【評価3.54】ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリームのレビュー！129人の評判と口コミ感想

原作やアニメの世界線を深く味わえる

このゲームは過去のSAOゲームのif世界ではなく、原作やアニメの世界線に沿っています。

クリアまでにかかる時間は、探索やサブクエストを含めて約15時間ほど。

時系列としてはアニメ第3期の終了後に当たります。

ただ、最低限アニメの1～3期やオーディナルスケール、ガンゲイルオンラインを見ていないと、用語やキャラ同士の関係が分からず、楽しみづらい部分があるかもしれません。

特にヒースクリフやオベイロンなどのヴィラン5人が目立ちますので、彼らが好きな人には楽しめるでしょう。

SAOシリーズを知ってから楽しむべし

このゲームが高評価を受けている理由の一つは「キャラクターゲームとしての良さ」にあります。

ストーリーも評価に大きく影響しており、時系列はアニメや映画がすべて終わった後の世界です。

SAOの1期や2期、アリシゼーションなどを視聴していないと楽しめない部分が多く、視聴しているかどうかで評価が大きく変わるでしょう。

原作未視聴でも楽しめることは可能ですが、SAOの世界を存分に楽しむためには、ぜひ視聴してからプレイすることをお勧めします。

ストーリーが想像以上に良い

SAOの家庭用ゲームは初期のものから遊んできましたが、今回のラストリコレクションも期待以上でした。

特に20人で楽しめるマルチプレイに惹かれて購入しましたが、ストーリーの完成度も非常に高く、過去のボスキャラたちと一緒に冒険できるのが楽しいです。

ヒースクリフやアドミニストレータは頼もしい仲間ですが、オベイロンは…まあ、いつものオベイロンですね。

ロックオンの仕様や空振りしやすい攻撃など、少し気になる点はあるものの、気軽にボスを周回できるのは魅力的。

FF14のようなプレッシャーもなく、カジュアルに楽しめるのでおすすめです。

今ならマルチのマッチング待ちもほとんどなく、スムーズに遊べますよ。

セールを待つのも手ですが、その時に人がいるかは分からないので、興味があるなら今が買い時だと思います。

気楽に出来て面白い

このゲームは、20人で遊べるマルチプレイの盛り上がりと、及第点のアクション要素が魅力です。

アクション部分には多少粗さはあるものの、全体的に良くまとまっていて、キャラ性能も「地上タイプ」「飛行タイプ」「TPSタイプ」といった3つのカテゴリーに分かれており、どのキャラも楽しめました。

アリシゼーション組がお気に入りです。

マルチプレイのシステムは、ネトゲのインスタンスダンジョン風で、4人PT×5の構成が楽しく、ラグも少なくて快適。

個人戦績が付くので、気軽に楽しむもよし、スコア上位を目指して真剣にプレイするのもあり。

PTがMVPを取ると少し報酬が増えるので、それもまた楽しみの一つです。

引き込まれるストーリーで戦闘や移動も快適

コントローラー操作に関してはキーコンフィグが少し物足りないですが、それ以外は今のところ不満はありません。

ストーリーは非常に引き込まれる内容で、どんどん続きが気になる展開です。

まだ序盤しか進んでいませんが、これからキャラクターをどんどん開放しながら進めていきたいと思っています。

システム面では操作に慣れが必要ですが、戦闘や移動は快適です。

エフェクトが派手なので、ターゲットを見失いそうになることもありますが、慣れれば問題ないでしょう。

追加コンテンツ次第では長期的に楽しめるゲームになると思いますが、運営の力の入れ具合に期待しています。

画質が悪いし単調で遅い

画質があまり良くないし、ロード時間も長いです。

さらに、キャラクターの移動が遅くてストレスが溜まります。

色んなアクションやRPGをプレイしてきましたが、このゲームの攻撃は迫力がなく、単調で飽きてしまいました。

正直、しばらく待てば価格が3000円くらいに下がるんじゃないかと思います。

全体的に今あるRPGワースト

面白さはあるものの、毎回期待を裏切るSAOのゲーム。

今回のは特に酷かったです。

ボタン配置やキャラクターの動き、システムの使い勝手、攻撃のリーチ、ストーリーの出来栄え、どれをとっても今あるRPGの中でワーストだと感じました。

正直、購入を後悔するレベルで、時間とお金がもったいなかったと思います。

ただ敵を倒すだけなので飽きる

ONTの後で購入しましたが、SAOファンでもこれをフルプライスで買うのは正直お勧めできません。

まず、操作感やUIがイマイチで、4種類のクエストも基本的には敵を倒すだけなので飽きてしまいます。

特に厄介なのはCo-opミッションで、ギミックの解決方法が提示されないため、仕様を知らないプレイヤーが足を引っ張ることが多々あります。

さらに厳しいのがバトルパス周りの仕様で、特定のキャラでしかクリアできないミッションが多く、操作する楽しさが制限されてしまいます。

特に「タンク職で50コンボ」など無理難題も多く、せっかくのキャラゲーが作業ゲームに感じてしまうのが残念です。

ゲーム自体がもっと面白ければ、少しは救われたかもしれません。

ストーリークエストの周回テンポが悪い

ストーリークエスト内には、スキンアイテムやデコレーションアイテムが隠されていることがあり、回収のために何度も周回する必要がありますが、これがかなりストレスです。

というのも、探索開始までのムービーやリザルト表示までのムービーを毎回スキップしなければならず、ロード時間も意外と長いんです。

SSDに保存していても気になる程度の待ち時間があるため、スムーズにプレイできないのが残念です。

カメラワークが悪い

TPS視点のこのゲームでは、スキル発動時にカメラがズームして固定されるため、周りの状況が全く見えなくなります。

敵の動きや攻撃範囲が確認できずに被弾することが多く、結局通常攻撃ばかり使うことになります。

原作に忠実にモーション硬直が発生するのは分かりますが、カメラワークだけは改善してほしいです。

カメラ設定を一番遠くにしても、他の設定と大差がないのも問題です。

装備集めが厳しすぎる

このゲームでは、装備品にはアイテムレベルが設定されていて、基本的にレベルが高いほど能力が強くなります。

プレイヤーランクが100になるまでの間は、実質的に装備集めの準備段階です。

しかし、ランク100に到達しても98や99のアイテムが落ちるため、厳選が終わらないこともあります。

さらに、ダンジョンごとにドロップアイテムの属性が決まっているのに、装備レベルが制限されてしまうことも混乱の元です。

どうにかして装備集めをしようとすると、救難システムを利用するか、属性耐性が落ちやすいボスレイドに挑むしかありません。

どちらも効率が悪く、フリークエストでは望んだアイテムが手に入らないことが多いので、装備集めにはまだまだ改善の余地があります。