【男女別】何のために結婚するの?既婚者200人が結婚した理由

結婚 なん の ため

結婚適齢期になってくると、「そもそも何のために結婚するのだろう…」と、結婚することの意味や目的が分からなくなってしまうこともありますよね。

「安定・安心が欲しかったから」や「子供に関することで」が結婚の理由として挙げられますが、既婚男性や既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。

この記事では、既婚男女200人に聞いた「何のために結婚をしたのか」をリアルな本音や体験談34選と共にご紹介しています。

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【男女別】何のために結婚をしたのか

順位 何のために結婚をしたのか
女性 男性
1位 安定・安心が欲しかったから あたたかい家庭への憧れのため
2位 子供に関することで この人だと思う相手に会えたため
3位 世間体・社会的けじめのため 好きな人と一緒にいたかったため
4位 家族から解放されたかったため 子供に関することで
5位 好きな人と一緒にいたかったため より良い人生を生きるため
6位 周囲から背中を押されたため 安定・安心が欲しかったから
7位 親を安心させたかったため 親を安心させたかったため

まずは、男女別の何のために結婚をしたのかからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた何のために結婚をしたのかアンケート』によると、女性側の1位は『安定・安心が欲しかったから』、男性側の1位は『あたたかい家庭への憧れのため』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて何のために結婚をしたのかをご紹介していきます。

【女性編】何のために結婚をしたのかランキング

順位 割合 何のために結婚をしたのか
1位 29% 安定・安心が欲しかったから
2位 16% 子供に関することで
3位 15% 世間体・社会的けじめのため
4位 10% 家族から解放されたかったため
5位 9% 好きな人と一緒にいたかったため
6位 8% 周囲から背中を押されたため
7位 8% 親を安心させたかったため
その他 5% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた何のために結婚をしたのかアンケート』によると、1位は『安定・安心が欲しかったから』、2位は『子供に関することで』、3位は『世間体・社会的けじめのため』という結果に。

割合で見てみると、1位の『安定・安心が欲しかったから』が約29%、2位の『子供に関することで』が約16%、3位の『世間体・社会的けじめのため』が約15%となっており、1~3位で約60%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の何のために結婚をしたのか20選をご紹介していきましょう。

女性編1位|安定・安心が欲しかったから

安定・安心が欲しかったから

独り身の寂しさや金銭面の問題などをリアルに感じるようになったから

もともと私には結婚願望がなく、ひとりでも生きていけるように「手に職!」と思って国家資格である薬剤師を目指していました。

大学生時代に付き合った数名の彼氏からそれぞれ結婚の話題が出たり、よく一緒にいた仲の良かった先輩が結婚願望の強い方だったこともあり、結婚に対する自身の気持ちはかなり緩くなったと思い返して気付きました。

歳を重ねるにつれ、友達との飲みの場での会話で、「将来、孤独死は嫌だよねと 」という会話から、寂しさや金銭面の問題などをリアルに感じるようになり、ひとりで生きていくのも不安を感じるようにもなりました。

結局、仕事にも慣れてきた20代後半に、数年お付き合いした方とタイミングが良かったこともあり入籍しました。

20代後半/医療・福祉系/女性

将来一人で生きていくのは難しい、寂しいと思ったから

将来一人で生きていくのは難しい、寂しいと思い、結婚したいと考えていました。世間体が気になるし、自分だけのもっとも身近な協力者・家族が欲しかったのです。

私は異性愛者で、子供も一人は育ててみたかったので、日本の現状の制度だと「結婚」という形しかないと思いました。

子育てに限らず、婚姻関係があれば自宅購入や居住、病院や学校関係などにいちいち関係性を説明する必要が無いので、結婚は必要だと思います。

老後も一人は寂しいので、気心の知れた夫と支え合っていけたらいいなと期待しています。子供にはなるべく頼りたくないですが、いざという時は声をかけられる親族がいることが心強いです。

40代後半/専業主婦/女性

何かあった場合に助け合う存在が欲しかった

やはり一番は「何かあった場合に助け合う存在が欲しかったこと」が大きいです。

人生100年時代、年を重ねるほどに体調を崩しがちになるのは必定ですし、急な病気や介護問題など、いろいろな困難が待ち受けていることは明らかです。

夫とは、お互い責任感を持ちながら協力しあって生きていきたいと感じて結婚しました。

いつもありがとうの気持ちを忘れずに、これからもお互いの重要性を確かめながら分かち合いたいです。

40代後半/不動産・建設系/女性

元々結婚願望があり、家族が欲しかったから

元々結婚願望があり、親からも「結婚してほしい」と思われていました。

20代後半に差し掛かった頃から、周囲が結婚したり子供ができたりする中、私だけ取り残されていく感じがとてもコンプレックスでした。父からも「まだ相手はいないのか?」と急かす言葉をかけられ、空返事をしつつも内心は焦っていました。

しかしお付き合いしている人もいなかったため、なんとか頑張ろうと両親には内緒で、同じく独身だった友人と一緒に婚活をしました。

うまく成果が得られず諦めかけた頃に、今の夫と出会いました。価値観が似ていて、年下なのに頼れるところもあり、彼からのプロポーズを機に結婚するに至りました。

30代前半/サービス系/女性

この機会を逃すとずっと1人になりそうだと思ったから

元々、主人とは結婚するつもりのない交際をしていました。当時、私は20歳で主人が27歳でした。交際して半年ぐらいで半同棲の様な形になったのですが、私は結婚を考えた事すらありませんでした。

しかし、交際してから10ヶ月程した頃、突然プロポーズされました。私はびっくりして返事をすぐにする事が出来ませんでしたが、10ヶ月間を振り返ると、彼はどこへ行くにも私を連れて行き、色々な人に必ず私を紹介してくれていました。そして、この人とならいつだって安心して一緒に過ごせるような気がしました。

「自分はこれからどんな男性と出会うだろう…彼以上の人がいるのだろうか…この機会を逃すとずっと1人になりそうだな…」と色々考えて、主人と結婚する事にしました。

一生1人か、何かあればバツ1か…そんな事を考えて結婚しましたが、14年経った今も一応平和に暮らしています。後悔もあれば、いい事もあります。

30代前半/サービス系/女性

安定を求めて

社会人になってからは結婚願望が強く、「次に付き合う人は絶対に結婚する人だ」と決めていました。それまで付き合ってきた方は考え方が幼い方が多く、未来が見えず不安だらけだったので、安定した生活がしたいと思い、結婚を考え始めました。

私は子供が好きだったので、女として子供を授かることを考えると、自分が働かなくなるということも考え、金銭的な安心や安定も求めるようになりました。

今の主人と出会って結婚してからは、帰る場所があるというありがたさや、どんな時でも一人ではないという安心感、金銭的にも余裕が出てきて安定した生活が出来るようになりました。

恋愛の延長線というよりは、現実を受け入れて未来が想像出来るかが大事だなと思いました。結婚が全てではないですが、色々な面で生活が楽になりました。

30代前半/専業主婦/女性

女性編2位|子供に関することで

子供に関することで

自分の子供を育ててみたかったから

出会いが全くないまま、気づいたら30代!それまでにも結婚できるようにお見合いパーティーに行ったりもしました。そういう場所に出かけていけば必ず出会いがあると思っていましたが、そうとは限らず、何回か行くとあの回転寿司形式の自己紹介に疲れて行かなくなりました。結婚相談所にも入会しましたが、出会いには繋がりませんでした。

結局はバイト先で知り合ったバツイチの男性と付き合うことになり、子供ができたのをきっかけに結婚が決まりました。もともと子供を育ててみたいと思っていたので、スムーズに結婚できてよかったです。

今にして思えば、相談所に入会してくる方々は、普通の出会いでは結婚できないタイプばかりでした。

そんなに高望みをしなければ、性格も見た目も収入もそこそこ普通の人とはけっこう普通に出会えるんだと知りました。

50代前半/専業主婦/女性

赤ちゃんが欲しいため

元々、私は結婚願望がありませんでした。祖父が亡くなった時の祖母の悲しそうな顔が忘れられないからです。

それでも40歳を目前に子供がどうしても欲しくなり、子供が産めなくなる焦りからお見合いをする事にしました。

私は30代後半だったので、当初結婚は出来ないだろうと予想していました。ですが仲人と運のおかげで良縁に恵まれて、今は夫婦で幸せに暮らしています。

結婚せずとも人は選択的シングルマザーや、精子提供もありますから赤ちゃんは授かれます。しかし良縁があった場合、夫と共に家庭を築くのも良いなと思いました。

30代後半/流通・小売系/女性

子供が出来たので

結婚を決めた1番大きな理由は、私が妊娠していたからでした。決めた頃は既に悪阻が酷く、籍を入れたのは妊娠5ヶ月頃でした。

ちなみに私の両親が結婚したのは父が33歳・母が23歳の頃で、「お母さんはお前の歳の頃には結婚してお前を産んでいた」と言われて少しストレスを感じていたこともあり、結婚はできなくても子供は絶対に産むぞと思っていました。

彼氏(現在は旦那)に妊娠を伝えると喜んでくれ、「早く家族が欲しかったから産んで欲しい、順番は逆になっちゃったけど結婚しよう」と言ってくれたので、この人なら大丈夫だと思い結婚しました。

それから私は子供を2人産み、現在は3人目を妊娠中です。

20代後半/専業主婦/女性

女性編3位|世間体・社会的けじめのため

世間体・社会的けじめのため

社会人として社会的なけじめをつけるため

主人とは大学で出会いました。その後付き合い始めてから、付かず離れずの付き合いを数年繰り返して結婚に至りました。

私自身、結婚というものにこだわりがなく、事実婚でもいいやと思っていました。ですが月日が経つにつれ、親族から「結婚はまだか」と言われたり、手続きが煩わしくなってきました。主人もそろそろ身を固めたいと言うので、「じゃあ籍入れようか」という話になりました。

社会的に事実婚だと手続きが煩わしいことに気付き、周りのプレッシャーもすごく年々煩わしく思っていたので、結婚して一応のけじめはつけられたかなと感じています。

お互いの親戚付き合いやゆくゆくの親の介護問題など、不安に思うことは山ほどあります。しかし結婚して子どもが生まれると、価値観も自分がビックリするほど変わって、結婚もいいものだなと思えるようになりました。

30代前半/流通・小売系/女性

世間体のため

社会人となり入社した会社は、ほとんどが男性ばかりの職場でした。口を開けば「いつ結婚するの?」と聞かれ続けて、いい加減うんざりしていました。

20代も後半になり、学生時代の友達は次々と入籍していき、結婚式に呼ばれては「いつ結婚するの?」とこちらでも聞かれて、またしてもうんざりしていました。当時は実家で暮らしていたのですが、両親からも「早く結婚して自立してほしい。安心させてほしい」という圧をヒシヒシと感じており、これは結婚しないとストレスでおかしくなる、世間は結婚しないと一人前として見てくれない、と考えるようになりました。

一念発起し、結婚相談所に登録したり、マッチングアプリで出会いを求めた結果、何とか結婚する事ができました。夫とは、経済的パートナーという共通認識があるので、それなりに上手く生活出来ています。

結婚したことにより、周囲からの煩わしい声は消えて、快適です。

20代後半/不動産・建設系/女性

社会的に認められた家族になるため

夫とは一年間の同棲の後に結婚しました。同棲している間も十分に楽しかったし、そのままでも良いかとも思いましたが、やはり結婚することに決めました。

その理由は、やはり社会的に認められるという事が一番大きかった気がします。

同棲中に夫の祖母が亡くなったのですが、同棲相手としてお葬式に出席するのは何だか居心地が悪かったです。しかし結婚すれば冠婚葬祭にも堂々と出席できます。それだけではなく、子供が産まれたら自動的に二人の子供として認められるわけですし、公的な書類等も色々と便利です。社会人としても責任を果たせる様な気がします。

また、同棲中は好きな人と暮らしているというだけでしたが、結婚したら「家族になった」という感覚が出てきて、やはり結婚して良かったと思っています。

50代後半/専業主婦/女性

女性編4位|家族から解放されたかったため

家族から解放されたかったため

家族という呪縛から解き放たれて、誰かのために生きていく人生を選びたかった

私には兄弟がおり、長女という立場でした。子供の頃から何をするにも「自分はお姉さんだから、常に兄弟をリードしフォローしなければならない」という状況がつきまとい、「自分とは一体なんなのか」という気持ちを持ちながら大人になったような気がします。

家族は私が社会人になる頃に解散してしまいました。母のつらい顔や兄弟の悲しむ顔をたくさん見てきたこともあって、そこでも「自分は明るく振舞わなければならない」と自分を押し殺していたような気がします。

働き出してからたくさんの出会いもありましたが、どうしても結婚してしまうと家族から離れることになるのではないかという不安があり、踏み切れずにおりました。

そうこうするうちに年齢を重ね、新たに出会った方と結婚をすることにしました。不安はありましたが、もう自分もいい年齢になり、そろそろ家族という呪縛から解き放たれて、誰かのために生きていく人生を選んでも良いのではないかと考えたことが理由になるのかと思います。

40代前半/専業主婦/女性

偏った感覚の家から出たかったから

私は地方の田舎で育ち、家庭や親戚は男尊女卑の考えが当たり前でした。母は長男である父に嫁ぎ、とても苦労をしていました。そういう母を見て育ったため、私は結婚願望があまりなく、生涯独身でも構わないと思っていました。現に彼氏がいなくても、仕事もプライベートも充実していて満足していました。

しかし、今の夫に出会って付き合いだしてから、考えが変わりました。夫の言動からは男尊女卑の考えは感じられず、家事全般もでき、仕事に対しても誠実で、信頼できる人だと感じました。そして「この人となら、結婚してもお互いに尊重できる家庭が作れるのではないか」と思いました。

お互いに堅い職業に就いていたので、一緒に暮らしたければ同棲するよりは結婚した方がよいとのお互いの判断で結婚しました。

偏った感覚の家から出て、好きな人と暮らせるようになったことが本当に良かったです。

50代前半/専業主婦/女性

女性編5位|好きな人と一緒にいたかったため

好きな人と一緒にいたかったため

周りを気にせずずっと一緒にいたかったから

夫とは結婚前に4年ほどお付き合いをしましたが、お互いに実家暮らしだったため、休日に一緒に過ごした後にそれぞれの家に別々に帰らなければならない時、とても寂しい気持ちになっていました。

また、それほど門限が厳しかったわけではないのですが、夜遅くまで遊びに出かけることやお泊まりは、親の手前、気を遣っていることも多かったです。

結婚してからは好きな時間まで遊びに出掛けられて、出掛けた後も同じ場所に帰れることでとても安心感を感じられました。

結婚してからもそれぞれの時間が欲しいと言う夫婦も多いですが、我が家の場合は同じ場所にいながらお互い好きなことをするという時間が好きなので、結婚することで周りを気にせずずっと一緒にいられることができて良かったと思っています。

40代前半/医療・福祉系/女性

一緒にいることを当たり前に感じるようになったので

私たちはもともと結婚する前に同棲していて、一緒にいることがどんどん当たり前になり、価値観も似ていました。なので「この人となら家族になっても楽しくやっていけるのではないか」と思い始めました。

食生活や食べ物の好みが似ていたのも大きいです。食べたいものや好きな食べ物が夕飯に出てくることも多く、生活が似通っていたし、お金の使い方も似ているので、喧嘩することもなく生活できたこともポイントでした。

お互いに感謝の気持ちを忘れずに2年一緒に暮らして家族になることに決めましたが、家族が増えてもお互い感謝を忘れずに暮らせていますし、仲良く楽しい結婚生活が送れています。

もちろん、夫は娘のこともとても大切にしてくれているので、娘も両親が大好きな子に育っています。

30代後半/不動産・建設系/女性

女性編6位|周囲から背中を押されたため

周囲から背中を押されたため

周りから「結婚して欲しいと言われているうちが華だ」と言われたから

結婚前、彼氏(現・主人)から結婚の話が出てきましたが、当時の私は彼以外に好きな人がいて、その人と結婚したいと思っていました。なので、結婚する予定もなく好き勝手していました。

しかし、現・主人との結婚の話が持ち上がりました。否定してなかったことにしようと思いましたが、周りから「結婚して欲しいと言われているうちが華だよ。結婚してみなよ!結婚して無理なら離婚すればいい」と言われたので結婚しました。

結婚して10年以上経ちます。今では子供が4人おり、大変な日々を送っています。

主人には嫌なところもいいところもありますし、やはり他人なのでむかつくこともあります。しかし今はとても幸せで、結婚してよかったです。

30代後半/医療・福祉系/女性

家族に背中を押されたから

シングルで子供2人を育てていましたが、「やはり男手があるといいなぁ」と思うことが多々ありました。私は車を持っていなかったので、足が必要な時は兄に来てもらっていたのですが、兄にも家庭があるので「毎回兄に頼るのもなぁ」とも感じていました。

そんな時、学生の頃から知っている、兄と共通の先輩と連絡を取るようになりました。最初はいろいろ手伝ってもらったりしていたんですが、上の子が「今日は〇〇くん、遊びに来てくれないの?寂しいねぇ」と言うようになり、私も相手も子供に背中を押された形で交際。

その後、子供達も彼に懐き、パパと呼び始めていたこともあり、厳しかった母が「再婚したら?」と言い出したことで、前向きに考え始めました。

また、私はずっと「あたたかい家でご飯を作って笑っていた、母のような母になること」を目標にしていましたが、シングルマザーで忙しい中、1人で全てをこなすことは無理だと感じていました。

家に居て子供達と向き合える時間と余裕ができたことで、「母のような母になる」という目標が実現できそうだし、母に経済的な心配をさせなくて済むので結婚を決めました。

20代後半/専業主婦/女性

女性編7位|親を安心させたかったため

親を安心させたかったため

「お父さんとお母さんがいなくなっても大丈夫」と両親に伝えたかった

社会人だった20代の頃は、ほとんどの期間を親元で過ごしていました。家に帰れば温かいご飯が用意されていて、家族がいて、それがずっと続くと思っていました。

しかしバリバリ働いていた両親も定年を迎え、「父親」「母親」だった両親は、いつの間にか「おじいちゃん」「おばあちゃん」になりつつありました。だんだんと老いていく両親を見た時、いずれ迎える両親の「死」が初めて頭をよぎったのです。

「あと数十年後には両親はこの世からいないんだ…」と意識した時、「私は自分の家族を築こう」と思ったのです。

「私は私の家族を作ったよ。もしお父さんとお母さんがいなくなっても私は大丈夫だよ」というのを、結婚を通して両親に伝えたかったのです。

30代前半/専業主婦/女性

両親を安心させたかったから

弟が早くに結婚し、私は一度も実家を出ることもなく会社員として勤めていました。長年彼氏もいなくて友達とばかり遊んでいて、両親は将来が心配だったと思います。

周りの友達は結婚が比較的早い子が多くて、私自身も少し気持ちに焦りがありました。彼氏がいるアラサーと彼氏がいないアラサーでは意味が違って感じました。母に私の友達の結婚や出産を報告すると、少し羨ましそうにしていて、それを見るのも切なかったです。

ですが、ある日いい人に出会えて順調に交際をして、トントン拍子に結婚が決まった時は本当に嬉しかったし、両親も喜んでくれました。

両親念願の結婚式では、今までで1番親孝行が出来たと思います。

30代前半/専業主婦/女性

【男性編】何のために結婚をしたのかランキング

順位 割合 何のために結婚をしたのか
1位 22% あたたかい家庭への憧れのため
2位 21% この人だと思う相手に会えたため
3位 20% 好きな人と一緒にいたかったため
4位 13% 子供に関することで
5位 6% より良い人生を生きるため
6位 5% 安定・安心が欲しかったから
7位 5% 親を安心させたかったため
その他 8% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた何のために結婚をしたのかアンケート』によると、1位は『あたたかい家庭への憧れのため』、2位は『この人だと思う相手に会えたため』、3位は『好きな人と一緒にいたかったため』という結果に。

割合で見てみると、1位の『あたたかい家庭への憧れのため』が約22%、2位の『この人だと思う相手に会えたため』が約21%、3位の『好きな人と一緒にいたかったため』が約20%となっており、1~3位で約63%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の何のために結婚をしたのか14選をご紹介していきましょう。

男性編1位|あたたかい家庭への憧れのため

あたたかい家庭への憧れのため

仲が良い家族という関係性に憧れを持っていたから

私は幼少期の頃から、ずっと仲の良い家族に憧れを持っていました。両親は私たち子どものために一生懸命働いて、家庭を守ってきてくれました。

しかしうちは小さな葬儀社で決まった休みも無かったため、家族でどこかに出掛けたことも無く、運動会やスポーツの試合などにも、全く参加してもらえませんでした。

また父が厳しく、何かあれば気分で暴力を振るわれていたため、大人になった今でも話をすることはありません。

そういった過去が影響しているからなのか、私は凄く仲の良い家族に憧れを持っていました。そして、早く結婚をして子どもとも何でも話せるような関係になりたいと考え、現在の家族に至りました。

30代前半/サービス系/男性

家族へのあこがれ

1人で生活して生きていくのは寂しいです。いくら友人や知人がいても、本当の意味で支えあって生きていくことは、家族や血縁でないと難しいと思います。

私はアメリカのホームドラマや映画を小さい時から観ていて、自分の両親・家族とは違う温かみを感じ、「こんなファミリーが欲しい」とあこがれていました。

家族となるステップとしては、結婚相手と共に育児や教育、家族旅行やイベント等、一緒に楽しんで経験していくことだと思います。養育費、学費もかかり辛いこともありますが、後々上手くいかなかったとしてもそれまで時間を共にした経験は良い思い出になります。

また今はコロナ禍で大変な時期なので、より一層家族のありがたみを感じます。家族の存在のおかげで、精神的に乗り越えられると思います、

40代後半/不動産・建設系/男性

子供たちのいる幸せな家庭を作りたかった

私の父親は3人います。最初の父親は私が5歳の時、心筋梗塞で亡くなりました。その父との思い出は、私が道路に飛び出して車にひかれそうになった時、げんこつで頭を叩かれたことぐらいです。

3年後に母は再婚しました。その父も入籍して1週間で肺気腫でなくなりました。二人目の父の記憶はほとんどありません。ラジオを趣味で作っている姿を覚えているくらいです。

2年後、母は再再婚しました。私が6年生になる頃で、母親を取られてしまったという気持ちになり、3人目の父親は好きになれませんでした。

こういった複雑な家庭でしたので、私はごくごく普通の家庭にあこがれていました。父も母も一人ずつという家庭です。

自分が結婚したら、子供たちが同じ両親のもとでいつまでも安心して暮らせる家庭を作ってあげたいと思い、結婚しました。

60代後半/医療・福祉系/男性

男性編2位|この人だと思う相手に会えたため

この人だと思う相手に会えたため

「この人と一緒にいると楽しい」と思う人に出会い、家庭を持ちたいと思ったから

元々は独りで過ごす気でいたのですが、「この人となら結婚したい。この人と一緒にいると楽しい」と思う人に出会い、結婚したいと思いました。将来的には子供も欲しいと思っていましたし、周りの友達も結婚してきていたので、そろそろかなと思っていました。

祖母も「早くひ孫の顔が見たい」と言っていました。両親はそこまで言う人ではなかったですが、やはり結婚すると伝えたらとても喜んでくれ、少し驚きました。

また、付き合い始めの頃は安定した職ではなかったのですが、その頃、ちょうど安定した職に就くことができたので、何も不安なこともなく結婚しました。

やはりいろいろな面からも結婚してよかったです。子供も1人いて楽しく暮らせています。

30代後半/サービス系/男性

最良な人生のパートナーに会えたから

私は女性と付き合うのが苦手で、元々結婚する気はありませんでした。それに独身時代はかなりの趣味人でもあり、自分の時間が1番だと考えていました。

ただ今の妻に出会った時に、今まで見てきた女性となにか違うという直感的なものを感じました。話していてもお互い理解しあえたし、価値観もピッタリ。なんというか「この人となら一緒にいても良いかな」と感じるタイプで、結婚してからも苦痛に感じることもなく、むしろお互いを思いやれる様になれました。

「この人だ」と感じるような人でなければ結婚はしなかったし、したとしても結局は失敗していたでしょう。

「一緒にいても良いと思える人」、「ここで別れたら本当にもったいないと思える人」に出会えたから結婚したんだと思います。

40代後半/サービス系/男性

良いパートナーが見つかれば結婚しようと考えていたから

「良い人が見つかれば、いつか結婚は絶対しなければ」と考えていたため、婚活アプリなどで良いパートナーを探しました。20代後半から30代前半でお付き合いした女性は、こちらからというよりも相手の方から「結婚したい」という気持ちを感じておりました。

自分も結婚が嫌ではなかったので、かつて2回ほど結婚寸前までいったこともあります。結局その2回は経済的な理由などが原因で前に進みませんでした。

その2回の失敗や経験があったため、「男側の経済的な部分の重要さ」と「本当にその人の事を一生大事にできるか」を考えて結婚しようと思いました。

現在結婚した人とは、きっと大丈夫だと思い結婚しました。

30代後半/不動産・建設系/男性

男性編3位|好きな人と一緒にいたかったため

好きな人と一緒にいたかったため

一緒に居る時間を増やしたかった

まだ二十歳を過ぎて間もない頃、アルバイト先で仲良くなった人と、スケジュールが合えば一緒にどこかへ出かけるという日が続いていました。

お互いのシフトを確認しながら、「次はいつ一緒にバイトを休める日なのか」、「その日はお互いの用事が入っていないのか」を必死で確認しあって映画を見に行きました。

そして当時はやっていたクラシック喫茶やジャズ喫茶へ行き、時間がある限り「ああでもない、こうでもない」と取り留めのないことばかり話していました。

お互いの住まいが東京を挟んで逆方向だったため、彼女を自宅に送るまで一時間、そこから自分のアパートまで帰るのに二時間近くという日が続き、「移動にこんなに時間を取られるくらいなら、一緒に住めばもっともっと一緒の時間を増やせるね」と言う話になって、とんとん拍子に結婚に至りました。

60代後半/自営業/男性

一緒に居たかったから

大学院生の時に付き合い始めたのですが、私は就職で地元を離れて東京の会社の寮に入り、彼女は地元に就職して遠距離恋愛になりました。

私は長男、彼女も女性だけの姉妹の長女で、お互いに親の面倒を見ないといけない立場にありました。それでも、一緒になりたい(2人で一緒に生活したい)と言う気持ちは変わらず、3年の遠距離恋愛の間は、毎週3時間かけて実家まで帰っていました。

私の親は「社会人になったら自分の自由に生きなさい」と言ってくれましたが、彼女の両親は「長女が婿をもらって、親の面倒を見る」と言うのを当たり前の様に考えている人たちだったので、結婚の承諾を取るために何度も彼女の家に話をしに行きました。

そのくらい努力しても一緒になりたいと思って結婚しました。

60代前半/メーカー系/男性

大好きな彼女(妻)を幸せにする為

私が結婚した理由は、大好きな彼女(妻)を幸せにする為でした。

恋人時代には楽しい事から楽しくない事まで様々な事がありましたが、私の彼女に対する愛情は変わらないまま現在に至りました。

もちろん結婚して夫婦になった現在でも、一緒に旅行に行ったり外食したりショッピングしたりと楽しい事もあり、些細な事で喧嘩したり日々の忙しい生活で自然と互いに素っ気ない態度を取り合ってしまうなど、楽しくない事も多々あります。

しかし私の彼女に対する愛情は、恋人時代から全く変わらずあります。

40代前半/不動産・建設系/男性

男性編4位|子供に関することで

子供に関することで

子供を授かったから

私は大学生の時に結婚しました。俗に言う「出来ちゃった結婚」というものです。当時はお互いの将来のこともあり、学生という立場だったので中絶も考えていました。

結婚には反対の声がほとんどでしたが、私のパートナーの親御さんだけは賛成してくれました。素直に「おめでとう、ありがとう」と何回も電話越しに言われました。なんだか複雑な気持ちでいっぱいで、もうどうしていいのか全くわからない状況になりました。世間一般では男の私が咎められることだと思っており、感謝されるとは微塵も思っていなかったからです。

しかし、何度も感謝の気持ちを伝えられているうちに、そもそも子供を授かって結婚することはめでたいことなんだと気付かされました。

色々と葛藤はありましたが、自分たちの若さや未熟さは、これからの努力でカバーして行けばいいと思い、結婚を決断しました。

30代後半/不動産・建設系/男性

最愛の恋人の妊娠が発覚し、しっかりと責任を取りたいと思ったため

結婚する前にお付き合いしていた彼女に浮気をされ、ひどく落ち込みました。その後、色々とうまくいかない事が重なったりと、イライラする事も増えて精神的に参っている状況でした。

その時に今の奥さんと出会い、話を聞いてもらったり食事をしたりするようになりました。次第に惹かれるようになり、このまま一緒にいられればなと考えるようになりました。

付き合う事になるまでには、そこまで時間はかからなかったと思います。付き合い始めて同棲をしてみましたが、やはり一緒にいる事が心地よく、結婚の事を本格的に考え始めた頃に妊娠が発覚しました。

とても嬉しく思うと同時に、しっかりと責任を取るという事もふまえ、プロポーズをし結婚にいたりました。

30代後半/不動産・建設系/男性

男性編5位|より良い人生を生きるため

より良い人生を生きるため

人生を良く生きるため

一人で暮らしていても十分楽しいのですが、大切であると思える相手と家庭を築き、子どもを持ち、ともに前に進んでいくことで、よりよい人生と人間としての一段深い経験ができると思いました。そして人生が豊かに、良い方向に進んでいくような気がすると考えて、結婚することにしました。

ある意味では、より大きい責任を有することで自分を律し、さらなる成長の糧や機会とした部分もあります。

そして、「家庭の温かさや誰かと想い合うことで人生に別の色がつき、そこに幸せがある」とも感じていました。

「喜怒哀楽のすべてを分かち合える家族(妻や子ども)が欲しい」という純粋な感覚もありました。

40代前半/公務員・教育系/男性

男性編6位|安定・安心が欲しかったから

安定・安心が欲しかったから

家庭を築き、落ち着きたく思ったため

私が31歳の時に結婚しました。妻は2つ年上で10年近く付き合っていたのもあり、「ずっとこのままだったら他に行くからね」の一言で結婚を考えさせられるようになりました。

周りもどんどん結婚し、私の弟妹は皆、結婚して子供もいたので、「そろそろ落ち着いてしっかりとした家庭を築きたい」と思うようになったのがきっかけでした。

また、当時の妻は33歳でしたので、早くしないと子供が出来にくくなってしまう恐れもありました。

せっかく結婚するのであれば、子供もいる家庭の方が楽しそうで良いなと思い、結婚に踏み切りました。

30代後半/IT・通信系/男性

男性編7位|親を安心させたかったため

親を安心させたかったため

母親に孫を抱いて欲しかったから

少し前、母親にステージ4の膵臓癌が発覚し、余命3ヶ月の宣告を受けました。姉は結婚後も子供を作る予定がなく、母が非常に残念がっていたことを思い出したので、「ここは自分が動かなきゃ」という使命感に駆られました。

そこでとにかく彼女を作って事情を説明し、同意を得て子供を作ることに。やがて妊娠が発覚し、母親にだけ報告したところ、めちゃくちゃ怒られました。もう、どこにそんな体力が残っていたのかというほど怒られました。でも、最後に口角が上がってニマニマしていたので、喜んでもらえたんだと思っています。

残念ながら、妻の出産を待たず母は他界してしまい、孫を抱かせてやれなかったことが心残りです。また、学生の身でありながら家族に黙ってこんなことを進めていたので、私は「家族の落ちこぼれ」から「鼻つまみ者」にランクダウンしたのですが、後悔はありません。

自分が父親になった以上、娘が物心がつく前にしっかりとした生活基盤を築ける立場になれるように努力しています。

20代前半/大学生/男性

何のために結婚をしたのかまとめ

この記事では、何のために結婚をしたのかを体験談と共にご紹介してきました。

何のために結婚をしたのかアンケートでは、女性側の1位は『安定・安心が欲しかったから』、男性側の1位は『あたたかい家庭への憧れのため』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】何のために結婚をしたのかアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 何のために結婚をしたのかを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 何のために結婚をしたのか
1位 29票 安定・安心が欲しかったから
2位 16票 子供に関することで
3位 15票 世間体・社会的けじめのため
4位 10票 家族から解放されたかったため
5位 9票 好きな人と一緒にいたかったため
6位 8票 周囲から背中を押されたため
7位 8票 親を安心させたかったため
その他 5票 上記以外の回答

【男性編】何のために結婚をしたのかアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 何のために結婚をしたのかを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 何のために結婚をしたのか
1位 22票 あたたかい家庭への憧れのため
2位 21票 この人だと思う相手に会えたため
3位 20票 好きな人と一緒にいたかったため
4位 13票 子供に関することで
5位 6票 より良い人生を生きるため
6位 5票 安定・安心が欲しかったから
7位 5票 親を安心させたかったため
その他 8票 上記以外の回答