実際にあった出来事を知ることが出来るノンフィクション作品で、かつ中学生でも読みやすい本や小説を探すこともありますよね。
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んで中学生におすすめできるノンフィクション本や小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家500人が選ぶ中学生におすすめのノンフィクション本28選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
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中学生におすすめのノンフィクション本人気ランキング
まずは、中学生におすすめのノンフィクション本人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶ中学生におすすめのノンフィクション本』によると、1位は『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(44票)』、2位は『自閉症の僕が跳びはねる理由(40票)』、3位は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(30票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、中学生におすすめのノンフィクション本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 坪田信貴 |
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出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2013年12月27日 |
価格 | 1,400円 |
勉強の大切さを違う視点から知ることが出来る
中学生は勉強をすることよりも、周りの友達と遊びたいとか部活に勤しみたいという感情が強い時期だと思います。
本書で生まれ変わる少女も同じような状況だったのですが、塾講師である著者が心理学を使ってやる気を出させた結果、学校からたった二人しか受からなかった慶應義塾大学に合格したのです。
家族の大切さなどを改めて感じ、勉強に対する姿勢を変えて勉強に励んでいく事が飛躍の足掛かりとなる、シンプルだけど深い実話です。勉強の大切さを違う視点から知ることが出来ます。
また、支えてくれる周りの人の大切さを知れる1冊だと思います。
ミスラーメンさん/20代/女性
【2位】自閉症の僕が跳びはねる理由
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 東田 直樹 |
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出版社 | KADOKAWA |
発売日 | 2016年6月17日 |
価格 | 616円 |
自閉症について知るにはこの一冊!
世界的ベストセラーになった東田直樹さんの著書です。著者は重度の自閉症で、文字盤がないと言葉を紡ぐことが困難なのですが、こんなにも繊細で明快な文を書くことができるということがまず驚きです。
見た目で判断せずに、自閉症を持つ人に対する理解を深めていくには最適の一冊だと思います。話せないからと言って、何も考えていない・感じていないわけではないのだということを、改めて教えてくれます。
自閉症と言っても人によって色々とありますが、中学生が自閉症について知るきっかけとする本としては、手に取りやすいです。
また、自閉症の息子を持つ英語版の翻訳者・デイヴィッド・ミッチェル氏の寄稿も収録されているので、併せて読むことで、より理解を深められると思います。
Green283さん/30代/女性
【3位】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | ブレイディ みかこ |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2019年6月21日 |
価格 | 1,485円 |
多様性、人種差別、経済格差などを、自分の事として考えるきっかけになってくれる
イギリスに住む「僕」は、日本人の母とアイルランド人を父に持つ中学生。「僕」の通う中学校は元・底辺中学校と呼ばれる学校で、英国社会の縮図のような世界です。そして毎日が事件の連続。
そんな毎日を過ごす「僕」は、自分や友達に降りかかってくる事件や出来事を通して、人として大切なこと、知らなくてはいけない事などを経験し、成長していきます。
「僕」の通う中学校で起きる様々な事件や問題は、決して中学校という狭い世界だけの出来事じゃなくて、この世界が抱える大きな問題でした。
著者である母親が「僕」とともに考え、悩み、乗り越えてゆく親子の成長の軌跡です。主人公の「僕」と同世代の中学生に、ぜひ読んで欲しい一冊です。
rie2310さん/40代/女性
【4位】旅をする木
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 星野 道夫 |
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出版社 | 文藝春秋 |
発売日 | 1995年8月8日 |
価格 | – |
色々な人の人生があるということに気づかせてくれる
アラスカを探検し、素晴らしい写真をたくさん遺した星野道夫さんのノンフィクション本です。
普段私たちがあまり触れることの無いアラスカの世界を近くに感じることのできる、一緒に冒険しているように感じられる、そんなエピソードが詰まっています。
そして、今私たちが日本で日々を過ごしている同じ時に、世界の他の場所でも同じように時間が過ぎていて、色々な人の人生があるということに気づかせてくれます。
Green283さん/30代/女性
【5位】小さいことにくよくよするな!
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | リチャード カールソン |
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出版社 | サンマーク出版 |
発売日 | 2000年6月16日 |
価格 | 660円 |
自分のおかれている状況を客観的に見つめ直させてくれる一冊
リチャード・カールソンの名書「小さいことにくよくよするな! 」がおすすめです。自分のおかれている状況を客観的に見つめ直させてくれる一冊です。
「小さいことにくよくよするな、全ては小さいことだ」の言葉が大好きです。
どんなときにも前向きに積極的に背中を押してくれるような言葉で、読んだ時は衝撃を受けましたし、目から鱗でした。
苦しい時にはいつも思い出しています。
ippo_cwさん/30代/男性
【6位】だから、あなたも生きぬいて
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 大平 光代 |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 2000年2月21日 |
価格 | 2,900円 |
衝撃の内容だけど、辛い時、優しく寄り添ってくれる一冊
いじめ、自殺未遂、極道の妻など、衝撃の内容が次々と登場するので、初めは読んでいてハラハラドキドキするかと思います。
でも、波乱万丈な人生を送ってきた太平さんだからこそ伝えられる、温かい言葉が詰まっています。
平穏な毎日を過ごす中学生にも、悩みを抱えている中学生にも、生きにくさを感じている中学生にも、ぜひ読んでほしい一冊です。
Green283さん/30代/女性
【7位】悪魔の飽食
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 森村 誠一 |
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出版社 | 角川書店; 新版 |
発売日 | 1983年6月1日 |
価格 | 616円 |
戦時下という異常な状況であったとは言え、人はここまで残酷になれるのかと思い知らされる
731部隊に関する著作です。太平洋戦争時、日本陸軍がロシア人・中国人など数千人の捕虜を対象に行った非人道的な人体実験の数々が克明に記録されたものです。
戦時下という異常な状況であったとは言え、人はここまで残酷になれるのかと思い知らされる内容です。
全てがノンフィクションかどうか定かではないとの声も有りますが、あまりにもリアルな証言から、そういう事実があったと信じざるを得ません。
自国の歴史を知る上で、必読のものだと思います。
jetmomonga527さん/30代/男性
【8位】五体不満足
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 乙武 洋匡 |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 2000年6月15日 |
価格 | 902円 |
障害を持って生きることについて知るきっかけになる!
手も足もない状態で生まれて育った乙武さんがどのように成長してきたのか、周りの人たちとどのように一緒に工夫を重ねてきたのかを知ることができ、とても役立つ本だと思います。
中学生はまだ、あまり障害について学ぶ機会は少ないかもしれません。
この本が、障害を持って過ごすことについて知るきっかけになるかと思います。
Green283さん/30代/女性
【9位】記憶喪失になったぼくが見た世界
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 坪倉優介 |
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出版社 | 朝日新聞出版 |
発売日 | 2011年1月7日 |
価格 | – |
日常の中に潜む大切なことを改めて気づかせてくれる一冊
私が中学生に薦めたいノンフィクション本は、坪倉優介さんの「記憶喪失になったぼくが見た世界」です。
この本は記憶喪失になった当事者目線で書かれた作品であり、様々なことが判らない、もどかしい状態が続きます。目の前にあるものが一体何なのか、文字や言語や習慣、私たちの日常を彩るすべてのことがさっぱり分からない・・・読者の私たちも、読みながら作者と同じようなもどかしさを感じ、大事なものは一体なんなのか考えさせられます。
私たち、特に思春期の中学生は様々なことが不安で自信がなく、他人の目に映る自分を気にしますが、作者の体験を通して自分自身について考える良い機会になるのではないでしょうか。
作者が不安を抱えたまま、しかし確実に1歩ずつ進んでいく姿がとても印象的な1冊です。
chi8ruさん/40代/女性
【10位】生きかた上手
- 読みやすさ :
- 内容の満足度 :
- 中学生におすすめ度:
著者 | 日野原 重明 |
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出版社 | ユーリーグ |
発売日 | 2001年12月1日 |
価格 | 1,320円 |
人が持って生まれた能力には大した差はなく、努力し習慣にすることこそ大切だと教えてくれる
元聖路加国際病院の理事長である日野原重明先生の名著です。
「生きる上で一番大切な事は習慣である」という一節が頻繁に出てきます。
私達はとかく能力で比べられ、落ち込んだり悲しんだりしています。ただ能力の差は元来あまりないものです。
「能力の差は小さい。努力の差は大きい。継続の差はもっと大きい。習慣の差が一番大きい」・・・そんな大切な事を思い出させてくれます。
ippo_cwさん/30代/男性
ダメな人間などいない、自分も頑張ろうと思える1冊!
中学生におすすめのノンフィクション本は、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」です。
小学4年生レベルの学力しかなかった金髪ギャルが、一人の塾講師に出会い、最難関レベルの私立大学である慶應義塾大学に現役合格するまでの1年半を綴ったノンフィクション小説です。
塾講師の心理学を駆使した指導により、主人公のさやかちゃんのやる気を引き出し、頑張る姿に元気が出ます。
漢字にふりがなが打ってあるのも面白いところ。読みやすい本です。
midori01_cwさん/50代/女性