謎解きや犯人を捜す推理要素があり、かつ海外作家の推理小説を読みたい時もありますよね!
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる海外推理小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの海外推理小説27選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
好きなところから読めます
おすすめの海外推理小説人気ランキング
まずは、おすすめの海外推理小説人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの海外推理小説』によると、1位は『そして誰もいなくなった(116票)』、2位は『検屍官(38票)』、3位は『オリエント急行の殺人(37票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、おすすめの海外推理小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】そして誰もいなくなった
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | アガサ・クリスティー |
---|---|
出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2010/11/10 |
価格 | 1,034円 |
ワクワクドキドキしながらページをめくっていける推理小説好きのバイブル
私がオススメする海外推理小説は、アガサ・クリスティーの代表作「そして誰もいなくなった」です。
10人が着いた孤島では、マザーグースの童謡になぞらえて、次々と殺人事件が起きていきます。
一体、誰が犯人なのか、どんなトリックがあったのか、ワクワクドキドキしながらページをめくっていける本です。
推理小説好きにはバイブルとなる名作です。
Koirinennekokaanさん/40代/女性
【2位】検屍官
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | パトリシア・D. コーンウェル |
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出版社 | 講談社; 特装ハードカバー版 |
発売日 | 1996/4/1 |
価格 | – |
さまざまな検査や調査が興味深く、次々読み進められる
パトリシア・コーンウェルの処女作です。
検屍官のケイ・スカーペッタが、同僚たちや警察官のピート・マリーノと殺人事件を捜査していく物語で、日本との死に対する考え方や制度の違いも勉強になります。
犯人は予想外な人物で驚きますが、そこにたどり着くまでのさまざまな検査や調査が興味深く、次々読み進められました。
ケイの家族や仲間たちとの複雑な感情に共感できます。
もう20年以上前に発売された本なので、捜査手法などは現在の方が進んでいますが、こんな風に解剖したり、現場検証をして手がかりを探すのか、と感興をそそられました。
シリーズ化されており、その後もケイたちの活躍は続きます。
hiromealさん/40代/女性
【3位】オリエント急行の殺人
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | アガサ クリスティー |
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出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2011/4/5 |
価格 | 1,034円 |
最後まで翻弄されっぱなしで、真実が明かされた時の衝撃は忘れられない!
海外推理小説といえば、個人的にアガサ・クリスティがすぐに思い浮かぶのですが、中でも「オリエント急行の殺人」はお気に入りの小説です。
仕事終わり、イギリスへ帰るためにポアロが乗っていたオリエント急行内で殺人事件が起こります。
アリバイがある乗客たち、背景に隠された悲しい事件、十二カ所も刺された死体・・・誰が犯人なのか、ポアロと一緒に推理しながら読みましたが、最後まで分かりませんでした。
事前知識一切なしで読んだのですが、真実が明かされた時のあの衝撃は忘れられません。また、幕引きの仕方が非常に華麗でした。
murotaさん/20代/女性
【4位】ダ・ヴィンチ・コード
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | ダン・ブラウン |
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出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2006/3/10 |
価格 | 660円 |
全ての真相が解明された時、あまりの壮大な世界観に圧倒される!
『天使と悪魔』に次ぐダン・ブラウン氏の代表作です。
ルーヴル美術館で起きた殺人事件に巻き込まれ、冤罪をかけられた主人公は、暗号解読官であるヒロインと共に、事件の鍵を握るダ・ヴィンチの遺した暗号を追いながら真相に迫っていきます。
全てが解明された時、世界中に衝撃を轟かせる真相が明らかになり……。
1つずつ暗号が解読される度に謎が生まれる、とても読み応えのある作品です!
南秋良さん/20代/女性
【5位】モルグ街の殺人事件
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | エドガー・アラン・ポー |
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出版社 | ISM Publishing Lab. |
発売日 | 2017/1/13 |
価格 | 1,188円 |
事件現場は謎ばかり、手がかりも少ない中で導き出される答えが面白い!
「モルグ街の殺人事件」は忙しい人におすすめの短編推理小説です。題名通り、モルグ街で起きた殺人なのですが、近くにいた証人たちの話は言っていることがバラバラで、殺人に使われた凶器も見当がつきません。
難航しているところに浮かび上がってきた犯人像は想像できない物で、本当に面白いです。
作者のエドガー・アラン・ポーは数多くの推理小説を出していますが、短編集はさっと読めるのに内容が濃いものばかりですごく楽しめます。
パッと読めてしまうので、忙しい方にもとてもお勧めできます。
かぷかぷ2さん/20代/女性
【6位】天使と悪魔
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | ダン・ブラウン |
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出版社 | 角川書店 |
発売日 | 2006/6/8 |
価格 | 704円 |
有名な観光地の情報も一緒に楽しめる!
「天使と悪魔」は、話題になった「ダヴィンチ・コード」の続編にあたる本です。
イタリアのローマが舞台とされていて、そこで起こる宗教に関係している事件が起きるのですが、事件解決のために訪れる教会や寺院の建物に関する歴史も一緒に学べるので、普通のミステリーと違った楽しみ方ができると思います。
事件の結果などもそうですが、作中本にも書かれているアンビグラムの精巧さにとても驚くと思います。
こちらも映画化されているので、併せて楽しむのもおすすめです。
DEER93さん/20代/男性
【7位】ナイルに死す
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | アガサ クリスティー |
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出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2003/10/1 |
価格 | – |
ポアロと旅をしているような気分を味わえる!
おすすめの海外推理小説は「ナイルに死す」です。有名推理作家、アガサ・クリスティーの人気探偵ポアロの物語。
ナイル川をくだる船の中で行われた、不可解な殺人事件に巻き込まれたポアロの活躍を描きます。
ポアロの人物像が素敵なのと、情景描写が巧みなので、行ったこともないナイル川をポアロと一緒に旅している感覚に陥ります。
古い作品ですが、かなり読み応えがありますよ。
waaa22さん/30代/女性
【8位】ミレニアムシリーズ
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | スティーグ・ラーソン |
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出版社 | 早川書房 |
発売日 | 2011/9/8 |
価格 | 880円 |
スウェーデンの文化も感じながら謎解きを進められる!
おすすめの海外推理小説は「ミレニアムシリーズ」です。
スウェーデンのジャーナリストが、取材として訪れた場所で事件に出くわし、ジャーナリストの視点で謎解きに挑戦していく物語です。
ジャーナリストが謎解きをする話はあまりなく、探偵とは違う視点からの謎解きが楽しめます。
また、スウェーデンの文化も織り交ぜながらストーリーが展開していくので、自分もスウェーデン人になったような気持ちで読み進めていくことができる作品です!
maru137さん/30代/女性
【9位】シャーロック・ホームズの冒険
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | コナン ドイル |
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出版社 | 新潮社; 改版 |
発売日 | 1953/4/2 |
価格 | 605円 |
短編集で、それぞれに緻密なトリックが組み込まれていて面白い
オススメの海外ミステリーといえば、コナン・ドイル氏の名作、『シャーロック・ホームズの冒険』です!
霧の街ロンドンで巻き起こる奇怪な事件に立ち向かう、神出鬼没な英国紳士シャーロック・ホームズ。相棒であり親友でもある医師ワトソンと共に、その鋭い観察眼と推理力を駆使して難事件を解決していきます!
本作は短編集で、それぞれに緻密なトリックが組み込まれています。
是非とも手に取って、シャーロック・ホームズと共に難事件を巡る冒険に出掛けませんか?
南秋良さん/20代/女性
【10位】ボヘミアの醜聞
- 物語の満足度 :
- 読みやすさ :
- 推理要素の良さ:
著者 | アーサー・コナン・ドイル |
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出版社 | 東京創元社 |
発売日 | 2010/2/20 |
価格 | 990円 |
ホームズの女性に対する考え方が分かり、面白い
名探偵コナンにも色濃く反映されているホームズの考え方。ここでは、アイリーン・アドラーに出会い、その大胆不敵さに戸惑い、たじろぐホームズの姿が見られて興味深いです。
またボヘミア王の「彼女が貴族など、自分にふさわしい身分に生まれていたら、類い稀なる王妃になっただろう。身分違いが残念でならない。」というセリフに納得できます。今では民間から王室に入る方もいらっしゃいますが、当時としてはありえないことだったでしょうから。
mariさん/40代/女性
最後まで気を抜けない究極の推理小説
アガサ・クリスティの代表作と言ってもいい「そして誰もいなくなった」は一押しです。
舞台は陸から離れた孤島で、一人ずつ毎晩殺害されていきます。限られた空間と登場人物の中で繰り広げられる物語なので、誰かが確実に犯人なのですが、それが誰かわからないという緊張感が終始味わえます。
読みやすいので、推理小説初心者にもおすすめです。
moon199さん/20代/男性
ひとりひとり殺害されていく展開に目が離せない
アガサ・クリスティーの有名な作品です。「10人のインディアン」の童謡に似せて連続殺人事件が起きます。
読者は誰が犯人か推理しながら読み進めることでしょうが、最後の2人になったときの展開にかなり驚くことになると思います。
そこから「誰もいなくなる」状態まで、一気に読むことになるはずですが、その後にどんでん返しが待っています。
推理小説にそういう設定もあるのかと感心することになる作品です。
のぎく06さん/50代/女性
まるで自分も謎解きをしている感覚になる!
私がおすすめする、海外の推理小説は、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」です。
ある日、奇妙な手紙が届き、孤島に集められた人たちが次々と殺されていきます。すぐ近くにいるはずの犯人を謎解きしながら探していくお話です。
正体不明の犯人と同じ建物の中で生活する恐怖や、なかなか解明されない謎に対していつのまにかのめり込んでしまうほど、読み応えがあります!
まるで自分がそこにいるのではないかと思ってしまうほど、小説の世界が頭に浮かんでくるので楽しめること間違いないでしょう!
JMIRIさん/20代/女性
強烈なサスペンスに彩られたストーリーに引き込まれること間違いなし!
日本でも人気の高い推理小説作家アガサ・クリスティの作品です。
孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女でしたが、招待主の姿は見当たりません。
時が過ぎ、夕食の席上において、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が聞こえ、そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されていきます。
強烈なサスペンスに彩られたストーリーの最高の書だと思います。
kazu198さん/50代/男性
根強い人気を誇る、孤島ミステリーの金字塔
イギリスのとある孤島の屋敷に招待されたのは、年齢も職業も共通点のない10人の男女です。
招待主が姿を現さず、不穏な空気が流れる中、遂に事件が起こってしまいます。
最初の事件を皮切りに、次々に登場人物が死んでいき、最後には衝撃の真相が……。
根強い人気を誇る、孤島ミステリーの金字塔です!
南秋良さん/20代/女性