旅や冒険がテーマの物語、かつ魔法や幻想的な世界観のファンタジー要素を併せ持った、冒険ファンタジー小説を読みたい時もありますよね!
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる冒険ファンタジー小説と口コミを知りたい方も多いはず!
この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの冒険ファンタジー小説24選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
好きなところから読めます
おすすめの冒険ファンタジー小説人気ランキング
まずは、おすすめの冒険ファンタジー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの冒険ファンタジー小説』によると、1位は『ハリー・ポッターシリーズ(120票)』、2位は『はてしない物語(63票)』、3位は『これは王国のかぎ(59票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、おすすめの冒険ファンタジー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】ハリー・ポッターシリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | J.K.ローリング |
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出版社 | 静山社 |
発売日 | 1999年12月1日 |
価格 | 2,090円 |
素敵な世界に憧れが止まらない
冒険ファンタジーといえば、すぐにハリー・ポッターが思い浮かびます。映画を観てから本を読み、洋書でも読みました。
素敵な世界に憧れが止まりません。大人が読むと学生時代が恋しくなります!笑
たくさんの大変な経験を重ねる中で、沢山の人に愛され成長するハリーや、周りの人を観察することはとても興味深いです。
映画は好きで観たけど、本は読んでいないという人は、一度読む価値ありです!
NAKANIJIさん/20代/女性
【2位】はてしない物語
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | ミヒャエル・エンデ |
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出版社 | 岩波書店 |
発売日 | 1982年6月7日 |
価格 | 3,146円 |
物語の中に少しずつ入っていく感覚がとても面白い
まずは読むなら是非ハードカバーで読んでほしいです。物語と物語を読む主人公とのパートで2色刷りになっているので、わかりやすく読むことができます。
2色刷りの割合が変わっていくことで、少しずつ物語の中に入っていっているということを感じられ、視覚的にも楽しめます。
主人公も何か特別な力があるのではなく普通の男の子で、どこか人間味のあるところも物語に引き込まれる要因だと思います。
始終ハラハラドキドキするような物語ではないですが、少しずつ引き込まれていく魅力的な物語です。
そして題名にもある通り、「物語には終わりがなく、どこかにつながっている」という不思議な余韻があります。また読み返したいと思う素敵な作品です。
highspeedelleさん/30代/女性
【3位】これは王国のかぎ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 荻原 規子 |
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出版社 | KADOKAWA/角川書店 |
発売日 | 2016年3月25日 |
価格 | 748円 |
閉塞感のある日常から離れ、ファンタジーの世界に飛び込める
失恋したての女子中学生が、突然アラビアンナイトの世界に魔神として召喚される、異世界冒険ファンタジーです。
主人公の一人称で語られるので文章はとても読みやすく、魅力的な物語にぐいぐい引き込まれます。
現実世界では地味な優等生だった主人公が、異世界では強力な魔神となっていきいきと活躍する姿は爽快です。初めて読んだ時、主人公と同年代だった私は、羨ましさを感じました。
閉塞感のある日常から離れ、ファンタジーの世界に飛び込んでみたい人におすすめの一冊です!
cakmady33さん/30代/女性
【4位】キノの旅シリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 時雨沢 恵一 |
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出版社 | KADOKAWA; 改定版 |
発売日 | 2000年7月7日 |
価格 | 671円 |
何処から読んでも読みやすく、何でもありな世界観がとても楽しい
主人公の女の子・キノと言葉を話せるモトラド(バイク)のエルメスが、いろいろな土地を訪れる話です。
キノは基本的な護身術と銃を使いこなせるので、旅先で遭遇する危機にも冷静に対処でき、とてもかっこいいです。また、旅先での商人とのやり取りや景色の移り変わりの表現が巧みで、音付きで思い浮かべられるようなわかりやすさ、主人公の話し方や人物像が容易に想像できるので、読んでいてとても楽しいです。
物語自体は繋がって居るのですが、読み切りタイプでも楽しめるようになっており、どこからでも気軽に楽しめるストーリーになっています。
SFのような戦闘シーンの描写もあり、銃やバイク、旅が好きな人も楽しめる本になっています。
黒峰 膕さん/30代/女性
【5位】エルマーのぼうけんシリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | ルース・スタイルス・ガネット |
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出版社 | 福音館書店; 新版 |
発売日 | 1963年7月15日 |
価格 | 1,320円 |
ドキドキハラハラの冒険譚で、何回も読み直したくなる
「エルマーのぼうけん」は小学生も読める冒険ファンタジーです。
エルマーという男の子が、「りゅう」を助けるために冒険の旅へ出かけます。その途中で出てくる困難を、色んな道具やアイディアで勇敢に解決していく様は、見ていてとてもドキドキハラハラします。
ですが、児童向けの小説ですので、怖い表現はあまりないと個人的に感じます。
続編もあり、長く楽しめるタイトルだと思います。大人になった今でも手放せない、思い出の名作です。
te_********さん/30代/女性
【6位】ブレイブ・ストーリー
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 宮部 みゆき |
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出版社 | 角川書店; 初版 |
発売日 | 2006年5月23日 |
価格 | 836円 |
冒険やファンタジーの世界にどっぷり浸かれる
主人公のワタルは、両親が離婚しそうになり、母親が自殺未遂を図るなど、小学生ながらに辛い思いをします。
そんな「運命を変える」ために、幻界へ行き「見習い勇者」となり旅をします。
幻界でワタルは、謎の転校生だったミツルに出逢います。ミツルもまた、家族の崩壊という悲しい思いから、幻界に来ていました。ミツルはワタルよりも強力な魔力を操り、ワタルよりも先に願いを叶えようとします。
不慣れな世界で旅をする王道展開。そして、ライバルが出てくるアツい展開!魅力的なキャラクター!
冒険やファンタジーの世界にどっぷり浸かれる作品です!
嶋木さん/20代/女性
【7位】獣の奏者シリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 上橋 菜穂子 |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 2009年8月12日 |
価格 | 748円 |
現代に生きる私達が抱える問題に通じるテーマが深く、面白い
人と獣との間で成長していく少女の一生が、つぶさに描かれた物語です。
こちらはマンガやアニメ、児童用小説にもなっているので、一見子ども向けのお話かと思いきや、全くその逆で、大人のためのファンタジーと言っても過言ではないという印象です。
最初から最後までどっしり重いテーマを貫いており、作中にある獣と人とが抱える関係性や問題は、現代に生きる私達が抱えるそれに通じるものがあるように思います。
だからこそリアルで夢中になる、そんな作品です。
Japis703さん/30代/女性
【8位】無職転生シリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 理不尽な孫の手 |
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出版社 | KADOKAWA/メディアファクトリー |
発売日 | 2014年1月23日 |
価格 | – |
無職の主人公が今までのトラウマ、後悔を乗り越えるために戦う姿が胸アツ!
最近多い異世界転生物ですが、「小説家になろう」ではかなりの人気を得ており、他の小説と比べてボリュームがすごいです。そしてなにより、作者””理不尽な孫の手””先生の文才が見て取れます。
無職で人生詰んでるおっさんが、とあるきっかけで異世界に転生し、魔法に恵まれた者として新たな人生をやり直すというお話です。
彼はそれまでろくでもない人生を送って来ていたので、転生後は努力し、周りを大切にして慎ましく生きることをモットーにしています。そして、今までのトラウマ、後悔を乗り越えるために仲間と一喜一憂する物語で、途中から胸アツな展開になっていきます。
主人公もかなり強いのですが、自分よりも圧倒的に強い人間が表れて、一筋縄では行かないところが、飽きない理由だと思います。
genscountryさん/20代/男性
【9位】チョコレート工場の秘密
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | ロアルド・ダール |
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出版社 | 評論社 |
発売日 | 2005年4月30日 |
価格 | 1,320円 |
少しダークだが、おもしろおかしい展開にクスッとできる
映画にもなりました。大きなチョコレート工場の中で冒険を繰り広げる、少年少女の物語です。
登場人物には少しダークな感じもあるけれど、おもしろおかしいキャラクターが沢山出てきます。
チョコレート工場の工場長、食いしん坊な子、貪欲な子、わがままな子、理屈っぽい子など、いろいろな問題が、意外な感じに解決されていくのが面白いです。
nontanmamaさん/30代/女性
【10位】精霊の守り人シリーズ
- 読み応え度 :
- 冒険要素 :
- ファンタジー要素:
著者 | 上橋 菜穂子 |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2007年3月28日 |
価格 | 693円 |
ファンタジーらしからぬ主人公の生きざまがなんとも格好いい
ファンタジー小説というと、キラキラした少年少女が誰もが逃げ出しそうな困難にも勇気と友情をもって立ち向かい・・・というのを思い浮かべますが、こちらは少し異なります。
主人公はなんとマイナス思考の強い中年女性です。ところが、読み進めていくと主人公の生きざまがなんとも格好いいのです。いつの間にか主人公のことが大好きになって、目が離せなくなります。
世界観もとても丁寧に描かれているので、実際にこんな国があるような気がしてすぐに引き込まれてしまいます。
Japis703さん/30代/女性
主人公達が魔法を通して成長していく姿に感動できる
みなさんご存知の「ハリー・ポッター」シリーズがおすすめです!
初めは、魔法使いの学校とかすごい設定だなと読んでいました。しかし、読み進めていくと、ハリーの境遇や出生の秘密、宿敵ヴォルデモートの存在など、どんでん返しの連続で、気がつくと全巻通してどっぷりハマっておりました!
主人公達が魔法を通して成長していく姿、内に抱えた葛藤、大切な人達との絆に感動間違いなしです!
映画化される程、世界的に有名な作品ですが、まだ読んでない方は是非、読んでみてください!不思議なファンタジーな世界へと誘ってくれますよ!
yue_0718さん/30代/女性
1冊で色んな感情になれる
みんな知ってる『ハリー・ポッターシリーズ』がおすすめです。ページ数があり、読み応え抜群です。
ハリーやその友人たちの成長や、困難に立ち向かうところにドキドキハラハラしたり、子供ながらの幼さにイライラしたりと、1冊で色んな感情になれて、これぞ『ファンタジー小説』だと思います。
読んでいるうちに、自分も一緒に冒険している気分にもなれます。
また、色んな伏線を最後で全部回収してくれ、すっきりするところも気に入っています。
ayako78rinzuさん/40代/女性
魔法使いの世界がまるで本当にあるかのように感じられる
私たちの住む世界に暮らし、ひどい扱いを受けていた男の子は、実はもう一つの世界で生まれた魔法使いだったところから始まり、魔法学校に通い、友達や先生たちとともに、一緒に成長していきます。
ライバルとなる嫌なクラスメイトや、自分に必要以上に敵意を抱き、嫌がらせをする教師、両親を殺した強大な力をもち魔法界の誰もが恐れている敵も出てきます。
それに立ち向かう主人公と友達、仲間との絆や、偉大な校長先生のハッとさせられる言葉もとても多く、かなりの大作なのですが、とても読みやすい本です。
子どもでもどんどん読み込んでいけると思います。
nontanmamaさん/30代/女性
どんなに読書が苦手な人でも、この作品なら夢中になれる
初めて読んだとき、興奮して読むのをやめることがなかなかできませんでした。
自分が知らない世界に入り込んだような気持ちになれて、わくわくが止まらなくなります。
どんなに読書が苦手な人でも、この作品ならのめり込んで読むことができます。
登場人物たちも魅力的で、巻き起こる事件やイベントも一つ一つ面白く、常に続きが気になります。
kurage0143さん/30代/女性