1歳児が野菜を食べない…パパママが実践した対処法

1 歳 野菜 食べ ない

「1歳児が野菜を食べない…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「好物に混ぜる・気づかせない」や「野菜に親近感を持たせる」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が野菜を食べない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法32選をご紹介しています。

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1歳児が野菜を食べない時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児が野菜を食べない時の対処法
1位 52% 好物に混ぜる・気づかせない
2位 14.5% 野菜に親近感を持たせる
3位 11.5% 一緒に食べる・美味しそうにする
4位 6% 無理させない・食べやすい物から
5位 3% あまり深刻に捉えすぎない
その他 13% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児が野菜を食べない時の対処法アンケート』によると、1位は『好物に混ぜる・気づかせない』、2位は『野菜に親近感を持たせる』、3位は『一緒に食べる・美味しそうにする』という結果に。

割合で見てみると、1位の『好物に混ぜる・気づかせない』が約52%、2位の『野菜に親近感を持たせる』が約14.5%、3位の『一緒に食べる・美味しそうにする』が約11.5%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児が野菜を食べない時の対処法32選をご紹介していきましょう。

1位|好物に混ぜる・気づかせない

好物に混ぜる・気づかせない

好きな料理に小さくして混ぜてあげる

嫌いなものを無理に食べさせようとすると、子どもは余計嫌がってしまいます。でも、野菜やお肉、魚など栄養たっぷりなものを嫌がられると困るので、まずは親が美味しそうに食べて、子どもにも美味しそうだと思わせてあげるようにしました。

それでも食べる事を嫌がることがほとんどだとは思いますが、怒ったりせずに受け入れてあげるようにしました。

栄養が偏ると困るので、野菜類を食べない場合はおやきや、好きな料理に小さくして混ぜてあげると、気付かず食べてくれていました。

大人でも好き嫌いはあると思うので、食べないことに対して怒らない、美味しそうに食べているのを見せる、他のものに混ぜてしまう等、対策を考えてあげることが大事だと思います。

20代前半/女の子1人/女性

とにかく細かくして料理に混ぜる!

ピーマンやニンジンなど、少しクセのある野菜はあまり食べてくれませんでした。

野菜そのものの味を覚えることも大事だと思い、親が美味しそうに食べるところを見せたり、お気に入りのぬいぐるみに食べさせるフリをするなどの工夫をしましたが、なかなかうまくいきませんでした。

そこで、細かく刻んでカレーの中に入れたり、ハンバーグのタネに混ぜたりしました。そうすると、抵抗なく食べてくれました。そして食べられたら「今の、ピーマン入ってたんだよ」と教えてあげることで、子供も「自分は野菜が食べられるんだ!」という自信になり、苦手意識が少しずつ薄れていったように思います。

今では野菜そのものでも食べられるようになりました。

30代後半/2人姉妹/女性

好きな食べ物の中に入れ込む

私の娘はどちらかというとガッツリ系のメニューが好きで、野菜はあまり好きではありません。しかし私が手作りした味噌汁は好きなので、その味噌汁の中に可能な限りの野菜を入れて食べさせています。

ほうれん草が嫌いだったのですが、味噌汁の中に入っていればあっさり食べました。好きな食べ物の効力はかなり大きいみたいです。また、大人と同じようにブロッコリーにマヨネーズを付けたら食べた、なんて事もありました。

まずはお子様の好きな食べ物と嫌いな食べ物を調査する事から始めて、ハッキリしてきたら実践してみても良いかなと思います。

ただ、どうしても嫌な食べ物は、その子の個性として我慢させずに様子を見ながら、好きになるのを待ってあげるのも良いと思います。

30代前半/女の子1人/女性

野菜の形や味がわからなくなるくらいに粉砕し、濃い味の食事に入れる

1歳児が野菜を食べないのは、エグミや苦味、草っぽさが「どうにも食べるものと認識できない」といった脳内レーダーを反応させてしまうことが理由だと思います(というか、私自身がそうでした…)。

例えば「ピーマンは苦いから毒みたい」、「人参のカロテンは独特の味わいが気持ちが悪くなる」、「きゅうりやウリは青っぽさがあるから、積極的に食べたいと思えない」、「トマトはドロドロした中身に苦手意識がある」という感じです。

なので、カレーやシチューの中に入れたり、ハンバーグのタネに混ぜ込んでしまって、野菜そのものの影も形もない状態にしてあげると騙されて食べてくれると思います。

この対処法だと絶対に失敗がないので、子供だけでなく大人に対しても効果絶大なので、おすすめです。

40代前半/男の子1人/女性

手作りおやつなどに入れてみる!

野菜が苦手・嫌いな子は、やはり苦味や酸っぱさなどがダメなんだと思います。うちの子もそうでした。

そこで、人参、ほうれん草、南瓜、ピーマン、トマトなどをピューレにして、すりつぶして手作りおやつに混ぜてみたりしました。ホットケーキミックスに混ぜて焼いたり、プリンやゼリーにしてみたり、甘みをつけて苦味などを除いてあげると食べてくれました。

食べ物が好きになるか否かは最初が肝心なので、食べやすくしたり、量を少しにしてみたり、ヨーグルトに入れてみるのもいいかと思います。

あとは、すぐに食べられなくても年齢が進むと食べられる様になったりもするので、無理に進めなくても大丈夫かと思います。その子のペースに合わせてあげます。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

野菜そのものの味や見た目を消す

初めから何でも好き嫌いなく食べてくれる子は、そういないと思います。

まだ1歳児ならば歯も生え揃っていないので、ほぼ離乳食に近いものが中心になるかと思いますが、なるべく野菜はトロトロに原型がなくなるまで茹でて潰したり、ペースト状にして少量のだし汁やお醤油などでほんの少し味付けしてあげてみると良いと思います。

また柔らかく煮たご飯やうどんに混ぜたり、赤ちゃん用に作ったパンケーキなどに、ペースト状にした野菜を混ぜたりするのもおすすめです。ほんのり甘みの効いたパンケーキに混ぜたなら、野菜嫌いの赤ちゃんでも食べてくれるかも知れません。とにかく野菜と分からない感じにすることが大事です。

食事のペースも個人差があるので、あまり気にしないことです。どうしても食べてもらえない時は、市販の年齢にあったベビーフードなども活用することをおすすめします。

50代前半/2人姉妹/女性

好きな物に野菜のペーストを足す

うちの子は離乳食の頃からあまり食べず、野菜はもちろんお肉なんかも全然食べてくれなくて、ずいぶん頭を悩ませました。

そんなうちの子が唯一よく食べたのが、食パンとチーズとヨーグルト。ただ、それだけでは余りに栄養が偏ってしまうと心配になり、形が見えなければ食べるかも?と思って、ほうれん草と人参をペーストにしてヨーグルトに混ぜて与えましたが、全然食べず食パンのみ食べる始末。

半ばヤケになり、食パンにその野菜ペースト入りヨーグルトを塗ってあげました。すると何の文句も言わず、完食。その日からちょっとずつ野菜を変えたり、ペーストから細かいみじん切りにしてみたりして、少しずつ変化を加えながら与えました。

それに慣れたあと、子どもに「今日のパンにはこれが入ってたんだよ」と食後に野菜を見せるようにすると、自然に野菜を食べるようになっていきました。今思うと、味が嫌とかではなく、見慣れない物が食べたくなかったのかなと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

野菜を隠して出す!

それまでは嫌がらずに食べていた野菜でも、1歳を越えると急に食べることを嫌がるようになりました。また、昨日は食べていた野菜でも今日は食べなかったりと、気分によっても食べない日がありました。

そんな時は、息子が好きな料理に野菜を隠すようにしていました。ハンバーグには人参をすり下ろして混ぜたり、キノコを細かくして混ぜたりしました。ホットケーキミックスを使ってカボチャの蒸しパンを作ったり、市販のパウチを使うこともあります。

他にもスープ類が好きなので、トロトロに煮込んで野菜スープを作ったり、コーンスープにすり下ろして入れてみたりと、野菜の存在が分からないようなメニューにして与えてみました。気分で食べない時は無理に食べさせず、次の日に食べさせたりもしました。

味よりも先に、目で確認して嫌がることもあるのですが、隠してしまえば大丈夫です。

30代後半/男の子1人/女性

野菜特有の味や食感が全面に出ないように工夫する

野菜が苦手というのは、きっとその味が苦手なんだと思います。あるいは、大きさや硬さに問題があるのかもしれませんね。

そこで、原型がわからないようにすったり、みじん切りしてハンバーグに入れたり、おかゆにしたり等、その味や食感が全面に出ないようにしたら良いかもしれないですね。ぱくぱく食べてくれるかもしれないです。

それでもだめだったら、野菜ジュースなどで摂るのも喜ぶかもしれないです。その際は、砂糖不使用のものを選ぶのが良いです。

40代前半/2人姉妹/女性

大好きなカレーに入れる

うちの子も野菜がとても苦手です。味がよくわかるようになってきた頃から、緑色や赤いものは見た目だけで「いやいや」とするようになりました。

どんなに頑張っても食べてくれないので、色々考えて大好きなカレーに入れました。カレーに入れると、緑色や赤い色が見えても何も気にせず、全部食べてくれました。

できるだけ小さくしたほうがいいかなと思ったのですが、カレーだったらなんでも食べるのがわかったので、今では大人より少し小さくするくらいにして与えています。

でも、毎日カレーというわけにはいかないので、最近、野菜食べないなと思った時はカレーを作ります。それ以外は野菜ジュースに頼ったり、チーズで焼いてしまったりといろいろしていますが、簡単なのはやっぱりカレーです!

30代前半/男の子1人/女性

とにかく小さくし、小さなオムレツに混ぜる

うちの子は1歳の頃、手づかみで小さなパンやクッキーを食べるのが好きでした。そこで、野菜をとにかく小さくして炒め、溶き卵を入れて硬めのオムレツのようにして、クッキーくらいのサイズに切ってあげていました。野菜を卵でつなぐと、野菜の味も薄まります。

人参や玉ねぎはおろし金ですったり、ジャガイモやピーマンは3ミリくらいの細かさに切ったりして入れました。溶き卵の中に少しだけ「ほんだし」の粉を入れると、旨味がついて子供も食べやすそうでした。一緒に小さく切ったハムなどを入れても食べやすそうでした。また、オムレツにケチャップをつけて食べさせたら、ケチャップの味で野菜の味もほとんどしません。

クッキーサイズで手で持って自分で食べられるというのも、子供にとって嬉しかったようで、パクパク食べてくれました。

野菜だけでなく、卵のタンパク質も取れるので栄養バランスも良いし、作るのも簡単なので、とてもおすすめです!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ハンバーグやホットケーキなど、大好きなものと一緒に混ぜる

わからないようにみじん切りにしたりすったりした物を、大好きなハンバーグやホットケーキに入れて、どうにか食べてもらいました。みじん切りだと野菜によっては気づかれるので、大根おろし器等でおろせる野菜はおろしたほうが気づかれにくいかも。

また、最初は少なめから始め、だんだんと増やしていったりサイズを大きくしていくと食べるようになりました。

あとは、めちゃくちゃお腹が空いている際に、フルコース仕立てで野菜から一品ずつ出すのもおススメ。普段は食べないけど、一品ずつだとそれしか無いから食べるようになります。でもお腹がめちゃくちゃ空いていないと食べないので、要注意!

いろいろ試みましたが、いつかは食べるようになるので、無理強いしないことがポイントです(笑)現在4歳の息子も一時ほとんど食べなかったのですが、今では野菜大好きになりました!

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

好きなメニューと野菜を混ぜる

少しでも野菜の栄養が子供に届くように、調理方法やメニュー、アクションを工夫するのは親の腕の見せ所かもしれません。

私は献立を考える時、子供の好きなカレーやシチューを多めにしたり、子供が食べられる野菜を使ったメニューを主に作り始めました!

あと、お皿をぴかぴかに食べきることができたら、たくさん褒めてあげることも、本人の食べる意欲に繋がったようにも思います。

また、「絶対に野菜を食べさせないと!」と焦ると、子供が拒否した時に「こんなに考えたのに…」とナーバスになってしまうこともあります。そこで「少しでも食べられたら良し!」と思うくらいにしたところ、負担がなくなったように思います。

20代前半/女の子1人/女性

野菜が入ってるかわからないような食事を作る

やはり親としては、毎食きちんと栄養バランスが取れているのかが気になるところです。ですが、1歳の子供に野菜を無理強いすると、その時の記憶が嫌なものになってしまい、大きくなっても野菜嫌いになってしまう可能性があります。

ですので、1歳の頃は野菜の味や硬さ等をダイレクトに味わわせることよりも、野菜の持つ豊かな栄養を効率的に摂取できるような食事にすることがポイントだと思います。

例えば、すり下ろして食べやすいようにするとか、生野菜ではなく温野菜にしてみるなど、色々と工夫できることはあると思います。

子供が成長するにつれて、「野菜を食べるとどのように体に影響するのか」などを説明し、理解させることで、子供が自主的に野菜を食べるようになればベストだと思います。

20代後半/女の子1人/男性

ミキサー等で細かくしてハンバーグに入れる

私の子供は今のところ好き嫌いなく食べてくれていますが、より多く野菜を摂ってほしいので、細かくしてハンバーグやつくねに入れたり、ご飯に混ぜ込んだりして、より多く野菜を摂る事が出来るように心がけております(野菜嫌いな甥っ子の家でも、この方法を実践中とのこと)。

1歳ですと言葉で伝えても理解できない事が多いでしょうし、無理やり食べさせても余計に苦手意識が強くなって食べなくなってしまうと思いますので、如何にして気付かせずに食べさせるかだと思っています。

手間は増えてしまうかもしれませんが、それだけの効果が見込めますので、一度試してみては如何でしょうか。

30代前半/女の子1人/男性

野菜を至るところに潜ませる!

1歳を過ぎた頃、息子が野菜を食べなくなりました。特に肉じゃがやポトフのような、いかにも野菜だとわかる料理だと、その具材は避けられていました。

そんな中、私がよく作っていたのが、野菜入りホットケーキとお好み焼きです。野菜入りのホットケーキは、ホットケーキミックスを使わずに小麦粉の中に卵や牛乳を混ぜて生地を作っていました。そこにブレンダーで粉々にしたお野菜たち(人参やピーマン、小松菜など)を入れたり、他にもチーズやオートミールを入れたりして食べさせていました!

お好み焼きは普通に作っていたのですが、キャベツの中に混ぜ込んでしまうと気にならないようで、いろいろなお野菜を混ぜ込んでいました。

こんな感じでしたが、2歳を過ぎた頃には野菜をそのままの形で食べてくれるようになりました!

20代後半/男の子1人/女性

好きなものに少量混ぜて与える

野菜単体だと絶対に食べてくれないので、スープに細かく刻んで入れて、食べてくれたらオーバーに喜んで見せました。そして食べてくれる日があれば、一口だけでもOKだと思うようにしていました。

甘めの味付けのものは喜んで食べてくれるので、よく野菜入りのおやきを作っていました。ホットケーキミックスに火を通して、刻んだ野菜を混ぜて野菜ジュースで粉を練って、フライパンで焼いておやつに出します。手掴み食べの頃は、こうして食べさせていました。

しかし、いくら細かく刻んでも「野菜が入っているといや!」という時期もありました。そういう時はかぼちゃの裏ごしを作って、その中に白菜や大根、キャベツ、玉ねぎを加熱してミキサーで撹拌したものを混ぜてとろみをつけ、ポタージュにして食べさせました。そして食べたあとに野菜を冷蔵庫から出して、「今のスープね、お野菜入ってたんだよー!食べちゃったねー!食べられたねー!すごーい!」と言って、子どもが喜ぶリアクションをしていました。

それでも食べない時は、子供の体が必要としていない時だと思って、無理はしないようにしました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

野菜味のおやつから入り、少しずつ好きな食べ物に野菜を混ぜる

娘が1歳半を過ぎた頃、急に偏食が始まって野菜を食べなくなってしまいました。そこで、まずは野菜ジュースや野菜味のおやつ(サッポロポテトやアンパンマンのお野菜せんべいや野菜かりんとうなど)で、口にしてくれるものを探しました。

そこから野菜入りのハッシュドポテトや野菜入りの玉子焼きなど、娘が好きな食べ物に少しずつ野菜を混ぜて、食べてくれるものを探っていきました。

また、最初のうちは「何なら食べてくれるのか、どのくらいの量の野菜なら食べてくれるのか」を見つける程度にして、「野菜を食べさせなきゃ!」と思うのはやめました。

食べてくれるものや量がわかったら、あとは少しずつ量を増やす、野菜の型を変える(粉末からみじん切り、みじん切りから角切りなど)、ごはんなど別のものに混ぜてみるを繰り返して、子どもが食べられるものを見つけながら増やしていきました。

30代前半/女の子1人/女性

出来るだけ気づかない様に小さくして食べさせる

うちの子はお肉や魚が大好きで、野菜が大嫌いでした。最初は「食べなさい」と言っていたのですが、イヤイヤで食べてくれないので、サラダ等で出すのはやめて、出来るだけ気づかない様に小さくしてスープやハンバーグの中に入れています。餃子等にも入れやすいです。細かくなっていて皮で包まれているため、気づかず「美味しい」と言って食べてくれています。

無理に食べさせるのではなくて、どうやったら美味しく食べてくれるのか工夫して作る様にしています。綺麗に食べてくれると作り甲斐もあって嬉しいので、工夫は大切だなと学ばせてもらいました。

綺麗に食べてくれたら褒めてあげる事も大切です。子供は褒められたいので、どんどん食べてくれる様になります。

大きくなればサラダ等にしても食べてくれると思うので、小さい時期は工夫する事を心がけています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

子供の好きな味付けや好きな料理に混ぜ込む

長女は野菜好きだったのであまり苦労なく、しかも煮物が好きだったので、煮物にすれば大体食べてくれていました。しかし次女はそうはいかず、特に緑の野菜を嫌がりました。目で確認できる形になっていると、食べさせるのに苦労しました。

ただお味噌汁だけは大好きだったので、苦手な野菜も全てお味噌汁に入れてしまえば食べることが多かったです。お味噌汁だと色も少しはごまかせて、またしっかり火を通せば柔らかく形も崩れがちで、細かく切る必要もなく、「最悪、野菜のエキスが出ている汁を飲むだけでもいいか!」と思えるようになりました。

このように、子供の好きな味付けや好きな料理に混ぜ込むと、比較的食べるのではないかと思います。

ちなみに姪っ子はハンバーグとカレーライスが好きだったので、姉は色んな野菜を細かくして入れていました。

40代後半/2人姉妹/女性

2位|野菜に親近感を持たせる

野菜に親近感を持たせる

野菜を育ててみる!

野菜嫌いの原因は、恐らく「おいしい野菜」を食べていないこと。大人でも古い野菜は癖が強く、食べにくいなと感じることがあります。子供は味覚が敏感なので、さらに強く感じるのだと思います。

すでに野菜を嫌いになっていても、自分で育てて自分で収穫した野菜ならば、食べることはよくあります。市販のものの方が癖が弱かったりしますが、味ではなく「自分が育てた」ということが鍵になることが多いです。

1歳でも野菜にお水を毎日あげ、野菜が成長してくるのを観察し、収穫まで漕ぎつければ、食べる確率は高いです。トマトやキュウリなど、家で育てやすいものからチャレンジしてみると良いかと思います。

畑を借りなくても、お店で調達できる家庭菜園グッズで十分です。

20代前半/女の子1人/女性

野菜の絵本を読んであげる

私の息子も小さい頃は野菜が嫌いでした。特にピーマンや緑の野菜類は絶対食べなかったので、細かく刻んでカレーやオムレツ、スープなどなんでも入れていました(笑)

息子も細かくすると何の抵抗もなく食べてくれました。苦みやくせのある野菜はお肉に混ぜてハンバーグにしたり、カレーに入れたりするとパクパク食べてくれましたよ。

あとは、野菜の絵本も読んであげました。内容は「野菜嫌いな子に食べてもらえなくて、その野菜が悲しんでいる」というお話でした。このお話を読んでから、野菜を前より食べてくれるようになりました。

私が野菜の気持ちになって、「ぼくだけ残されて悲しいよ~」と言うと、最後まで食べてくれたりしましたね。なりきりは小さい子なら結構おすすめですよ。

30代前半/男の子1人/女性

野菜が出てくる絵本をたくさん読み聞かせ

野菜を食べなくなったのは、それだけお子さんの味覚が発達した証拠です。「あんなに食べてたのに、どうして・・・」だの、「今日は食べてくれた!」だの、いちいち一喜一憂していたら精神的に持ちません。

だから、ご飯を作る側が神経質にならないことが一番です。野菜は細かく刻んで混ぜてしまう、蒸しパンにしてしまう、ドリンクにしてしまう、少しずつ騙しだまし与えていたら十分だと思います。

並行して、野菜が出てくる絵本をたくさん読み聞かせしてください。そして3歳くらいになって物分かりが良くなってきた頃に、一緒に野菜を育ててみたり、収穫体験に行ってみたりすると、野菜への興味が出てくる場合があると思います。

長男も同じように野菜を食べない時期がありましたが、この方法で今では野菜が一番好きです。

40代前半/男の子1人/女性

子供が自ら野菜を食べたくなるような工夫や演出を試みる

先ずは焦らず、決して無理には食べさせないようにしました。落ち着いて、子供が自ら野菜を食べたくなるような工夫や演出を試みます。

人参やきゅうりなどはスティック状に切って、可愛いグラスに入れます。手で掴んで食べられるようにすると、楽しく食べてくれる様子でした。

家庭菜園で子供と一緒に野菜を育てたり、採れたて野菜の直売所へ出かけて、いろんな野菜たちと触れ合う機会を作るのも効果的です。それと、となりのトトロでの名シーン、サツキとメイがおばあちゃんの畑できゅうりにかぶりつく様子。あの場面は我が子も大好きで、見て真似したがってくれました。このように、美味しそうに野菜を頂くシーンがあるアニメを子供と一緒に見るのはオススメです。

また、何事も大人も一緒に楽しむことが大切だと思います。何より、大人が好き嫌いせずに、美味しそうに野菜を食べる様子を子供に見せることが大事だと思います。我が家の子達はこのような工夫で、あまり苦労は感じませんでした。

40代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

食育絵本を導入する

一歳はぼやけていた味覚がはっきりし始める頃ですよね。ついこの間までパクパク食べていたのに・・・なんてこともあり、私も悩んだ1人です。

そこで、食育絵本を導入しました。食べない時は絵本を見せながら、「ひよこちゃんがパクッ!おいしいって。〇〇ちゃんも、あーん」と誘導すると、意外とあっさりおくちを開けてくれます。

次は子供にスプーンを持たせて、「ひよこちゃん、おやさい食べたいって!」などという会話をしながら、少しリラックス。もし食べられなくてもよし!キャラクターが楽しく食べる描写は、食欲につながりますよ。

時にはママが食べる役になり、「美味し~」って一緒に食べてあげてください。自分も楽しむことがポイントです!

40代後半/2人兄弟/女性

3位|一緒に食べる・美味しそうにする

一緒に食べる・美味しそうにする

手づかみで一緒に食べてみる!

お子さんは「自分はフォークで食べてるのに、ママたちは違うな?おかずも、自分のは小さく刻んでいる?」など、違いを不安視している可能性があります。

なので、ママやパパもお子さんと一緒に手づかみやフォークなど、同じ環境で食べてみるのも良いかもしれません。大人と同じ環境を用意できると、お子さんも食べる気持ちになってくれるかもしれません。

また、遊び食べも一つの方法です!トマトを収穫できる・にんじんを抜くなど、少し遊びの要素を入れると良いかもしれません。

お散歩などで畑を見た際に、「なんの野菜だろうね?」と声をかけるなど、普段の会話の中でも野菜や食べ物の話をしていると、野菜が身近になり、”食事の時に突然出てくる変なもの”ではなくなります。

40代前半/2人姉妹/女性

子供の前でおいしそうに野菜を食べる

長女には野菜をつぶしてみたり、チャーハンやカレーなどに混ぜてみたりして、「嫌でもとりあえず食べさせなきゃ!」という気持ちで料理していました。しかし今でも長女はあまり野菜は好きではなく、申し訳程度につついて残してしまいます。

ですが、次女は固形の野菜もパクパクと食べてくれます。その子の性格もあるのかもしれませんが、次女が野菜をよく食べるきっかけとなったのは『親がおいしそうに食べていたから』だと思います。

長女があまり野菜を食べなかったため、私たちは必然的に「次女もきっと野菜はあまり食べないだろう」と考え、長女の時と同じようにおかずにわからないように混ぜたりしていました。野菜につける味付けを変えてみたりして、夫婦で「この味付けにしたらおいしいね」と子供が食べている前で話していると、次女が「私のお皿にはその野菜が入ってない!」と怒り出しました。まさか食べるとは思っていなかったため、「え?食べるの?」と聞くと「うん」と言って、パクパク食べていました。

その日からは食べたことがない野菜でも、親がおいしそうに食べていると奪ってくるようになりました!長女はそれを見て引いています(笑)

30代前半/2人姉妹/女性

大人と同じ食器やお箸で口に運ぶ

うちの子は1歳を過ぎたあたりから、好き嫌いがはっきり出るようになり(食べる物は食べる)(嫌いなものは絶対に口にしない)と頑なに食に対してのこだわりが出る様になりました。特ににんじんや葉物等、大人でも苦手な人が多い野菜に関しては、気分で食べたり食べなかったりの日もあります。

最初の頃は『いらないんだったら食べなくても良いよ。こんなに美味しいのにもったいなーい』等の声かけをしていましたが、段々とその声かけに慣れて来た様で、食べなくなりました(笑)

そこで今は、一緒に食べることを心がけています。同じお皿で、スプーンではなくお箸で食べさせます。まだスプーンやフォークも上手く使う事が出来ませんので、親が食べさせます。そんな時に大人と同じ食器やお箸で口に運ぶ事で、格段に野菜を食べてくれる回数が増えました!

あくまでうちの場合ですが、親子で同じ目線に立って、笑顔で『美味しいね!』と話しながら食べる事が凄く嬉しい様で、野菜を食べてくれる様になりました。自我が芽生え始める頃なので、子供の自我を尊重してあげる事が大切なポイントの様に感じます。

20代後半/女の子1人/女性

大人が目の前で食べて見せる

私の子供は1歳半を過ぎてから、まったく野菜を食べなくなってしまいました。見たことがない食材は基本的に首を横に振って「食べない」と意思表示をはっきりします。特にキャベツ、玉ねぎ、ピーマンは食べてくれませんでした。

私が食べさせようとすると、持っているフォークを取り上げて投げてしまうので、野菜が乗っているフォークをお皿に置いて、私も目の前で同じものを食べて見せると、こちらをじーっと見つめて、恐る恐る野菜が乗っているフォークを掴んで自発的に食べ始めました。

あと、効果的だったのは、コンソメだしで野菜を煮て、柔らかく食べやすくすると食べてくれるようになりました。

親が食べて見せたり、色々な調理方法を試みてやっと食べてくれる方法を見つけました。

20代後半/女の子1人/女性

4位|無理させない・食べやすい物から

無理させない・食べやすい物から

無理せず、食べられる野菜で栄養を補う

うちの子は1歳を過ぎる頃から、色々な野菜を嫌がるようになり、特に葉野菜ときのこ類は全滅でした。7~8ヶ月頃はきのこ類が大好きで、スーパーのきのこ売り場の前を通るだけで喜んでいたことがあっただけに、私のショックはかなり大きかったです。

でも、本やネットで「嫌いな食べ物が出てくるのは、味覚が育ってきたから」「野菜のアクには子供が解毒しにくい成分があるので、本能的に嫌う場合がある」などの情報を読んだこともあり、好き嫌いを無理に直そうというのは一旦、諦めることにしました。ひとまず葉野菜が難しい部分は、トマトやにんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜でビタミンを補うことにしました。きのこ類に多い食物繊維は芋やれんこんなどの根菜類で補うことにしました。

その後、幼稚園に入園すると、お弁当の時には先生が褒めて頑張らせてくれて、どの野菜でも完食して帰ってくるようになりました。

今もほうれん草とネギが嫌いで、家では文句を言いますが、外食ではだんだん食べるようになってきたり、ほうれん草はバターソテーでは食べられるようになったり、だんだんと食べられるようになってきています。

40代前半/男の子1人/女性

とにかくソフトな野菜攻めを!

野菜を食べない時の対処法としては、その日嫌がってしまったものは諦めます。実はこれが肝心です。無理に食べさせると、次回から食べません。

そしてしばらく、おやつ・ジュースはすべて野菜入りのものにしてしまいます。主食に使えるアンパンマンのキャラクターがついた野菜スティックパンは、かなり味方になってくれます。副食には、野菜入りのハンバーグを取り入れます。

1週間後くらいに、苦手な野菜を刻んだものを与え始めます。ひき肉と炒めてあげたり、きび味噌で味付けをするなど、素材の味を隠してあげるのがポイントです。

我が家の息子は出汁を強く効かせると喜んで食べてくれますが、塩分の取りすぎにならぬように、「イブシギンのしぜんだし」や昆布出汁を使っております。保健師さんにも注意されましたが、顆粒だしや味の素は少量でも塩分が強いので使わないほうがよいです。

30代前半/男の子1人/女性

5位|あまり深刻に捉えすぎない

あまり深刻に捉えすぎない

水分をしっかり摂っていてご機嫌に過ごしていれば深刻に考え過ぎない

だんだんと好みが出てきて、食べない食べるのムラが気になるようになってきたこ頃、悩んでいました。いろいろなものを食べて欲しいけど、頑張って準備して食べてもらえないことほど悲しいことはありません。

知人から「野菜のゼリーやペーストがあるから、試してみては」とアドバイスをもらって試したり、うちでは比較的カレーの勝率が高かったので、市販の赤ちゃん用カレーに細かく細かく刻んだ野菜を忍ばせていました。

もちろん急に好みが変わるので、前は食べてくれたのにおかしいなと思うほど、全然手をつけなくなってしまうこともありました。

振り返ってみると、水分をしっかり摂っていてご機嫌に過ごしている時は、そこまで深刻にならなくてもよかったなと思います。

30代後半/男の子1人/女性

1歳児が野菜を食べない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が野菜を食べない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児が野菜を食べない時の対処法アンケートでは、1位は『好物に混ぜる・気づかせない』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児が野菜を食べない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児が野菜を食べない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児が野菜を食べない時の対処法
1位 104票 好物に混ぜる・気づかせない
2位 29票 野菜に親近感を持たせる
3位 23票 一緒に食べる・美味しそうにする
4位 12票 無理させない・食べやすい物から
5位 6票 あまり深刻に捉えすぎない
その他 26票 上記以外の回答