みなさんは、自分の力で家系図を作るために必要な手順は何だと思いますか?
必要なことは大きく分けて以下の3つです。
- 費用と手間と時間の確保
- 家系の調査
- 家系図の記入
今回は、この3つの項目を詳しく解説していきたいと思います。
費用と手間と時間の確保
先ほど挙げた3つの項目で、一番重要な項目がこの「費用と手間と時間の確保」です。
最初にこの項目を確認しておかないと、途中であきらめてしまうこともありますので要注意です。
費用について
第一に、家系図作成には費用が発生します。
これは家系の調査の内容と、家系図の密度にもよりますが約3,000~50,000円ほどを見込んでおくとよいでしょう。
手間について
第二に、手間が発生します。
家系の調査をするにしても役所への問い合わせからお寺や親戚縁者への聞き込み調査まで幅広く、なかなか簡単ではありません。
また家系図というのは、役所へ行って家系図をくださいと言って出てくるようなものではないので、自分で家系図自体を作成しなければなりません。
この家系の調査と家系図自体の記入に手間が発生することを認識していなければなりません。
時間について
最後に時間の確保です。
家系図は、家系の調査と家系図自体の記入のどちらにもそれなりの時間が必要になります。
特に家系の調査の段階では、自分の先祖を何年前まで遡ることができるのかは実際に調査をしてみないとわかりません。
次から次へとご先祖様の名前が出てきてあちこちで調査をしないといけなくなる場合もよくありますので、あらかじめ時間を確保しておく必要が出てきます。
概ね1ヵ月~4ヵ月程度の期間は見込んでおくとよいでしょう。
家系の調査
次に、家系図を実際に記入するために必要な情報を集めていきます。
これは家系調査と呼ばれる自分のご先祖様を繰り返し遡っていく調査になります。
正確な家系図を作成するためには、正確な情報を入手しなければなりません。
家系図の出来は、この家系調査をいかにしっかりおこなったかによると言っても過言ではないでしょう。
家系の調査方法を詳しく知りたい方はこちら
家系図の記入
最後に、家系図を仕上げるためには実際に家系図を記入していかなければなりません。
必要な情報をすべて集め終わった後は、その情報を整理して家系図の原型を作っていきます。
原型を見て、漏れや脱字がないか確認した後に実際に記入を行いましょう。
昔の戸籍や文献からは文字の読み取りや続柄の読み取りに苦労するかもしれませんが、ここまでくればあと一息なので頑張りましょう。
晴れて家系図の記入が終われば家系図の完成です。
和紙や色紙に印刷をしたり、筆書きでまとめたりと大切に仕上げましょうね。
家系図の書き方を詳しく知りたい方はこちら
まとめ
この記事では、自分で家系図を作るために必要な手順をまとめてきました。
どれも必要不可欠な大事な項目です。
自分で家系図を作成しようと思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。