1歳児が歩かない…パパママが実践した対処法

1 歳 歩か ない

「1歳児が歩かない…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「焦らず子供のペースを尊重する」や「好きな物を活用・遊びを交える」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が歩かない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法31選をご紹介しています。

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1歳児が歩かない時の対処法ランキング

順位 割合 1歳児が歩かない時の対処法
1位 32.5% 焦らず子供のペースを尊重する
2位 17% 好きな物を活用・遊びを交える
3位 16.5% 手を繋ぐ・親が誘導する
4位 8.5% たくさん褒めてやる気にさせる
5位 5.5% 手押し車や歩行器を導入する
6位 5% 専門家に診てもらう
その他 15% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた1歳児が歩かない時の対処法アンケート』によると、1位は『焦らず子供のペースを尊重する』、2位は『好きな物を活用・遊びを交える』、3位は『手を繋ぐ・親が誘導する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『焦らず子供のペースを尊重する』が約32.5%、2位の『好きな物を活用・遊びを交える』が約17%、3位の『手を繋ぐ・親が誘導する』が約16.5%となっており、1~3位で約66%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の1歳児が歩かない時の対処法31選をご紹介していきましょう。

1位|焦らず子供のペースを尊重する

焦らず子供のペースを尊重する

本人のペースに合わせて少しずつ練習

うちの子はハイハイ、寝返り、つかまり立ちと順調に進んでいきましたが、歩き始めるまでは時間がかかりました。周りの子が歩いている姿を見た時や、保育園や児童館など子供が多い場所ではつい比べてしまって心配になることもありました。

ですが、定期検診では異常もなく、特に体の不調などは感じなかったので、本人にもペースがあるのかもしれないと思うようにしました。

つかまり立ちの状態でお尻を振ったり、膝を曲げたり伸ばしたりと歩く手前のような仕草をするようになってからは、手を掴んで軽く前に引っ張ってあげたり、つかまっている椅子を少しずつずらして立つのをサポートしたりと、本人のペースに合わせて少しずつ練習しました。

本人が感覚を掴み始めたらマットレスなどでクッションを作り、一人歩きの練習に切り替えて毎日一歩ずつ歩けるようになりました。親が焦ると本人も焦ってしまうので、気長にサポートしてあげることをお勧めします。

20代後半/男の子1人/女性

体の動かし方を覚える段階だと考え、早く歩かせようとしないこと

他のお子さんが歩いているからうちの子も早く歩かせなくては!と思ってしまいがちですが、体幹がしっかりしていないうちに無理に歩かせようとするのは得策とは言えません。歩けたとしてもふらふらしたり、つまづいてしまったりします。

お子さんがハイハイをしているのであれば、たくさんハイハイをさせてあげてください。ハイハイは協応動作です。全身を使って行なっていますから筋力もつきますし、体の動かし方を覚えることができます。

また、転び方を覚える時でもあります。転び方を十分に身に付けていない状態なのに焦って歩かせてしまうと、転んだ際に大怪我をしてしまうかもしれません。体を支える力がついてきて、やっと”立つ””歩く”ができますので、気長に見守りましょう。

あとは、足を動かす練習にもなりますので、歩行器を使ってみるのも一つの方法かもしれません。

40代前半/2人姉妹/女性

とにかく1歳半までは様子を見る!

私の娘は1歳になってもつかまり立ちができず、10ヶ月検診の後から保健センターより何度も再診で呼ばれていました。1歳の予防接種の時、周りの子はみんな自分の足で立っており、早い子は三輪車に乗っていたりするのに、娘だけが抱っこされていました。

専門家の方から教えてもらったのですが、1歳半になると99パーセントの子が歩くようになるそうです。なので、1歳半を過ぎても歩かなかったら、小児科の先生に診てもらったほうが良いとのこと。

でも、そんなゆっくりな娘も1歳半になる1週間前には歩くようになりました。

とにかく発達は個人差が大きいです。周りの子と比べて心配になったり焦ったりする事があるでしょうけれど、大切なお子様の成長を見守ってあげて欲しいのです。

30代前半/女の子1人/女性

無理に歩かせず自然にまかせる

わが子は歩き始めが遅く、ずっとハイハイでなかなか歩き出す気配がありませんでした。

私は子供にスポーツ競技を人並みにやってもらいたいと考えていたので、生まれる前からスポーツ系の本を読んでいました。それらの本には、人間の体幹など運動能力の基本は背中の筋肉らしいという事が記されていました。その筋肉はハイハイ時期に成長すると聞いたので、無理に歩かせず自然にまかせました。

おじいちゃんおばあちゃんたちは、早く歩くのが見たかったようですが、「自然に自然に」と言って我慢させました。

子供には小さいながらも意思があるようなので、自然に任せてよかったと考えています。ゆっくり大事に気長に育てて良いと思いました。

50代前半/男の子1人/男性

子供のペースがあるので、焦らない

うちの娘は1歳4ヶ月になるまで全く歩きませんでした。早い子は1歳前から、のんびりな子でも1歳過ぎるとよちよち歩き始める印象でしたし、支援センターで見かける子たちも続々と歩き始めていたので、親としては焦るばかりでした。

1歳半健診で歩かないと再健診になるという噂を聞いてからは、更にドキドキ・・・。つかまり立ちはなんとかするようになったものの、両手を支えても一歩が出ず、すぐにしゃがんでしまうという状況が続き、どうしようかと思っていました。

ハイハイも遅かったので、のんびり屋さんなんだねと夫婦で話していましたが、1歳4ヶ月に入り、急に一歩踏み出せました。その2日後には9歩進みました。そこからはあっという間にあんよマスターに!1歳前後で歩き始める子たちはよちよち歩きですぐに転んでしまっていましたが、我が子は歩き始めてまもなく、あっという間に転ばずにあちこちドタドタ歩くようになりました。これを見て、子供のペースや性格があって、何も焦ることはないんだなあとしみじみ思いました。

親が勝手に焦って手出ししても、子供のやる気がなければ全く意味がありません。いずれ歩くようになるので大丈夫ですよ。

30代前半/女の子1人/女性

一歩前へ歩き始めるまで気長に待つ

うちの子は1歳2ヶ月まで歩きませんでした。言葉は早く、9から10ヶ月頃にはワンワン、まんま、ママ、パパなどかなりの単語を話しましたが、歩くことに関しては全くでした。いつも3歳上のお兄ちゃんを追いかけていましたが、いつまでもハイハイのままでした。

でも、歩き始めはかなりの個人差があるので、心配する必要はありません。歩くのが遅い子は、注意深いだけなのです。注意深いからこそ、「体幹や足が仕上がっていない今は、まだ歩く時ではない」と判断しているのです。

つかまり立ちが出来ていれば、無理に歩かせようとする必要はありません。子どもなりに「このくらいなら歩けそうだ、多少転んでも大丈夫だ」という時期がくれば自然に歩き始めます。

無理に歩かせようと急かしたり、靴を履かせてみる必要もありません。子どもが自分から歩き始めるまで、焦らず見守りましょう。一度歩き始めて自信がつくと、あら不思議!歩くのが楽しくなり、ハイハイはしなくなります。子どもの成長を待ち、一歩前へ歩き始めるまで気長に待ちましょう!子どもは毎日確実に成長しています。成長しながら学んでいるのです。

40代後半/2人兄弟/女性

転けてもケガしないように練習してるんだなと思って見守る

同じ年頃の子が歩いていると、なんでうちの子は歩かないんだろう…発達が遅れてるのかな?などと焦ってしまう気持ち、よくわかります。また、周りから「まだ歩かないの?」なんて心ないことを言われ、傷つくこともあるかもしれません。

でも、気にしちゃだめです。必ず歩けるようになります!ママやパパが焦って不安そうにしていたり怒ってしまうと、マイナスな感情が赤ちゃんに伝わり、余計に遅れてしまう場合があると思います。

まだこの子はハイハイをたくさんしたいんだ!ハイハイはどの子より早い!転けた時に手がつけるように練習してるんだな。周りをよく見て勉強してるんだな、とプラスに捉えてあげてほしいです。

私の場合は、「もう少しで一緒に歩けそうだね!手繋いで歩いてみようか!こっちまでこれるかな?」など、よく声かけをしていました。

30代後半/男の子1人/女性

気長に待つ

うちの長男は歩き出すのが遅く、周りと比べて落ち込んだこともありました。保健士さんに相談すると、「つかまり立ちができていれば、いつかきっと歩き出すから、気長に待ちなさい」と言われ、その言葉を信じて生活していました。

すると、1歳3ヶ月でようやく歩き出すようになりました。子どものペースがあるんだなと実感した出来事でした。

歩くのが遅かった我が子ですが、歩き出すのが早かった子と比べ、歩き出してからのケガが少なかったように思います。慎重派だったのかもしれません。

ついつい周りと比べがちで、早く公園デビューできたらいいなと思っていましたが、子どものペースを見守ることが子育てをしていく上で大切だと思いました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

焦らず本人のペースで感覚をつかんでもらう

うちの娘は10か月健診の時点でつかまり立ちはもちろん、ハイハイもせず、要経過観察となりました。1歳になる頃にはハイハイはするようになりましたが、相変わらず歩く気配はありませんでした。

低月齢の頃から赤ちゃんの遊び場やら児童館やら、子育てサークルやらに参加していましたが、周りの子どもたちの発達がとても早いように思えて焦る時期もありました。

しかし、1歳を過ぎたあたりから、周りのお友達の様子を真似しようとしているのかな?と思うような行動をとるようになり、徐々につかまり立ち、伝い歩きをマスターしていきました。また、我が子は絶対に失敗しない確証を得てから慎重に挑戦する性格であることが分かってきたので、恐らく本人としてはずっとタイミングをうかがっていたんだろうと思います。

結局、1歳2か月で歩くようになりましたが、慎重に練習を重ねたおかげなのか、ほとんど転んだりすることなくスムーズに歩けるようになったので、今となっては焦らず本人のペースでやることが一番大事だと実感しています。

30代前半/女の子1人/女性

その子のペースで歩いてもらう

一歳くらいの時は歩いてくれない事もありますよね。まずは手を繋いで歩いてみて下さい。それでもダメなら一回抱っこして「歩こう」などと声を掛けておろしたら、気が済んで歩いてくれるかもしれません。

或いは、ぬいぐるみなどを使って「こっちおいでー」などと声をかけてみると歩くかもしれませんし、「ほら、他の子も歩いてるよ」などと声を掛けてみるのも良いかもしれません。

泣いたり機嫌の悪い時は、一度落ち着くまで抱っこしてみて下さい。落ち着いたら歩いてくれるかもしれません。

まだ一歳なので、その子のペースで歩いてもらいましょう。一歳だと長くは歩けないと思うので、休憩しながら歩いてみるのもいいですね。話をしながら歩いてみたり、景色を見せてあげたり、ゆっくり歩かせてあげましょう。

30代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

本人が歩きたくなるまで放っておく

歩かなくてもハイハイやずり歩きをしているようならば、そのうち歩くようになると思います。本人が歩きたくなるまで待つことにし、基本は放っておいていいと思います。

ハイハイもずり歩きもしないようならば、育児相談を受けてもいいかもしれません。

もし「靴下や靴を履かせたら歩かなかった」とか、「家では歩くけれど、外では歩かない」といった状態ならば、違った対応もあるかと思います。靴を履かせると歩かないという場合は、地面が安全かどうか確かめてから裸足で外においてあげます。歩くのに慣れたら、だんだん靴を履くように慣らしていくのがいいでしょう。

裸足でも外で歩かないようならば、外に慣れていないのでしょう。少し離れて見守ります。1回で歩かなくても大丈夫です。そのうち外でも歩くようになると思います。

50代後半/2人姉妹/女性

2位|好きな物を活用・遊びを交える

好きな物を活用・遊びを交える

好きな所で安全に遊ばせてあげる

我が家の息子は、1才2ヶ月で初めて歩きました。ハイハイやつかまり立ちをよくしていたので、そのうち歩くのかなと楽しみに待っていました。つかまり立ちができると、見える景色も増えたのが楽しかったのか、興味を持つものも増えていき、行動範囲も広がって行きました。

息子は台所が好きで、初めて歩いたのも台所でした。好きな所で安全に遊ばせてあげれば、自然に歩く行為へつながっていくと思います。焦らず今を楽しんで欲しいです。

もし、ハイハイもしない場合は、近くの公共施設の遊び場などに居る保健師さんや、地域の子育てサポーターへ相談してみてもいいと思います。

親戚のお子さんは1歳頃の乳幼児健診の時、まだハイハイしていなかったのですが、市で個別でサポートしてくれていました。その子も今では活発に動いています。

30代後半/男の子1人/女性

ベビー用のお菓子と一緒に歩行器に乗せる

うちの子は、ハイハイもつかまり立ちもなかなかできない子でした。一つ一つ神経質になると疲れてしまうので、ゆっくりこの子に合わせていこうと決めました。

つかまり立ちがなんとかできた後も歩くことができず、その場に座り込んだりハイハイばかりでした。でも、ご飯を食べることだけは何より大好きな子でしたので、ベビー用のお菓子と一緒に歩行器に乗せたところ、とてもうれしそうに歩いていました。次第にテーブル回りやつかまれるところがあると、自然と歩くようになっていました。

何事もそうですが、「周りは周り、我が家は我が家」と割り切り、成長に合わせた育児で大丈夫と思えました。

この先、何十年と歩くのですから、数日・数か月遅いくらい、大した差じゃありません。心配せず、子供と一緒に楽しめる環境が一番です。

40代前半/2人姉妹/男性

ミルクやバナナなど、大好きなものでおびき寄せ作戦!

1歳になる頃にはハイハイが上手になり、どこでも自由に動き回れるようになりますよね。だから、立つ気がない子供は、別に立って何かしようとは思いません。何故なら、頭の大きな赤ちゃんにとって、立位を取るのはとっても不安定で怖いことだからです。

そこで私は、「子供が欲しい物を得るためには、立たねばならない」という状況を意図的に作りました。

うちの子はミルクとバナナが大好きだったので、まずは「ママがバナナを持っているよー」と認識させて、ハイハイして近づいてきたところを、わざとちょっと高い棚の上(3段目)にバナナをおいて、その下に座っているだけでは取れないという状況にします。すると棚を伝って、バナナめがけてよいしょ!と立ちあがりました!大好物でおびき寄せ作戦、大成功でした!(笑)

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供の好きな事で引き寄せて歩かせる

子供の大好きなおもちゃで釣ってみるのも有りかと思います。例えば男の子なら、車や電車のおもちゃで気を引き、少しずつ高い所へ持って行きます。そうすれば子供もおもちゃに引き寄せられて付いてきてくれると思います。

好きなおもちゃなら無理矢理でも付いてきてくれると思うので、自然に机などにしがみついて立ってくれます。そこから歩くのは早いはずです。

家の中が危ないなら外でも良いと思います。公園なんかは1番良いですよね。転んでも大怪我は避けられると思います。遊具や植物など、いろいろな物があるので、自然と好きな物を見つけて歩くと思います。

子供の好きな事で引き寄せて歩かせるのが1番良いと思います。

30代後半/男の子1人/男性

ゆっくり遊ばせながら立たせたり、手を引いて歩かせてみたりする

うちの娘は未熟児で生まれ、ハイハイも上手に出来ませんでした。後退りするように後ろには進めるけど、前には進めないような感じでしたね。

立つのも遅く、一歳くらいでようやく一人で立てるようになりました。でも僕も妻も焦らずに、子供にも無理させずに、ゆっくりと遊んでいる感じで立たせてみたり、その流れで娘の手を引いて歩かせてみたりしていましたよ。

あとは階段上りですかね。僕たち家族はアパートの三階に住んでいるのですが、出来るだけ階段を使って移動するようにしていました。妻が娘の手を引いて、僕がお尻を支えて上るように心掛けていました。

現在3歳になった娘は、迷子になるくらい走り回っています。ちょっと個人差はあるけれど、必ず出来ますよ。大丈夫!

40代後半/4人兄弟以上/男性

冒険ごっこ等、歩くことを楽しくさせる工夫をする!

ただ歩いているだけですと、子供も飽きたり疲れたりして、すぐに抱っこしてほしいとゴネるため、できる限り歩くことを楽しませるように工夫しています。

例えば、「お父さんと子供たちで冒険ごっこするぞー」と声をかけて、誰が先頭を歩くリーダーとなるかを決めて、仲良く縦に一列になって歩いています。「あれはなんだー?」と声をかけながら、少し前の場所やものを目指して進むようにうまくコントロールしながら、歩くようにしています。

車や自転車が来ないような場所であれば、時々「スピードアップ!」と声をかけて、少しかけっこ気味にしたり、「恐竜がいるかもしれないから、ゆっくり進もう」などと声をかけて、スピードも遊びながらコントロールしています。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

3位|手を繋ぐ・親が誘導する

手を繋ぐ・親が誘導する

子どもと向かい合った状態で両手を繋いで一緒に歩く!

うちの娘は、ちょうど1歳の誕生日を迎えた頃に、一人で2、3歩歩けるようになりましたが、そこから先がなかなか上手くいきませんでした。ちょうどその頃、歩く練習に効果的な方法を聞いたので、早速試してみました。

まず、子どもと向かい合って立ちます。子どもの両手を握って、「いち、に、いち、に」と声をかけながら一緒に歩くと、歩く練習になってとても良いそうです。

何日間か続けてみたところ、歩き方に少しずつ安定感が出てきた上に、一人歩きできる歩数が少しずつ増えていったのを覚えています。あっという間に一人でスタスタ歩けるようになりました!

あとは子どもから少し離れた所に親が待機し、「ママのとこおいで!」等、呼びかけるのも効果があったと思います!

30代前半/女の子1人/女性

2人の大人がそれぞれ子どもの手を持って一緒に歩く

1歳を越えると歩き出す子どもが多い中、うちの子はつかまり立ちはするのですが、進む手段がハイハイなままでした。ハイハイし出すのも遅かったので、歩き出すのも遅いのかなと感じていましたが、やはり歩き出さないと不安ですよね。

そこで、ファーストシューズを買った機会に家族で外に行き、子供の両手をそれぞれ大人が持ち、横並びで歩いたところ、ヨタヨタとしていましたが、子供も一緒に歩くことができました。

何度か同じ方法で散歩していると、子どもも歩き方の方法がわかってきたのか、1人で少しずつ歩けるようになってきました。

ハイハイからなかなか歩かなかったのは、歩くコツがわからなかったからなのでしょう。大人と一緒に楽しく散歩しながら、コツを掴んで歩けるようになって一安心しました。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

両手で手を繋いで歩く練習をする

うちの息子は1歳になっても歩くどころか寝返りもせず、ハイハイもしない子でした。座った状態のままお尻で移動する「シャフリングベビー」でした。シャフリングベビーは、運動機能や知的な発達に遅れがあるとかではなく、稀にいるみたいです。

座った状態で移動しているため、ハイハイと違って上体も起き上がっているため、本人は満足しているようで一向に歩く気配がありませんでした。「寝返りもハイハイもしないのに、歩くようになるのかな」「あの子はうちの子より後に生まれたのに、もう歩いてるし走ってる…」と他の子と比べてしまい、不安になる時ももちろんありました。でも、赤ちゃんにも個性があるし、一人一人成長のスピードも違います。なので、お子さんの今という可愛い瞬間をしっかり目に焼きつけ、焦らずゆっくりその子の成長を見守ろうという気持ちで穏やかに過ごすのが一番大事だと思います。

うちの子の場合は、テーブルでつかまり立ちをさせてみたりするようになってから、両手で手を繋いで少し歩いてみたりして、歩くことに慣れさせていきました。

1歳3ヶ月を過ぎたあたりで「おいで」と手を広げると、1、2歩前屈み気味で歩きました。そこからしっかり歩くまでは早かったです。3歳になった今ではたくさん歩き、走り回っています。

30代後半/男の子1人/女性

毎日、湯船の中で足を上下に動かす

長女は寝返りも毎日1度しかせず、1歳になっても歩く気配がまったくありませんでした。何か重い病気なのではないかと不安になり、病院に行ったのですが、どこも悪くないと言われました。

どうにか歩かせようと、大好きなお菓子を遠くに置いてみたりしたのですが、這いずって取りに行く始末でした。

そこで、毎日湯船の中で子どもの脇に手を入れ、浮かせてみたのです。すると子どもが少し足をばたばたさせたので、それから毎日主人と協力して、湯船の中で足を歩くように上下に動かす運動みたいなことをやりました。そうして手を離すと、自分で足を上下に動かすようになりました。

これの効果があったのかは定かではありませんが、それから間もなく、たどたどしく歩くようになりました。

50代前半/2人姉妹/女性

児童館などに行って少し大きい子供たちが上手に歩いているところを見せる

寝返りやはいはい、つかまり立ちは他の子供よりも早かった長男ですが、一人歩きに移行するのが遅かったので心配していました。つかまり立ちは上手にできるのに、そこから一歩踏み出すのがうまくできず、グラグラして結局尻もちをつく…の繰り返しが続きました。でも、つかまり立ちをするということは、立つことに興味があって、やる気はあるんだなぁとポジティブにとらえました。

そのまま保育園に入園しましたが、お兄さんお姉さんが楽しそうに歩いたり走ったりしているのを見て影響を受けたのか、歩くことだけでなく、おもちゃの遊び方や泣き方、返事の仕方までだんだん変わっていきました。

思い返せば、入園前から児童館などで他の子たちが立って歩いているのをまじまじと見たりしていたので、周りの影響を受けて成長が促進されることもあるんだと実感しました。

それ以降は、「見てみて!あの子、上手に歩いているね〜、楽しそうだね」と声をかけるように心がけていました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

歩く練習の時に手に物を持たせる

赤ちゃんの歩き出す時期には、個人差があると思います。

長女は1歳2ヶ月で歩きました。足腰を強くするために歩行器を使ったり、両手を繋ぎながら歩かせたりしていました。次女がくせ者で、1歳6ヶ月でようやく1歩だけ歩きました。児童館でも同じ月齢の子はすでに走り回っていましたが、立つこと自体が嫌いで、ずっと座っておしり歩きをしていました。

三女は1番活発な子で、1歳の誕生日の次の日に壁から手を離し、1~2歩歩きました。1週間経つとさらに歩けるように。三者三様で面白いですね。

色々試しましたが、全員に効果があったのは、物を持って歩いてもらうことでした。歩く練習の時に手に物を持たせると、普段よりたくさん歩くことができました。壁を掴んで歩いているつもりなのかも知れません。歩かなくて悩んでいる方に試してもらいたいです。

30代後半/3人姉妹/女性

4位|たくさん褒めてやる気にさせる

たくさん褒めてやる気にさせる

出来た時に褒める

1歳くらいの小さな子供は言葉で誘導しようとするよりも、出来た時に褒めるというか、一緒に喜んであげると自ら動けるようになると思います。

語弊を恐れずに言うと、ワンちゃんの躾と似たところがある気がします。人も動物も褒めることで、自分で「こうしたら褒めてもらえる」みたいに考えて行動できるようになると思うんです。

あと、両親はしっかり話し合って、子供の躾について対応を統一することも大事だと思います。お母さんは良いと言ったのに、お父さんはダメとかだと子供が混乱するからです。

物心がついていない乳幼児期はこのスタイルを遵守し、道理が分かってくる年齢になったらそれぞれの考えで接しても問題ないように思います。

50代前半/2人姉妹/男性

大げさに「すごいすごい」と褒めまくる

1歳前に歩き始める子もいれば、1歳を過ぎてもなかなか歩かない子もいます。一人ひとり身体つきも違えば性格も違うのだから、歩きはじめの時期もそれぞれのはずです。まずは、親が焦らないことが大事だと思います。

我が家の娘も1歳を過ぎてもなかなか歩かず、かなり心配しました。立てるけれど歩かなかった時期、私達夫婦はよく娘の後ろ側について、親の足の上に娘の足を乗せ、親の足を動かすことで歩く動作を教えていました。両手を持って支えれば歩いている感じにはなっていたので、足の病気などはなさそうに思えて、気長に時期がくるのを待てた覚えがあります。

1歳4ヶ月になった時、立ち上がっていた状態からたまたま体が前に傾いて片足を踏み出し、そのまま2、3歩進んで膝をつきました。その時、大げさに「すごいすごい」と褒めまくったところ、また立って数歩、さらに歩数を増やしてと、その数分で家の中を1周しました。1週間後には、買い物などに普通に歩いて連れて行けるようになりました。

歩けるようになるには、筋肉やバランス感覚などの身体能力が育ってきていることだけでなく、本人の気持ちも関係している気がします。医学的に治療が必要なケースでなければ、楽しく運動しながらのんびり待つのが近道かもしれません。

50代後半/2人姉妹/女性

ちょっと歩いた時にめちゃくちゃほめて大騒ぎする!

下の子は抱っこが大好きで、なかなか歩いてくれませんでした。そこでよくやっていたのが、ちょこっと歩いた時にほめまくって、きゃーきゃー大騒ぎすることでした。

歩きそうなそぶりをした時も、「えっ、えっ、歩いちゃう?」と大騒ぎをし、歩いたら「わー、歩いた!」と大きな声で喜びながら頭を撫で、「すごい!すごい!」と大騒ぎ。すると、どや顔でどんどん歩いてくれていました(笑)

私がそうやっていると、上の子も「歩いたねー」と下の子の頭をさすっていたので、ますます「どや顔行進」するように。

夫は初めはそんな私を引いて見ていましたが、下の子がどや顔で歩く姿見たさに同じように騒ぐようになりました。ちょっとしか歩かなかった時でも「すごいわ!」とすかさずほめていました。さぞかし、ご近所さんは騒がしい親子だなと思っていたに違いありません(笑)

50代前半/2人兄弟/女性

5位|手押し車や歩行器を導入する

手押し車や歩行器を導入する

好きなキャラクターの手押し車を押させてみる

1歳の頃は生まれ月によって成長の差がとてもあるのです。娘は比較的早く歩き出したのですが、「〇〇ちゃんは春生まれだから、早く歩けるのね」と言われたことがあります。周りのコメントなんて、大抵はそういう大雑把な判別だから、本当に気にしなくていいのです(笑)

でも、なかなか歩かなくて「足腰が弱いのかな?」と心配になる気持ち、分かります。

そういう時は、好きなキャラクターの手押し車を押させてみてはいかがでしょうか。アンパンマンやプーさん、キティなど、可愛くて音が出て安全な、幼児の興味を引く手押し車はたくさんあります。押す、歩くの運動をすることでよく眠ってくれるし、体力がついて足腰が鍛えられます。また、行きたいところに自分で行ける等、歩く楽しさを知れば、自然に歩き出すと思います。

ただ、大事なのは「抱っこ」をせがんでいる時は、抱っこで対応すること。1歳児をムリに歩かせる必要性はないと思います。疲れても抱っこしてもらえないとなると、子供が歩くことに対してネガティブな感情を抱いてしまう恐れもあります。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

立って歩く練習もかねて歩行器に乗せる

うちの子は体重が重かったせいか歩くのも遅く、なんでもゆっくり成長しました。初めは周りを見て焦ってしまいがちですが、必ず一つ一つできるようになります。一人一人ペースも違うので、不安もありましたが今となっては「あの頃は、どうしてあんなに不安だったのかな?」という感じです。

言葉が理解でき始めると、なんでもできるスピードがあがりますので、焦らなくて大丈夫です。

我が家はハイハイもスピードが遅かったので、立って歩く練習もかねて歩行器に乗せていました。すると面白いことに、歩行器のスピードは半端なくどこでもついてきます。最後にはシャーっと恐ろしい滑りを見せ、おばあちゃんや妹達が驚き、ツボに入るくらい笑っていました(笑)

歩行器は良くないと反対する方もいますが、乗せてみた結果、普通に育っているので大丈夫です。いろいろ試してみてください。

40代前半/2人兄弟/女性

6位|専門家に診てもらう

専門家に診てもらう

専門家に診てもらって、それからどうするか判断する

うちの子供は1歳を過ぎてもやっとつかまり立ちするくらいで、歩こうとしませんでした。

そんな折、風邪か何かでかかりつけの小児科に行き、ついでに歩かない件を相談したら、「市の保健センターに診てもらった方が良い。足の異常などがあるかもしれない」とアドバイスされ、動揺しながら予約を入れました。

運動の先生に診てもらったところ、「足腰もしっかりしているし、お母さんが優しくて泣けば飛んでくるから、自分から動く必要がなかっただけ」と診断されました。その時、先生が「ちょっと試してみましょう」と言って、子供を私から離れたところに置きました。そのまま様子を見ていたら、これまでちっとも歩かなかった我が子が、わあわあ泣きながらこっちに来ました!「こういう練習を積み重ねていけば歩けます。お母さんは泣かれてつらいだろうけど」と言われ、目から鱗でした。

このようなパターンもありますが、足に異常があったりする場合もあるので、まずは専門家に診てもらい、そこから解決に向けて動くのが最善のように思います。私はずっと不安な日々を過ごしていたので、先生に診てもらえて道筋ができて良かったです。

30代後半/女の子1人/女性

専門医の指示に従う

一歳児が歩かない時は、まず“歩かない”のか“歩けない”のかを見極めることが重要になってくると思います。

どの月齢かにもよりますが、住んでいる市区町村の検診に行って指摘されたら、一度お医者さんに診てもらっても良いかもしれません。その結果、身体的な問題があるなら、できるだけ早く治療に取り掛かりましょう。

逆に身体的な問題がないことが分かれば、のんびりゆっくり様子を見ていいと思います。いずれは歩くようになるのだから、今この時を焦らず見守ってあげましょう。

気になるようなら、立たせて手を引いて少し歩かせてみるというのを、子供が嫌がらない程度に毎日少しずつ続けてみると、刺激になっていいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

1歳児が歩かない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた1歳児が歩かない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

1歳児が歩かない時の対処法アンケートでは、1位は『焦らず子供のペースを尊重する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

1歳児が歩かない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 1歳児が歩かない時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 1歳児が歩かない時の対処法
1位 65票 焦らず子供のペースを尊重する
2位 34票 好きな物を活用・遊びを交える
3位 33票 手を繋ぐ・親が誘導する
4位 17票 たくさん褒めてやる気にさせる
5位 11票 手押し車や歩行器を導入する
6位 10票 専門家に診てもらう
その他 30票 上記以外の回答