【パパママ別】子育てに不安を感じる…経験者が教える対処法

子育て 不安

「子育てに不安を感じる…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「周りの人に相談、共有する」や「SNSや専門書で知識を深める」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てに不安を感じる時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法33選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てに不安を感じる時の対処法

順位 子育てに不安を感じる時の対処法
ママ パパ
1位 周りの人に相談、共有する 子供と同じ視線で対応してみる
2位 SNSや専門書で知識を深める SNSや専門書で知識を深める
3位 開き直る・肩の力を抜く 子供と真摯に話し合う
4位 子供と真摯に話し合う 周りの人に相談、共有する
5位 自分なりに頑張る 息抜きの時間を設ける

まずは、パパママ別の子育てに不安を感じる時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てに不安を感じる時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『周りの人に相談、共有する』、パパ側の1位は『子供と同じ視線で対応してみる』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てに不安を感じる時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てに不安を感じる時の対処法ランキング

順位 割合 子育てに不安を感じる時の対処法
1位 46% 周りの人に相談、共有する
2位 17% SNSや専門書で知識を深める
3位 16% 開き直る・肩の力を抜く
4位 8% 子供と真摯に話し合う
5位 4% 自分なりに頑張る
その他 9% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てに不安を感じる時の対処法アンケート』によると、1位は『周りの人に相談、共有する』、2位は『SNSや専門書で知識を深める』、3位は『開き直る・肩の力を抜く』という結果に。

割合で見てみると、1位の『周りの人に相談、共有する』が約46%、2位の『SNSや専門書で知識を深める』が約17%、3位の『開き直る・肩の力を抜く』が約16%となっており、1~3位で約79%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てに不安を感じる時の対処法23選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|周りの人に相談、共有する

周りの人に相談、共有する

旦那に話を聞いて貰って、気持ちをプラスに持つ

子育てに関しては本当に色々と不安になる事はあります。お金の面や「自分もこのままでいいのか?」と考えてしまった事もあります。悩み出したらキリがありません。必死になりすぎて疲れてしまい、自分の親や旦那に相談することくらいしか出来ませんでした。

不安を感じたら、まずは自分の気持ちをスッキリとさせなくては、子育てもうまく行きません。私は旦那に話を聞いて貰ったりしながら、気持ちをプラスに持ち、「自分はみんなから必要とされている。不安に思ったり悩んだりしても意味がないんだ」と思うようにします。

そうしているうちに不安はどこかになくなり、自分なりのやり方で出来るようになりました。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

心配な事はお友達や周りの先輩に相談する

我が子は同じ日に産まれたお友達と比べて言葉が出るのが遅く、おもちゃを取られても取り返さなかったり、手を出されても仕返しせず、闘争心に欠けているのがすごく不安な時期がありました。

言葉については、園の先生や市の発達センターの先生に相談し、「問題ないですよ」と言われて気持ちが楽になりました。闘争心の件に関しても、この子は優しい子なんだと捉えるようにしたら落ち着きました。

他の子とつい比べがちですが、心配な事はお友達、周りの先輩に相談したり、子供の良さを見つける事で対処してきました。

先輩ママの意見で1番心に残ったのが「今のこの子には今しか会えない」という言葉です。子供の成長は早いもので、1年後には言葉もしっかりしてきました。今では言葉が未発達だった頃がとても懐かしく感じられます。

50代後半/男の子1人/女性

いろんな人にきいてみる

なんで自分の娘だけこんなにお転婆なのかなと心配になった時があります。

そういう時はパート先の主婦さんや近所に住む同い年ぐらいのママさんに正直に話してみて、どうなのか聞くことにしています。すると「うちもそうですよ!」と言ってくれたり、アドバイスや共感も得られるので安心できます。

もう20歳を超えた息子さんがいる大先輩の主婦さんも「うちの子も昔そうだった」と言ってくれたり、どう過ごしてきたかなど教えてくれるので、ありがたいなと思っています。

心配になった時は、恥ずかしがらずに話してみるのも大事なんだと実感しました。他の人に話せなかったら、自分や旦那のお母さんに聞くのも良いなと思います。

20代後半/女の子1人/女性

いろんな人に相談しまくる

子どもが2人いますが、発達の仕方が全く違い、1人目の子育てが2人目に通用しませんでした。お姉ちゃんはこうだったけど、妹は…と悩むことが多かったです。

もともと早産だったので発達に遅れのあることはわかっていましたが、正常の範囲内での遅れや性格によるものなのか、異常があるのか判断できないので不安でした。

そういう時は先生に聞く、訪問看護で聞く、保健センターの方に聞く、同じ早産児のママに聞くなど、いろんな人に相談しまくりました。同じ状況の方が周りにおらず、相談できる相手がすぐには見つかりませんでしたが、インスタ等で発信している方の情報を見たり、使える社会資源の情報交換をしたりできるようになりました。

1人で悩むだけだとどんどん深みに嵌まってしまうのですが、誰かと話すことが気分転換にもなるので、話す機会が多かったのは助かりました。

30代後半/2人姉妹/女性

子育て経験のある友達や子育て支援センターの職員に話してみる

1歳半検診で「言葉が遅い」とか「大人が言ったものを取りに行けない」と言われました。それ以上のアドバイスもなかったため、おセンチになってしまい、「子どもの発達が遅いって事?」「私の接し方?」とノイローゼになるくらい悩みました。

その時、市営の子育てサロンに通っていたので、世間話の中で職員に話してみたら「そんな風に言われたら萎えますよね。でも息子さん、本が好きだし、たくさん話してるじゃないですか。呼びかけると来てくれるし、ちゃんとできてますよ。成長感じますよ」と言ってくれて、私は話の途中で涙が出てきました!

たった数時間で判断されるより、成長を見て来た保育士さんの言葉の方が納得できたし、胸に沁みました!話してよかったと思いましたね。

1人で抱えこもうとせず、子育て経験のある友達や近隣の子育て支援センターの職員(保育士さんオススメ)に話してみると割とスッキリします。

30代後半/男の子1人/女性

誰かに対面で話を聞いてもらう

長男は体重が増えなくて離乳食もあまり食べてくれず、月1ぐらいで病院に通い、定期観察をしていました。

どうしたら体重が増えるんだろう、どうしたら食べてくれるんだろうと、毎日毎日ネットを検索しては離乳食レシピと睨めっこしていました。ため息も出るし、残した離乳食を捨てては泣きたい気持ちになっていました。

でも子育て支援センターに行って、同じようなママさんたちと話をしていくうちに、食べない赤ちゃんって結構いるんだ!私だけじゃないんだ!と思えるようになりました。

ネットだと良い情報も悪い情報もあり、全てを鵜呑みにしてしまっていましたが、誰かに対面で話を聞いてもらうことで、私は不安が和らぎました。

30代前半/2人兄弟/女性

子育ての先輩である友人へ相談する

生後5ヶ月から夜泣きが始まった娘。寝ぐずりに加えて毎日の夜泣き。それまでは朝までぐっすり眠っていたのに急に始まり、毎晩寝不足のせいで精神的にも辛くなってしまいました。イライラがつのり、大泣きする娘に向かって声を荒らげてしまうこともありました。

このままこんな生活がずっと続くのかと、不安と恐怖さえ覚えてしまいました。しかし同じ月齢の子がいるママ友さんのところは、夜泣きはせず夜も自分で寝てくれるという優秀さで、この辛さをなかなか相談できずにいました。

そんな時、久々に地元に帰省していた子育ての先輩である友人と会い相談してみると、友人も夜泣きでだいぶ苦労したとのことでした。友人が実際に試してみた対策を教えてもらい、生活環境を見直してみると、少しずつ娘の夜泣きの回数が減ってきました。

同じ経験をした友人に相談できて気持ちが軽くなり、少しずつ心に余裕ができました。

30代後半/女の子1人/女性

どうしたらいいか保育園の先生に相談してみる

5歳と2歳の子供がいますが、1人目の時とは異なり2人目はかなりの偏食で、きゅうり以外の野菜をほとんど食べてくれません。

どうしたものかと悩んでいましたが、保育園入園をきっかけに給食で出る野菜は頑張って食べていると先生に聞いたので、どのように食べているのか教えていただきました。

「入園当初はなかなか食べることが出来なかったので、初めから量を減らして配膳し、少しでも食べられたら褒めることしています」とのことだったので、家でも同じようにしていくと、少しずつですが野菜を食べることができるようになりました。

やはり身近に育児のことを相談できるプロがいるのは心強いなと感じました。今でもどうしても食べられない野菜もありますが、一口だけは頑張って食べてくれます。

30代前半/2人兄弟/女性

保育園の先生に相談する

長男が今5歳です。小さな頃からとても手がかかりました。動きが活発で落ち着きもなく、多動症を疑う事もありました。家では兄弟にいじわるばかりで、本当に毎日怒ることしかありませんでした。

ある時、保育園での様子はどうか先生に聞きました。すると「手先がとても器用で下の子にも優しく、クラスをひっぱってくれるムードメーカーです」と言ってくれました。あまりに意外だったので、家での様子も説明しましたが、「この歳ならそんな感じだと思いますよ。大人しい子もいますが、大体このぐらいです」と言われました。

他の子と比べると落ち込む時もありますが、色々な子を見ている先生にそう言ってもらえると、安心感が生まれました。

ただ、「かまってほしいのは、すごく伝わってきます」と言われたので、長男としての寂しさを埋めてあげる事ができれば、下の子にも優しくできるのかなと思っています。

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

とにかく周りに相談

子供の発育や子育ての方針など、小さい子供がいる場合は毎日のように不安になることがあります。

そんな時には、私はとにかく保育園の先生や親兄弟、親戚などいろいろな人に相談して、いろいろなアドバイスを貰うことにしています。もちろんすべての意見に流されたり惑わされるのではなく、自分や子供の性格に合っている意見を積極的に取り入れ、そうでない意見は参考程度に留めています。

そうしているうちに自分の心が楽になったり、自分だけではないと元気が出てきます。

一人で悩んで溜め込むと、子供にも自分にも優しくできなくなってしまうので、何か少しでも不安なことがあればすぐに周りに相談しましょう。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

自分ひとりで抱え込まない

うちの子は夜泣きがひどく、毎日ワンオペ育児でいつまでこの寝不足な日々が続くのかと不安な日々を過ごしていました。若干、うつのようになっていたと思います。

そこで、まず人生の先輩である母に相談しました。悩みや不安なことを聞いてもらうだけで、だいぶ心が落ち着きました。

また、改善策がないものかと、住んでいる市役所へ電話して相談にものってもらいました。悩みを打ち明けると、親身になって聞いてくださり、アドバイスもくれました。

即効性のある改善策というものはありませんでしたが、不安な気持ちを解消することはできました。結局は時が経てば解決するというものでしたが、子育てで「これで合ってるのか?」などと不安になった時は、ひとりで抱え込まず、誰かに話してみることが重要だと思いました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

保育園の先生に不安を打ち明ける

私の子供は3月生まれで、10ヶ月の頃から自分の職場の保育園に通っています。同じ学年のお友達とは半年離れていたりして、子供の成長が気になりました。

3月生まれだし、半年も離れているんだから、成長に差があるのは当たり前なんですが、それでも周りと比べて心配になったり不安にかられたりしました。

そんな時、保育園の先生に「うちの子大丈夫でしょうか?同じ歳のお友達ってどんな感じなんでしょうか・・・」と不安を口にした事がありました。そしたら保育園の先生は、「あ、全然みんなこんな感じなんで、心配しなくても大丈夫ですよ」と言ってくれました。毎日子供達をみてる先生がそう言ってくれたので、とても安心した事を覚えています。

3月生まれは成長はゆっくりかもしれないですが、その学年のお友達の中で1番小さくて可愛がられやすいそうなので、よかったと思いました。

30代前半/男の子1人/女性

ママ編2位|SNSや専門書で知識を深める

SNSや専門書で知識を深める

同じ不安を感じたことのある人のブログなどを参考にする

4歳違いの兄妹の、子育て方法の違いについて悩むことが多かったです。親としては、息子には「しっかりと自立してリーダーシップの取れる大人へと成長して欲しい」、娘には「誰からも愛される愛嬌のある賢い女性になって欲しい」と願いながら子育てをしました。

しかし、4年間一人っ子として育った息子はやっぱり甘えん坊気質が抜けず、娘は常に4歳離れた兄をライバルとして育ったので、とにかく勝ち気になっていき、親の思いとは全く逆に育ちました。

そんな時、SNSなどの子育てサイトや子育て方法などのブログ、投稿などを見て、「10歳を超えたくらいから、それぞれの個性にあった育て方が本人らしい人柄になるのだ」と知りました。

そこで、それぞれの長所を活かすための習い事や学習方法を取り入れ、その子に応じた子育て方法に切り替えました。それが正解なのかは分かりませんが、今はそれぞれ自分にあった道へ進もうとしています。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

snsを上手に取り入れる

snsを見ていない人の場合、snsで子育てをしている人の発信を探してみるのもいいと思います。愚痴や不安を匿名だからこそ発信している人が沢山居て、「不安なのは自分1人じゃないんだ!」と安心することができると思います。

逆に頻繁にsnsを見ている人は、一度距離を取ってみてもいいのではないかと思います。どうしても自分の子育てと周りの子育て、自分の子どもと他人の子どもを比べてしまって不安を感じることがあります。snsから距離を置いて、マイペースに子どもと向き合えば、不安も解消されると思います。

snsは同じような立場の人の発信を見ることができたり、または会話することのできるツールです。上手く使って子育てを少しでも楽しめたら、自分も子どもも幸せだと思います。

30代前半/男の子1人/女性

親が先ずは勉強してその事について知識を得る

息子に発達障害があるとわかった時、少なからずショックを受けました。私はもともと保育士として働いていたため、いろいろな子どもを見てきて余裕があったつもりですが、我が子がそうだとわかった時に受容することが1番難しいと感じました。

子どもと一緒に勉強しながら、少しずつ自分も成長していく事が大切だと思い、知識を深めるためにたくさん勉強しました。

そして、子どもがとる行動には全て理由や意味があるはずだと、子どもの気持ちを感じ取ることから始めました。自分の理想を押し付けず、自分とは違う人格だという事をしっかり受け止めて、愛情を注いであげようと思いました。

成長の過程がどうであれ、子どもの気持ちを大切にしながら、焦らずに過ごしていけたらいいなと思っています。子どものタイミングをよく見て伝えることがポイントです!

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

教育の本を読んで不安を解消する

2歳の時、子供がイヤイヤし始めました。こだわりが強く、着替えや片付けなど自分流のやり方があるので、親も合わせなければなりません。こちらが少しでも違うことをしてしまうと、「ちがう」と大泣きして、それが1時間ぐらい続くこともありました。ほんの少しのやり方の違いで大きな癇癪を起こすので、本当に地雷を踏まないように毎日必死でした。

私は保育士をしていたこともあり、園の子供の癇癪に対しては落ち着いて「〜だったね」と気持ちに寄り添いながら関われていましたが、それは仕事だからできたことで、いざ自分の子となると本当にうまくいかなかったです。

主人に相談してもあまりいいアドバイスはなく、毎日「なんで私ばっかり」とイライラしていました。

ですが、それでは解決しないと気づき、いろいろな教育の本を読んで気持ちを落ち着けるようにしていました。うちの子に当てはまるようなことばかり書いてあったので、本当にママになってからの自分の気持ちの持ちようを変えてくれたと思います。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編3位|開き直る・肩の力を抜く

開き直る・肩の力を抜く

ある程度見守る

3歳と1歳の男の子を育てているのですが、やんちゃで近寄れば喧嘩ばかりする日々。こっちも、疲れていたりすると大きい声で怒ってしまい、負の連鎖・・・。

言いすぎたかなー?ということもありますが、どんなに怒っても意味ないんですよね。こっちも疲れるだけで。

なので、最近は喧嘩が始まっても、怪我しないくらいまでは見守っています。どうしても下の子を庇ってしまいがちですが、見守っていると案外、下のほうが強かったりして驚かされることもあります。

子どもの喧嘩って、大人が介入しなくても大丈夫なこともあるんですよね!私もある程度見守るということをできるようになってから、少し気持ちが変わりました。

20代後半/2人兄弟/女性

考えることを一旦やめてとりあえず笑う

息子は保育園の年中さんの頃、発表会の主役に抜擢されてから異常なまでにまばたきをするようになりました。息子が風邪を引いた時、小児科の先生に相談すると、チックだと言われました。そこの園は発表会にとても力を入れており、大きなホールを借りて発表するので、先生たちも間違えないようにと熱心に指導していました。そのプレッシャーからチックが出ているんじゃないかとのことでした。「親ができることはチックを指摘しないこと」と言われましたが、気になってしまい、声をかけてしまうこともしばしば。

発表会が無事に終わり、その後は落ち着いたかに見えましたが、そのあとも何か心理的ストレスがかかる状況が訪れる度にチックが出るようになりました。気がつくとなくなっていますが、小学二年生になった今でも、ずっと咳払いをしたり、まばたきをしたり、体を動かしたりしています。学校で誰かに指摘されて気にするようになれば、またチックがひどくなるんじゃないかと進行形で不安は続いています。

ただ親が狼狽えると子どもも不安になってしまうので、なるべく笑うようにしています。とりあえずなんでもいいから楽しいことを見つけて、見つからなくても笑います。すると子どももつられて笑うので、それにつられてこちらもまた笑います。

いつチックが出始めるか不安な日々ではありますが、これからも楽しく過ごしていきたいと思っています。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

なるようになる、どうにかなる精神を持つ

5歳と2歳の子育て中です。1人目が小さい頃は子育てに不安を感じることが多く、何をやるにもすぐにマイナスの方向に考えてしまっていました。2人で出かけることを異常に不安に感じたり、自分や子どもの体調不良にナーバスになることばかりでした。

でも2人目が生まれてからは、くだらないことでいちいち気を揉んでいる場合ではなくなりました。上の子のお遊戯会の日に下の子が風邪を引き、誰にも頼れずどうしようもないことがあったりと、何かあっても自力でどうにかしなくてはいけないことが増えたので、精神が鍛えられたんだと思います。

「何があってもどうにかなるし、どうにかするしかない。あれこれ考えても仕方ないから、その時になったら考えよう。なるようになるでしょ」と考えるようにしてからは、子育てが少し楽になりました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

多少時間がかかっても、自分でやってみるように促す

うちの娘は、他の友達と比べて生活力が乏しいです。器用なので、練習したら手早く上手にできますが、要領が悪くて覚えるまでとにかく時間がかかります。

私も説明したり待ったりするのが苦痛なので、「あんたは勉強だけ頑張りなさい」と言って家事などを全く教えなかったため、娘は高校生になっても身の回りのことがほとんどできませんでした。

過保護だったと反省し、最近は洗濯や炊事など少しずつさせていますが、家事全般の経験が少ないので将来が心配です。

多少時間がかかっても、自分でやってみるように促すことをしていかねばと思いました。

40代後半/女の子1人/女性

ママ編4位|子供と真摯に話し合う

子供と真摯に話し合う

幼い我が子とも1人の人間として向き合い、誠実に話し合う

子どもへのしつけのつもりが、ついつい感情的になり、キツく言いすぎてしまうことがあります。落ち着いて言い聞かせていても、子どもの反応が悪かったり、上手く伝わっていないと思うと尚更です。

朝言いすぎてしまった日は、必ずその日のうちに謝るようにしています。まず言い過ぎたことを謝った上で、どうして怒られていたか、キツい言い方をされてどんな風に感じたか、どうすれば良かったのかを改めて話し合う場を設けるようにしています。

反応が悪かったと思っていても、しっかり伝わっていたことが分かることもあり、次からどのように注意していけば良いのかを見直すこともできます。

どんなに小さな月齢でも1人の人間として向き合い、誠実に話し合うように心がけています。

30代後半/2人兄弟/女性

毅然とした態度で話し合う

小学校高学年になった娘は、周りの友達と共にオンラインでできる対戦系ゲームにハマり始めました。そしてゲーム中、イライラした時や焦っている時にとても悪い言葉を発するようになり、何度言っても直りませんでした。

あまりにもひどいので「それが直らないなら、ゲームは没収。そんなにイライラするならやめなさい」と伝え続けました。

また、「それを聞いてるこちらも気分が悪くなるし、いくら仲が良くても、友達にそんな言葉を言ってたら嫌われてしまうよ」等、話をして、今ではだいぶ改善されました。

ゲームやタブレット、スマホで遊んでいる子供の成長への悪影響について考えさせられることばかりですが、完全に遮断するのは現実的ではないので、常識の範囲内で上手に使えるようになってほしいなと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

ママ編5位|自分なりに頑張る

自分なりに頑張る

一つ一つの家事や育児に心を込めて向き合う

毎日のことだし正解もないので、子育てに不安を感じる人は多いと思います。でも自分自身がしっかりと前向きに取り組んでいるのであれば、もっと自信を持ってもよいのではないかと考えます。

親なら誰もが通る道です。日々の暮らしの中、一つ一つの家事や育児に心を込めて向き合っていれば、いつか相手も応えてくれます。

倒れるほど頑張らなくても、毎日の子育てを一生懸命こなしていれば、何も問題ありません。

不安を持つより、より楽しくしようと考えるのもよいかなと思います。

40代後半/2人姉妹/女性

【パパ編】子育てに不安を感じる時の対処法ランキング

順位 割合 子育てに不安を感じる時の対処法
1位 29% 子供と同じ視線で対応してみる
2位 20% SNSや専門書で知識を深める
3位 19% 子供と真摯に話し合う
4位 18% 周りの人に相談、共有する
5位 9% 息抜きの時間を設ける
その他 5% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てに不安を感じる時の対処法アンケート』によると、1位は『子供と同じ視線で対応してみる』、2位は『SNSや専門書で知識を深める』、3位は『子供と真摯に話し合う』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供と同じ視線で対応してみる』が約29%、2位の『SNSや専門書で知識を深める』が約20%、3位の『子供と真摯に話し合う』が約19%となっており、1~3位で約68%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てに不安を感じる時の対処法10選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|子供と同じ視線で対応してみる

子供と同じ視線で対応してみる

順序だてて子どもがやりたいことなどを聞き出して整理する

子どもが落ち着かないことが多くて、今どんな気持ちでいるのかをまず正確に知る必要がありました。

子どもは意外といろんなことを考えていて、いろいろな迷いを抱えている場合があります。そのため、順序だてて子どもがやりたいこと、やらなければならないことなどを聞き出して整理していきます。

先にできそうなことをまずやらせて落ち着かせます。それが第1歩で、成功したら次のステップに移ります。こうして子どもに自信をつけてもらいます。一つひとつの自信が成功につながり、気持ちもかなり落ち着いて安定してきます。

さらに、必要に応じて親自身の体験などを話して、子どもが理解できるようにしていきます。このようにしていろんな問題を解決できました。

60代前半/女の子1人/男性

子供の行動の意味を自分なりに推測してから接する

長男は非常にやんちゃで、奇声をあげたり走り回ったり、長女をいじめたりと、とにかく暴れん坊でした。初めの頃はこちらも感情のまま怒り、長男の意見をきくこともありませんでした。

ある時、私の職場でミスをしたメンバーが周りの顰蹙を買っていましたが、彼の様子を観察してみると、悪意がないことに気づきました。このことから、きっと長男にも悪意などなく、なにか理由があって理外の行動をとってしまうのではないかと考察しました。

次から長男を頭ごなしに叱るのではなく、なぜそういうことをしてしまうのか自分なりに推測してから接するようにしました。すると長男の口からも、なぜ自分がやってしまうのか理由を聞くことができました。その理由は稚拙で、とても納得できるのものではありません。しかし子供も幼いなりに考えているのだと理解できました。

それに気づいてからは、肯定的にその行動をとらえることができるようになり、不安の解消につながりました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

新米同士の親子なので、教わり教えながら仲良くする

我が子はイヤイヤ期真っ最中で、何でもかんでもイヤイヤ言って怒って泣いて、誰の言うことも聞きません。言ってもイヤイヤなのは分かってきたので、言わないようにしたり様子を見るようにしていきました。

怒ると親も子どもも感情的になるので、叱る時はしっかりと叱って、その後は必ず仲直りをしています。子どもと仲良くすれば、子どももだんだんと分かるようになってきました。

叱るばかりではダメだなといろいろ工夫をしていくうちに、子どもに教わることも増えていきました。親も子どもも同じ新米同士なので、日々お互いに教わり教えながら子育てをしていかなければいけないなと思います。

大変だけど仲良くなるのも楽しいです。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|SNSや専門書で知識を深める

SNSや専門書で知識を深める

子育て応援の本を読んで、うちだけじゃないと考える!

夜泣き、イヤイヤ期、寝ない、ご飯を食べない等、なぜうちの子だけと思いながら子育てしていました。うちはだいぶ早く子供ができたので、周りと比べることも出来なくて精神的に参っていました。

が、子育て応援の本を読んでいると、同じような悩みばかり笑 それらを見ていると、あー、みんなおんなじなんだと心が軽くなってきました。子育ての大変さは変わらないですが、どの親御さん達も頑張ってるんだなーと元気がもらえて、目の前の景色が明るくなっていきました!

うちの子は自分にとっては特別だけど、他と比べたら特別な子供じゃないんだな!みんな同じように、悩んで泣いて怒って育ててるんだな。自分だってそうやって育ってきたんだから大丈夫!!と思える出来事でした。

何が対処法になるかは人によって変わってくるとは思うので、アンテナは張っておきましょう^^

40代前半/2人兄弟/男性

悩んだ内容をネットで検索し、家族で話し合う

子どもが幼稚園に通い出したのですが、自分の子どもだけ他の子どもと遊ばなかった時、不安を覚えました。

そこで「他の子と遊べないのが普通なのか、異常なのか」をネットで調べました。すると自分の子ども以外にも同じような子どもがいて、自然に周りと遊ぶようになったという記事を見て安心できました。

最初は「なぜこの子は他の子と違うのか、何とかしないといけない」と思い込んでしまい、負担を感じていましたが、ネットで調べたことを元に家族で話ができたことで気持ちが楽になり、子どもと笑顔で接するようになれました。

本当は幼稚園を他の施設に変えようかと悩んでいましたが、環境を無理に変えることをせず様子を見る選択をして良かったと思います。もし環境が変わっていたら、子どもがもっと負担に感じていたかもしれません。

30代前半/2人兄弟/男性

パパ編3位|子供と真摯に話し合う

子供と真摯に話し合う

落ち着いて話せる状況で子供と話してみる

娘の口癖は「これしていい?」で、常に周りの反応を窺ってから行動することが多いと感じていました。もっと自由に動いていいのに、自分の伝え方が悪いのかなと不安に感じることもありました。

ある日、家族でトランプをしていた時、娘は見ているだけでした。こちらが「やらないの?」と誘っても、「やらない」と言うだけです。でも明らかに興味を持っているようでしたので、一緒に寝る時に「さっきトランプやりたかったんじゃないの?」と聞いてみると、「だって失敗したり、負けたりするの嫌だもん」と言いました。ここで娘はかなりの負けず嫌いなんだとわかりました。

そこで私は「いいんだよ。失敗しても、負けても、間違っても。パパも失敗したり、間違ったりするんだよ」と伝えました。娘は「そうなの?なんでもできるんじゃないの?」と少し意外そうな様子でした。ただ、娘も自分の気持ちが分かってもらえて、失敗してもいいと言われた事で安心したのか、それ以降は近寄って見ているだけではなく、「パパ一緒にやって」という風に変わりました。今では、自分からやってみる子へと成長してきました。

ずっと気にかかっていた娘の行動の理由もわかったので、しっかり向き合うことの大切さを実感しました。

40代前半/2人兄妹・姉弟/男性

理由を添えて叱る

うちの娘は2歳後半から自己主張が強くなり、風呂に入る時もご飯を食べる時も、寝る時も言うことを聞かないので、こちらも怒ってばかりになってしまいます。これはよくないと思い、どうしようもない時はお菓子でつっています。甘やかすのはどうかと思いますが、あまり押さえつけて自己主張できない子になるのはよくないので、さじ加減が難しいです。

とにかく感情的にただ怒鳴ったりするようなことはしないようにしています。そして必ず「なぜ怒っているのか、何に対して怒っているのか、何故ダメなのか」と理由を添えて叱るようにしています。

私に影響され、最近は妻も同じような叱り方になってきました。一貫性のある叱り方のほうが子供も理解しやすいので、良い傾向だと思っています。

とにかく1番重要なのは、我が子を愛している気持ちがしっかりあるかどうかだと思います。その気持ちが曇っていると自覚したら、黄色信号なので、病院を受診するべきです。

40代前半/女の子1人/男性

パパ編4位|周りの人に相談、共有する

周りの人に相談、共有する

子育てに対する不安を他の人とも共有する

子育てに限らず、不安は誰かに共有することで軽減されるものだと思います。私も子どもがきちんと躾けられているのか、子どもの将来のためになっているのかなどいつも不安を感じていました。

子育てはプライベートなことなので、なかなか他の人に相談するハードルが高いです。また、「そんなことを不安に思うのか」と周りに思われてしまうのではないかという懸念も生まれてしまいます。

しかし、実際に先輩などに相談してみると「自分も同じ不安を感じていた」という人は多く、私の不安も軽減されました。さらに、同じ不安を感じたことがある先輩として、適切なアドバイスをくださる方にも出会えました。

子育てで色んな不安が生じるのは当然なので、気軽に相談できる人が周囲にいるとよいと思います。

20代後半/男の子1人/男性

先輩パパママに相談する

私は子育ては1人でするものではなく、夫婦2人でおこなうものだと思います。「仕事が忙しい」とか「疲れているから」は言い訳になりません。

何でも1人で抱え込むと、余裕がなくなり不安も募る一方なので、周囲に相談するのが一番です。

しかし意外と難しいのは、自分の親や義父母へ相談する事。新しい考え方に柔軟に対応できる人であれば良いのですが、昔のやり方に固執したり、孫の取り合いでかえって収拾がつかなくなることもあるので、十分な注意が必要です(実体験です…)。

そんな時はパートナーや周囲の先輩パパママに助けや助言をもらうのがおすすめ。周りを巻き込んでしまえば良いと思うし、歳の近い先輩パパママであれば相談もしやすいと思います。

40代後半/男の子1人/男性

パパ編5位|息抜きの時間を設ける

息抜きの時間を設ける

親に子供達を預けて、夫婦で気分転換しに行く!

4人家族で4歳と0歳の息子たちと暮らしています。私たち夫婦は正社員の共働きなので、嫁6:私4くらいの比率で家事育児をしていますが、まだ手の掛かる年齢ということもあり、自宅では子供に付きっきりになります。

2人で決めた育て方(悪さや言うことを聞かなかったら2回までは諭すが、3回目で本気で怒る)があるのですが、仕事と育児の両立が難しく疲れてくると、ルール無視でどちらもすぐに怒鳴ってしまうようになりました。こういうことが続くと、色々今後が不安になってきます。

そんな時は嫁と話しあって、すぐにどちらかの親に預けてしまいます。「夫婦でデートしてくるから半日預かってくれ」と言うと、意外とどちらの親もすんなり了承してくれます。なので自分たちのご褒美時間を堪能しようと、毎回お店のチョイスを交代で決めてご飯を食べに行きます。

また、子供も「祖父母は自分の親の親」という認識があり、一目置いているので、向こうではちゃんと言うことを聞いているみたいです。よい気分転換になっているみたいで、帰ってきても当分いい子になっています。

30代後半/2人兄弟/男性

子育てに不安を感じる時の対処法まとめ

この記事では、子育てに不安を感じる時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てに不安を感じる時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『周りの人に相談、共有する』、パパ側の1位は『子供と同じ視線で対応してみる』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てに不安を感じる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てに不安を感じる時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てに不安を感じる時の対処法
1位 46票 周りの人に相談、共有する
2位 17票 SNSや専門書で知識を深める
3位 16票 開き直る・肩の力を抜く
4位 8票 子供と真摯に話し合う
5位 4票 自分なりに頑張る
その他 9票 上記以外の回答

【パパ編】子育てに不安を感じる時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てに不安を感じる時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てに不安を感じる時の対処法
1位 29票 子供と同じ視線で対応してみる
2位 20票 SNSや専門書で知識を深める
3位 19票 子供と真摯に話し合う
4位 18票 周りの人に相談、共有する
5位 9票 息抜きの時間を設ける
その他 5票 上記以外の回答