妻と考え方が合わない…男性100人が実践した対処法20選 | 2ページ目

【1位】冷静かつ客観的に状況を整理する

冷静かつ客観的に状況を整理する

少し時間を置いてから話し合う

少し前までは、妻から色々言われた時、できていないのを責められているように感じてしまい、イライラしてまともに聞けずにいました。むしろ「俺、頑張ってね?」と思っていたくらいでした。

しょっちゅうケンカばかりで、愛しているのにどうしてなんだろう…と辛くなり、2人で改善しようと思い立ち、心理カウンセリングを受けたり、コミュニケーションコースを受講したりして、知識を得て色んな方法にトライしました。

その結果、「イライラしながら話し合いをしない事」がとても大切なんだなあと感じました。特に何か2人で大切な事を決める時に考え方が合わない場合、お互いに歩み寄った案にするために話し合いは不可欠ですが、自身の意見に執着して「互いのために話し合っている」という理解を持てなければイライラしてしまうのだと気づけました。

そのため、今は少し時間を置いてから話し合うようにしています。

30代前半/サービス系/男性

キレる前にきちんと言いたいことを言うこと

結婚当初は向こうが育児をほぼメインでやってくれていたので、嫁さんの言うことをハィハィ聞いて我慢していました。こちらからはほとんど、「こうして欲しい」とかも言わなかったですね。これが結果的に、彼女を甘やかすことになってしまいました。

10年以上経過して子供達が大きくなって手が離れてからも、彼女は楽してガァガァ言うだけなので、流石に我慢の限界を迎え、一度だけ思いっきり切れてメタクソに言い返してしまいました。

そうしてからは、向こうからあまり言ってこなくなりましたし、会話自体が無くなりました…。

もっと早くからお互いに言い合ったほうが良いと思いますね。

40代前半/メーカー系/男性

理路整然と説明をする

基本的には妻に意見を合わせています。特に家庭の事や子供の事に関しては、自分よりも妻の方が接している時間が多い為、妻の意見を採用した方が円滑に行く事が多いです。

どうしても自分の意見を通したい時は、理路整然と説明をします。うちの妻だけかもしれないですが、キッチリと説明されると聞くのが面倒になるみたいで(笑)、プレゼンをする様な感じで説得を試みると成功する事が多いです。

最近だと、自宅のダイニングテーブルを新調する際に、妻と意見が食い違うことがありました。妻の好みのものが少し主張が強めで、ダイニングの空間とミスマッチだったので、別案を提案して、利便性や汎用性などをプレゼンしたら、私が思っていた様なテーブルを買う事ができました。

また相手の意見を全て受け入れない訳ではなく、折衷案がありそうであれば、それを話し合って探っていくのも良いと思います。

30代後半/医療・福祉系/男性

お互いに冷静になるまで、物理的に距離を置く

意見がすれ違っていて平行線のままな時は、イライラしてケンカになる前に一旦離れましょう。「ちょっと、トイレに行ってくる」とか「ちょっと電話が入ったから…」などと言い、お互いの顔を見なくてもいいように離れましょう。

そうして物理的に距離をとり、外の空気を吸いに行くなどして、意識を別のことに向けましょう。そうすることで視野が広がり、別の解決方法や名案が頭に浮かぶこともあります。

お互いのことを大切にしていた気持ちを思い出すこともあるかもしれませんし、それによってお互いの許容度も広がるかもしれません。

話し合っている内容を一旦整理するだけでも、話が前進する可能性だってあります。

50代前半/サービス系/男性

時間を空けて冷静になった後に会話する

片付けや金銭の価値観について、妻と喧嘩することがあります。妻曰く、私は細かいことを言いすぎるらしいです。しかし、私からすれば、妻は雑すぎるのです。

私は「片付けの基本は整理整頓で、使ったものは元の場所に片づけることが当たり前だ」と、教えられて育ちました。一方、妻は使ったものやごみも自分が使った場所に放置したままです。私は自分が片づけたものが散らかされていることに腹を立て、妻は私が指摘することに腹を立てます。しかし、何度もこのような話題で喧嘩を繰り返した結果、いい方向に話が進まないことを学びました。

そこで、私は我慢することにしました。それによって妻との軋轢が発生する回数が減りますし、自分の新たなストレスも発生しません。

どうしても伝えたいことがある時は、時間を空けて伝えることにしています。即座に言葉を発してしまうと、感情が乗って喧嘩になるからです。
また、すぐに伝えたい時は紙に端的に書き、それを渡すようにしました。紙に書くのは面倒な事ですから、自分で要約しているうちに少し冷静になれます。

40代前半/流通・小売系/男性

冷静になってみる

妻は暦に従った行動をすることが当たり前のように育ちました。例えば、「冬至が来ればゆず湯に入り、カボチャを食べる」と言うようなことです。

最初は、古臭い日本の風習にやけにこだわるものだと煩わしく思うこともありましたが、そもそもの由来などを聞いてみると納得できることが多く、今では全く嫌ではなくなりました。

考え方や思いは夫婦であっても異なることは当たり前で、それにいちいち腹を立てたり思い悩んだりしても意味がありません。それに冷静になってみると、お互いに一理あることの方が多いと思います。

どうしても譲れないと言う場合もありますが、結局はお互いさまで、少しずつ妥協点を探れば良いだけのことです。大人の夫婦なのですから。

60代後半/自営業/男性

時間を置いた上で再度自分の気持ちを伝える

夫婦であろうとなかろうと、違う人間である以上、考え方が合わないことがあるのは当然です。まして男女間では思考形態が異なり、常時意見が合う方がむしろ異常だと言えるでしょう。つまり、いくら言い争っても、決着がつく見込みなどないのです。

別に毎回謝る必要はありませんが、適当なタイミングで言い争いから身を引くのが一番です。

一番重要なのはその後で、なぜ相手が強硬に態度を変えないのか、一度は考えてみる必要があります。もし対立が生じる前に何か心当たりがあるのなら、相手の気持ちがそちらに引きずられてしまったのかもしれません。

そういう時は、時間を置いた上で再度自分の気持ちを伝えることで、お互い悪い感情を持ち越さずにいられるのではないかと思います。

60代後半/自営業/男性

【2位】否定せず、相手の言い分を聴く

否定せず、相手の言い分を聴く

とりあえず10分は話を聞く

妻と言い争いになることがありましたが、応戦しても良いことは殆どありません。と言うかありません。熱くなって口車に乗ってしまえば、それが最後です。

最初の方は言いくるめようとしたり、またそれが無理だと思ったら諭すように話したこともありましたが、結果としては失敗です。

別離を考えていないのであれば、やはり「考え方が違う生き物」として割り切って、お互いが合う部分を少しずつ増やしていくしかないのではないかと思います。

それから忍耐、忍耐、忍耐です。現在では、妻と衝突しそうな話題を切り出さないことを徹底しています。また、これは少しまずいかなと思った時には、とりあえず10分は話を聞いて(全く話を聞かないというのは逆効果!)、その後は席を外したり、他の話題を切り出したりします。

40代前半/不動産・建設系/男性

まずは一通り話を聞くこと

付き合い初めの頃はお互いに気を使っており、意見がもつれる事も少なかったのですが、長く同じ時間を過ごす事で良くも悪くも意見が合わず、険悪になることも増えていきました。お互いに「自分こそが正しい!正義だ!」と意見をぶつけ、押し付けあうような状況でした。

そんな中で、ある既婚者の先輩に相談した際、「うんうん、そうか。わかるよ」という言葉をかけてもらい、物凄く心が軽くなりました。

私はただ助言が欲しかっただけなのですが、話していて不思議と気持ちが良いと感じ、「この人はちゃんと話を聞いてくれているんだ」と感じ、素直になることが出来たのです。きっとこれこそがベストな解決法なのだと気が付いた瞬間でしたね。

それからというもの、妻と考え方が合わない時などは、まずは一通り話を聞くことにしました。否定はせず「それはいいよね。こっちはどう思う?」など賛同しながら、お互いの妥協点を見つける事で解決に至りました。「まずは話を聞こうじゃないか」というスタンスがカギです!

30代後半/自営業/男性

まずは相手の意見を聞いてみる

子供の勉強の件で意見が対立したことがあります。専用タブレットを使った通信教育をやらせたい妻と、学校の勉強だけでまだ大丈夫なんじゃないかと思う私とで、意見が合わなくなりました。

重い空気になっていましたが、ともあれまずは妻の意見を聞いてみることにしました。すると「子供の勉強は個人差があるから、興味を持つのは早いほうがいい。同じ算数でも、割り算と分数計算では好き嫌いが別れるから、早めに楽しく教えたい」と言われ、なるほどと感じました。

じゃあ、それには何が必要だろう?と受け取り方を変えた事で、建設的な話ができました。意見の言い合いより、受け取り方の工夫が大事だと身に沁みました。

「私は勉強に苦労したから、子供には同じ轍を踏ませたくない」という妻の言葉は今でも覚えていますが、出会った頃の彼女は勉強ができる博識タイプだったのでちょっと衝撃でした。

30代後半/流通・小売系/男性

否定的な言葉は使わない

子供が注意されるようなことをしてしまった時、妻は叱ってわからせるというスタンスですが、私は話を聞いて叱ることはしないスタンスのため、考えが異なります。

考え方が合わない時、私が「でも」という表現を使ったところ、逆切れされて話にすらなりませんでした。

そこで、反対のことを言う時は「だったら」とか「だからこそ」という言葉を使ってみることにしました。日本語としてはおかしいですが、言い方を変えたことで妻も話を聞いてくれるようになり、意見が異なることによるけんかは減ったと思います。

考え方が合わない時こそ、否定的な言葉は使わないことが大事だと思います。

30代後半/メーカー系/男性

相手を否定せず、意見を一度は承認する

家庭も仕事も同じで、相手の考えを全否定してしまうと、うまく回らなくなってしまいます。なので、どんなに納得がいかなくても、相手の考えを切り捨てることはしないように日々心掛けています。

参考になるのが、女性同士のランチやお茶の席での会話です。誰かが「これ、おいしそうだよね!」と言えば、他の女性達は「確かにおいしそー」とか、「うんうん。私はこれがおいしそうだから、これ頼もうかなぁ」など、まずは一回相手の意見を承認した上で自分の意見を述べています。

一方、男性にありがちなのは、「そうかなー。俺はこっちの方がおいしそうだと思うけど・・・」と自分の意見を被せてしまうパターンです。このような返し方をされると、女性は自分のことを否定されたような気持ちになり、気分を害してしまうのです。

私とは違うなぁ…そういう考えもあるんだなぁ、とまずは承認することが大事です。

40代前半/流通・小売系/男性

適度に同調して、わかっている風に振る舞う

私達夫婦は、日頃から仕事に対する考えや、お互いの職場のスタッフについて話す事が多いです。同業なのですが、客観的に見て彼女は非常に真面目に取り組んでいるなと思います。

私は「ある程度やればいい。大変なら、わからない程度に力を抜く事も悪いことでは無い」と思っていますが、この考えをストレートに伝えると、妻は「なんていい加減なの!」とヒートアップしてしまいます。

しかし、それはストレスを抱えない為の心の持ち方に過ぎず、私も基本的には自分の仕事に責任をもって取り組んでいるので、不真面目だと思われてしまうのは心外です。

なので、仕事面は真面目に話をし、人間関係は適度に同調して、妻の気持ちをわかっている風に振る舞っています。口は災いの元なので、余計な事は言わないようにしています。

30代前半/医療・福祉系/男性

余計なアドバイスはせず、まずは共感する

私は結婚当初、妻が様々な話や相談をしてきた際に、論理的に説明をして自分の考えを述べていいました。しかし、その度に妻は不機嫌になり、決まって「そういうことじゃないの」と吐き捨てます。

私は真摯に話を聞き、私なりの考えを述べているつもりでしたが、ある日ネット上で女性心について書いてある記事を見つけました。そこには「女性はアドバイスや答えを求めているのではなく、基本的には共感して欲しい」と書かれていました。妻が私に求めているものも「正しい答え」ではなく、共感だったようです。

その日から妻の話を聞く時は、「分かる分かる」「そうだよね」と共感することにしました。すると妻は、これまで不機嫌になっていたであろうシーンで満足げに話をすることが増えました。

30代後半/医療・福祉系/男性