【男女別】結婚の経済的メリットとは?既婚者200人が教える本音

結婚 経済 的 メリット

「結婚することの経済的メリットはなんだろう?」と頭を悩ませることもありますよね。

「暮らしが豊かになる・楽になる」や「配偶者の収入を当てにできて安心」が結婚の経済的メリットとして挙げられますが、既婚男性と既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの経済的メリットが存在しているようです。

この記事では、既婚男女200人に聞いた結婚することの経済的メリットランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

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【男女別】結婚することの経済的メリット

順位 結婚することの経済的メリット
女性 男性
1位 暮らしが豊かになる・楽になる 共有できる物が増え出費が減る
2位 配偶者の収入を当てにできて安心 食費の負担が減る
3位 貯金が増える・備えができる 暮らしが豊かになる・楽になる
4位 各種制度の恩恵にあずかれる 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 食費の負担が減る 客観的な視点が加わり無駄が減る

まずは、男女別の結婚することの経済的メリットからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた結婚することの経済的メリットアンケート』によると、女性側の1位は『暮らしが豊かになる・楽になる』、男性側の1位は『共有できる物が増え出費が減る』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて結婚することの経済的メリットをご紹介していきます。

【女性編】結婚することの経済的メリットランキング

順位 割合 結婚することの経済的メリット
1位 35% 暮らしが豊かになる・楽になる
2位 24% 配偶者の収入を当てにできて安心
3位 19% 貯金が増える・備えができる
4位 8% 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 7% 食費の負担が減る
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた結婚することの経済的メリットアンケート』によると、1位は『暮らしが豊かになる・楽になる』、2位は『配偶者の収入を当てにできて安心』、3位は『貯金が増える・備えができる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『暮らしが豊かになる・楽になる』が約35%、2位の『配偶者の収入を当てにできて安心』が約24%、3位の『貯金が増える・備えができる』が約19%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の結婚することの経済的メリット24選をご紹介していきましょう。

女性編1位|暮らしが豊かになる・楽になる

暮らしが豊かになる・楽になる

子どもに習い事をさせられたり、便利なサービスも利用できる

子どもが生まれてからも私はパートですが、共働きを続けています。上の子は幼稚園なので、他のお母さんたちは専業主婦の方が多いのですが、習い事をさせている方は結構少ないです。

うちは習い事を3つさせることができ、そのおかげで運動面でもできる事が幅広く増えて、とても満足しています。

私のパート代で、子どもの習い事の他に、宅食弁当やコープデリなども賄えるので、仕事で作る時間がなかったり疲れていても、利用できるものがお金で買えるので、共働きをしていて正解だなと思っています。

また、クリスマスや家族のお誕生日も、割としっかりと計画を立ててお祝いを豪華にすることができるようになりました。

30代前半/医療・福祉系/女性

2人で話し合い、色々な選択肢の中から考えて買えること

何を買うにも2人で話し合い、色々な選択肢の中から考えて買えることがメリットだと思います。

夫の希望で、私は全く関心がなかったNintendo Switchを買う事になりました。緊急事態宣言下での楽しみの一環で購入したのですが、2人で出来る対戦ゲームやRPG、フィットネスなど、様々な種類がある事を知ってからは、私の方がハマりました(笑)最初は全く無関心でしたが、2人で話すことで関心が深まり、視野を広げる事が出来ました。

さらに、2人の共通財布から出費することで罪悪感も半減。こうして2人で話して買うものを決める楽しみや発見は、結婚したからこそ味わえたものだと思います。

今回の金額は大きいものではありませんでしたが、家や車の購入時にも、出資者として建設的な話し合いを進めて、新たな発見があることを楽しみに思っています。

30代後半/金融・保険系/女性

ちょっとした贅沢ができる

独身で働いていた頃は給料が安く、休みが取りづらかったこともあり、あまりお金を使えていませんでした。かといって元の給料が安いため、貯まるというほどでもなく、日々節約して過ごしていました。

結婚して共働きになってからは夫の給料で生活できるので、私の給料(転職してさらに下がりましたが)は貯金できました。旅行や外食などのちょっとした贅沢はあまり細かく考えなくてもできていました。

子どもが生まれた今は専業主婦になりましたが、特に経済的に困窮しているということはありません。夫の理解もあり、昔からやってみたかった仕事を在宅で少ししています。

ほとんど収入にはなりませんが、外食、旅行の際はあまり細かく考えずにできています。

30代前半/専業主婦/女性

生活全般が楽になる

結婚の経済的なメリットは、二馬力だから安心した生活ができることです。家賃、光熱費、食費、子育てにかかるお金すべて、1人だとすごく大変だけど、二馬力だと少し余裕ができます。

お金に余裕がないと生活を切り詰めないといけないので、楽しくないです。でもお金に少し余裕が出ると、自分のことに使えたり、外食したり、旅行に行ったり楽しく生活することができます。

結婚する前は、もらった給料をあるだけ使いながら生活していたけど、夫と話し合いながら給料を使うことで、お金を大事に使おうと思うことができるようになりました。

また、子どものために貯金しようとか、将来を見据えてお金を使ったりできるようになることもメリットだと思います。

30代後半/自営業/女性

生活水準が上がる!

私は中小企業の事務員として働いています。そんなに大きな会社ではないので、周りの同じ年の子達よりも収入は少ない方だと思います。ボーナスもコロナの影響を受けて半分になったりして、欲しいものも我慢するようになりました。

でも、彼はカッチリした職業のためお給料もよく、ボーナスの額もとてもいいです。趣味はスポーツでそんなにお金を使うタイプではなく、私が喜ぶものをあげたいと考えて貯金してくれています。

家電が好きな彼なので、ボーナスが出たらワンランク上の家電を買ってくれます。ロボット掃除機やコードレス掃除機で家事も楽になり、高機能な炊飯器や電気圧力鍋を買ってくれて、ご飯を作るのも楽しくなりました。

私1人では手の届かなかった暮らしが手に入り、彼と一緒にいることで楽しい生活を送れています。

20代後半/メーカー系/女性

日頃の買い物に不自由しない

旦那は営業なので成績により多少の増減はありますが、同世代のサラリーマンと比較すると手取りは多い方だと思います。その為、3年に1回新車に乗り換えができたり、日頃の買い物では何不自由なく生活させてもらっています。

私はずっと専業主婦に憧れがあり、自分の事にはなかなかお金を費やさないだろうなと想像していましたが、自分の美容代や娯楽費にもお金を使えるようになりました。独身の頃よりも費やせている気がします。

今は子供の服や小物などの買い物に出かけた際も、好きなブランドの物が購入でき、旦那と結婚して不自由なく生活できて、本当にありがたく思っています。

独身の頃よりもお金に自由ができ、嬉しいです。

20代後半/専業主婦/女性

収入が二人分になるので、家計が楽になる

単純に収入が二人分になるので、家計が楽になります。一人でも二人でも冷蔵庫や洗濯機、テレビなど必需品は同じなので、効率的です。お風呂やトイレなどの水回りが特に大きいです。

経済力が大きくなるので、広い部屋や水準の高い生活ができるようになります。マンションを購入する際に家庭の収入が大きいので、より高い水準の物件でのローンを組むことができました。

返済についても苦労がなく、繰り上げ返済が可能でした。完済したので、新たな一戸建てを購入することもできました。この時のローンも最大に組むことも許されました。

二人の収入があったので、安心して物件を売りに出せました。一戸建てについても無理なく電化製品や家具を揃えることができました。

50代前半/医療・福祉系/女性

諸経費が半分になる

私は実際に一人暮らしをしたことはありませんが、一人暮らしをするにはどれくらいの諸経費がかかるのか、計算したことはあります。その時の試算では、アパートではまず家賃だけでかなりの出費になること、水道光熱費や他の諸経費を節約したとしても、かなりかかってしまうことが分かりました。

その時は諦めたのですが、結婚して旦那とアパートに2人で住むようになったら、色んな諸経費を旦那が半分出してくれる事になり、余裕で住めるようになりました。

他にも「今日はこれが安かったから」と言って色々買ってきてくれることもあるので、たまに食費が浮いて助かっています(笑)

ただ、旦那が電気をつけっぱなしにしてしまうことが多いので、1人の時のように節約しまくることは難しいですが、許容範囲かなぁと思っています。

40代前半/専業主婦/女性

生活費を折半し、浮いたお金でちょっとした贅沢が出来る

独身の頃は家賃や公共料金などもすべて自分一人で払っていたので、本当に大変でした。

結婚後は支払いの担当を決めて、家賃が相手だったら、公共料金は折半するなどの協力も出来、浮いたお金を貯金できるようになりました。

お互い倹約家だったこともあり、順調にお金を貯められています。ある程度貯まったら旅行に行ったりして、ちょっとした贅沢をしています。

そうした楽しみや計画もきちんと練っていくからこそ、毎日を前向きに頑張ろうと思えます。

40代後半/不動産・建設系/女性

女性編2位|配偶者の収入を当てにできて安心

配偶者の収入を当てにできて安心

自分が働かなくても生活できること

主人は大黒柱として、とても責任感がある人です。元々、同じ会社で知り合い結婚しましたが、1年後ぐらいに転職をしました。お給料はちゃんと上がって何も困ることはありませんでした。

私は専業主婦で生活ができ、2人の子育てに専念できました。子供が中学生になると部活があり、帰りが遅くなったので、私も自分の時間を持て余して働くようになりましたが、生活のためではなく、将来の余裕のためだったので、気持ちも楽でした。

車も何度か買い替えもできましたし、家も持ち家です。外食や旅行も人並み以上に出掛けていると思います。

自分自身の欲しいものも苦労せず手に入る生活で、主人のおかげで私は何の心配もなくここまで生活できていることに感謝しています。

50代前半/サービス系/女性

専業主婦で育児に専念できる

子供が小学生になるまでは子育てに専念したい!と昔から思っていたので、専業主婦希望でした。

結婚相手によっては働かないと生活できない所もあると思いますが、うちは旦那のお給料だけで生活できています。決して裕福ではありませんが、住宅も購入出来、専業主婦で育児に専念できています。

経済的に最低限稼いでくれているので、その面は結婚して良かったと思います。シングルマザーになる事を考えた時期もありましたが、やはり旦那が稼いでくれていると言う部分はかなり大きいと思います。

食べたいものを食べられて、子どもに習い事もさせてあげられる環境なので、本当にありがたいです。

30代前半/専業主婦/女性

体調を崩しても焦ることなく回復に専念できる

共働きです。私が仕事で精神的に持ち崩し退職、無収入となった期間がありましたが、夫の収入があったことで無職中も焦ることなく回復に専念できました。精神面・経済面両方の支えとなってくれたので、とにかく心強く、結婚していて良かったと思いました。

また、家を買う時に二人でローンが組めたことも良かったと思っています。一人の収入では審査が降りなかった可能性が高く、今後、賃金の上昇にあまり期待できない状態で大きい買い物をするにも、結婚しているのは有利に働くと思います。

また、我が家は主人と私のボーナス支給月がズレており、年に4回ボーナスがあるような気分になるのも、ささやかですがメリットと感じています(笑)

40代後半/サービス系/女性

万が一自分が働けなくなっても安心感がある

ずっと仕事をしていると、体力的にいつまで働けるのかわからず、もし病気や怪我をしたらどうしようと不安でしたが、結婚すると収入がある人が2人いることへの安心感があります。

育児が忙しくてなかなか働く事が厳しい状況になっても、旦那の収入があればしばらく育休などで暮らす事が出来ると思います。

また1人では難しい、家や車を買ったりすることも出来るし、ローンを組む時に旦那の名義にして自分名義にしなくても良いのがありがたいです。

ボーナスなども2人分になる為、単純に収入が増えるし、住居は1つでいいのでその分お金を貯めることが出来ます。老後も年金が2人分貰えるので、歳をとっても結婚せずに1人で暮らしているより安心感があります。

30代前半/サービス系/女性

大きな病気をした時の安心感

私は働くことは好きでしたし、結婚してからも転勤族の夫に付き合って引っ越しながら、住む土地土地でパートなど仕事を変えながら暮らすのも楽しかったです。

自分の健康には自信があったのですが、ある時、私は病気で倒れ、長期入院になりました。それから10年以上通院を続け、ごくたまに入院もしています。調子の良い時も多いけど、自信がないので現在は専業主婦です。

大きな病気をして働くことができなくなったのに、何の心配もなく持ち家で専業主婦ができているのは、やはり結婚したからなんですよね。もしも一人でずっと働いていたら、今の自分はどんな風だったのかなと思います。

金銭的にだけでなく、病気で落ち込んでいる時は夫の存在は本当にありがたかったです。結婚という形ではなくても、自分を一番に考えてくれる信頼できる人と言うのは、人生に必要だと思います。

50代後半/専業主婦/女性

1人ではどうしようもなかったお金の問題が解決できる

私は元々貯金ができないタイプの人間でした。欲しいものは欲しい時に買って、後先考えずに買い物をしていました。独身時代に車をローンで購入し、結婚してからもそのローンを支払い続けていました。

結婚してからお互いの貯金額やローンの返済などを細かく教え合い、お互いの貯金を合わせて、ローンを返済することができました。

今は専業主婦をしていますが、2人で働けば収入が2倍ですし、生活が潤います。1人ではどうしようもなかったお金の問題が、結婚したことで解決できたので、そこは大きなメリットかなと思います。

2人で美味しいものを食べに行けたり、旅行に行くこともできるので、結婚すると経済的なメリットが多くあります。

20代前半/専業主婦/女性

女性編3位|貯金が増える・備えができる

貯金が増える・備えができる

共働きなので、独身の時より貯金ができる!

共働きなので、独身の時より貯金ができるのが大きいです!

子供がいなくて、ラブラブの夫婦というよりは友達のような夫婦関係になっているので、お互いの為にお金を使えていると思います。

週末も二人で外食に行ったり、お酒好きな夫婦なので居酒屋のはしごをして、終電を逃すのは少なくありません。笑

これからも会話を大事にして旦那からいろんな事を学ばせてもらおうと思っています。こんな事を旦那に言うと調子に乗るので言えませんが…笑

30代後半/医療・福祉系/女性

共働きだとお金がたまる

子供が産まれるまでの間は、夫婦2人正社員として共働きで働いていました。休みは土日祝日でそこまで無駄遣いをするタイプでもなかったので、どんどんお金が貯まっていきました。

2人で働いている分、2倍でお金が貯まっていったので、大きい買い物をする時もそこまで苦に感じませんでした。

子供が産まれてからしばらくは夫だけの稼ぎになりましたが、2人で働いていた時の貯蓄もあり全く困りませんでしたし、今は派遣社員として働き始めたので、また少しずつですが余裕が出てきて貯蓄も進んでいます。

独身の時とはお金の貯まり方が全く違いますし、大きな買い物や家電が急に壊れてしまった時などでも焦ることなく、余裕をもった生活をすることができています。

30代後半/専業主婦/女性

夫婦で将来に対して備えていくことが出来、不安が減ったこと

独身だと、欲しいものを好きに買うことが出来る一方で、将来の備え(老後資金や住宅ローン等)に対しても自分ひとりで備えていかなければならないというプレッシャーがありました。

でも、結婚してからは夫婦2人でそれらに対して備えていけば良くなり、独身の頃プレッシャーに感じていた部分はかなり少なくなった気がします。そして2人で貯めていくので、1人より効率的に貯めることが出来るので、メリットを感じています。

もちろん、独身の頃より欲しいものを買うことが簡単には出来なくなり、そういう点では不便を感じることもありますが、その点を考慮しても夫婦で将来に対して備えていくことには大きなメリットを感じています。

30代前半/不動産・建設系/女性

通帳やカードを全部任せてくれる旦那のおかげで貯金ができる!

結婚して実感した経済的なメリットは、貯金が貯まるのが楽しいことです!

結婚する時、旦那に「カードや通帳を全部私に預けてほしい。お金を貯めるから」と言ったら、素直に全部渡してくれました。というのも、旦那は付き合っている頃からお金を貯めるのが苦手で、あればあるだけ使ってしまう人だったからです。

お付き合いしている時は、本当に貯金がないのでかなり不安でしたが、実母に「お金はあとからついてくる」と言われたのもあり、お金を自分に預けてくれるなら結婚しようと思っていました!笑

無事預けてくれるようになってから年100万円単位で貯めているので旦那も嬉しそうですし、私もきちんとお金を貯金している一方で、旅行など使う時は使うので、結婚してケチケチしなくなったなーと思います。

20代後半/専業主婦/女性

今まで以上に貯金ができるようになった

主人と付き合っていた頃、休日は毎週会っていましたし、平日も仕事終わりに週に2、3回は会っていました。会えば毎回食事をし、お休みの日にはドライブで少し遠出をしたり、ショッピングをしたりします。

そのため、会う度に外食費等のお金が飛んでいきました。今思えば、年間でけっこうな額になっていたと思います。

お互いに会いたがりなのでそれだけの出費になっていましたが、結婚して一緒に暮らすようになってからは、そんな出費がほとんどなくなりました。もちろんたまには外食やお出かけをしたりはしますが、以前ほどの頻度ではありません。

おかげで今まで以上に貯金ができるようになり、2人の収入を合わせることで生活もかなり余裕ができるようになりました。

20代後半/不動産・建設系/女性

女性編4位|各種制度の恩恵にあずかれる

各種制度の恩恵にあずかれる

生活費の負担が大幅に減り、扶養控除を受けることもできる

結婚する前はお互いに一人暮らしをしていたので、家賃・食費・光熱費などの生活費が二人分かかっていましたが、結婚して一緒に暮らすようになると、丸々一人分とまではいきませんが、そういった固定費が大幅に小さくなりました。

そして、扶養控除を受けることができ、社会保険が優遇されるのも大きいと思います。パートで働く形だったとしても、世帯としての収入は増えるので、その分を貯蓄にまわすことができます。

家庭を持つと金銭管理を徹底して節約志向にガラッと変わるので、無駄遣いが減ったこともメリットの一つです。

もしかしたら主人は家族を養っていくために自由が減ったと感じているかもしれませんが、私は良いことが沢山あって、たいへん感謝しています。

30代後半/公務員・教育系/女性

対象者は税制上、社会保険の面で経済的メリットあり!

結婚することによる経済的なメリットとして最初に浮かぶのは、税制上の各種控除です。独身であれば一方的に引かれるだけでしたが、結婚することにより配偶者控除や扶養控除の対象となる可能性があり、対象となれば支払う税金が独身の時よりも安くなります。医療費控除も1人では対象額にならなくても、家族まとめて申請することにより対象となったことがありました。

また、社会保険についてもメリットがあると思います。国民健康保険に加入していたことがあるのですが、企業の健康保険(社会保険)に比べて得られる保証が少ない割に、高いという印象を受けました。

結婚により夫の扶養家族と認められれば、健康保険に加入でき、健康診断なども国民健康保険で受けるよりも充実したものを受けさせてもらうことができました。

結婚することにより、独身時にはなかった出費もありますが、税制上や社会保険関連について、対象となれば経済的メリットはあると思います。

40代後半/専業主婦/女性

女性編5位|食費の負担が減る

食費の負担が減る

ご飯を食いっぱぐれない!

結婚前は給料が少なかったので、家賃の支払いに困ったり、食事もままならない生活でした。一食抜いたり、友達が恵んでくれたりと、かなり苦しい生活を送ってました。

しかし、結婚してからは、旦那が毎月お給料を持ってきてくれるので、私が体が弱くて働けなくても、ご飯やおかずを用意するお金に困ったことはありません。これぞ永久就職!

旦那と喧嘩した後、心を落ち着かせるために、「旦那が働いてくれているお陰で今日もご飯が食べられる」と、心の中で感謝しながらつぶやいています。

結婚ってありがたいです。自力で稼ぐことのできる人には縁のない話かもしれませんが、今日を生き抜くために戦い続けてきた私にとっては、ご飯を食いっぱぐれないということは、結婚の最大のメリットだと思います。

50代前半/専業主婦/女性

旦那の実家から米や野菜を貰える

これは結婚相手にもよると思いますが、結婚相手の実家が何かしらの農家であったり、田舎で物々交換で野菜などを大量にもらったりした場合、そのおこぼれをもらえることがあります。

ただより高いものはないとは言いますが、今のところとても助かっています。

夫の実家は農家をしており、米や野菜が定期的に送られてきます。2人では食べきれないほど届く時もあり、最近はスーパーで野菜を買うことが少ないです。限定的なケースかもしれませんが、経済的に助かっています。

もちろん、何かしらの形でお返しをすることが大事だと思うので、完全に無料というわけではありませんが、今のところ大助かりで今後も良好な関係を築いていきたいです。

20代後半/専業主婦/女性

【男性編】結婚することの経済的メリットランキング

順位 割合 結婚することの経済的メリット
1位 29% 共有できる物が増え出費が減る
2位 28% 食費の負担が減る
3位 19% 暮らしが豊かになる・楽になる
4位 10% 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 9% 客観的な視点が加わり無駄が減る
その他 5% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた結婚することの経済的メリットアンケート』によると、1位は『共有できる物が増え出費が減る』、2位は『食費の負担が減る』、3位は『暮らしが豊かになる・楽になる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『共有できる物が増え出費が減る』が約29%、2位の『食費の負担が減る』が約28%、3位の『暮らしが豊かになる・楽になる』が約19%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の結婚することの経済的メリット10選をご紹介していきましょう。

男性編1位|共有できる物が増え出費が減る

共有できる物が増え出費が減る

共有出来るものが増えるので出費が抑えられる

例えば車ですね。ガソリンが高騰していますし、私が原付に乗り、妻が私の車を使うと、妻の車を使うことがなくなり、交通費が下がりました。

お風呂は夫婦一緒なので、節約になりました。食事に関しては手料理が増え、とても安上がりです。定期購買に移行したことで、無駄に買うこともなくなっています。

妻が余計な物を買うことがないので、私も財布の紐が固くなりましたし、不要な物は売ることにしています。妻の影響力はずば抜けており、常に相談をしながら経済のやりくりをしています(笑)

光熱費の見直しや携帯電話だと家族割などを取り入れ、余ったお金は貯金するようにもなりました。

妻の提案で副業も始めましたし、一人では出来なかった経済的やりくりが劇的に進化しています。

40代前半/医療・福祉系/男性

食費や光熱費にほとんど変わりがなく、メリットの方が大きい

一人暮らしをしているときは自炊をしていましたので、帰るとすぐに食事の支度に取り掛かっていました。

結婚してからは、妻がその役目をしてくれますが、驚いたのは食費です。一人で作っても二人分作っても、食費的にひと月さほど変わらなかったのには驚きました。経済的にもまったく無理のない範囲で、メリットでした。

光熱費もさほど変わりません。共働きでほとんど行動する時間が同じなので、電気の付いている時間もあまり変わりません。

また、結婚してから寝る時間も早くなり、夜更かしが減って健康的な生活ができるようになりました。これもメリットです。

50代前半/メーカー系/男性

安い食材を多めに購入しても無駄にせずに済む

結婚するまで一人暮らしの経験がなかったため、結婚した当初は相場が分からず戸惑うことばかりでした。

毎週末スーパーに買い物に行くたびに、食料品の価格相場を学び、家賃や光熱費を理解していくうちに、独身単身者と既婚二人暮らしでは「一人あたりの生活費と収入」において大きな差があることを知り、とても驚きました。

例えば安い野菜を買ったとしても、一人では消費しきれない量を買ってしまっては無駄にしてしまう可能性があります。でも二人暮らしでは一度に二人で消費できるので、結果として無駄なく食事を摂ることで資源を有効に活用することも出来ます。

結婚することで、環境にも経済にも優しいことをしていると実感しています。

40代前半/メーカー系/男性

男性編2位|食費の負担が減る

食費の負担が減る

自宅での食事が多くなり、かなり食費が抑えられる

独身時代は自炊などほとんどせず、外食やスーパーの惣菜等で食費がかさんでいました。

しかし、結婚してからは自宅での食事が多くなり、かなり食費が抑えられるようになりました!

妻の作る食事は栄養バランスもとれていますし、助けられていると感じます。

30代前半/自営業/男性

総菜が減り、食費の負担が安くなる

私はもともと料理が苦手だったので、夜の食事はお惣菜とレンジでチンしたご飯がメインとなっておりました。

結婚してからは妻が毎日料理をしてくれるため、これまでかかっていた食費と比べると大幅に削減となりました。また、私が用意する食事は色で言うと茶色がメインとなるような食事ばかりで、栄養も偏りがち。サプリメントを大量に服用しておりましたが、妻は栄養価のことも考えて料理をしてくれているので、本当に助かります。

結婚して5年になりますが、結婚していなかったら自分の食生活はどうなっていたことやらと考えると恐ろしくなります。

健康的な食事ができると言うことも、結婚して実感したメリットとなります。

30代前半/金融・保険系/男性

妻の手料理のおかげで食費が大幅に下がる

私はもともと一人暮らしをしていましたが、家の事は全然できていませんでした。部屋も汚かったですし、自炊もしないので毎日外食やお弁当を購入していました。体にも悪いですし、毎日三食だったのですごく高くつきました。

ですが結婚してからは家事は嫁がやってくれてとても助かりますし、高い食費も抑えられるようになりました。

朝もお弁当を用意してくれ、見送りをしてくれますし、帰ってきてからもご飯が作ってあり、子供も笑顔で待っていてくれます。

もちろん部屋も綺麗で、洗濯物や洗い物など何もしなくてもいいので幸せです。

20代前半/不動産・建設系/男性

男性編3位|暮らしが豊かになる・楽になる

暮らしが豊かになる・楽になる

食費、日用品にかかるお金を考えなくて済む

食費のメリットが大きいです。1人で生活しているとコンビニや外食などで出費が増えますが、結婚すると奥さんがご飯を用意してくれて無駄な出費が減ります。

お昼ご飯もお弁当を作ってくれるので、職場の食堂で食べるより安く済むので、経済的にメリットを感じています。

私は買い物をするときに値段を考えずに買ってしまうタイプですが、奥さんはいかに物を安く買うかということを重視するタイプなので、生活必需品を初めとした生活にかかるお金が減り、経済的にメリットがあったと思いました。

また、うちは共働きなので、1世帯での収入額が上がります。なので生活に余裕ができて、車を買ったり新しい家電を買ったり、お金の使い方の幅が広がります。大人が増えることで単純に収入額が増えるのは大きなメリットだと思います。

20代後半/サービス系/男性

収入が増え、生活費が下がる

うちの場合は妻も働いているので、収入が増えました。一方、家賃や冷暖房費、自炊の場合の食費は倍加するわけではないので、結果的に可処分所得が増えています。特に家賃は1人の時よりも広い部屋を割安で使えています。

また、税金や保険の控除も大きいです。控除分が返ってくるのが数字で見えるので、そのお金で美味しいものでも食べようか、といつも話しています。

さらに、なかなか数字には表れませんが、2人で時間の都合がつくようになったことも大きいと思います。例えば、それぞれが話し合って別のスーパーでセール品を買うことで食費が安くなります。

ひとりで仕事帰りに複数のスーパーを回ることはなかったので、地味に時間やお金の節約になっているはずです。

40代前半/メーカー系/男性

男性編4位|各種制度の恩恵にあずかれる

各種制度の恩恵にあずかれる

共働きだったので、家のローンが組みやすい

家のローンを組む時に、自分一人で組むか妻と一緒にローンを組むかで考えました。

私が自営業ということもあり、銀行等の審査が厳しく、また利率も高いという難点がありました。でも妻は会社員でそれなりのお給料をもらっていたので、妻と二人でローンを組む計算をしてもらいました。

利率や借りられる額など、二人で合算した方が圧倒的に有利で、お金を返すのも二人でという意識のもと「一緒に働いて頑張ろう」という意思疎通にもつながりました。

お金を借りるということに関して、自営業の自分にとってはハードルが高いことを痛感しましたが、結婚していたことによりそのハードルが下がったことがメリットだと感じています。もちろん、妻の職業にもよりますが。

20代後半/自営業/男性

男性編5位|客観的な視点が加わり無駄が減る

客観的な視点が加わり無駄が減る

独身では気付かない事もパートナーからアドバイスを聞ける

独身の時は無駄な買い物が多かったと思います。しかし結婚してからはパートナーと買い物に行くことが増え、彼女が必要か必要でないかをしっかり教えてくれるので、無駄な買い物は無くなりました。

私はついスーパーのセール品を買ってしまいがちですが、本当に必要なのかと考えるようにもなりました。

安いからといって安易に手を出せば無駄な買い物になってしまいます。保存出来る商品や日常品などは良いのですが、保存期間が短い物は直ぐにダメになってしまいます。

独身では気付かない事もパートナーがいれば沢山見つける事が出来て、経済的に変化は出てきたと思います。

30代後半/サービス系/男性

結婚することの経済的メリットまとめ

この記事では、結婚することの経済的メリットを体験談と共にご紹介してきました。

結婚することの経済的メリットアンケートでは、女性側の1位は『暮らしが豊かになる・楽になる』、男性側の1位は『共有できる物が増え出費が減る』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】結婚することの経済的メリットアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚することの経済的メリットを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚することの経済的メリット
1位 35票 暮らしが豊かになる・楽になる
2位 24票 配偶者の収入を当てにできて安心
3位 19票 貯金が増える・備えができる
4位 8票 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 7票 食費の負担が減る
その他 7票 上記以外の回答

【男性編】結婚することの経済的メリットアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚することの経済的メリットを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚することの経済的メリット
1位 29票 共有できる物が増え出費が減る
2位 28票 食費の負担が減る
3位 19票 暮らしが豊かになる・楽になる
4位 10票 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 9票 客観的な視点が加わり無駄が減る
その他 5票 上記以外の回答