが、それが逆効果だったのか、余計に物を投げたり、私が注意するのを面白がってわざと投げたりすることもありました。

そこで言い方を変えたり、「〇〇するとこうだよねー」「どうして〇〇したくなった?」と聞いてあげるようにしました。やめるのに時間はかかりましたが、「物を投げて当たったら痛い」というのがだんだん分かってきたのか、頻度はだいぶ減りました。

もちろん本当に危ないものだったりした時は、強い口調で言ってしまうこともありますが、まだちゃんと言葉を話せない1歳児と向き合う上で、言葉選びも大切かもしれません。

30代前半/2人姉妹/女性

手を握って少し真顔で注意

1歳児は好奇心旺盛なので、なんでもしたがります。目に付く物を片っ端から口に入れたり、危ない物を放ったり・・・。

物を投げるのはよくないときちんと教えてあげないといけませんが、注意するとそれを面白がって、また投げての繰り返しになりがちです。

優しく見守りつつも、あまりに強く投げつけたり、誰かにけがをさせてしまいそうになる場合は、手を握って少し真顔になり、「こういうことはしちゃだめなんだよ」と教えてあげます。

するとこちらの本気度が伝わり、子供もきちんと分かってくれると思います。

40代後半/2人姉妹/女性

4位|子供の気持ちに寄り添う

子供の気持ちに寄り添う

投げることが楽しいのだと理解する

我が子が1歳の頃、よく物を投げ落とすようになりました。投げるものはおもちゃだったりスプーンだったり、とにかくあらゆるものを投げ捨てては喜んでいました。最初は「投げたらダメだよ」と伝え、その都度拾って渡していましたが、投げられては拾い、投げられては拾いの繰り返しで、正直気が狂いそうでした。

一歳前後の子どもは、まだ善悪の区別がつかないのだろうと思います。ものを投げるのもきっと、投げて落ちるという事象が楽しかったり、新鮮だったりするのだろうな、と思うようにすると、子どもの成長を感じ、不思議とイライラすることも減りました。

もちろん「投げたらダメだよ」ということは気長に根気強く伝えつつも、あまり気にしすぎず、おおらかな気持ちで見守ってあげられたら良いと思います。

20代後半/女の子1人/女性

子供の感情を代弁しながら共感してあげる

悪いことだと叱る・怒るのではなく、子供の気持ちを代弁しながら共感してあげるのがよいです。

1歳の子供は、喜怒哀楽が豊かになるものの、自分の感情を言葉にできずモノに当たってしまうことがあります。自分で何かをしたい気持ちが芽生えるのですが、やろうとしてもできないことの方が多くストレスを溜める子も多いです。その時にモノを投げたりするのですが、怒ったところで一時的な行動抑制にしかならず、結局同じことを繰り返します。

そこで、モノを投げた時に「なぜ投げたの?」と問い詰めるのではなく、「できなくて悔しかったの?」「お腹が減っちゃったの?」「眠たいのかな?」と、感情を代弁しながら子供の気持ちを受け止めてあげると、モノを投げる頻度は減り、泣いていても落ち着けるようになってきました。

つい毎度怒ってしまうパパママは、一旦落ち着いて、アプローチを変えてみてはいかがでしょうか。

30代前半/女の子1人/男性

しっかりと遊ぶ時間を持つようにして、子供の不満を満たしてあげる

うちの子供も一歳頃から物を投げる時期がありましたが、このまま物を投げ続ける子になったらどうしよう?とか、人にあたって汚したらどうしようなどと思い、不安視していました。

しかし三歳になった今は、言葉の意味が分かってきたこともあり、投げたら危ない、怪我する、壊れる等を理解してくれるので、収まってきました。

それでもやめない時は、きっと他に理由があるのだろうと思います。もっと遊んでほしいとか、注意を引きたいとか、要は愛情や接触回数などが足りてなくて不満があるんだな、と思い、しっかりと遊ぶ時間を持つようにしています。子供の不満を満たしてあげると、こちらの要望も聞き入れてくれますよ。聞き入れてくれない時は、まだまだ愛情や接触回数が不足しているというサインだと思っています。

まだ一歳ならそこまで神経質にならなくてもいいと思うので、「投げたら嫌だ」という意思表示だけしておく程度でいいと思います。だんだん理解ができるようになってくるので、その時にしっかり理由を教えればいいかと思います。

40代後半/女の子1人/男性

子供に寄り添い、自分から気持ちを伝えられるように声をかける

私は保育士としてたくさんの子供たちを見てきましたが、言葉の発達が遅い子が自分の伝えたいことが上手く伝わらず、イライラして物を投げることがありました。

そこでその子に寄り添い、時間がかかったとしても自分から気持ちを伝えられるように声をかけたり、フォローをしたりして接してあげていました。

その経験を活かし、自分の子供が物を投げる時も「投げたら痛いから投げないで。ママと一緒にお片付けしよう。これをお家に返してあげようね」と声をかけました。それでも嫌がる時は、抱きしめて子供の気持ちを受け止めてあげたり、どうしたいかを一緒に考えたりしました。

その子の個性を大切にしながらも、自分で気持ちを伝えることの大切さも学んで欲しいため、フォローしすぎず適度な距離感を作りながら接していきたいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

「どうして物を投げるの?」と問いかける

娘は少し気に食わないことがあると、物を投げることが多いです。ただ、気に食わないことがない時も、遊び感覚で高い所から物を投げて遊んでいることもあるため、むやみに怒ることはしていません。大人でも不意に投げたりしちゃうこともありますしね。

でも、気に食わないことがあって物にあたっている時だけ、「どうして物を投げるの?」と問いかけるようにしています。「ダメだよ!物は投げないよ」とだけ言うと、余計に投げたりするので、問いかけるように心がけています。

「どうして投げたの?人形さん、投げられると痛いよ?」と質問し、物が壊れたりすることや物を大事にすることを教えていきたいと思っています。

20代後半/女の子1人/女性

5位|安全な環境を作り、気楽に対処

安全な環境を作り、気楽に対処

いい意味で放置し、様子を見る

子供が癇癪を起こした時、怒った時、何かを訴えたい時に、物を投げることがありました。冷静になれば「物を投げることで、子供はなにかを訴えているのだ」とわかりますが、その時は周りにも迷惑になるし、公園や施設に行くのも控えるほど悩んでいました。

1歳くらいの頃はろくに話せないし、親の言うことも全てを理解できていないと思います。なので、うちの子が投げた時は、とにかく黙って回収するようにしていましたね。初めは怒っていましたが、そうすると余計に投げてました(笑)

途中からはいい意味で放置し、投げても危なくないものであれば怒らず、様子を見守りました。さすがに怪我しそうな時や、危ないものは怒りましたね!わざと赤ペンで血を書いて「痛い痛い…」と演技したこともありました!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

投げてもOKな環境作りをしてみる

長男はなんでも投げてみる子でした。そのため、テレビの画面には液晶パネルガードを取り付け、ガラスの置物なども撤去して、おもちゃなどを投げても大丈夫なような室内環境を作っていました。

子供は、投げると飛ぶ、落ちる、転がる、そんなことを学びながら、たくさん脳の刺激になっているので、投げることをやめさせる必要はこの年代ではしなくても良いと思います。大人の方が周りに他の子がいないか、危ないものがないかに配慮してあげる必要はあると思いますが、基本的には気が済むまでやらせてあげても構わないでしょう。

ただ、集団生活を送る上で、物を投げる行為は思わぬ事故を招く恐れがありますし、周りからも顰蹙を買うことが多いです。

なので、物心がついて幼稚園に上がる頃には、「投げるとぶつかって危ないんだよ」と、年代に合わせた注意をしていけば良いと思います。

40代前半/2人兄弟/女性

投げられたくないものは子供の手の届かなところへ

息子が1歳くらいの時は物を投げまくっていて、それがすごくストレスでした。とにかく手当り次第、何でも投げました。棚の本は全て外へ、玩具はぽーい、ちゃぶ台は(投げられないので)ひっくり返す・・・まるで、毎日「泥棒が入ったあと?」という感じでした。

子供の投げる後ろから拾って歩いた時もありましたし、どうせ汚れるならと、そのまま散らかしている時もありました。

対策としては、物理的に物を手の届くところに置かないことです。本棚は上の方だけ使い、下はスッカラカン。玩具も投げてもいいもの(ぬいぐるみとか)だけ手の届くところに置きます。ちゃぶ台は初めからひっくり返しておきましょう。

とにかく、壊れて嫌なものや床に傷がつくと思われるものは、全て見えないところや高い位置(棚の上や冷蔵庫の上など)にしまってしまうのがいいです。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

6位|淡々と接して子供の興味を削ぐ

淡々と接して子供の興味を削ぐ

優しく「ダメだよ」と声をかけ続ける!

うちの子も、物や玩具を投げて遊んだりする時があります。そんな時、「ダメだよ」と怒っても逆に楽しくなるのか、ずーっと投げ続けます。

私は、優しく「投げてはダメだよ」と声をかけて、子供から物を受け取ったり、逆にこちらが物を投げ続けるのを見せたりしました。「これはダメなんだよ」と分かってもらえるまでやりました。

子供がまたやり出したり、癇癪を起こして暴れたりしたら、優しく抱きしめてあげて声をかけます。「投げた物が当たったら、痛い、痛いになるんだよ」とも教えてあげます。

時間はかかるかもしれませんが、根気強く負けずに続けていくのがポイントになります。こちら側が困ったり怒ったりしたらダメなので、頑張りましょう。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

低い静かな声で短く「危ない、だめ」などと目を見て言う

1歳児が物を投げる理由は色々あるかと思います。中でも一番多いのは、「投げるという行為そのもの」を楽しんでいることだと思います。「物を投げてはいけない」という概念がないからです。

例えば、投げたものがボールなら、周りの大人たちは「すごーい!上手に投げられたねー!」と褒めてくれるのに、本だと怒られるというのは、何も知らない赤ちゃんにとって理解不能でしょう。

また、何かを投げた時に大きな声で「だめ!あぶない!いけないよ!」などと言うのは、逆効果だと思います。親が喜んでいると勘違いさせてしまう可能性があるからです。

そういう時は、淡々と拾う、もしくは低い静かな声で短く「危ない、だめ」などと目を見て言うのが良いと思います。

20代後半/男の子1人/女性

毎回無言で投げるのを止め続ける

1歳を過ぎると、周りの人を見る力が出てくる時期に入ります。自分が何かをすると褒めらたり、喜ばれたり、叱られたりすることで、相手となる人がどんな人かを見るようになります。

遊びで物を投げてしまった時も、周りにいた人がどんな反応をしたかで子供は学習します。投げても反応が無いとつまらなくなり、反応次第では遊びに発展します。大騒ぎされたりすると「自分が投げたことで、大人が反応してくれた!」と前向きに解釈して、エスカレートすることもあります。

または、叱られなかったことで「投げていいんだ」と認識し、何回も投げて遊ぶようになったり、自分が嫌な感情を抱くと投げなくなったりします。

投げて良いか悪いかは、周りにいる大人の対応を介して理解するので、これを逆手にとって対応しましょう。例えば、毎回無言で投げるのを止め続ければ子供も楽しくないし、遊びにも発展しません。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

1歳児が物を投げる時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が物を投げる時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児が物を投げる時の対処法アンケートでは、1位は『物や人が痛がっている事を教える』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児が物を投げる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児が物を投げる時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児が物を投げる時の対処法
1位 44票 物や人が痛がっている事を教える
2位 39票 投げて良い物と交換・上手に誘導
3位 33票 目を見て真剣に伝える・根気強く
4位 27票 子供の気持ちに寄り添う
5位 16票 安全な環境を作り、気楽に対処
6位 15票 淡々と接して子供の興味を削ぐ
その他 26票 上記以外の回答