【パパママ別】子育てを失敗した…経験者が教える33の対処法

子育て 失敗

「子育てを失敗したみたい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「冷静になる・伝え方を工夫する」や「長い目で見る・大らかに考える」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てを失敗したと感じる時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法33選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てを失敗したと感じる時の対処法

順位 子育てを失敗したと感じる時の対処法
ママ パパ
1位 冷静になる・伝え方を工夫する 冷静になる・伝え方を工夫する
2位 長い目で見る・大らかに考える 一人の人間として対応する
3位 他人と比べない・美点を見る 初心にかえる
4位 まずは自分を省みる 辛抱強く子供と向き合う
5位 干渉し過ぎない・見守りを意識 長い目で見る・大らかに考える
6位 悩みを周りとシェアすること

まずは、パパママ別の子育てを失敗したと感じる時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、パパ側の1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てを失敗したと感じる時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てを失敗したと感じる時の対処法ランキング

順位 割合 子育てを失敗したと感じる時の対処法
1位 38% 冷静になる・伝え方を工夫する
2位 22% 長い目で見る・大らかに考える
3位 15% 他人と比べない・美点を見る
4位 11% まずは自分を省みる
5位 4% 干渉し過ぎない・見守りを意識
6位 3% 悩みを周りとシェアすること
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケート』によると、1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、2位は『長い目で見る・大らかに考える』、3位は『他人と比べない・美点を見る』という結果に。

割合で見てみると、1位の『冷静になる・伝え方を工夫する』が約38%、2位の『長い目で見る・大らかに考える』が約22%、3位の『他人と比べない・美点を見る』が約15%となっており、1~3位で約75%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てを失敗したと感じる時の対処法26選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|冷静になる・伝え方を工夫する

冷静になる・伝え方を工夫する

なるべく短い言葉で必ず目を見てゆっくり喋る

2人目を出産する為、主人に上の子を預けていたら、きちんと相手をせずYouTubeに頼っていたようで、すっかり動画を見るのが好きな子になってしまいました。

やがて主人のだらし無い態度まで真似するようになっていき、何をするにも遅く、やる事を言ってもすぐに行動しなくなってきました。

そこでわかりやすく、ゆっくりと目を見て話すようにしてみました。こちらが早口で何かを言っても、本人は理解が出来ていないので、なるべく短い言葉で必ず目を見てゆっくり喋るようにし始めたら、少しずつでもすぐに行動するようになりました。

出来なかった時は自分の伝え方を思い返して、次はこう言ってみようと考えたりしています。自分が理解できるからと言って、子供が理解してくれるわけではないので、子供のペースに合わせて話してあげるのがポイントかと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

言葉使いを丁寧にする

子供が言葉を発しだした頃、ずいぶん乱暴な言葉を使うなと思いました。例えば「痛い」を「いってー!いってー!」と言ったりするんです。でもよく考えてみると、自分の言葉がそのままうつっていたので「私ってこんなに言葉使いが乱暴なんだ」と気づかされました。

子供は親の背中を見て育つということを痛感してからは、言葉使いを気をつけてはいますが、まだまだ私の言ったことを理解できない歳なので未だに直っていません。保育園やお出かけ先で言わないか、とてもヒヤヒヤしています。

これからどんどん言葉が出るようになるにつれ、自分では気づかない言葉使いを真似されると思うと、仕事以上に言葉には気をつけないとと思うようになりました。

また、子供がきつい言い方や乱暴な言葉を使っていた時には、根気強く教えていきたいと思っています。

30代前半/女の子1人/女性

子供に選択肢を与え、選ばせる

長男が幼い頃、なんでも私が先に準備をしたり、服やおやつを選んだりしていました。そのため、自分で何かを選ぶ場面になった時、何をしたらいいか分からない指示待ち人間になっている事に気づき、悩んだ時期がありました。

忘れ物をしたらかわいそうとか、このお菓子が流行っているから喜ぶだろうとか、子供のためを思ってやっていた事ですが、この行動が考える力を奪っているのだと気付きました。

急に「何がしたい?」と聞いても答えられない子だったので「これとこれならどっちがいい?」「次にするのは何がいい?」など選択肢を与えて本人の意思を確認するようにしました。

忘れ物も実際にしてみないと「忘れると困る」という経験につながらないので、ついついやってあげたくなる事をぐっとこらえるのも大切だと思います。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

どんな些細なことにでも「ありがとう」を伝えることを徹底する

上の子が4歳、下の子が1歳で、どうしても下の子に手がかかってしまう毎日が続いていました。ちょうど引っ越しの時期と重なったこともあり、上の子に「少し待ってね」と言うばかりで、結局遊んであげることができませんでした。

上の子が泣くのを我慢して一人で遊んでいる姿を見て、申し訳ない気持ちが積み重なり、自己嫌悪に押しつぶされそうだった時、救ってくれたのはやはり子どもでした。まだ拙い字で段ボールに「ありがとう」と書いて渡してくれ、ふわりと心が軽くなりました。この子はどうしてこんなすごい事ができるのかと感心したことを今でもしっかり覚えています。

それからは私自身もありがとうを積極的に伝えていきました。朝起きてきて「おはよう」と言った子どもに、「おはよう、きちんと挨拶してくれてありがとう」と返すなど、どんな些細なことに対してでも「ありがとう」を伝えることで、少しずつ私自身が笑顔になれるようになりました。すると不思議と子どもも笑ってくれます。親が笑っていると、子どもも笑顔になるというのを改めて実感しました。

ただありがとうを伝えるだけではなく「〇〇してくれて、ありがとう」など、具体的に伝えることがポイントです。視線を合わせたり、手を握ったりして伝えるのも良いですね!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもは親の真似をするということに気づき、言葉遣いや接し方を振り返る

小学五年生の娘は口が悪いです。すごくわがまま且つ乱暴で、弟にも手が出ます。

振り返ってみると私の言葉使いを真似しているような気がします。私も子供たちが悪いことをした時に手が出るタイプなので、娘もそうなっているのかなと思い、反省しています。もう五年生なので、なかなか直らなくて後悔しています。

小さい時に父親が甘やかしてしまったから我慢することができず、自分の思い通りにならなかったら癇癪を起こしたり、部屋に閉じこもったりします。小さい時の子育ての仕方を間違えたなと思って、今すごく後悔しています。

子どもは親の真似をするということに早く気づいて、言葉遣いや接し方をちゃんとしてあげればよかったなと思っています。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子ども目線になり、言い方を変えてみる

2歳でイヤイヤ期に入り、色んなことをやりたがるし、目が離せない感じになった我が子。あまりにも言う事を聞かないので、時にはイライラして怒ってしまうこともあります。

私は「子どものために言っているのだから間違ってない」と思っていましたが、たまたま見たテレビで「子どもの目線になりましょう」と言っていたのが衝撃的で、そこから考え方がガラッと変わりました。

何よりも遊びが優先の子どもからしたら、まだ遊んでいる途中で「ご飯だから片付けなさい!」とか「もう寝る時間だから終わりだよ!」と言われたら、嫌になるのも当たり前です。しかも、もう少しやりたいと思う気持ちがあっても、上手く言葉にできないので、余計にフラストレーションが溜まって怒り出すんだと思います。もし自分が何かを一緒懸命やってるのに、問答無用で「ご飯だから片付けなさい!」なんて言われたら、私も怒らない自信がありません(笑)

それからは「これが終わったらご飯食べようね!」などと言い方を変えてみました。そうしたらお互いにイライラすることも減ったと思います。子どもをちゃんと1人の人間として見てあげないといけませんね。

30代前半/2人姉妹/女性

説明を省いたりせず、しっかりと話すこと

息子が産まれてから、娘よりも息子を気にかけてしまう時間が多く、どうしても娘を以前のように可愛がらない時期がありました。そんなこともあり、娘は私に反抗的な態度をとることも多く、ますます娘のことが可愛くないという悪循環に陥っていました。

しかし、まだまだ娘も小さいことに気づきました。こんなに小さくてかわいい時期なのに、なぜ自分は差別していたのかと思うと、恥ずかしくなりました。

それからは、なぜ息子を気にかけてしまうことが多いのか、ちゃんと娘に言葉で説明することにしました。例えば、「〇〇はお姉ちゃんだから一人で出来ることもいっぱいあるけど、弟はまだ小さくて自分でできないことも多いから、ママが手伝ってるんだよ」と伝えると、娘も納得した様子で、それからは積極的に弟の面倒もみてくれるようになりました。

子どもだからと言って説明を省いたりせず、しっかりと話すことが大事だと思いました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

気持ちを整理して、感情を出しすぎない

子供が小学生の頃、いくつかやってほしいことを頼んでも、1つできたら他のことはできていない、忘れて何をしていいのかわからないのに聞いてこない、ということが多々ありました。

最初のうちは1つずつできていないものを伝えていましたが、それが続くとイライラしてしまい(仕事が休みの日で疲れている時は特に…)、キツイ口調で怒ってしまうことがありました。

そういう時はイライラした気持ちを静めるため、冷静になるよう心がけていました。気持ちを整理して、感情を出しすぎないことは凄く大事だと思います。

また今思うと子供に合わせた伝え方もきちんとできていなかったな、と思います。完璧な育児は難しいですが、子供に寄り添った育児を自分なりに見つけていくようにしていきたいです。

30代後半/女の子1人/女性

余程のこと以外、感情的になって怒らない

命にかかわることや人に迷惑をかけること以外は、感情的になって怒らないようにしています。親が穏やかでいる方が、子供も穏やかにのびのびと成長していけると思うからです。

もちろん言うべきことは言いますが、叱りません。そんなに悪いことしているか?鬼のように怒るべきことなのか?と冷静になって考えてみると、意外とそうでないことの方が多いからです。

しつけの厳しいご家庭のお子さんを見ていると、お友達にきついことを言ったり、精神的に不安定なお子さんが多い気がします。親の愛情、真心は子供が成長していく上でとても重要だと思ったので、今は必要以上に怒らないようにしています。

そうすると自分も楽になりました。いい意味で楽観的に物事を見られるようになりました。

30代後半/女の子1人/女性

深呼吸をして落ち着き、子供の話をきちんと聞く

我が家には6歳の女の子と2歳の男の子がいます。娘は、弟が産まれるまでは凄く優しい子だったのですが、途中から赤ちゃんに焼きもちを焼いたり、赤ちゃん返りのようになりました。私も2人の子育ては余裕がなく、娘に弟の面倒をみるよう頼ることも多くなってしまいました。

その結果、娘は自分の楽しい時間やテレビを見る時間などが減ってしまったストレスからか、弟に対して意地悪をしたり強い口調で怒るようになってしまいました。

上の子を優先しないといけないと分かってはいるのですが、どうしても手がかかる下の子が優先になってしまいます。

下の子が2歳になった頃から2人が喧嘩をする事が多くなり、私もイライラしてつい強い口調で上の子を怒ってしまいます。これが一番ダメな事なので、最近では怒りそうになったらまず深呼吸をしてどうして欲しいのか、何で喧嘩になってしまったのかをきちんと聞くように気をつけています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供と少し距離を取って気持ちを落ち着かせる

子供が2歳ぐらいの時の話です。1歳半からイヤイヤ期が始まり、何をしてもイヤ!と言って泣くようになりました。約束事に関しても、ちょっとしたことでもよく覚えていて、私がうっかり忘れてしまうとすぐに怒り、約束が果たされるまでずっと訴え続けてきます。こんなことがしばらく続き、私もイライラが蓄積されていきました。

私に言い方が似てしまったのか、我が子は口調が強かったりすることがあります。それを目の当たりにする度に、子育て失敗してしまったな…と思ってしまいます。

そんな中、いつものように子供がイヤイヤばかり言って癇癪を起こした際、ついに「なんで分からないの!言うこと聞かないなら出て行く!ご飯も食べなくていい!お母さんはもう育てられない!」と思いっきり怒鳴ってしまいました。もう顔も見たくないし声も聞きたくないと思い、誰も部屋に入って来ないようにドアを抑え、一人で泣いていました。

しばらくすると静かになったので、部屋を出て様子を見てみると、子供は泣き疲れたのかリビングの床で寝てしまっていました。涙を溜めたまま目をつぶっている姿を見て、「あぁ…なんであんな言い方してしまったのだろう。もっと他に言い方があったはず…」と、とても反省しました。子供と少し距離を取ることで、冷静になれると思います。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|長い目で見る・大らかに考える

長い目で見る・大らかに考える

「悩んでも仕方ない、そのうち変わるよね」と思う

上の子が3歳の頃、プレ幼稚園に通うことになったのですが、周りの子どもが回数を重ねるごとに慣れてきて泣く子もいなくなった中で、うちの子だけ最後までママやパパと離れたくないと泣いていました。幼稚園が始まっても幼稚園バスに乗せるまで「嫌だ!」と泣き喚いて、とても大変でした。

どうしてうちの子だけこんな性格なんだろう、何か間違って育ててしまったのかなと悩みましたが、そんな我が子も年長になり、毎日楽しく幼稚園に通い、先生からは褒められる子どもになりました。

失敗したと思っても子どもの性格はその時その時で変化していくので、「悩んでも仕方ない、そのうち変わるよね」と思うようにしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

深く考えすぎずに前向きに子どもと向き合う

そもそも子育てに失敗も成功もないと思っています。

子どもの健康のために毎日しっかりご飯をあげて、愛情を持ってたくさん触れ合って声をかけて、時には優しく見守っていくことで、子どももお母さんお父さんからの愛を感じてすくすく成長していくと思っています。

“失敗した”と思ってしまうことで、親もより自信をなくし、悪循環になると思います。また、そんな親の気持ちは子どもにも伝わってしまうので、深く考えすぎずに前向きに子どもと向き合うことが大切です。

しんどい時には託児所、保育所、両親、知人を頼り、自分一人で抱え込まず、育児を楽しみながら行えるようにしてほしいです。親が健康でないと、子どもの心身の健康を守っていけません。

20代後半/女の子1人/女性

一緒に楽しく笑って過ごせればそれで十分幸せと考えてみる

なかなか思うように育ってくれないのが子どもですが、親としては「こうあってほしい」と理想を高く持ってしまうのも現実です。

私はせっかちで、よくイライラしてしまい、キツイ言葉で子どもに話しかける事が多いです。長女が次女に対して、私と同じような口調で強めに話しかけることも多くあります。そんな時、「自分のせいだ」と反省する日々です。

生活をしている中で怪我をする事も多く、私は全然見守ることが出来ていないなと落ち込む事もあります。でも、「この程度の傷で良かった、生きているだけでいいんだ」と思うと気持ちが楽になります。

子育てが思い通りにならなくたって、一緒に楽しく笑って過ごせればそれで十分幸せなんだ、と思えるようになると良いと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

「元気であればそれでいい」と思うこと

私の家庭は父親が頑固な九州男児で、普通にゲンコツされることもありました。その影響からなのか、我が子にもつい手を出してしまう事があります。

子供の頃はゲンコツされる度に反発して、「自分は父のような親にはならないぞ」と考えていましたが、いざ自分が親の立場になると変わってしまうんですね・・・。「この子が将来困らないために」などと思い、つい親心からキツく当たってしまうこともありました。あとになって反省をする毎日です。

もっと自分の気持ちに余裕を持つようにして、我が子が産まれる前、お腹にいた頃は「ただただ元気に産まれて来てくれればそれだけでいい」と思っていた頃を思い出すようにしています。

今は「元気であればそれでいい」と思えるように努力しています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

次から同じ間違いをしない様にすればいいと考える

子育てはその子その子で違い、私も色々と悩みました。でも悩んでいても何も解決しないので、何が大切なのかを色々と考えました。

しつけにしても怒り方にしても、失敗したと感じたら、次から同じ間違いをしない様にすればいいと思うと、自分の気持ちも楽になります。

失敗は成功の元でもあるし、あまり思い詰めたりしないで、少し気持ちを楽にして考えるといいかと思います。

誰にでも失敗はあります。周りに相談したりしながら、溜め込まない様にしていきましょう。いつか「こんな事があったなー」と振り返れたらいいと思います。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

これから前へ進むために必要な過程と見て頑張る!

決して子育てに失敗したと思わずに、「いろんな経験がいつも自分を前向きに成長させてくれる」と考えた方が良いと思います。

子育てに正解はないので、もっと自分にしっかり自信を持ってください。仮に失敗したと考えてしまったとしても、それを機に成長していけばいいだけの話です。

いつか自分や子供の人生を振り返った時に、「あの時こういう経験をしておいてよかったな」と思えることもあるはずです。

これから前へ進むために必要な過程と見て、頑張りましょう!

40代後半/2人姉妹/女性

ママ編3位|他人と比べない・美点を見る

他人と比べない・美点を見る

他人と比べないのが大事

うちは8歳の男の子がいますが、ついつい同級生と比べてしまう時がありました。ほかの子より発達が遅かったり、勉強が出来なかったりすると、自分の子育てが失敗だと落ち込んでしまい、子供にもよく怒っていました。

育児の本などを読んでいたら、子供はそれぞれの特性があるので、他の子と比べなくて良いという事が分かりました。昨日より今日、今日より明日、一歩ずつ確実に子供と一緒に成長すれば大丈夫です。

また、勉強の知識より、毎日の生活習慣、勉強意欲、教養、人との接し方のほうが重要な事です。なので、他の子と比べず、毎日の生活リズムを重視して、自分の言い方、礼儀作法について、お手本になれるように心掛けています。

今は毎日楽しくて達成感があります。もっと改善する意欲も高まります。

40代前半/男の子1人/女性

比べないようにする!

3歳を過ぎた長男はイヤイヤ期も終わり、ようやく聞き分けが出来るようになってきました。しかし、何か気に入らないことがあるといきなり泣くようになってしまいました。

実母に相談し、「そんなにいきなり泣くような子なんていなくない?あんた達はみんな、そんな子じゃなかったよ?」と言われた時は、私の子育ての仕方が間違ってしまったのかなぁ、と落ち込んでしまいました。

不安が募り、毎日ネットで検索魔になってしまいました。

それを見かねた旦那が、「長男くんは下の弟思いで良い子じゃん。そんな風に育て上げたのはママでしょ」と言ってくれました。自分もそうだなと思えたので、比べるのはやめようと思いました。

30代前半/2人兄弟/女性

うまくいかないところより、良いところを褒めてあげる

長男はとても気が弱く、女の子にも泣かされてくるような子供でした。長男ということもあり、強くなってほしくて空手を習わせたりしました。

道場の先生はかなり厳しく、毎回のように怒られ泣いていました。行きたくないと言っても、休ませるわけにはいかないと、何が何でも連れて行きました。主人とも何回も話し合ったりしましたが、何が正解かわからず、結局5年間続けました。その結果、強くなるどころか、怒られることに敏感になって、今でもトラウマになっているようです。

今思えば、何をそんなに意地になっていたのかわかりません。強くはなっていませんが、とても優しい子に育ってくれています。ぐれなくて良かったです。

今でも「あの時は、よく頑張ったね」と褒めてあげたいです。

40代後半/2人兄弟/女性

子どもの今の良いところを見つめて、過度に期待しすぎない

私も夫も小学生の時はいわゆる「優等生」で、宿題は言われなくてもやるし、プリントはきれいにファイリングするし、テストの点数もかなり良いし・・・といった子どもでした。

でも自分の子ども時代を振り返ると、何となく「しっかりしなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」という意識が強く、窮屈に育ってしまった気がしたので、子どもにはのびのび育ってほしいと、あれこれ口出しをすることは少なかったです。

ところがのびのび育ちすぎたのか、いろいろといい加減なところも見えてきた我が子。自分の子どもの頃と比較し、「もっとしっかりしてくれたらな」「失敗したかな」と思ってしまうことも多々ありましたが、よくよく考えると子どもは毎日楽しそう。その笑顔を見ていると「元気に育ってくれているだけでいいかな」と気持ちが楽になりました。

子どもが成長すると、「もっと成績があがってほしい」「もっとスポーツができてほしい」など、「もっと、もっと」という気持ちがどんどん増えてしまいますが、子どもの今の良いところを見つめて、過度に期待しすぎないことが大事だと思いました。

40代後半/女の子1人/女性

ママ編4位|まずは自分を省みる

まずは自分を省みる

自分の体調面やメンタル面を整える

子育てを失敗したと感じる時は、子供が思うように動いてくれなかったり、こちらが努力していても悪い点が直せなかったりしている時だと思います。

しかし、同じ内容でもイライラしてしまう時と、根気よく注意する事ができる時があると思います。

まず、自分の体調面やメンタル面を整える事で、根気よく注意ができる状態になるので、子育てで困った時や失敗したなと感じた時はそこに立ち返るようにしています。

実際、赤ちゃん〜幼児を育てているママの多くが、自分を大切にするという意識が足りない気がします。まず自分を大切にし、年齢問わずお子さんと向き合えたら良いと思います。

30代前半/女の子1人/女性

子供にとって素敵な母になれるよう、努力あるのみ!

小学校2年生の男の子を育てるシングルマザーです。「ママはいつも仕事」と思われていたのか、後追いで泣かれたことがなく、悲しい気持ちになりました。しかも息子には「母の日」に感謝を伝えるという概念も無いようで…?

事の発端は、今年の「父の日」に、息子と買い物に出かけた時のこと。息子は「今日はお父さんの日だよね!ぼくはおじさんにビールあげるの!」と一言。おじさんというのは、私の母の兄(私の伯父で息子にとっては大伯父)の事です。小さい頃から男同士で仲良く、いつも一緒に居ます。息子は「お父さん」というものがどういうものか分かっておらず、「お世話になっている大好きなおじさんへ、ありがとうの気持ちを伝えたい」と思ったようです。

この時、しみじみと思いましたね…おかしいな、母の日ないぞ?と。息子にしてみたら、いつも家に居ない私の存在感はないようです。子供は親の背中を見て育つなんて言うけど、私の背中は大きすぎて見えないようです(笑)

息子にとって素敵な母になれるよう、努力していきたいと思います。

20代後半/男の子1人/女性

子どもを変える為には親が変わる!

小学校1〜2年生くらいの頃、子どもの聞き分けがなくなってきました。何に対しても反抗的で、当たり前に今までやってきた事も反発するようになったので、とにかく言い聞かせましたが改善はみられませんでした。それまでは話の聞ける子だっただけに、不安と不思議がありました。

そこで、親の声がけ・態度・接し方を改める様にしてみたのです。子供が小学生になったから、自然と自分の態度が変わっていたのかもしれないと気が付きました。

もちろん、いつまでも幼児扱いではいけませんが、家庭で甘えられる存在や居場所の大事さを思い出しました。

新しい社会に飛び出した時の子どもの緊張は、大人になると忘れてしまいがちです。子どもに何か変化があった時、子どもに変わって欲しい時は、親としての立ち振る舞いをもう一度見直さなければいけないと思いました。

40代前半/男の子1人/女性

ママ編5位|干渉し過ぎない・見守りを意識

干渉し過ぎない・見守りを意識

あまり子供に対して干渉しすぎない

娘の人見知りが激しい2、3歳の頃は、人に会うとよく後ろに隠れていたので、つい庇うように私が話してしまったりしていました。そのせいか、人見知りが激しい時期が長く感じました。

これは良くないと思い、レストランで自分の注文を自分でする習慣をつける機会を増やしていきました。なるべく、自分から言えるようにあえて何も言わず見守るような姿勢でいました。すると4歳になった今は、声に出して注文を言えるようになってきましたし、激しい人見知りも減り、良くなった気がします。

また、これを踏まえて、娘が公園の遊具で遊んでいて、足がすくんでしまったりする時も、あまり口を出さずに見守るだけにしています。本当に難しそうかな?という時だけ助けてあげたら、前はなかなか進むことができなかった遊具にも行けるようになってきました。

自分で学ぶ力が子供なりにあるんだなぁと思い、最近はあまり干渉しすぎず見守る姿勢でいけるように努力しています。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編6位|悩みを周りとシェアすること

悩みを周りとシェアすること

旦那や友達、SNSなどに頼る

仕事をしながらの子育ては気持ちに余裕がなく、感情的に怒ってしまったり、強い口調になってしまうことがよくあります。子どもが寝た後に「言いすぎたな」と反省することもよくありました。

でも旦那と話をしたところ、以前より家事と子育てを手伝ってくれるようになりました。そうすることで、少しずつ気持ちに余裕が持てるようになりました。

また、子育て中の友達と話しながら共感してもらえることが多くて、「私だけじゃないんだな」と気持ちが楽になりました。

あとはSNSやネットなどを見ると、同じ悩みを抱えている親御さんもたくさんいて励まされます。イラスト付きで経験談を漫画のようにしている投稿もあり、おもしろくて元気をもらえたり、自分では考えられない対応方法やストレス発散の対処の仕方など、学べることもたくさんあります。

30代前半/2人兄弟/女性

【パパ編】子育てを失敗したと感じる時の対処法ランキング

順位 割合 子育てを失敗したと感じる時の対処法
1位 39% 冷静になる・伝え方を工夫する
2位 15% 一人の人間として対応する
3位 14% 初心にかえる
4位 13% 辛抱強く子供と向き合う
5位 12% 長い目で見る・大らかに考える
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケート』によると、1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、2位は『一人の人間として対応する』、3位は『初心にかえる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『冷静になる・伝え方を工夫する』が約39%、2位の『一人の人間として対応する』が約15%、3位の『初心にかえる』が約14%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てを失敗したと感じる時の対処法7選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|冷静になる・伝え方を工夫する

冷静になる・伝え方を工夫する

理由も含めて説明する

小学校に入り、学童で年上の男の子達と関わるようになってから、息子の言葉遣いがとても悪くなりました。「ふざけんじゃねぇ」などと言う時もあり、困りましたが、なぜその言い方がいけないかを諭したところ、息子なりに理解してくれて言わなくなりました。それ以来、私自身も丁寧な言葉遣いを心がけています。

言葉遣い以外にも友達と喧嘩した時に手を出してはいけない事や、仲直りの仕方など、息子は話せばわかってくれるとわかりました。

今では4年生となった息子から「〇〇だから〇〇したらいけないんだよね?」と話してきてくれるようになりました。

ただ単に「ダメだよ」と言うだけでなく、理由を言う事で子どもの理解度もわかりましたし、成長を見ることが出来ました。

40代前半/男の子1人/男性

子供が楽しくなるような言葉や行動に置き換えて、やる気にさせる

うちの子は「わが道を行く」タイプの子供です。普通の子供やお友達が「大体この時期にこんな行動をする・できるようになる」というものができなかったり、やらなかったりで焦ることもしばしば。

教科書通りにはいかないとわかっていながらも、「保育園で他の子供と同じことができないと困るだろうな」「嫌な思いをしたり疎外感を感じるのではないか」との思いから、どうしても焦ってやらせようとしてしまうこともありました。

その時に工夫したのは「子供が楽しくなるような言葉や行動に置き換えて、やる気にさせること」です。おとなでも「〜しなさい」「〜しなければならない」と言われるとやる気がそがれますが、子供がわくわくするような「これができるようになったらこんなに良いことがあるんだ」という言い方に置き換えればモチベーションに繋がります。具体的には好きなキャラクターに例えたり、なりきってやらせてみたり、ゲーム感覚で取り組めるように段取りしてあげました。

いかにその行動を「やらされている」感覚なくやってもらうかが重要だと感じました。今ではゲーム感覚で自分から喜んでやるようになり、親子ともども楽しんでいます。

30代前半/女の子1人/男性

否定せず、「こうしようね」と教える

イヤイヤ期に突入してからは子どもの反抗に対し、こちらもイラッとする事が多くなりました。手をあげる事はありませんが、「〇〇しないで!」「〇〇しちゃダメ!」と否定的な言葉が多くなりました。

しかし子供は気に入らないことがあると嘘泣きをし、他の人(祖父母)に甘える始末で、それに対しても「そんな事してもダメ!」という叱り方しか出来ませんでした。

そんな時、たまたま「人間の脳は否定形を理解できない」という内容の動画を見つけました。例えば、「カレーを食べているところを想像しないでください」と言われたら、むしろガッツリイメージしてしまうと思います。だから「〇〇してはいけない」と叱っても、それを聞いた本人は「〇〇をすること」をイメージしながら聞いているので、頭にしっかり刻み込まれ、逆効果になってしまうわけです。

そこで「〇〇してはいけない」と叱るのではなく、「こうしようね」と教えるのが効果的だと聞き、目からウロコでした。早速、子どもへの指導に取り入れたところ、前よりも出来る事が増えました!

30代前半/女の子1人/男性

パパ編2位|一人の人間として対応する

一人の人間として対応する

子供を一人の人間として意識すること

子供を育てなければいけないというプレッシャーもあり、ついつい厳しく接してしまいます。そのうちにまるで自身の所有物かのように、「〇〇しちゃダメ!〇〇はやめて!」と禁止ばかりしてしまうことが続きました。

一人の人間として子供と会話することを意識できていなかったため、しつけが面倒に感じてしまったり、イライラしてしまうことも増えます。

話を聞かずに決めつけてしまったり、知識ばかりが先行して事実を確認せずに接してしまうことも多々あり、他のお友達からの話を聞いて事実を知ることもありました。

それからは、ゆっくり話す機会を持ち、子供の意見をしっかり聞くことが大切だと気づけました。一人の人間として同じ目線に座り、目をみてしっかり話し合うことがとても重要だと思いました。

40代前半/2人兄弟/男性

パパ編3位|初心にかえる

初心にかえる

子どもが生まれた時の自分の気持ちを思い出す

僕はどちらかというと引っ込み思案であまり社交的な方ではなく、人付き合いにおいて損をしてきたタチなので、子どもにはなるべく明るく自分を表現出来るようになってほしいと思い、子育てをしてきたつもりでした。しかし面談の時、担任の先生から「幼稚園では自分から積極的に行動するタイプではない」と言われました。

その時は、なんでだろう、どうすれば積極的な子どもに育てられるんだろうと悩みましたが、答えが出なかったのですぐにやめました。僕は基本的に子育てに悩んだ時は、子どもが生まれた時の自分の気持ちを思い出すようにしています。そうすると「無事に生まれてこれまで元気に育ってる、それだけでいいじゃん!」と気分が晴れるからです。

また、逆転の発想で、「子育ての失敗を悩むってことは、それだけ子どものことを考えてる証拠。答えを出すのではなく、子どものことを考えるというその過程が大事なんだ」とも思うようにしています。

子どもは親の直接的な言葉だけでなく、親の雰囲気も見て感じています。とにかく、失敗だなんだと深く考えすぎず、ネガティブからポジティブに考えることが大事なんだと思います。親が失敗しようが、子どもはちゃんと育ちます。

40代前半/女の子1人/男性

パパ編4位|辛抱強く子供と向き合う

辛抱強く子供と向き合う

しっかりと子供が理解するまで辛抱強く教える

もっとちいさな頃にたくさん教えていたら良かったのですが、つい甘やかしてきちんとしつけをしていなかったせいで、息子が学校に行きだしてからいろいろと苦労しています。あまり同年代の子供とコミュニケーションをとらせてこなかったためか、わがままで友達もうまく作れないようです。

仕事や家事もしつつ子育てするのは大変ですけど、大人になって恥をかくようになってしまってはいけないので、早めのしつけが大切だと学びました。

しっかりと子供が理解するまで辛抱強く教えることが大事です。最近は少しずつ人との距離感がわかってきているような気がします。

マナーを守れるようないい大人になってほしいです。

20代後半/男の子1人/男性

パパ編5位|長い目で見る・大らかに考える

長い目で見る・大らかに考える

子供を成人まで健康に育て上げれば万々歳と考える

世間では「我が子を一流名門大学に行かせて、有名企業に就職させたい」等と言う親御さんが数多くいますが、仮にそうなったとして、子育ては成功でしょうか?私はそうは思いません。なぜならその後、道を踏み外さないとは限らないからです。

現に名門大学を卒業して一流企業に就職したは良いが、不正を働き、逮捕された人間も存在します。逆に家庭の事情で大学には行けなかったけれど、努力して社長になった人間も存在します。

私が言いたいのは、子育ては子供を成人まで健康に普通に育て上げれば良いという事なので、子育てには失敗や成功は無いのです。もちろん子供に食事を与えず餓死させたとか、暴力をふるい肉体的・精神的ダメージを与えて何らかの障害を負わせたというのは完全に子育て失敗です。

しかしそれ以外では失敗も成功も無いので、悩んでいる男性は今スグに考えを改めて下さい。

40代前半/2人兄弟/男性

子育てを失敗したと感じる時の対処法まとめ

この記事では、子育てを失敗したと感じる時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、パパ側の1位は『冷静になる・伝え方を工夫する』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てを失敗したと感じる時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てを失敗したと感じる時の対処法
1位 38票 冷静になる・伝え方を工夫する
2位 22票 長い目で見る・大らかに考える
3位 15票 他人と比べない・美点を見る
4位 11票 まずは自分を省みる
5位 4票 干渉し過ぎない・見守りを意識
6位 3票 悩みを周りとシェアすること
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】子育てを失敗したと感じる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てを失敗したと感じる時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てを失敗したと感じる時の対処法
1位 39票 冷静になる・伝え方を工夫する
2位 15票 一人の人間として対応する
3位 14票 初心にかえる
4位 13票 辛抱強く子供と向き合う
5位 12票 長い目で見る・大らかに考える
その他 7票 上記以外の回答