「こどもが5歳の時期におすすめの感動できる絵本はなんだろう?」と探すこともありますよね。なるべく物語に感動できる要素があり5歳児でも楽しめる絵本、それでいて子供の成長につながるような刺激を与える絵本を読み聞かせたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか?
一言に感動する絵本と言っても5歳児にピッタリな絵本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に読み聞かせをしてオススメできる感動絵本を知りたい方も多いはず!
この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ5歳児におすすめの感動絵本29選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
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5歳児におすすめの感動絵本人気ランキング
まずは、5歳児におすすめの感動絵本人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ5歳児におすすめの感動絵本』によると、1位は『100万回生きたねこ(111票)』、2位は『はらぺこあおむし(64票)』、3位は『ずーっと ずっと だいすきだよ(42票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、5歳児におすすめの感動絵本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】100万回生きたねこ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | 佐野 洋子 |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 1977年10月19日 |
価格 | 1,540円 |
「だれかを愛せるのは幸せなこと」ということを教えてくれる
何度も生き死にを繰り返したねこがいます。そのねこは自分以外に興味がありませんでした。しかし、あるねことの出会いがきっかけで、新たな感情を知り、今まで知らなかった真実に気がつくのです。
子供には奥が深くて少し難しいかもしれませんが、「だれかを好きになる、愛せることは幸せなこと」ということを教えてくれる絵本です。
そして、子供たちにとって身近なようで身近でない「生死」について考えるきっかけにもなると思います。
meg_ttさん/40代/女性
【2位】はらぺこあおむし
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | エリック=カール |
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出版社 | 偕成社; 菊倍横版 |
発売日 | 1976年5月1日 |
価格 | 1,320円 |
綺麗な蝶となっていくという何とも可愛いストーリー
日曜日にあおむしとしてうまれて、月曜にりんごを1つ、火曜日になしを2個、水曜日にスモモを3つと毎日数を増やして食べていくうちに、土曜日に食べすぎてお腹をこわしてしまいます。
それでも、日曜に葉っぱを食べてお腹もなおり、その後綺麗な蝶となっていくという何ともかわいいストーリーで、2人の娘にお昼寝の前に読んで聞かせておりました。
本当に子供にお勧めの本です。
puresuryさん/50代/男性
【3位】ずーっと ずっと だいすきだよ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | ハンス ウィルヘルム |
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出版社 | 評論社 |
発売日 | 1988年12月1日 |
価格 | 1,320円 |
自分の周りに存在する好きな人や、当たり前の尊さを教えてくれる
「ずーっと ずっと だいすきだよ」が、私のおすすめです。私自身、5歳頃に初めてこの本を読み、内容に衝撃を受けたことを覚えています。
自分の周りにいる人たち、当たり前の存在たちは、いつまでもあるものではなく、全て時間が有限であることを教えてくれます。そして、愛する人には「愛している」と伝える大切さも同時に教えてくれる本です。
ちょうど5歳の甥っ子にこの本をプレゼントしたところ、読んだ後から愛犬を一層大切にしているようでした。
命の尊さを学ぶために、おすすめの一冊です。
yuuuun810さん/20代/女性
【4位】ぐりとぐら
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | なかがわ りえこ |
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出版社 | 福音館書店 |
発売日 | 1967年1月20日 |
価格 | 990円 |
かわいらしいビジュアルや文章が小さな子供たちに喜ばれる
かわいい二匹のねずみ、ぐりとぐらの昔懐かしい物語です。
ぐりとぐらの気立ての良さや、毎日を楽しもうという気持ちは、5歳児にもきっと伝わるはず!
相手を思う気持ちや仲間の大切さ、一人ではできないこと、たくさんのことを学べます。
かわいらしいビジュアルや韻を踏んだ伝わりやすい文章も、小さな子供たちに喜ばれますのでぜひおすすめします。
sanaedodonさん/40代/女性
【5位】なまえのないねこ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | 竹下文子 |
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出版社 | 小峰書店 |
発売日 | 2019年4月25日 |
価格 | 1,650円 |
誰かと一緒にいることの大切さ、温かさが伝わってくる
一匹の野良猫は、自分にはなぜ名前が無いのだろう、知っている猫、犬にはみんな名前があるのに、自分も名前が欲しい、と考えます。
でも最終的には、自分が欲しかったものは名前ではなく、名前を呼んでくれる人だったということに気付きます。
猫がそのことに気づくシーンは、読んでいた親の私が温かくほんわかした気持ちになりました。5歳の娘も「猫ちゃんよかったねぇ」と笑顔になっていました。
誰かと一緒にいることの大切さ、温かさが伝わってくる素敵な本です。
keiko8396さん/30代/女性
【6位】ちょっとだけ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | 瀧村 有子 |
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出版社 | 福音館書店 |
発売日 | 2007年11月15日 |
価格 | 990円 |
素直に親に甘えられるきっかけになる
「ちょっとだけ」は、なっちゃんのおうちに赤ちゃんがやってきたところから始まるお話です。赤ちゃんのお世話に手一杯になっているお母さんの手を煩わさないよう、””ちょっとだけ””頑張っているなっちゃんのいじらしい姿に心をうたれます。
ラストで眠たくなったなっちゃんが、お母さんに「””ちょっとだけ””抱っこして…」という姿に、我が子や幼い頃の自分を重ねて目頭が熱くなりました。
「””ちょっとだけ””じゃなくて、いっぱい抱っこしたいんですけどいいですか?」と優しく笑えるお母さんになれているかな?と考えさせられる絵本です。
5歳くらいのお子さんが読んで、「私も僕も抱っこして欲しい!」と素直に親に甘えられるきっかけになる絵本ではないかなぁと思います。
nine09mayoさん/30代/女性
【7位】おこだでませんように
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | くすのき しげのり |
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出版社 | 小学館 |
発売日 | 2008年6月27日 |
価格 | 1,650円 |
日々の育児を振り返り、ぽろっと涙が出てきてしまう
この本は、七夕の季節のお話です。幼稚園生の男の子が出てきます。
みんな短冊に、自分のお願いごとを自由に書いていきますが、その男の子が書いた内容が、たった一言「おこだでませんように」でした。
この一言に男の子の、5歳児なりの難しい心の中が見えてきます。
この本を読んだ保護者も、ぐっと考えさせられる絵本になっています。
マスカットンさん/30代/女性
【8位】おおきな木
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | シェル・シルヴァスタイン |
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出版社 | あすなろ書房 |
発売日 | 2010年9月2日 |
価格 | 1,320円 |
「親は何があっても守ってあげる」と教えてあげたい時におすすめ
5歳児には「おおきな木」がおすすめです。短い文章とはいえ、たくさんの想いがつまっています。
子供の頃からともに遊び、ともに成長してきた男の子と大きな木のお話。男の子が困ったときに必ず助けてくれる大きな木、お腹がすいたらリンゴを与え、遊ぶところがなければ木で遊ばせてあげます。
どんな時でも男の子を守ってくれる大きな木は、「親の愛情」のようだと教えてくれます。
子供には「親は何があっても守ってあげるんだよ」と教えてあげたい時に、おすすめの1冊です。
caomaさん/40代/女性
【9位】だいすき ぎゅっ ぎゅっ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | フィリス ゲイシャイトー |
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出版社 | 岩崎書店 |
発売日 | 2012年11月28日 |
価格 | 1,210円 |
子どもと向き合ってコミュニュケーションを取るきっかけになる
朝起きてから夜眠るまでの何気ない日常の中で、お母さんと子どものうさぎが何度も「だいすき、ぎゅっぎゅっ」と言いながら抱きしめ合います。
本を読みながら、自分の子どもを抱きしめてあげたくなる素敵な本です。
親もこの本を読んで、改めて子どもと向き合ってコミュニュケーションを取るきっかけになる本だと思います。
ぎゅっとすると、子供も絶対喜んでくれます。
Hirohinairoさん/40代/女性
【10位】だいじょうぶ だいじょうぶ
- こどもの夢中度:
- お話の感動度 :
- お話の満足度 :
著者 | いとう ひろし |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 1995年10月17日 |
価格 | 1,100円 |
怖いと思うこともそんなに悩まなくていいんだと、おおらかに教えてくれる
「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、ぼくとおじいちゃんのお話です。ぼくのまわりには恐いものがたくさん溢れていることに気づき、ぼくは大人になれそうにない…と考えてしまいます。
でもその度におじいちゃんがぼくの手を握り、“だいじょうぶ”と繰り返してくれます。そのおかげで、ぼくはそんなに悩まなくてもいいんだと理解して、乗り越えて、大きくなっていきます。
そして、ぼくが大きくなったとき、おじいちゃんはずいぶん歳をとってしまっていて、今度はぼくがおじいちゃんの手を握り“だいじょうぶ”と繰り返します。
5歳児でも共感出来ることはたくさんある絵本です。また、大きくなって読み返したときに、あのときとは違った感想を持てる素敵な絵本です。
seikimatunoutaさん/30代/女性
最後の終わり方が感動的
最初の読み始めは、タイトルの通り、何度も死んでは生き返るというコメディチックなお話になっていて、スラスラと読み進めることができます。
しかし、最後の方に主人公の猫の愛する猫が死んでしまって、大切な人を失う悲しみを知り、今まで歳を取らなかった猫が年老いていく姿に心を打たれます。
今まで人生に無関心だった猫も愛する喜びを知ることで、まとも死ぬ事ができる結末は何度読んでも感動的です。
m82tさん/20代/女性