【男女別】20代で結婚を諦めた…男女200人の正直な理由とは

結婚 諦め た 20 代

20代と若くしても「結婚することは諦めた」とはっきり言う人も増えてきていますよね。

「好きに生きたい・縛られたくない」や「何らかの不安やトラウマがある」が結婚を諦めた理由としてよく挙げられますが、結婚に興味がない男女の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。

この記事では、独身男女200人に聞いた20代で結婚を諦めた理由ランキングに加えて、リアルな体験談と共に正直な本音31選をご紹介しています。

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【男女別】20代で結婚を諦めた理由

順位 20代で結婚を諦めた理由
女性 男性
1位 好きに生きたい・縛られたくない 好きに生きたい・縛られたくない
2位 何らかの不安やトラウマがある 自分のことで精一杯だから
3位 既婚者からマイナスな話を聞いて 仕事が不安定・経済力がない
4位 出会いがないから 既婚者からマイナスな話を聞いて
5位 持病があるため 最愛の女性が他界したため

まずは、男女別の20代で結婚を諦めた理由からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた20代で結婚を諦めた理由アンケート』によると、女性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、男性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて20代で結婚を諦めた理由をご紹介していきます。

【女性編】20代で結婚を諦めた理由ランキング

順位 割合 20代で結婚を諦めた理由
1位 51% 好きに生きたい・縛られたくない
2位 16% 何らかの不安やトラウマがある
3位 11% 既婚者からマイナスな話を聞いて
4位 10% 出会いがないから
5位 5% 持病があるため
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた20代で結婚を諦めた理由アンケート』によると、1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、2位は『何らかの不安やトラウマがある』、3位は『既婚者からマイナスな話を聞いて』という結果に。

割合で見てみると、1位の『好きに生きたい・縛られたくない』が約51%、2位の『何らかの不安やトラウマがある』が約16%、3位の『既婚者からマイナスな話を聞いて』が約11%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の20代で結婚を諦めた理由19選をご紹介していきましょう。

女性編1位|好きに生きたい・縛られたくない

好きに生きたい・縛られたくない

自分の時間を奪われるから

結婚すると他人とプライベートの時間や空間を共有することになるため、自分には向いてないと諦めています。

独身だとプライベートな時間や空間を一人で満喫できますが、結婚するとどうしても結婚相手や子供が侵食してきます。

また、自分の両親や友人夫婦の話を聞いていると、家事や育児は女性が主体で、男性はあくまで補助的な役割しかしていないように思います。勿論相手にもよりますが、他人に趣味を邪魔されたり、あれしろこれしろと指図されたりするかもしれないことを考えると、結婚生活が良いものに思えなくなります。

独身でも充分幸せだと感じますし、結婚の必要性を感じません。自分の時間を邪魔されるくらいなら、結婚しない方がいいと考えているため、自分が結婚することは諦めています。

20代後半/IT・通信系/女性

他人と一緒に過ごす事が想像できない

私は人と関わる、付き合うという事を苦手としているので、結婚の前段階の過程を過ごす事が重荷に感じてしまいます。

それに、自分の時間を楽しんで過ごせているので、他人にその時間を割かないといけない事、自分以外の事で自由がきかなくなることが嫌だと思っています。

今は共働きが多いけれど、相手によっては家の事も主にやらないといけないかもしれないと思うと、そんな思いをしてまで結婚して家庭を持たないでもいいのではないかと思ってしまいます。

私の母は専業主婦で家の事も子供の事もほとんど1人でやっていました。専業主婦も大変そうだと思ったし、姑とのいざこざも見てきているので結婚は大変で面倒な事が多いと思ってしまっています。

30代後半/医療・福祉系/女性

一人の時間があまり持てなさそうだから

お付き合い中はお互い一人の時間もあるので、会うと新鮮な感じがありますが、毎日顔を合わせて共同生活となると、相手の嫌なところなどがよく見えるので、ついぐちぐちと言ってしまうと思います。うちの親はそんな感じで、よく喧嘩もしていました。

特に子供が生まれたら、余計に嫌なところが見えてしまいそうです。お互いに思いあえたらいいですが、毎日バタバタと過ごしていると、そんな時間も少なくなると思います。

また、結婚すると自由もなくなり、いろいろ我慢しないといけなくなると思うので、そういったことも耐えられないだろうし、よほどの覚悟がないと大変だなと思います。

30代前半/専業主婦/女性

他人との同居生活は自分には難しいと思うから

自分のことを「なんでも好きなタイミングで動きたいマイペース人間」だとわかって以降、恋人と生活を共にするのも難しいと思いました。

ましてや相手の親戚との付き合いや、相手の親との同居になったら、結婚によって得られるメリットの何倍もデメリットしか感じられなくなります。

うちの両親は仲が良いし、お互いに尊重し合っていると感じて育ったのですが、大人になるにつれ世間の家族やカップルのこともいろいろ目にするようになり、それ以上の環境を望むのは難しいと感じるようになりました。

もともと子供は持ちたくないと思っていたので、どうせ子供を産まないなら結婚する必要性や意味はないと思うようになりました。

50代前半/サービス系/女性

自分が他人と一緒に住める人間だとは思えないから

現時点で自分のことで精一杯です。年齢もあって実家暮らしがしんどいと感じているし、父親が居ないこともあり「そもそも男性と暮らすのが嫌かも」と感じるので、結婚のイメージが出来ないです。

家族でさえ嫌なのに、他人と生活を共にするなんて考えただけでもしんどいです。田舎なので、別居婚なんてしてくれる方は現れないだろうし、自分みたいなタイプの人間が「子供を産み育てる」と考えるだけでゾッとします。

結婚も子供もなんとなく願望はあるけれど、この歳になって現実味を帯びた途端に怖くなりました。自分が精神的に自立出来ていないことが原因かと思っています。

母を見ていてシングルマザーのしんどさも見てきたので、気が引けます。

20代後半/自営業/女性

一人で生活することに慣れてしまい、不便を特に感じなくなってしまった為

私は独身で一人の生活に慣れてしまって、一人でも今の生活に特に不自由や不便を感じなくなってしまいました。

生涯独り身の不安はありますので、結婚相談所やマッチングアプリを利用してみましたが、自分がどんな人を選べばいいか分からなかったり、色々な人と出会って仲良くなる前やある程度仲良くなっても関係が終わったりすると、心身ともに疲れてストレスも溜まります。それ故、今の自分の生活をわざわざ変化させてまで、誰かと生活することにメリットを見出せません。

また、姉の結婚生活の話を聞くと、両親や義父母の家族付き合いや子育て感、価値観の違いに振り回されているようでした。そして行事や里帰りのやりとり等も大変そうでした。そこまで大変な思いをしてまで、誰かと人生を共にする自分がイメージできませんでした。

20代後半/医療・福祉系/女性

血もつながっていない人と一緒に生活できないと思ったため

幼い頃から「理想は25歳までに結婚して、子供2人を出産し楽しい家庭を作ること」でした。

25歳の時に学生時代からお付き合いしていた彼と同棲を始めることになりました。すると、今まで見えてこなかった生活に対するルーズさや価値観のずれがどんどんと出てきて、彼と結婚は無理だと諦めました。

その後2人の男性と同棲を経験しましたが、どちらも無理でした。その内に「他人と結婚して生活することほど苦痛なことはないな」と思い始めました。

子供は可愛いし今でも「欲しいな」と思う時がありますが、姪や甥を可愛がり癒してもらうことで事足りています。

30代前半/サービス系/女性

自分のやりたい仕事に夢中で、家事までできないと思ったから

大学卒業後、職場でスキルや地位を高めていき、ようやくやりたいことが見え出したのが27歳くらいの時でした。

「人生一度きりだから、悔いのないようにしよう」と一念発起して、専門職の国家資格に準ずる試験を受けました。

頑張った甲斐あって資格に合格することができ、新しい職場も決まりました。毎日が忙しく、結婚自体考える暇がありませんでした。

また新しい職場に入ったばかりなので、会社からも「女の結婚」に対しては見えないプレッシャーがあったことも事実です。

40代後半/自営業/女性

結婚するより独身でいることのメリットの方が大きい

結婚すると、今まで自分が1人で自由に使っていた時間やお金に制限がかかるイメージがあります。特にお金の面では、職場から出ていた家賃補助などがもらえなくなるので、損している感じがします。

仕事柄、うまくいっていない夫婦や、子どもに負担がかかっている家族など、苦労している人達をたくさん見てきました。もちろん、そのような家族ばかりではないとわかっていますが、独身者の方が自由でのびのびできる気がします。

子どもが欲しいともあまり思わないので、自分のしたいことや自由な時間、好きなことに使えるお金を満喫したいと思っています。

30代後半/医療・福祉系/女性

仕事が楽しくて、結婚するとキャリア形成の妨げになると思ったから

大学院を修了後に製薬業界に就職し、仕事を通してキャリアを築く毎日に充実感を感じていました。ひとりの女性として結婚に憧れを持つ一方で、社内の既婚者の女性の話を聞くと、ポジティブな内容だけではなく「旦那より私の年収が高いから、気を遣うのが大変」「子どもが生まれると簡単に残業ができなくなるから大変」といったネガティブな話をよく耳にしました。

また好奇心で合コンに参加してみましたが、学歴や年収の話になるとお相手の男性が「俺より高学歴(高年収)なんですね・・・」と明らかに委縮してしまうので、結婚に前向きになれませんでした。

最近は30代で結婚する女性も珍しくありませんし、今は仕事を楽しみたいと思ったので、20代で結婚することは諦めていました。

30代前半/自営業/女性

自分がしたいこともできないし、貯金もできなくなるから

私はずっと「なるべく早めに結婚したい」と思っていたのですが、当時の彼氏は経済力がなくメンタルも弱かったので、頼りがいが無さすぎて諦めました。

また、ある時ふと「早く結婚しすぎると、自分がしたいこともできないし、貯金もできなくなってしまうな」と考えた途端、どんどん興味が失せていきました。

また自分自身もいろいろと中途半端でしたので、心のゆとりができてからでも遅くないと思いました。

40代後半/不動産・建設系/女性

女性編2位|何らかの不安やトラウマがある

何らかの不安やトラウマがある

元カレに浮気されたため、「男性は信じられない」と思ってしまう

20代の時、仕事は順調に行っていたのですが、彼氏が浮気をしており、その事で仲が悪くなりました。その後も浮気事件がきっかけで心身ともに不安定になり、仕事にも影響が出るようになりました。

彼氏とは別れ、その後は仕事と趣味を楽しんでいました。そこから何回か男性とデートをするような事はあったのですが、恋愛になるとどうしても心身が不調になった時の事を思い出し、付き合うとなると「男性は信じられない」と思ってしまう自分がいました。

プライベートが充実しているので、「わざわざ自分の心をかき乱される事(恋愛)をしなくても良いのではないか?今が充実しているから…」と考えるようになり、結婚は諦めたほうが良いなと思いました。

30代前半/サービス系/女性

毒親の血を引く自分も、家族を幸せにできないかもしれないという不安が拭えないから

母はいわゆる「毒親」でした。父が借金をしていて精神的に不安定になっていたせいもあるかも知れませんが、母はよく「私を一番に考えてくれないなら命を絶つ」と私と父を脅していました。ちょっとしたことで半狂乱になるので、本当に早まってしまうのではないかと、いつも不安でいっぱいでした。

今は母から離れて暮らしていますが、私は母と怒り方が似ていると感じています。それを実感するたびに、「これでは誰かを幸せにすることはできない」と思ってしまいます。気を付けようとしても、声や仕草なども少しずつ似ていき、「この血の呪いからは一生解放されないのでは」と思ってしまいます。

それに、何かあった時は肉親の私が呼び出されます。その時、母のことで配偶者や自分の子どもに迷惑がかかるのはどうして許せません。であれば「いっそ、最期まで一人の方が…」と思います。

20代後半/IT・通信系/女性

全てにおいて不安だったから

6年間付き合っていた男性にプロポーズされました。

確かに付き合っている間は楽しかったし、幸せでした。しかし結婚となると、自分が家庭を持つ想像、相手との未来、実家を離れる不安、今までより友達に会えなくなる寂しさ、実家にいるペットと離れたくない気持ち等、ネガティブな感情が湧きだしてきて歯止めをかけました。

まだまだ自分が子供過ぎて、気持ちもついてこないし、相手に「子供が欲しい」と言われた時には自分が母親になれる自信もなくて、不安しか湧きませんでした。

歳も歳だし、家族や友達にも「そろそろ…」とは言われますが、全く踏み切ることができません。自分の気持ちが年齢に対して相応ではないのかな?という不安は毎日あり、ここ最近は強いストレスを感じることがあります。

20代後半/医療・福祉系/女性

女性編3位|既婚者からマイナスな話を聞いて

既婚者からマイナスな話を聞いて

既婚者からろくな話を聞かないから

20代で友人が次々結婚、出産して、当時は羨ましいなと思うこともありました。

でも、結婚している友達や職場の上司と結婚の話をすると、いつも旦那さんの愚痴ばかり。「外では愛想がよくても家では返事もしない」とか、「自分が汚したトイレの掃除もしない」とか、「毎晩飲み歩いて帰りは午前様」だとか…。

さらにはランチに行くにも、お休みの日に遊ぶにも、旦那さんに相談しないと勝手なことはできないそうで、「妻」という立場に次第に『結婚ってすごくめんどくさそう…』という気持ちになりました。

結婚に対する憧れが完全に消えたきっかけが、姉の離婚でした。姉の元夫(元義兄)は子煩悩で優しくておもしろくて、私も本当の兄のように慕っていました。そんな人でも夫婦になるといろいろな問題がみえてくると分かった時、結婚に対する憧れはなくなりました。

30代前半/自営業/女性

既婚の友人から愚痴を聞かされ、自分の人生を生きようと思ったから

20代前半から周りの友人がどんどん結婚し始めて、焦りを感じて自分自身も婚活パーティーなどにたくさん参加していました。

しかし20代中盤に差し掛かり、既に結婚した友人と会うと、必ず聞くのが旦那さんや家事などの愚痴でした。「結婚して良かった」という話を聞くことはほとんどありませんでした。

そんな日々が続くと「苦労してまで結婚する意味はなんだろう…」と考えるようになり、「自分の人生を楽しんでいくのも自由だし、誰にも縛られることもなくていいのではないか?」と考えるようになりました。

そこから、無理して結婚しなくてもいいか!と思うようになりました。

30代後半/専業主婦/女性

女性編4位|出会いがないから

出会いがないから

出会いがない

職場は同性ばかりで出会いがない上に、周りは彼女もちでいい出会いがないです。出退勤もピークを避けた時間帯なので、同世代はほとんど見かけません。

マッチングアプリも使ったことがありますが、いい出会いはありませんでした。さらにコロナ禍で婚活パーティーは軒並み中止になったし、集まることもできなくなってしまいました。

経済的な理由から無駄に外出できず、何か習ったり趣味を作ったりすることも難しいため、自宅に引きこもりがちなのも出会いがない原因だと思います。

また自分からアピールをすることができず、相手を待つことしかできない引っ込み思案な性格も問題だと自覚しています。

20代後半/公務員・教育系/女性

結婚を意識した相手に出会えなかったから

20代の時は「付き合っては別れる」の繰り返しで、周りがどんどん結婚していって焦り始めました。

しかしご縁がなく、時には出会い系アプリを使って実際にお会いしましたが、お付き合いにも発展しませんでした。

それを繰り返しているうちに、だんだん結婚に対する意識もなくなっていって、「もし子供ができたら自分のこともできないし、金銭的にも不安だから、親としてきちんと子を育てる自信がない」と思い始め、だんだん面倒に感じて諦めました。

たまには不安になったりもしますが、20代の頃みたいに無理に出会いを求めたりするのは疲れたので、結婚や子供のことを考えるのもやめました。

30代前半/流通・小売系/女性

女性編5位|持病があるため

持病があるため

持病のせいで難しいと感じた

私は24歳の時に、抑うつ神経症(気分変調症)と診断されました。そのため仕事を辞めざるを得ず、今日までパート採用で、年に1度は休職してしまうような状態になりました。

病気になってから収入も少なくなり、自分がパート採用である事がなんだか恥ずかしく、世間に置いていかれているような感覚があります。なので、自分から男性にアプローチする事が苦手です。「病気持ちでパートの人間を、対等に見てくれる人がいるのだろうか」・・・そんな気持ちでいっぱいです。

病気になってから、友人の紹介やマッチングアプリを勧められて何人かの男性と出逢いました。しかし、病気のせいで迷惑をかけてしまったり、逆に「専業主婦になって欲しい。あなたはパートだからすぐ辞められるでしょ」と、病気を利用されたりしてしまったことがあります。

私はあと3年で30歳です。恋愛経験が少ないので、もし結婚するなら恋人同士の期間を十分に楽しんでからがいいと思っています。ただ、病気の私を心から愛してくれる方を探すのが難しいので、残り3年で結婚は無理だと思います。

20代後半/サービス系/女性

【男性編】20代で結婚を諦めた理由ランキング

順位 割合 20代で結婚を諦めた理由
1位 38% 好きに生きたい・縛られたくない
2位 24% 自分のことで精一杯だから
3位 16% 仕事が不安定・経済力がない
4位 8% 既婚者からマイナスな話を聞いて
5位 7% 最愛の女性が他界したため
その他 7% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた20代で結婚を諦めた理由アンケート』によると、1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、2位は『自分のことで精一杯だから』、3位は『仕事が不安定・経済力がない』という結果に。

割合で見てみると、1位の『好きに生きたい・縛られたくない』が約38%、2位の『自分のことで精一杯だから』が約24%、3位の『仕事が不安定・経済力がない』が約16%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の20代で結婚を諦めた理由12選をご紹介していきましょう。

男性編1位|好きに生きたい・縛られたくない

好きに生きたい・縛られたくない

一人で過ごす方が楽だから

仕事が忙しくて、恋人と会う時間がなかなか取れなくなりました。最初は彼女も「仕方がない」と許容してくれていたのですが、だんだん「ちょっとは私との時間も作って欲しい」と不満をぶつけられるようになりました。そこで睡眠時間や勉強時間、体のメンテナンスの時間を削って会うことになり、疲労が溜まっていきました。

そんな中で、仕事の出張で東京ディズニーランドへ行くことが決まった時、「私とは行ってくれないのに、何なの!?」と激昂されました。

それをきっかけに少し距離を置くようにしたところ、一人の時間が気楽だったので、「誰かと一緒にいるよりも一人でいる方が気楽に有意義に過ごせる」と確信しました。そこで今後、誰かと一緒に過ごす事をやめることにしました。

また、他人に近い距離感で接する仕事をしているので、プライベートで誰かと一緒に過ごすと気が休まらないので、オフは一人でいた方がいいと思っています。

20代後半/医療・福祉系/男性

一人の時間が好きだったから

私はもともとマイペースな性格のため、一人でいる時間も大切にしたいと思っていて、常に他人と一緒に生活をするのが息苦しく感じてしまったことが原因です。

収入面においても、経済的な部分できちんと家族を養っていけるかどうかが不安に感じてしまいます。もし子供ができた場合、責任をもって育てられるかどうかが不安になってしまいました。

さらに、まだ自分の趣味などをもっと楽しみたいという思いがあり、子供など家族にそれらのお金や時間を割きたくないと思ったことも理由の一つです。

30代後半/サービス系/男性

好き放題に給料を使える状況を捨てたくないから

会社の無料の寮に住んでいたので、貯金はできていました。年収も年齢の平均以上ありました。しかし、数年に一度は転勤のある仕事でしたし、なによりも仕事内容が自分に合ったものではなかったです。そのため、いつ転職するか、いつ転勤するか分からない状態だったので、私は結婚を諦めて、ずっと独身でいることを決意しました。

また、独身の寮生活で経済的にかなり余裕があったので、かなりの頻度で海外旅行へ行っていました。しかも飛行機はビジネスクラスを利用して、そこそこ高級なホテルにも滞在していました。

普段も休日は1日3食を外食で済ますことが多く、朝は平均500円程度、昼と夜はどちらも4000円ほどのお店へ行くことも頻繁にありました。

このような生活は非常に充実感があり、現状を変えたくないという気持ちも大きかったことも、結婚を諦めた要因でした。

30代前半/流通・小売系/男性

ついムキになり相手を論破しようとしてしまうから

「彼女が欲しい」「遊ぶ相手が欲しい」とは思いますが、いざ女の子と絡むとややこしい話題が多くてぐったりします。

何故か私の言動は女の子に不快感を与えてしまうようで、よく不機嫌になられてしまいます。「こういうところが嫌」と指摘されると、ついムキになり相手を論破しようとして、思ってもないことをべらべら話してしまいます。

こちらとしてはただ思いつきをしゃべっているだけなので、深い意味はないのですが、相手が過敏に反応するのもうんざりです。

彼女の段階でもこのありさまなので、マイペースでプライドが高い私に結婚なんて到底向いていないと思いました。

20代後半/IT・通信系/男性

趣味にばかり時間を割いて、結婚に考えが及ばなかったから

20代後半の私はまだ世間を知らなすぎて、自分のことで手一杯になっていました。

社会人になって初めての一人暮らしにてんやわんや。会社では覚えることが多く、ストレスを溜めていました。その反動で、プライベートでは自分の趣味に給料の大半をつぎ込んでいました。

もちろん人並みに付き合いはありましたが、趣味にばかり時間を割いて、結婚に考えが及んでいませんでした。悪く言えば、「お付き合いしている人とは、自分の都合の良い時に会えれば良い」ぐらいの感覚でした。

そんなこともあり、20代で結婚を諦めるようになりました。

40代後半/メーカー系/男性

男性編2位|自分のことで精一杯だから

自分のことで精一杯だから

鬱病を発症して、自分のことで精一杯だから

会社員をしていた20代後半に鬱病を発症しました。

休職と復職を繰り返すうちに20代が終わってしまい、結局鬱病の症状は改善してしたものの完治はせずにいます。数ヶ月に一度程度、朝に動けなくなることがあるため、会社員として働くことが難しくなり、農業を生業としようと今現在学校で勉強中です。

精神疾患を抱えている上に収入が不安定であること、また、自分の生活基盤を固めることが今の最優先事項であるため、婚活などに取り組めるような状態ではありません。

また、このような状態で、自分の人生すらままならない状態でパートナーや子供の人生を背負う自信はありません。ある程度めどが経ったとしても、その頃には結婚適齢期を過ぎている可能性があるので、諦めている状態です。

30代前半/大学生/男性

自分のことだけで手いっぱいであり、毎日必死に生きている状態だから

大人になるにつれて分かってきたことですが、どうも自分は他人に興味が余り持てないようです。他人に興味が無いため、他人からどう見られるのかという点にもあまりこだわりがありません。せいぜい「不潔だとか不快だとか感じられない程度に身だしなみを整える」といった程度です。

基本的には自分のことだけで手いっぱいであり、毎日必死に生きているという状態です。余裕の無い人間に魅力を感じる人間がいるとは考えにくいです。

まして、配偶者や子供との人間関係を考えるとそれだけで憂鬱になってしまいそうです。そんな風に感じている人間と結婚したところで、その先の生活がうまくいくとは到底思えません。

そういう人間なので自分は結婚を諦めた、という次第です。

30代前半/自営業/男性

自分の管理で精一杯

私は大学院を出た後で就職したので、他の人よりも社会人になるのが遅かったです。仕事と自宅の往復(仕事に慣れるのに大変)と満員電車での通勤でメンタルをやられる事がしばしばありました。

社会人になって10年以上経過した現在でも同じで、要するに自分の管理で手一杯なのです。結婚して配偶者ができて、その上子供まで自分の周りで生活する事を想像しただけで眩暈がしてきます。

また、私はHSP気質(超過敏な特性)持ちでもあり、自分のテリトリーを他人に侵される事に対する恐怖心が人よりも強いので、親からせっつかれても結婚しない意思に変わりがない事を日々伝えています。

30代後半/IT・通信系/男性

男性編3位|仕事が不安定・経済力がない

仕事が不安定・経済力がない

稼ぎが少なく、人を養ったりするのは難しいと感じたから

独身生活で、給料もそんなにいい方ではないので、自分自身の生活を維持するので手一杯だからです。今の生活では貧乏ではないながらも、たまに贅沢なことができるので、その生活で満足もしています。

もし結婚して子供が生まれた時、かかってしまう費用のほうが先に頭に浮かび、かなり不安になります。

「なんとかなる」とは様々なところで聞きますが、お金がない中、子供が生まれた友達の家庭をみると、かなりしんどそうな感じもして、その生活になるくらいなら結婚もせず一人でそれなりの生活をすればいいかなと思いました。

自分の時間も作れずに、ひたすら働きづめになるのはかなり悲しいし、そんな生活に耐えられる自信もないので、私は結婚を諦めています。

30代前半/自営業/男性

経済力が無いから

理由は単純に経済力が無かったからです。

結婚するだけなら誰でも出来ます。しかし結婚=家庭を持つという事なので、自身とパートナーの二人分の食費等を支払わなければなりません。子供が出来れば更に負担は増し、経済力が無ければ自身のみならず、パートナーも子供も路頭に迷う羽目になります。

世間では「仕事を頑張って高い給料を貰えば良いじゃん!」とか「本業の他にアルバイトをして頑張れば良いじゃん!」と簡単に言う人がいますが、日本は仕事を頑張って給料が上がる社会情勢では無いのです。いくら頑張っても会社は賃上げしてくれません。

第一、本業で朝から晩まで働き、帰宅してまたアルバイトに向かうなどという生活は体力的に無理ですし、アルバイトもそう簡単に見つからない社会情勢なのです。以上の事から結婚は無理だなと思い20代で結婚を諦めました。

20代後半/サービス系/男性

男性編4位|既婚者からマイナスな話を聞いて

既婚者からマイナスな話を聞いて

様々な人とのしがらみや関わり合いが大変なイメージ

実家に姉夫婦が来る度に、結婚生活での愚痴をこぼしていました。少しのコミュニケーションの違いでもストレスが溜まるようで、夫婦共働きなので育児も大変なようです。

そうしたことを聞いているうち、「もし自分に奥さんがいたら、育児などをカバーし切れるだろうか」と考えると余裕がないことに気付きました。

自分のことをが精一杯である以上、無理して出会いを求めず、流れに身を任せることにしました。すると少しばかり気持ちの余裕ができ、仕事にも身が入るようになりました。

何か一つ諦めることで、自分に余裕を持つことができたのではと思います。両親には結婚のことは諦めていることを伝えて、無事了承ももらい、今では独身人生を謳歌しています。

20代後半/自営業/男性

男性編5位|最愛の女性が他界したため

最愛の女性が他界したため

この人だけだと思っていた女性を喪ったため

この人との将来以外、考えられないと思えるほど大切な彼女が出来ました。付き合って2年くらいになると、まだプロポーズもしていないうちから「結婚式はどうしようか」「子供は可愛いだろうな」などと考えるようになりました。

お互い結婚に前向きだったため、私はいつプロポーズするか考え、彼女に内緒でいくつもの宝石屋を見に行っていました。当時は薄給だったので指輪の購入資金を稼ごうと、残業やアルバイトを幾つか掛け持ちし、睡眠時間以外はほぼ仕事の毎日を送りました。「最近、無理してない?」と彼女に心配されましたが、理由を言うのはカッコ悪いし、サプライズにして喜んで欲しかったので黙っていました。

そんな激務に耐え、もう少しで指輪を買えるという所まで来た時、彼女が事故で亡くなりました。報せを受け、駆け付けた病院で変わり果てた姿を見た後、どう過ごしたのかよく覚えていません・・・。

別の世界に来てしまったような虚無感と絶望感で一杯になり、もう結婚は無縁だと思うようになりました。

40代後半/流通・小売系/男性

20代で結婚を諦めた理由まとめ

この記事では、20代で結婚を諦めた理由を体験談と共にご紹介してきました。

20代で結婚を諦めた理由アンケートでは、女性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、男性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】20代で結婚を諦めた理由アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 20代で結婚を諦めた理由を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 20代で結婚を諦めた理由
1位 51票 好きに生きたい・縛られたくない
2位 16票 何らかの不安やトラウマがある
3位 11票 既婚者からマイナスな話を聞いて
4位 10票 出会いがないから
5位 5票 持病があるため
その他 7票 上記以外の回答

【男性編】20代で結婚を諦めた理由アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 20代で結婚を諦めた理由を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 20代で結婚を諦めた理由
1位 38票 好きに生きたい・縛られたくない
2位 24票 自分のことで精一杯だから
3位 16票 仕事が不安定・経済力がない
4位 8票 既婚者からマイナスな話を聞いて
5位 7票 最愛の女性が他界したため
その他 7票 上記以外の回答