【男女別】結婚して分かった理想と現実は?既婚者200人の正直な本音

結婚 現実

「結婚したら理想と現実のギャップが待ってるの…?」と心配に思うこともありますよね。

理想と現実のギャップとしては「負担が多い・自由や余裕が消失」や「ときめきが枯渇・生活感MAX」が挙げられますが、同じ経験を持つ既婚男性と既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。

この記事では、既婚男女200人に聞いた結婚してわかった理想と現実のギャップランキングに加えて、リアルな体験談34選をご紹介しています。

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【男女別】結婚してわかった理想と現実のギャップ

順位 結婚してわかった理想と現実のギャップ
女性 男性
1位 負担が多い・自由や余裕が消失 ときめきが枯渇・生活感MAX
2位 ときめきが枯渇・生活感MAX 価値観の違いに悩まされる
3位 価値観の違いに悩まされる 金銭的な問題に直面する
4位 金銭的な問題に直面する 配偶者の人間性に幻滅
5位 家事が思い通りにこなせない 負担が多い・自由や余裕が消失
6位 配偶者の人間性に幻滅

まずは、男女別の結婚してわかった理想と現実のギャップからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた結婚してわかった理想と現実のギャップアンケート』によると、女性側の1位は『負担が多い・自由や余裕が消失』、男性側の1位は『ときめきが枯渇・生活感MAX』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて結婚してわかった理想と現実のギャップをご紹介していきます。

【女性編】結婚してわかった理想と現実のギャップランキング

順位 割合 結婚してわかった理想と現実のギャップ
1位 35% 負担が多い・自由や余裕が消失
2位 17% ときめきが枯渇・生活感MAX
3位 16% 価値観の違いに悩まされる
4位 12% 金銭的な問題に直面する
5位 7% 家事が思い通りにこなせない
6位 6% 配偶者の人間性に幻滅
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた結婚してわかった理想と現実のギャップアンケート』によると、1位は『負担が多い・自由や余裕が消失』、2位は『ときめきが枯渇・生活感MAX』、3位は『価値観の違いに悩まされる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『負担が多い・自由や余裕が消失』が約35%、2位の『ときめきが枯渇・生活感MAX』が約17%、3位の『価値観の違いに悩まされる』が約16%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の結婚してわかった理想と現実のギャップ24選をご紹介していきましょう。

女性編1位|負担が多い・自由や余裕が消失

負担が多い・自由や余裕が消失

お金にも気持ちにも余裕のない現実!

理想は広く言えば、優雅な生活。そして余裕のある、それこそバラのような結婚生活でした。夫婦で仲良く料理をしたり、休みの日にはのんびりと過ごしたり、穏やかな毎日を過ごすものだと思っていました。そして外食は週に1度。旅行は季節に合わせて行く、夫婦でデートを楽しむなど、たくさんの楽しみを想像していました。

しかし、現実はまったく違うものでした。お金は生活費や子どもにもかかるので、外食は1年のうちにできて1度か2度。旅行は1年に1度。デートをする暇もないです。そもそも「デートをしよう」とも言われません。

毎日仕事をして、家では料理、洗濯、掃除などやることが多く、とてもじゃないけれど時間にも気持ちにも余裕が持てません。

夫婦で仲良く穏やかな生活も送れません。お互い価値観も違うので喧嘩もするし、我慢も多いです。結婚して、現実とはこんなものなのだと改めて思い知らされました。

40代前半/流通・小売系/女性

独身の頃のように仕事に全力とはいかない

結婚後は自分の自由は全くないということがわかりました。旦那は尊敬できる人ですし、格別遊びたいわけではありませんが、仕事も自由には選べず、長い時間働くことも難しい状態に嫌気が差しています。

子どもがいるとその生活スタイルに合わせていかないといけないので、独身の頃のように仕事に全力とはいかず、もどかしさや焦りばかりが募ります。

金銭的にも自由はありません。なぜなら、子どもの教育費や自身の老後などがあるので、将来に備えなくてはなりません。でもこればかりは自身の選んだ道であり、責任を果たしていかなければならないと思っています。

結婚とは自分の人生ではなく、相手の人生、子どもの人生を共に歩むこと、忍耐と努力、妥協であると感じます。その分、喜びを分かち合えるのかと思います。

40代後半/専業主婦/女性

声に出して言わないと何もしてくれない

結婚と同時に妊娠がわかり、結婚式も挙げず出産となりました。私は主人より10歳年下だったこともあり、頼りになる彼がとても大人に見えて、甘えていました。彼も私のことを溺愛というか、周囲もわかるほど可愛がってくれていました。

今でも可愛がってくれるのは変わりませんが、家事と育児を私がすべて背負っていることに違和感を感じています。妊娠中、身体がきつい時も、主人はほとんど家事をしてくれません。気が向いたら、休みの日に子供と遊んでくれますが、普段、私がキツくても声に出して言わないと何もしてくれません。

働いてくれていることには本当に感謝しているのですが、私は身重の上、24時間休めない状態なので、モヤモヤしています。時々、私は家政婦じゃない!とキレそうになることもあります。

結婚前は気にならなかったし、別々に住んでいた時、主人の家はむしろ綺麗に片付いている方だったので、何でこんなに何もしないんだろうと不思議でした。でもそれは私が来る時だけ気をつけていたみたいで、基本的に家事はしたくないらしいのです。それを聞いた時、「私だって、できればしたくないわ」と伝えました。

20代後半/専業主婦/女性

料理するのが苦痛になった

私は一人暮らしをしていた頃、料理にハマり、ほぼ毎日自炊をしていました。何かひとつ気になる料理があると、食材を少し変えてみたり、調味料を工夫してみたり、納得いくまで作り込んでいました。なので、自分は料理が好きだと思っていました。

ですが結婚して、相手の好みに合わせた物を作ったり、栄養バランスを考えたり、自分の思い通りに作れないと、途端に料理をすることが苦痛になってきてしまいました。「やらなきゃいけない」という状況になると、好きだと思っていたことも面倒になってしまうことがあるんだなと実感しました。

子どもができて、離乳食や好き嫌いについても考えるようになり、更に大変さは増しました。

喜んで食べてもらえるととても嬉しくなりますが、献立を考えるだけでもなかなか疲れます。

40代後半/専業主婦/女性

家事の分担が負担に感じることがある

私の両親は家事を分担していたので、私もそれが当たり前だと思っていました。なので、旦那と結婚後、家事をきちんと分けました。

でも、お互い元気じゃない日もあります。どうしても横になりたい日や楽したい日もあります。でも、「自分の担当分はこなさなければ」と思い、いつも無理して家事をしていました。

すると、私が疲れている時、旦那が「今日は俺がする」と言って家事を進んでしてくれました。そして「無理に家事を分けずに、相手のことを考えて、できる方がすればいい」と話し合いました。そうすると、気にせず息抜きができるようになりました。

きちんと分担する方がうまくいく家庭もあるでしょうが、やはりそれぞれの家族に合うやり方が1番だと思いました。

20代後半/医療・福祉系/女性

家事分担と言う名の押し付け合い

入籍日より3ヶ月くらい前に一緒に暮らし始めました。家事の分担はその時にはっきり決めました。でもとっても疲れていたり体調が悪かったり、どうしても出来ない時は助け合おうと決めていました。

彼が風呂掃除と家計簿をつけること。私が料理、洗濯、掃除、その他ゴミ出しや名もなき家事。どう考えても私の負担が大きいのですが、得意不得意があるし、私も神経質でこだわりたいところがあるので了承しました。

ですが、生活する中で夫は自分の担当の家事しか基本的にしてくれません。「◯◯してくれへん?」と頼んでも、いつもいい顔をせず、なかなか動いてくれないので、喧嘩になるか結局自分でやることが多いです。

話し合いを重ねて少しずつ夫の意識も変わりつつありますが、結婚ってもっと当たり前のように夫婦支え合って助け合って生活するものだと思っていました。

30代前半/流通・小売系/女性

家事の分担量が多い

想像していた以上に家事が大変でした。共働きでしたが、夫よりも私の方が余裕のある仕事をしていたため、家事の分担量が多いということには初めから納得していました。

1人暮らしの経験もあったし、実家でもそれなりに手伝いをしてきたつもりだったので、結婚後も家事と仕事を両立しながらやっていけると思っていたのですが、いざ生活が始まると、こまごまとした家事の積み重ねで、かなりの時間が取られました。「名もなき家事」なのだろうと思います。

分担時に考えもしなかった家事については、気づいてやった人が暗黙のうちに、そのままその家事の担当になってしまうという状態でした。夫はのんびりしたタイプなので、先に私が手を出してどんどん分担が増えてしまい、こんなに大変なことになるとは、と思いました。

理想は美味しいご飯を作って、いつもピカピカな部屋をキープすることでしたが、現実的には生活に支障の出ない程度に家事をこなすだけで精一杯でした。

40代後半/専業主婦/女性

旦那が家事を丸投げする

恋愛漫画の影響から、結婚したら旦那と毎朝ハグをして、ゴミを捨てつつ出勤してもらうんだろうなと思っていました。お互いに出来ることをして、家事の負担を半々にして、ゆっくり朝ごはんを食べる・・・そんな日々を夢見ていました。

でも実際には、お互い出勤の準備で忙しく、挨拶もせずに出かける毎日でした。旦那は朝、余裕があっても、ゴミ捨てや洗濯等を手伝うことなく、のんびりニュースを見ながら朝ごはんを食べています。その朝ごはんも、私が準備したものです。

私は家事を終えた後に冷めた朝ごはんを食べて、旦那の食器と一緒に洗ってから出勤します。旦那の気の利かなさが気になっても、機嫌が悪くなられると困るので、あまり言わずに過ごしていましたが、さすがにこのままではいけないと思い、少しずつ改善出来るように伝えました。

しかし何度も言わないと行動してくれず、日々ストレスが溜まり、とうとう爆発して旦那に思っていたことを全て吐き出しました。するとそれが伝わり、最低限自分の出来ることをしてくれるようになりました。

20代後半/専業主婦/女性

だんだん年上の夫に頼れなくなってきた

夫はかなり年上です。結婚した当初、夫はまだ40代だったので、元気いっぱいで力仕事もどんどんしてくれて頼りがいがありました。お願いは何でも聞いてくれて、経済力もあって、このままずっと甘えて頼って尽くしてもらって、幸せに暮らすことができると思ってきました。

しかし現在、夫は60代。いつも眠そうで疲れています。そのため力仕事も頼みにくく、余裕がありそうな時を見計らって頼んだり、自分で頑張ってみたりしていて、結婚当初よりも私の負担は増えました。退職後の再雇用なので、年収も半分になりました。

ふと、結婚前に父が「年上の夫は将来的に色々大変だから考えた方が良い」と言っていたことを、今になって実感しています。

40代後半/専業主婦/女性

女性編2位|ときめきが枯渇・生活感MAX

ときめきが枯渇・生活感MAX

旦那の容姿の変わりっぷりと育児の仕方に冷めた

私は若い頃から結婚に強い憧れを持っており、早く結婚して赤ちゃんを産んで、幸せな家庭を作りたいと夢見ていました。その為、男性が多い職場に就職し、かっこよくて優しい彼氏をゲットし、こちらからプロポーズしました。

しかし妊娠中に旦那の浮気が発覚して一気に冷めました。離婚も考えましたが、旦那が泣いて謝って来たのと、出産、育児と生活に不安もあった為、頑張る事にしました。

しかし、夢見る私の理想の良いパパ像とはかけ離れた旦那に幻滅しっぱなし・・・子供とどう接したらいいか分からない新米パパの無責任さや、30キロ以上太って不細工になり下がった容姿にげんなり。

あれから13年。お金の余裕もなく日々ストレスと更年期に悩まされ、我慢しかない生活を送っています。夢見る私の理想の家庭とはかけ離れた暮らしで、こんなはずじゃなかったのになと思っています・・・。

40代前半/メーカー系/女性

男女ではなく家族になった

主人とは6年お付き合いして結婚したということもあり、結婚してからは男の人として見られなくなりました。家族という気待ちなので、スキンシップを取ることも減りましたし、たまにスキンシップを取ると少し変な気持ちになります。

しかし家族なので帰りが遅いと心配ですし、主人が落ち込んでいたら誰よりも支えてあげたいと思います。もし災害があり、どちらかが死んでしまう状況になったとしたら、私は間違いなく主人を優先したいです。

付き合っている時はそんな気持ちになったことはなかったので、実際に家族になったことで「好きな人」ではなく「大切な人」に変わったんだと思っています。両親や兄弟とは違う、新しい家族の形ですね。

今は子供はいませんが、子供ができたらこれまで以上に主人を愛おしく感じ、守りたくなる存在になるんだろうなと思います。

20代後半/不動産・建設系/女性

いつまでも男女ではいられない

私たちは結婚する前に同棲をしており、そのまま流れで結婚しました。自然な流れではありましたが、結婚の実感がないまま、仲良く生活していました。休みが合わなくても時間を作って仕事の合間にいちご狩りに出かけたり、お茶に行ったり、休みが合えば温泉に行ったり、楽しく過ごしていました。

ある時、夫の仕事の都合で夫の地元に行くことになったのですが、そこから夫婦関係が徐々に変わっていきました。結婚前、夫からは「地元に戻ることなどない」と言われていたので、何だか裏切られたような気持ちになりました。同居こそないものの、やはり義親との付き合いは避けられず、面倒も増えました。

また、妊活をしたものの結局授かれず、そこで夫への気持ちは完全に冷めたように思います。そこからは、夫は男というより家族としてしか見れなくなりました。

仲が良くて、老いても手をつないで歩くような夫婦が理想でしたが、理想は理想でしかなかったです。気持ちは時間と共に変わっていきます。

40代前半/サービス系/女性

一緒に楽しく食事をする機会がほとんどない

私は結婚する前、家族そろって仲良く食事をするものと思っていたのですが、旦那はいつもぎりぎりに起床するので、朝ごはんは食べません。

夜は帰宅が21時を過ぎるので、お腹を空かせて待っているわけにもいかず、私一人で食事を済ませています。旦那は帰宅すると一人で食事をするのですが、その際、スポーツニュースや報道ニュースを観ているので、会話はありません。

休みの日は一緒に食事がとれるかと思うと、「醤油取って」とか「マヨネーズ取って」、「ビールください」といちいち人を使おうとするのでイライラします。私は飲食店の店員ではないと何度思ったことか。旦那にも伝えましたが、改善されませんでした。

結婚して15年くらい経ちますが、もう一緒に食事を摂ることはありません。割り切って生活をしています。

40代前半/公務員・教育系/女性

女性編3位|価値観の違いに悩まされる

価値観の違いに悩まされる

考え方や行動パターンの違いがストレスになる

私たちはネットを通して知り合い、すぐに意気投合してとんとん拍子に結婚しました。でもいくら意気投合できる所がたくさんあっても、自分と同じ価値観の人なんていません。まして男性と女性なのですし、育った環境も全く違うのですから、考え方や行動パターン等、違って当たり前なのです。

他人は他人。それを頭にしっかり入れておかないと「電気のつけっぱなし」「いびきがうるさい」「思った以上に浪費家のクセに、私には節約しようと言う」等々、何でもない時にはとても些細な事と思われる日常の事でもストレスになり、そのストレスを溜めてしまうといつか爆発してしまいます。

結婚したいと思える人に出会えるということは奇跡であり、とても素晴らしい事です。ただ結婚したら「〇〇をしたい」とか「彼にはこうあってもらいたい」等、理想を高く持ち過ぎてしまうと、その理想が崩れた時に一気に離婚ということにもなってしまいかねません。

私は結婚に対する理想は特になく、ただ一緒に暮らすことで幸せを感じていたかっただけだったので、あまり悩まされずに済みました。理想は低く、気軽に考えていた方が、ギャップを感じにくくなるかもしれません。

40代前半/専業主婦/女性

育った生活環境の違い!

新婚生活が始まった直後から、主人の洗面台や浴室、トイレなどの使い方が嫌だと感じていました。日に日に不快感が倍増していき、イライラするようになりました。

育った環境も違うので、どちらが正しいのかわからず、友人などに相談したところ、「ご主人の方がおかしいよ!」と言われました。でも主人も長年そのやり方で育ったので、当たり前だと感じていたようです。

ストレートに指摘するのは主人の実家のことを否定するようで、ためらいも感じましたが、私が今の状況に耐えられなかったので、何がどう嫌なのか、どうしてほしいのかと言うことを伝えました。すると主人もできる範囲で徐々に変えてくれるようになりました。

今でもまだ嫌だなと感じることもありますが、その都度伝えるようにしています。

50代前半/医療・福祉系/女性

今までの生活の価値観の違い

私達は同棲をせずに結婚を迎えたのですが、一人暮らしが長い主人と一人暮らしをしたことのない私の生活の価値観の違いを感じました。

掃除・片付けや家での過ごし方など、色々違いがありすぎて、我慢できないところが出てきたため、お互いにその都度伝えるようにしました。

2人の生活がしやすいように、自分達で色々ルールを作ったり、お互いに許せるところはそのままにして、あまり窮屈な暮らしにならないように心掛けています。

今は子供も産まれて、そのルールもまた色々変わってきていますが、これからも家族みんなが伸び伸び暮らせるよう、話し合いながら暮らしたいなと思います。

30代前半/専業主婦/女性

飲酒と喫煙の量が多すぎる

元々、主人がタバコもお酒も好きだと知っていたし、それでトラブルになることもなかったので、結婚前は特に気にしていませんでしたが、一緒に暮らしてみるとその量は想像以上でした。

健康面ももちろんですが、金銭的にしんどい月もあるので、量を減らせないか相談をすると、「減らすならやめる」と極論を持ってこられます。しかも何だかんだでやめないので、口だけなのかなと思います。

私が妊娠してからは、少なくとも私の前では吸わなくなったし、かなり気を遣ってくれていますが、「体に気を付けたら?」と聞いても「健康診断は問題ないから大丈夫」と返され、話し合いにもなりません。

今後子どもが増えると誤飲も気になりますし、子どもにかかるお金のこともあるので、見直さなければと思っています。今は家計から出していますが、1日の量を主人がギリギリ苦しいか苦しくない程度に設定し、それを超える場合はお小遣いから出してもらうようにしました。

20代後半/専業主婦/女性

女性編4位|金銭的な問題に直面する

金銭的な問題に直面する

自由に出かけられないし、外食もほとんどできない

やはり結婚は恋愛の延長だけではやっていけないなと思っています。

恋愛の時はお互い、相手のことが好きで、一緒に楽しい時間を過ごせればそれだけでいい、と考えていた節がありますが、結婚は生活がかかってくるのでそうは行きません。今の生活だけでなく、今後の生活まで考えなければ成り立ちません。

結婚した当初、そのギャップに苦しみました。付き合っている時は毎週休みになるとどこかにお出かけをし、外食をするのが日常でしたが、結婚したら毎週どこかへ行くことも外食することもなくなりました。

そんな生活に面白味を感じることが出来ず、結婚しなければ良かった…と考えてしまったこともありました。

30代後半/専業主婦/女性

働かないと生活や貯金もできない

私は一人暮らしの経験がなかったので、こんなにお金がたくさんかかるとは知りませんでした。私は田舎に住んでいたので、旦那の住んでいる地域との物価の違いにもびっくりしました。

私は働くのが苦手だったのですが、働かないと生活や貯金もできないし、記念日や冠婚葬祭、交際費もかかるし、大変です。働いたら働いたらで二人の時間が減り、仕事の愚痴やストレスがたまると喧嘩もするので、難しいです。

年々愛情は減っていくし、働く時間を増やしていかないといけないし、なかなかドラマみたいにはいかないです。

理想とはどんどん離れていきますが、理想に近くなれるようにしていこうと思っています。お金より愛が大事になりたいです。

30代後半/サービス系/女性

お金が想像以上にかかるので、生活基盤の見直しが必要になる

結婚当初はお互い正社員で働いていました。しかしパートタイマーになった為、今までの生活基盤を見直さないといけなくなりました。

住まいが都心ではない為、給料が安いし、買い物をするにも自転車や車がないと不便です。

これまでに比べて時間はできましたが、固定費を抑えるにはどうしたら良いか、節約レシピ、弁当を作る等、どうしたら上手くやり繰りができるかを考えるようになりました。

また、結婚するまでは分からなかったのですが、主人のいびきがすごく、しょっちゅういびきで起こされてしまいます。また、主人はとても真面目な人なのですが、怒るとかなりヒステリックな怒り方をするので、委縮してしまいます。

30代後半/医療・福祉系/女性

女性編5位|家事が思い通りにこなせない

家事が思い通りにこなせない

飛躍的に向上する家事スキルなんかあるわけない

結婚というとキラキラして、幸せな生活をイメージしていました。綺麗な家に住んで、今までちゃんとしてこなかった家事さえもできると張り切っていました。

新婚の頃、夫の帰宅前にお好み焼きを作っていた時のことです。私の職場の方が「フライパンで簡単にできるよ!」と話していたので、フライパンで調理していました。

すると帰宅した夫が台所に立つ私を見て、「あ、チャーハン?」と言ったのです。それもそのはず、不器用な私のお好み焼きはフライパンに引っ付き、そこには得体の知れない料理がありました(笑)どうにか食べることはできましたが、この悲惨なお好み焼きがトラウマになり、数年は作らなかったです。

「結婚」したからといって、飛躍的に向上する家事スキルなんかあるわけないんですよね。すべてのことは努力だと、当たり前のことを痛感しました(笑)

20代後半/サービス系/女性

家が想像より綺麗に保てなかった

私は元々綺麗好きでした。子供の時から家事を手伝い、料理や洗濯もずっとしていたため、大人になっても当たり前に出来ると思っていました。

今は結婚し息子も生まれ、家族が増えたのですが、当たり前にできていた家事が大人になるとどうも体力的にきつかったのです。

そして夫は私と違って、綺麗好きとは程遠い人間でした。夫の脱ぎっぱなしの靴下、同じく脱ぎっぱなしの服、家族の放置したペットボトルのゴミ等を毎日片付けるのが億劫になった時、気が付くと家は散らかり放題になっていました。

家族に片付けをお願いしても片付くことは無いので、ゴミ箱を増やしたり、物の置き場を決めたりと試行錯誤をしながら暮らしています。

20代後半/専業主婦/女性

女性編6位|配偶者の人間性に幻滅

配偶者の人間性に幻滅

夫が自分勝手に振舞うようになった

子供が出来るとお互い自分の時間が少なくなり、お休みも子供のために出掛けたり、子供に合わせてお風呂に入ったり、寝る時間や食事も子供中心の生活になります。

結婚して10年経った頃、そんな生活に嫌気がさしたのか、夫が突然「俺は子供のために生きてるんじゃない!自分のための人生を送りたい!」と言い出しました。コロナで出た給付金も家計の足しにはしてくれず、自分の趣味の車に使うようになり、私には「家計の足しになるように働け」と言います。

子供の躾に関しても口うるさくなってきて、「ママ、一緒にお風呂入ろう!」と言う娘に対し、「お前、もうすぐ10歳やろ!風呂くらい一人で入れ!」と言ったりします。

いろいろな場面で意見が対立し、うまくいきません。

40代前半/専業主婦/女性

家族楽しく過ごしたい理想と楽しめない現実

休みの日はみんなでお出かけして、楽しい毎日を送るような家族が理想でしたが、現実はだいぶ違いました。

最初のうちは休みの日でも姑が来たりして面倒臭く、全然自分のペースで過ごせませんでした。それがおさまってきたかと思ったら、旦那は「人が多い休日に外出したくない」とか「お金がないから外食もできない」とか言ってきます。

そのうちに私も、子ども達が楽しめるところへ出かけたいとか、何がほしいとかそういう希望がなくなってきて、物事に対してあまり楽しめなくなってきている気がします。

しかも最近の旦那はお金にシビアになって、何をやるにも文句ばかりなので、こんな思いをするならこの人と結婚しなければよかったなと思います。一緒にいても全然楽しくないですしね…。

30代前半/専業主婦/女性

【男性編】結婚してわかった理想と現実のギャップランキング

順位 割合 結婚してわかった理想と現実のギャップ
1位 37% ときめきが枯渇・生活感MAX
2位 28% 価値観の違いに悩まされる
3位 11% 金銭的な問題に直面する
4位 10% 配偶者の人間性に幻滅
5位 9% 負担が多い・自由や余裕が消失
その他 5% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた結婚してわかった理想と現実のギャップアンケート』によると、1位は『ときめきが枯渇・生活感MAX』、2位は『価値観の違いに悩まされる』、3位は『金銭的な問題に直面する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『ときめきが枯渇・生活感MAX』が約37%、2位の『価値観の違いに悩まされる』が約28%、3位の『金銭的な問題に直面する』が約11%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の結婚してわかった理想と現実のギャップ10選をご紹介していきましょう。

男性編1位|ときめきが枯渇・生活感MAX

ときめきが枯渇・生活感MAX

家庭を守るパートナー同士になってしまった

妻は僕の理想の専業主婦になってくれました。ですが、妊娠、出産を経験するうち、次第に「あれやって、これやって」と、僕に指示を出す様になりました。

僕も妻に対して愛情があるので、出来る限り希望を叶えようとしていましたが、いつのまにかそれがルーティン化して、気づくと家庭生活は第二の職場みたいになり、妻とは家庭を守るパートナー同士になってしまっていました。

この件で何度か衝突して話し合い、お互いフェアな家事育児をこなしてきたから、妻とは今でも仲良しです。

自分の仕事と妻の仕事(家事育児)を比較すると、どっちが大変かはわかりませんが、妻を大事に思っている気持ちは本物だと思うので、今の関係性で僕は幸せです。

30代後半/メーカー系/男性

漫画のようなキラキラとした生活はできない

結婚前は漫画のようなキラキラとした結婚生活が待っていると思っていましたが、実際には、家事の分担ひとつとっても理想とは違いました。

お金の面でも、二人暮らしだとこんなにもお金が必要になってくるのかと不安になりました。

ですが、逆にいいこともありました。一人暮らしをしている時よりも家事を分担したことにより、二人の時間を多く作ることができたんです。

漫画のようなキラキラとした生活はできませんが、毎日楽しく暮らせていることは良いことです。

20代前半/自営業/男性

週末婚は我慢比べ

住んでいる地域が少し離れており、また働いている場所も遠いことから、妻とは現在、週末婚となっています。

もちろん、時間が出来たらお互いの家を行き来しています。ですが、これまた日頃の疲労も重なり、休みが重なる日もお互いの用事を優先してしまいます。

三年目ともなるとこれが当たり前になってきており、スケジュール管理も共有を忘れてしまう程。それでも何とかなってはいますが、時々寂しくもなります。私の価値観を押し通すのも違う気がしますし、妻の予定を尊重しすぎてしまうのも夫婦としてどうかな、と疑問に感じています。

私は一緒にいられれば幸せですが、正直な気持ちを伝えても不快な思いをさせてしまうかもしれません。結婚出来たことは幸せですが、週末婚は難しいと日々感じています。

40代前半/医療・福祉系/男性

プリンセス気分で身づくろいをしているのかと思いきや、意外と現実的だった

女性といえば化粧品を集め、化粧や風呂に時間をかけ、土日はウインドウショッピングを楽しむものだという思い込みがありました。

しかしいざ結婚して毎日一緒に過ごしてみると、そんなのはごく一部のようです。妻曰く「化粧はしたくてしているわけではなく、慣例や出先で相手を不快にさせないためのことも多い」とのこと。ファッションもTPOに合わせて少しずつ変えているようです。スーツを着ていれば大抵問題ない男性と比べると、大変そうでした。

また、風呂もダラダラ長いのではなく、あれこれすることがあるのですね。たしかに男もひげそりは大切な作業でした。

女性全員がプリンセス気分で着替え、化粧していると思っていた自分は世間知らずでした(笑)

40代前半/メーカー系/男性

男性編2位|価値観の違いに悩まされる

価値観の違いに悩まされる

意見や価値観が合わず、ケンカばかり

結婚して最初に直面したのは、『他人と一緒に生活することの難しさ』でした。

法律上では家族になっても、まだ家族になりきれておらず、生まれ育った環境の違いや価値観の違いをハッキリと感じてしまい、毎日のようにケンカしていました。さらには、結婚したことへの後悔すら感じてしまいました。

結婚する前は、新たな生活をスタートさせる準備を一緒にすることは楽しいものだと思っていましたが、家具一つ買うにも意見や価値観が合わず、辛い毎日でした。それは、妻も同じ思いだったと思います。

恋人は、それぞれの価値観を大切にし続けても成り立つ関係ですが、夫婦は違います。価値観をしっかりと共有し、折り合いをつけるか、夫が譲ることを覚えることが大切になります。

30代前半/公務員・教育系/男性

生活感の違いにビックリ!

お互いに実家暮らしで、2人とも一人暮らしや同棲の期間が無いまま、いきなり結婚生活がスタートしました。

私の実家は両親共働きで一人っ子だった事もあり、金銭的に余裕があり、甘やかされて育って来ました。対して妻の家は両親が離婚し、決して裕福では無い環境でした。

そのせいか私が普段から行っていたことで、妻から何度も注意を受け、ビックリすることがありました。例えば、お風呂に入る時に実家では常にシャワーを出しっぱなしで入っていました。なので結婚してからもそうしていたら、「頭とか体を洗う時以外は止めて!水がもったいない!」と怒られたり、テレビのつけっぱなしも怒られたりしました。

私がだらしないのもありますが、思ったより強めに怒られたのには驚きました。

20代後半/不動産・建設系/男性

考え方の相違が多い

自分の考えと妻の考え方が全然違う事に気付いた時に、ギャップを感じました。

私はトイレと風呂場は毎日掃除をしないと気が済まないタイプですが、妻は汚れたら掃除をすればいいとの考え方でした。フローリングや階段、玄関は毎日掃除するのに、なぜかトイレと風呂場は不定期でした。私は逆にトイレと風呂場だけは毎日掃除をしないと落ち着かないタイプなので、違和感がすごかったです。

妻曰く、フローリングや階段は埃が溜まるから目に付きやすいとの事。それならトイレや風呂場もけっこう汚れは見えるんだけどなぁと思いながら、夜な夜な1人で掃除をしています。

私が密かに掃除をしている事がバレてしまうと、また妻の機嫌が悪くなってしまうので、バレないように掃除をしています。この考え方の違いは未だに埋まっていません。

40代前半/医療・福祉系/男性

男性編3位|金銭的な問題に直面する

金銭的な問題に直面する

共働きでなければ家族を養えないと思い知った

私の両親は共働きでした。学校から帰って来ても家には誰もおらず、いわゆる鍵っ子でした。友達の多くは、家に帰れば母親が「お帰り」と迎えてくれます。子供心に、それが羨ましくてたまりませんでした。

それ故、結婚して子供ができたなら、妻には家にいてもらうのが理想だと考えていました。自分の子供に寂しい思いをさせたくなかったからです。

しかし実際に子供ができて分かったのは、それはとても甘い考えだったということです。妻も働かなければ、住宅ローンも返済できないし、子供の教育費用を貯めることもできません。己の経済力のなさを身をもって知らされました。

考えてみれば、多くの家庭が共働きで必死に家庭を守っています。現実を見据えて生活しています。私も失望することなく、現実を受け入れて、温かい家庭を築いていきたいです。今になって、当時の両親の気持ちも分かる気がします。

60代後半/サービス系/男性

男性編4位|配偶者の人間性に幻滅

配偶者の人間性に幻滅

自分が召使い状態になってしまっている

結婚する前の妻は、朝は私より早く起きて朝ご飯を作ってくれていましたが、今では休みの日はずっと寝ていて、子供の朝ご飯も私が作っています。

どこかに出かけるのも、私は早く出かけて夕方には帰ってきてゆっくりしたいのですが、妻はそんなことおかまいなしで、なんだかんだ出かけるのは午後からになってしまいます。車内でも携帯をいじっているか寝ているか。昔は妻も運転してくれたり、気配りの行き届いた話を振ってくれたりして車内も楽しかったのに、今ではただの運転手状態です。

また先日、妻の誕生日にサプライズをしたのですが、「もう年齢的にも全然嬉しくないし、主役の私よりもテンション上げないでよ」と怒られ、最悪な気分でした。

子供を産むと女性は変わると言いますが、こんなにも変わってしまうものなのでしょうか…。

30代前半/メーカー系/男性

男性編5位|負担が多い・自由や余裕が消失

負担が多い・自由や余裕が消失

自分の時間がなくなり、やらなければならないことが増える

結婚する前は、デートや食事等、会う回数は月に10回程でした。お互い好きな事をやって過ごす感じで、束縛もなく、お互いあまり干渉しないスタンスでした。

しかし結婚してからは、自分の時間がめっきりなくなり、なんだか息が詰まります。常に2人で共同生活だと、やはりやりたくない事もやらなければいけなくなるのが負担です。買い物等もついて行かなくてはダメだし、結婚前ならめんどくさい事は適当に理由をつけて断れていましたが、そういう事もやらなければならないのがしんどいです。

おまけに趣味も全くやれていないし、友人とも全然遊べなくなっているので、息抜きが全く無い状態です。

やはり理想はいつもラブラブで、楽しく生活をする事が1番ですが、何かを犠牲にしなければ結婚生活は成り立たないと思います。

30代後半/流通・小売系/男性

結婚してわかった理想と現実のギャップまとめ

この記事では、結婚してわかった理想と現実のギャップを体験談と共にご紹介してきました。

結婚してわかった理想と現実のギャップアンケートでは、女性側の1位は『負担が多い・自由や余裕が消失』、男性側の1位は『ときめきが枯渇・生活感MAX』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】結婚してわかった理想と現実のギャップアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚してわかった理想と現実のギャップを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚してわかった理想と現実のギャップ
1位 35票 負担が多い・自由や余裕が消失
2位 17票 ときめきが枯渇・生活感MAX
3位 16票 価値観の違いに悩まされる
4位 12票 金銭的な問題に直面する
5位 7票 家事が思い通りにこなせない
6位 6票 配偶者の人間性に幻滅
その他 7票 上記以外の回答

【男性編】結婚してわかった理想と現実のギャップアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚してわかった理想と現実のギャップを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚してわかった理想と現実のギャップ
1位 37票 ときめきが枯渇・生活感MAX
2位 28票 価値観の違いに悩まされる
3位 11票 金銭的な問題に直面する
4位 10票 配偶者の人間性に幻滅
5位 9票 負担が多い・自由や余裕が消失
その他 5票 上記以外の回答