絶対泣ける小説おすすめ30選&読書家500人の人気ランキング

涙を流してスッキリしたい時など、絶対に誰もが泣ける小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる絶対泣ける小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの絶対泣ける小説30選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

【30日間無料!】Amazonのオーディオブック


\12万冊以上聴き放題/

絶対に泣ける小説人気ランキング

絶対に泣ける小説ランキング

まずは、絶対に泣ける小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶ絶対に泣ける小説』によると、1位は『君の膵臓をたべたい(46票)』、2位は『ライオンのおやつ(45票)』、3位は『世界の中心で、愛をさけぶ(28票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、絶対に泣ける小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/46人がおすすめ

【1位】君の膵臓をたべたい

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 住野 よる
出版社 ‎双葉社
発売日 ‎2017/4/27
価格 734円

タイトルで驚いて、読んで印象が変わる感動作

読む前と後で、タイトルを見た時の印象が大きく変わる作品です!

平凡でつまらない日々を送っていた“僕”と、同じ学校の人気者である山内桜良が、とある秘密を共有してから生きる喜びを分かち合い、次第にかけがえのない存在になっていきます。

ドキドキして、怒って笑って、とにかく泣けます。

難しい表現がないので読みやすく、感動できる作品です!

みゆきち。さん/30代/女性


死に直面すると人はどのような心境になるのか知ることができる

膵臓に重い病気を患っており、中学校の頃から「共病文庫」という名の日記に自分の思いを書き連ねていたヒロイン。誰にも打ち明けることができないという境遇の中で、唯一、偶然にも秘密を知ることになった主人公との関わりが始まります。

本作では、死に直面すると人はどのような心境になるのか知ることができます。物語の中で主人公とヒロインが繰り広げる他愛ない話からも、ヒロインが常に死を意識しながら生きているということがうかがえます。

そして中盤で、ヒロインが「本当は死ぬのがめちゃくちゃ怖いって言ったら?」と真情を吐露するのですが、これには胸が張り裂けそうになるくらいの悲しみを覚えました。

細微な感情を味わいたい人にとっては、特におすすめしたい一冊です。

ドリフさん/30代/男性

予想外の衝撃に涙が止まらない

浜辺美波さんと北村匠海さんによって映画化もされた作品です。

人に興味のない「僕」が、膵臓に病を抱える山内桜良と関わっていくうちに成長していく様子がとても青春だなと思います。

しかし、一時退院が許された矢先に桜良を襲った悲劇が衝撃的でした。

全く予想していなかった展開なので、衝撃と哀しさから涙が止まりませんでした。

kawausonestさん/20代/女性

500人中/45人がおすすめ

【2位】ライオンのおやつ

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 小川 糸
出版社 ‎ポプラ社
発売日 ‎2019/10/9
価格 1,650円

今自分が生きている事が、本当にありがたい事なんだと実感できる

余命宣告をされた主人公の雫は、残された日々を瀬戸内の島のホスピスで過ごすことを決めます。

誰にも頼らず身辺整理をして、命の期限を受け入れる決断をするって、それだけでも悲しく苦しい事だと思います。

雫はホスピスでいろんな人に出会い、昨日まで一緒にいた人の死と向き合っていきます。そして自分が死ぬという事を少しずつ受け入れ、心の中に覚悟を持つのですが、それがどんなに辛く苦しい事だったかと思うと、涙が流れ出て止める事が出来ません。

自分の命の期限がわかったら、世の中はどのように見えるんだろうかと考えたら、今、この時間の流れの中で生かされていることが本当に奇跡であり、ありがたい事なんだと感じます。

年齢に関係なく、ぜひ読んで欲しい本だと思います。

dorama52さん/50代/女性


まるで自分が主人公になったかのような、不思議な気持ちになれる

余命宣告された主人公が、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごして、色々と日々の中で考えるお話です。

タイトルの通り、ホスピスでは毎週「おやつ」が出るのですが、それにまつわる話を描くシーンが印象的です。

まるで自分が主人公に憑依したかのように、夢中になって読めて、いつのまにか涙を流していました。

読み終わった後にあたたかな気持ちになれて、また読みたいと思える、そんなお話でした。

oparinaさん/20代/女性

500人中/28人がおすすめ

【3位】世界の中心で、愛をさけぶ

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 片山 恭一
出版社 ‎小学館
発売日 ‎2001/3/1
価格

生き抜く事だけを考える二人の姿が、あたたかくも切ない

青春時代、主人公の大好きな人が病気になってしまいます。負けずに頑張り、生き抜く事だけを考える二人の姿が、あたたかくも切ないです。

二人での幸せな時間や、恋人が亡くなった後の彼の気持ちを思うと泣けてきます。

本当に切なくて、何回読んでも泣けます。二人の愛の強さが沁みる作品です。

takako3216kyさん/40代/女性

500人中/21人がおすすめ

【4位】永遠の0

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 百田 尚樹
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2009/7/15
価格 964円

綺麗事では無い物語に、涙がとまらない

以前、映画化もされた戦争をテーマにした作品で、綺麗事では無い物語が綴られています。

私はこれまで、色々な戦争のお話を聞いたりドラマや映画を観ましたが、これほどまでにリアルで泣いた作品は有りません。

泣きながら読み、読み終えた直後に泣き、落ち着いた頃にもう一度泣き、次の日思い出して泣き・・・と、翌日まで泣いていました。

少し長いですが、読む価値が確かにあります。国語や道徳の授業で勉強してもいいと思うほどです。

Th_arumiさん/20代/女性

500人中/20人がおすすめ

【5位】影法師

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 百田 尚樹
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2012/6/15
価格 792円

友の不遇の死を追って徐々に明らかになっていく真実に泣ける

「永遠の0」で有名な百田尚樹さんが書いた小説です。

幼くして父を亡くし、下士の家だった勘一と、中士のエリートだった彦四郎の切ない友情を描いた物語です。

幼い頃はお互い切磋琢磨し合い、国を良いものにすると誓った2人でしたが、彦四郎への不運な出来事の連続から、だんだんと2人の間に壁ができていきます。

そしてラストで起こる彦四郎の不遇な死によって分かる真実に、涙が止まらなくなります。

tamura031001さん/20代/女性

500人中/19人がおすすめ

【6位】その日のまえに

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 重松 清
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2008/9/3
価格 770円

今日を大切にしようと思える

子どもを残してこの世を去らなければならないとしたら…。余命を告げられてから、「その日」を迎えるまでの家族の葛藤を描いた作品です。

読後10年以上経っても、ふと思い出すと、今も「その日の前」を生き続けているような気がする本です。コロナ禍で、いつ自分が突然”終わり”になってしまってもおかしくないと思い続けたから、この本が真っ先に思い浮かんだのかもしれません。

バラバラの短編がつながっていくと、たくさんの思いが重なって、またさらに涙があふれてきます。

生きている今日を大切にしようとも思える本です。

mimimameさん/40代/女性

500人中/19人がおすすめ

【7位】桜のような僕の恋人

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 宇山 佳佑
出版社 ‎集英社
発売日 ‎2017/2/17
価格 660円

ラストシーンの悲しさや衝撃の大きさに大号泣

病気が原因で夢を捨て、彼氏とも別れる決断をした彼女の姿に泣けてきます。思うようにならない苦しさなどがヒシヒシと伝わってきました。

しかし、病気の彼女を支える家族との絆やあたたかさが素敵だとも思いました。

また、一方的に振られたにも関わらず、彼女を一途に思い続ける彼氏の一生懸命さにも感動します。

ラストシーンの悲しさや衝撃は大きく、読み終えてから、本当に繊細な物語だったと感じました。

koo28さん/20代/女性

500人中/17人がおすすめ

【8位】流星の絆

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 東野 圭吾
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2011/4/15
価格 1,012円

切なくもあたたかい涙を流せる

著者は、数多くの作品で広く知られている東野圭吾さんです。二宮和也さん主演でテレビドラマ化され、馴染みのある方もいるかと思います。

流星群を観に行った夜に、突如両親を殺害された三兄妹。絶望の中、残されたハヤシライスの味と微かに残る記憶を頼りに、両親を奪った犯人を探す日々。助け合いながら、必死に生きていく兄妹の姿に胸がしめつけられます。

そして、やっとたどり着いた真実の先に見えた衝撃的で切ない展開に、溢れる涙が止まりませんでした。

ありふれた毎日に刺激が欲しい、なんとなく毎日を過ごしてしまっている、涙を流してスッキリしたい!という方にオススメします。

ReR28さん/20代/女性

500人中/16人がおすすめ

【9位】東京タワー

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 リリー・フランキー
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2010/6/29
価格 880円

親のありがたみを痛感させられる

何気ない母親とのストーリーが、涙を誘います。三分の一を過ぎたあたりから、涙腺が崩壊してしまいます。

親を目の前にしていては絶対に言えない「ありがとう」という気持ちが湧き上がってきて、もっと親を大切にしなきゃと感じさせられます。

家を出て自立している人も、親とあまりうまくいっていない人も、親との距離を縮めたいと強く感じられる素晴らしい作品です。

grandfreresさん/40代/男性

500人中/15人がおすすめ

【10位】コーヒーが冷めないうちに

  • 物語の満足度:
  • 感動レベル :
  • 泣けるレベル:
著者 川口俊和
出版社 ‎サンマーク出版
発売日 ‎2015/12/4
価格 1,430円

過去に戻ったことで明らかになる、登場人物たちの本当の気持ちや思いがけない事柄に涙

有村架純さん主演で映画化されました。そちらを観てとても感動し、本も読みました。

みんな誰しも1つや2つ、「あの時に戻れたなら」と思うことがあるのではないでしょうか。

この小説ではそれを叶えてくれます。でも、様々な制約があり、一筋縄ではいきません。

過去に戻ったことで明らかになる、登場人物たちの本当の気持ちや思いがけない事柄に涙してしまいます。

tomomidori29さん/50代/女性