【1位】割り切る・他人同士だと意識する
考え方が違うから仕方ないと割り切る
食べ物の好みや趣味が全く合わない妻ですが、特に政治の話になるとほぼ真逆で、激論をぶつけてはしばしば喧嘩になります。
私はどちらかと言えば、相手に合わせながら自分の意見を隙間に入れようとするタイプなのですが、妻は自分が一度決めたら決して変えない非常に頑固な性格のため、誤った認識だと私が思う事でも決して翻さないため、意見交換が困難です。
初めのうちは「自分は理解しようと努めているのだから、妻もそうすべき」と考えた上で理解を強く求めましたが、何度やっても変わらなかったため、今では「互いは違う考えである」という前提で会話をするようになり、それからはほぼトラブルは無くなりました。
40代前半/結婚11〜15年目/男性
郷に入れば郷に従え
お互いに60代で、妻は長年専業主婦をやっていますから、家庭でのことに関しては妻なりに決まりを作っています。今更それを変えさせるのは無理みたいで、こちらがうまくそれに合わせて行動するしかないです。
ゴミ一つにしても、私がそのままほったらかしにして片付けずにいると、妻は怒ってしまいます。最初は「こちらは仕事から疲れて帰ってきているのだから、そんなことでいちいち文句を言わないでくれ」と言い返していました。
しかし年齢を重ねて、二人一緒にあと何年過ごすか分からない・・・と思うと、こちらもあまり小さなことで腹を立てなくて済むようになりました。
「郷に入れば郷に従え」を胸に、家ではなるべく妻のいいようにさせ、笑って暮らしていこうと思っています。
60代前半/結婚21年以上/男性
違う人間なので、少々のことは大目に見てあげる
夫婦とは互いを思いやり、個人を尊重して共同生活をする運命共同体のようなものです。しかし、いくら仲良しでも、些細なことで喧嘩をしてイライラしてしまうのです。
一体なぜか。それは、育った環境も異なる「違う人」だからだと思います。いくら、パートナーのことを思い遣って行動していても、育つ環境やその思考はそれぞれ違うものだからです。こうして欲しい、ああして欲しい・・・は高望みなのです。
一番の解決方法は、何か思うことがあっても、少々のことは大目に見てあげることです。そう考えると自然に楽になり、イライラもしなくなりました。
また、この人は私がいないとダメなんだな・・・と愛情が芽生えてくるから不思議です。
30代後半/結婚6〜10年目/男性
【2位】〇〇だと思い込む
配偶者を上司だと思って、モチベーションを高める
専業主婦の妻には、仕事の辛さなどはやはりわかってもらえないことが多いです。社会人にとってたまの休みは貴重なリフレッシュの機会なのですが、土日などに家事を命令されたりすることが多いので、疲れてるのに・・・とイライラしてしまいます。
もちろん、休みなく家事をこなしてくれている妻には感謝していますが、家にいる時まで圧をかけられるのは堪らないと感じていました。
最近は、妻も上司の一人だと思うようにしています。結局、妻がいないと家庭は回らないと思い知らされることが起こり、妻は大切だと痛感させられたからです。
上司と思うことで、家事なども業務の一つになり、「完璧にこなして評価を上げてやろう」と思えるようになり、イライラすることも無くなりました。
40代前半/結婚16〜20年目/男性
幼児だと思う
妻は相手の身になって考えたり、一歩引いたりするのが苦手なようで、己の感情最優先の発言内容やものの言い方にイライラすることが多いです。それを真に受けて、大人の女性の発言だと思うから心底腹が立つのだと思いました。
そこで、「これは何もわかっていない幼児の発言だ」と思い込むようにしたところ、かなり心が楽になりました。こう考えることで、大抵のことは「はいはい、そうだね、うんうん」という受け流しの対応がしやすくなります。
あとは「人生一回目だからしょうがない」と考えることもあります。これは、「輪廻転生を繰り返して何度も生まれ変わってきている場合には、魂が成熟していて未熟な相手を思いやることも出来るようになっている。しかし、転生経験の少ない魂は、人生が一回目(すべてが初めての経験)になるので、諸々わかっておらず、基本的に無礼で失礼」という考え方です。
これをもとに「ああ、こいつは人生一回目だからしょうがない」と考えてみるのです。すると、「こんなヒヨッコ相手に怒るのは大人げないよな。大目に見てやろうかな」と思えることもあります(笑)
40代前半/結婚11〜15年目/男性