【評価4.05】ゼルダの伝説 知恵のかりもののレビュー！284人の評判と口コミ感想

謎解きが難し過ぎず、初心者も安心

マップはかなり広い印象があります。

大体のオブジェクトが「かりもの」として使え、時にはこれもかりものなの？と思うようなものもありました。

謎解きはそれほど難しくないので、初めての方にもおすすめです。

見下ろし系のゼルダは久しぶりですが、買って損はないと思います。

簡易版ティアキンで子どもでもできる

このゲームでは、物をコピーしてその物を使って謎解きを進めていきます。

敵もコピーできて、コピーした敵に新たな敵を倒させることも可能です。

その新しさが楽しく感じられます。

ウルトラハンドのように物を操作することもでき、完全に自由で自由なクラフトができるティアキンとは違いますが、似た要素も多いなと思います。

面白いですよ。

子どもでもクリアできると思うので、気軽にゼルダを楽しみたい人にもおすすめです。

色々な遊びができ、難易度も高くない

私は歴代のゼルダシリーズがあまり得意ではなく、特にアクション面でいつも苦戦していましたが、この「知恵のかりもの」は本当に楽しかったです。

「この敵にはこのかりものかな？」や「倒さない選択肢もあるのか！」と、独り言を呟きながら遊んだのは初めてかもしれません。

謎解きの進め方や敵の倒し方も人それぞれで、多様な遊び方ができるのが素晴らしいです。

難易度もそれほど高くなく、新しい試みを楽しむことができました。

ファンではない私でも、最後まで楽しめたので、ファンかどうかに関わらず、自分に合うかどうかが大事だと思います。

購入を考えている方は、PVやレビューを参考にしてみてください。

システムが楽しく操作性もスムーズ

ゼルダシリーズは時々プレイする程度ですが、ニンテンドーダイレクトで初めて見た瞬間に「これやりたい！」と思って買ってしまいました。

その直感は間違っていませんでした。

カリモノシステムが気になる方にはぜひプレイしてほしいです。

借り物が増えるので選ぶのがちょっと手間ですが、それを重ねたり投げたりして道を切り開くのはとても楽しいです。

特に、敵をコピーして使えるシステムはテンションが上がります！操作もスムーズで、まるでジオラマのようなグラフィックが素晴らしいです。

さすが任天堂ですね。

過去作のネタが随所に散りばめられている

ゼルダシリーズを30年以上楽しんできた私の感想です。

この作品は好みが分かれるかもしれませんね。

特にブレワイやティアキンをプレイした後の方は、少し物足りなさを感じるかも。

でも、これまでの全作品を体験してきた自分としては、今の時代だからこそ生まれた素晴らしい作品だと思います。

主人公がゼルダということで、アクションがあまりないのが特徴的で、敵とのバトルも謎解きに近いものになっています。

ダンジョンの難易度は高めで、私はブレワイやティアキンで謎解きにちょっと物足りなさを感じていたので、手応えのあるパズルを解決したときの爽快感が最高でした。

「これぞゼルダ！」と感じました。

また、過去作からのネタもたくさん散りばめられていて、特に神トラや時オカ、ムジュラの要素が強く、古株ファンとしては本当に満足できる作品です。

簡単すぎてつまらない

ゼルダのファン歴は長いのですが、今作は謎解きが簡単すぎてちょっと物足りないです。

トレーラーでは攻略の自由度が高い感じがしましたが、実際には使うアイテムが決まっていることが多く、その攻略法もかりものの説明を参考にしなければならないので、謎解きが簡単すぎて楽しめません。

戦闘も自分でやるわけではないので、爽快感が薄いです（リンクモードを除いて）。

すぐに飽きてしまい、実際にプレイしてから2時間も経たずに飽きてしまいました。

よっぽどのファンでない限り、すぐに中古で安くなりそうなので、他のゲームを検討しているなら後回しにしてもいいと思います。

子供でも遊べるレベルでやり込み要素もない

ゲームのグラフィックはとても綺麗でしたし、内容も面白かったです。

ただ、一度クリアすれば十分だと思います。

クリア後のやりこみ要素がまったくないので、コンプリートも攻略サイトを見れば簡単にできるくらいの難易度でした。

子どもでも遊べそうな感じです。

やっぱりゼルダの伝説はリンクがいないと少し寂しい気がしました。

最後にリンクと合流はできますが、操作はできずAIが勝手に動くので、死なない限りはゼルダが生きている間はリンクが強力に攻撃してくれるのが印象的でした。

リンクよりも強いんじゃないかと思うほどです。

ラスボスもそんなに苦労しなかったですね。

爽快感がなくテンポが悪い

リンクが主役じゃなくて、自分で戦えないのはちょっと物足りなく感じました。

たくさんの家具や敵を覚えられるのはいいけれど、選ぶのが大変で、覚えるたびに演出が入るのもテンポが悪くてイライラしました。

価格に見合わないボリュームの薄さ

カリモノのアイデア自体は良かったけれど、これまでの3Dゼルダ作品を楽しんできた人には難易度が低すぎて物足りないです。

しかも、多くのアイテムを使わないまま終わってしまうので、ボリューム感が欠けています。

ラスボスをクリアして全アイテムを集めるのに約20時間かかりましたが、事前情報から期待していたブレワイやティアキンには及ばず、最近のSwitchでプレイした同じ価格帯のゲームの中で一番ボリュームが薄かったです。

ユーザビリティを全く理解していない

まず、ボタン操作が直感的じゃないのが辛いです。

タイミングを少しでも間違えると、数秒無駄になるのが厳しい。

任天堂のABXYボタンの配置も日本独自のせいでイライラします（ボタン設定はできるけど、完全には対応していない）。

さらに、失敗したらNPCのところまで長距離歩かされ、無駄な選択肢を操作しなければならないのが苦行です。

これはユーザビリティをまったく考えていない開発陣のせいだと思います。

戦闘タイプのAIもひどくて、目的のアイテムを探さないといけないのが大変です。

そして、ゼルダらしい音がないワープや階段の音も気になります。

ボタンの組み合わせに慣れ、クエストのやり直しに苦を感じない人以外にはオススメできません。

面倒な作業の繰り返し

まだプレイし始めたばかりですが、オープンワールドになったとはいえ、昔の2Dゼルダの雰囲気が残っている気がします。

借り物がたくさんあるので、全部借りておこうと思いますが、使えるものは限られているので、増えるたびに探すのが面倒になってきます。

ちょっとした段差を越えるために毎回ベッドを出さないといけないのは本当に手間です。

敵を倒すために姫が草むしりをするなんて、ちょっと不思議な感じですし、弱い敵を相手にするのに時間がかかってしまうことも多いです。

ストーリーが進めば自分でも戦えるようになるのですが、やっぱりブレワイやティアキンを体験した後だと、少し物足りなさを感じてしまいます。

これが2Dゼルダの時代だったら楽しかったかもしれませんが、今はちょっと飽きがきて、売ろうかなとも考えています。

グラフィックも子ども向けに見えるし、ゼルダはもっと大人向けの作品が面白いと思います。

次の作品はぜひ素晴らしいものを期待したいですね。