【パパママ別】子育てがきつい…経験者が実践した32の対処法

子育て きつい

「子育てがきつい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「周りに相談・誰かを頼る」や「完璧を目指さず、適度にサボる」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てがきつい時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法32選をご紹介しています。

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【パパママ別】子育てがきつい時の対処法

順位 子育てがきつい時の対処法
ママ パパ
1位 周りに相談・誰かを頼る 長い目で見ること
2位 完璧を目指さず、適度にサボる 周りに相談・誰かを頼る
3位 少し離れて落ち着く・息抜きする 一緒に出来る楽しいことをする
4位 子供の立場で考える 完璧を目指さず、適度にサボる
5位 原点回帰で心をリセットする 子供の立場で考える
6位 長い目で見ること 少し離れて落ち着く・息抜きする

まずは、パパママ別の子育てがきつい時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てがきつい時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『周りに相談・誰かを頼る』、パパ側の1位は『長い目で見ること』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てがきつい時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】子育てがきつい時の対処法ランキング

順位 割合 子育てがきつい時の対処法
1位 32% 周りに相談・誰かを頼る
2位 24% 完璧を目指さず、適度にサボる
3位 20% 少し離れて落ち着く・息抜きする
4位 8% 子供の立場で考える
5位 4% 原点回帰で心をリセットする
6位 3% 長い目で見ること
その他 9% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てがきつい時の対処法アンケート』によると、1位は『周りに相談・誰かを頼る』、2位は『完璧を目指さず、適度にサボる』、3位は『少し離れて落ち着く・息抜きする』という結果に。

割合で見てみると、1位の『周りに相談・誰かを頼る』が約32%、2位の『完璧を目指さず、適度にサボる』が約24%、3位の『少し離れて落ち着く・息抜きする』が約20%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てがきつい時の対処法23選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|周りに相談・誰かを頼る

周りに相談・誰かを頼る

誰かに任せて子育てから一瞬離れる

会社の仕事は職場を離れればその日は終了するし、気分転換もできます。でも子育ては24時間365日、年中無休のとんでもない作業です。嫌になっても退職できないし、休職もできません。日によってはハプニングもあるし、めちゃくちゃハードになります。子育てからは逃げられないとわかっているからこそ、実働以上にプレッシャーと疲労、精神的ダメージが大きいのです。

「もう今日はダメだ、無理!」と感じたら、その日は休みましょう。一日は無理でも、半日、せめて三時間でもいいです。もちろん休むだけではなく、代理で勤務してくれる人を見つけてからです。パートナー、両親、義父母、信頼できる友人、保育園、育児サービス、地域の施設、なんでもいいです。

ちょっとだけ離れて、子育てに100%つぎ込んでいた時間を自分に充てて、好きなことをする、休憩する、リフレッシュするんです。しばらくして疲れやキツさがやわらぐと、また新たな力とやる気で子育てに向き合えるようになります。

「きつい」と感じたら、一瞬離れてみましょう。そのことに罪悪感を感じる必要はないのです。

40代後半/男の子1人/女性

誰かと話して気分転換をする

夫は残業が多く、休みの日も積極的に育児をしてくれないので、基本ワンオペでの育児です。朝から晩まで言葉の通じない子供と2人きりでいるのは思いの外厳しく、予定にないタスクを増やしてくる子供にもイライラしやすくなっていました。

このままではいけないと思い、とにかく外出して誰かと話して気分転換をするように心がけました。子供とは「会話」ができないので、とにかく大人と「会話」することで気分転換を図ります。特に支援センターや児童館は、保健師や保育士の資格を持っている人がいる場合もあるので、悩みの相談をすることも多かったです。

ワンオペ育児は心身ともに孤独なので、悩みを共有してもらって軽いアドバイスをもらえるのは精神的に非常に助かりました。気持ちをリフレッシュすることで心にもゆとりが生まれ「よし、また頑張るか」と育児にも前向きになれました。

30代後半/女の子1人/女性

実家やサポートセンターなど、周りを頼る

わが子が新生児の時が1番体力的にしんどかったです。ですので私は産んでから1ヶ月は実家に帰って親を頼りました。車で15分くらいですので夫も仕事終わりに私の実家に寄って、子どもを寝かしつけたら家に帰っていました。

しかし実家が遠かったり、頼れない方もいらっしゃると思います。そういう時は旦那さんの実家でもいいですし、気を使うなら地域の子育てサポートも使っていくといいと思います。

つい子供のことを最優先にしてしまいがちですが、お母さんが倒れてしまったら元も子もありません。自分の事も気にかけていってほしいです。

本当に無理な時だけでなくても、リフレッシュ目的で子どもを預けてもいいと思います。精神的に疲れてしまってもだめですから、リフレッシュを咎めるような人は無視しましょう!

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

同じような立場の気心知れた人に話す

私は何か問題が起こる度に、先輩ママさんや仲の良いママ友にメールしたり、会った時に悩みを話したりします。やはり同じような悩みを持っている人、もしくはそこをクリアした人に話すのが1番だと思いました。

もちろん全てのことが解決される訳ではありませんが、「他のママさんも頑張っている」と知れただけで半分ぐらいは解決します(笑)

後は大半の悩みは時間が解決してくれます。そして子供の年齢が上がると、今までの悩みはもう消えて、新しい問題が発生します。皆さんその繰り返しをしているのだと思います。

昔、子供のいない妹に相談したのですが、理想論を突きつけられて悲しい思いをしたので、やはり同じような立場の気心知れた人に話すのが1番だと感じました。

30代後半/男の子1人/女性

一人で悩まず、みんなに知ってもらう

子育てが大変で悩んだ時はまず、何もかも一人で抱え込んだら負けだと思っています。

こちらの気持ちも、子供の気持ちもまだうまく伝え合うことが出来ず、イライラは募る一方だし、その上自分の子育てが合っているのかどんどん自信がなくなっていくことも多かったので、ダンナや保健師さん、周りの大人を遠慮なく巻き込んで育児することにしました。

一人だと悩みが尽きないことも、助けてくれる人がいると気が楽になるし、みんなで子育てしていくと子供も母親もストレスを抱えずに子育てが出来ました。

適度にリフレッシュもして、追い込まれた気持ちにならないように楽しく育児ができると、自分も周りに目が向けられて自分の育児を見直すきっかけがあったり、新しい気持ちで子育てができます。

30代後半/女の子1人/女性

同世代で同じ性別の子を持つ親友に相談する

中学生の息子の反抗期が本当にひどく、壁に穴が開く、ドアが壊れるなど大変な状況でした。受験期とも重なって、自分の実力よりも上の高校を目指していたこともあり、ストレスとプレッシャーもあったと思います。

結局、チャレンジ校は失敗してしまい、併願校に行くことになりました。それも自分で決めたことでしたが、親のせいにしたり、言葉と態度、器物破損が酷かったです。その時は家を壊されることで怒ったり、子どもの感情に流されて自分も怒鳴ったりしてしまうことが多かったですが、逆効果だったと思っています。今思うともっとおおらかな気持ちで、「もうそれでいいんだよ」と受け止めてあげられたらよかったのかも知れません。

自分自身も家で逃げ場がないので、保育士の友達に相談したり、同世代の子を持つ友達に相談したりして、アドバイスをもらったり共感してもらったりして対処しました。また、カフェに行って話したり、自然あふれる場所で過ごして気持ちを落ち着かせていました。

そしてストレスを感じた時は息子に自分から話しかけず、相手から話しかけられた時だけ話す等、あえて多くのコミュニケーションを取らずにいました。

40代後半/3人兄妹・姉弟/女性

医療機関に相談する

うちの子どもは、歩くのもしゃべるのも遅い子でした。また、予定日より1ヶ月早く生まれていたこともあり、発達が気になっていました。

児童館などで知り合った同世代の子達は、1歳過ぎた辺りからしゃべったり歩いたり、走ったり…比べてはいけないと思いつつも、焦っている自分がいました。

1歳半の健診の頃、やっと歩き出した我が子。でも、健診会場にいた子達は走り回っています。指差しも出ず、チェックに引っ掛かってかなりショックでしたが、病院を受診するように勧められたので、以前から早産のフォローアップでかかっていた小児科の先生に相談をしました。

先生はちゃんと相談にのってくれ、「今は様子見で大丈夫。2歳になったらまた来てください」とのことでした。話したことで私も余裕を持って待つことができました。今はすっかりお話もかけっこも上手です。

30代後半/女の子1人/女性

親などに頼る

下の子を妊娠している時、上の子も小さかったので働くことが出来ず、ずっと1人で育児をするのがすごくきつかったです。

でも親が私のしんどさに気づいて遊びにきてくれたり、出かけようと誘ってくれたりしたので、とても癒されました。

やはり連日言葉が通じない子供と一緒に居続けるとストレスが溜まるので、大人同士で会うのは気分転換になるなと思いましたし、頑張りすぎずに時には甘えないといけないなと思えました。

少し環境を変えてリフレッシュすることが大事だと思うので、少しの時間だけでも支えてくれる人がいるなら、遠慮なく頼っていいと思います。

20代後半/女の子1人/女性

ママ編2位|完璧を目指さず、適度にサボる

完璧を目指さず、適度にサボる

ゆったり好きなことをする

私が「子育てがキツい」と感じる瞬間は、風邪を引いた時、生理の時、仕事が忙しい時など、自分がいっぱいいっぱいになっている時がほとんどです。普段自分が元気な時は、子供がグズったり、抱っこ抱っこと言われてもキツイと感じることはなく、かわいいなと思って接することができるのに・・・と、罪悪感を感じてしまいます。

日本人の男女、特に母親は「昭和の完璧な母親像」が頭にこびりついているらしく、そのために「母親として頑張らないといけない」と思い込んでいる方が多いそうです。

そんな話を聞いてからは、自分を少し甘やかす事にしました。子供と離れて甘いものを食べたりコーヒーを飲んだり、ぐうたら寝転がり好きな音楽を聞いたりします。

お母さんがゆったり好きなことをしていると子供も安心するのか、ひとりで遊び始めたりします。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

頑張らずにできるだけ休む

5歳と2歳の子育てをしています。上の子の幼稚園の夏休みなどの時期は、主人の休みが少なくほぼ毎日ワンオペで2人の相手をしているので、キツいと感じるようになります。そして最後には私がどこかしら不調になることが多いです。

そんな時には開き直って無理はしないことにしています。ご飯は冷凍食品やデリバリーにして、子どもにもテレビを見たりしてもらって、できる限りゆっくりさせてもらいます。

キツイ状態で頑張っても精神的に辛くなって、子ども達にあたってしまったり体調不良が長引いてしまうので、とにかく疲れたら休むということを心掛けています。

あとは精神的にキツいと感じる時は、子ども達が寝た後に好きなアイドルの動画を見て癒しを得るとリフレッシュできます。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

何もしないでダラダラする

やらなきゃいけないと思いながら動いていると、余計にプレッシャーになって心身共に疲れてしまうと思います。

そんな時はいつも床に寝転がって「もうやだー!何にもしなーい!」と声に出してだらだらします。夕飯はスーパーのお惣菜や弁当を買ったり、レンジで調理出来るものだけにして、味噌汁はインスタントにしてしまいます。掃除や部屋の片付けも後回しで、とにかく何もしないのです。

ただ、子どもはそんなことお構いなしなので、寝転がった私の上に乗ってきたり、おもちゃを持ってきて遊んで欲しいとアピールしてきますが、相手したくない時はそれも「ママ今はやだー」と言って無視します。そうやってしばらく過ごしていると、夜になる頃にはだいぶ気力が回復してきて、後回しにしていた家事や子どもの世話を少しやる気になっています。

どうしても気力が回復しない時には、子どもを寝かしつけた後に自分の好きなことをしたり、早めに寝てしまうのが効果的です。とにかく自分を甘やかして休ませてあげることが大切だと思います。

30代前半/男の子1人/女性

子育てのハードルを下げること

長男は3歳頃からイヤイヤがとても激しく、0歳の次男もいたこともあり、とてもきつかったです。

まずは、エネルギッシュな長男に合わせて、公園で身体を動かし発散させることを優先にし、「好き放題遊ばせ、十分に疲れさせる」という作戦をとりました。

また、してほしいことは、「次は、〇〇するよ」などと事前に伝えて、予告していくことを心がけました。

上手くいかない時もありましたが、次第に初めての子育てで私自身の理想が高かったということにも気付き、「まぁ、こんなもんだ」と腹をくくって気長に子供の反応を持つこともできるようになりました。

自分自身のハードルをさげ、「こどもはゆっくり成長するもんだ」という気持ちをもつことも大切なのだと気づかされました。

30代前半/3人兄弟/女性

1度好きにさせてみて、本当に危ない時はちゃんと言葉にして言う

8ヶ月の女の子を育てています。ハイハイが少しずつできるようになってきて、なんでもつかんで口に入れてしまい、目が離せない状態です。ダメだよと言ってもまだ理解できないので余計にもどかしくなります。

なのでまずは何かを手にしたら「上手にとれたね!そこまで行けたのすごいね!」などと褒めるようにしました。その後に「これは汚いからここに置いとこうね」とか、おもちゃを投げたりする時は「おもちゃも痛い痛いだから、大事にしようね」など、頭ごなしに「だめ!」と叱らず、なぜダメなのかも一緒に言葉にするようにしました!

それでもダメな時は1度好きにさせてみて、本当に危ない時はちゃんと言葉にして言うようにしました!

なんでも制限してしまうとその子の個性も奪ってしまいそうな気がしたので、気長にまぁいいかくらいで接するようにしたら、少し心にも余裕ができました。

20代後半/女の子1人/女性

カッコつけずに、子供たちにキツイと正直に伝える

9歳と5歳の兄妹を育てています。生理前、生理中、自分が風邪をひいた時などの育児がとても辛いです。私がコロナに感染した時もとても辛かったです。

体調不良の時は頭が働かなくなり、子供に大声をあげてしまったり、逆に伝える気力すらなくなったりするので、自分の体調管理が一番大事だなと日々感じています。

そして、つらい時は子供たちに体調のことを正直に伝えることが大事だと思います。平気な振りをして頑張る母親像ってドラマチックでカッコイイですが、無駄に我慢すると爆発してしまうので、小出し小出しに伝えるのが一番かなと思います。4歳以降くらいなら伝わるかなと思います。

また、日頃から薬(風邪薬、鎮痛剤など)や飲み物(イオン飲料や麦茶の箱買い)をストックしておいたり、ない時はネットスーパーやAmazonなどをフル活用してどうにか乗り切っています!

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|少し離れて落ち着く・息抜きする

少し離れて落ち着く・息抜きする

少しでもリラックスタイムをとって休む

余りにも毎日頑張りすぎているために、赤信号が出ているのだと思います。おそらくストレスも溜まっているので、少し離れて休息をとってください。

しっかり休まないと息が詰まってしまいますので、キツイと感じた場合は少しでもリラックスタイムをとって休むことが大事です。

そのままで行くと倒れてしまう可能性もありますので、限界を感じたら月に1、2回くらいは一日だけでも休息を取ってゆっくり休んでみましょう。たまにはエステに行ったりして気分転換をするのもおすすめです。

40代後半/2人姉妹/女性

無理せず子供と一瞬離れて落ち着く!

癇癪を起こしてどうにもならなかったり、言うことをなかなか聞いてくれなかったりと、上手くいかず嫌になる時が何度もあります。

そんな時は無理せず、限界だと感じたら子供から少し離れてスマホを見たり、本を読んだりして自分の心を落ち着かせます。イライラしたまま無理に相手しようとすると、ストレスが溜まって八つ当たりしてしまったり、気分がずっと落ち込んでいたり、反動が出てしまうのであまり無理しない様にしています。

初めは「放置なんて子供が可哀想だから良くない」と思っていましたが、小さいうちの子供は落ち着いたり欲求が満たされれば、さっきのギャン泣きが嘘のようにケロっとしてしまいます。

なので少し私も気を抜くことにしています。

30代前半/2人兄弟/女性

安全が確保された状態で少しだけ放置!

1歳と0歳の男の子のママですが、次男の興味が徐々に長男のおもちゃに向いてきた頃、取られるのか嫌な長男はおもちゃに触れただけで次男を叩くようになりました。しかも頭や顔です。何度も叱りましたが、まだ言葉が理解できないので、同じようなことが何度もありました。

なるべくは言葉で教えたいと思っていましたが、伝わらないのであれば痛みで分からせるしかないという結論に至りました。そして長男が次男を叩いた時に、長男が次男を叩くのと同じように頭や顔、それに加えて次男を叩く手を叩きました。そのようにしていくうちに次男を叩かなくなり、機嫌のいい時は自分からおもちゃを渡すようになりました。

これが正しい躾なのかは分かりません。体罰は絶対にダメだという意見もあるでしょう。ただ、これから保育園や幼稚園に通うようになった時にお友達にそんなことをさせたくないですし、自分で痛い思いをすれば相手の痛みに気づけるのではないかと思ったので、心苦しかったですけど同じことをして教えました。その代わり、次男に優しく出来た時は大袈裟に褒めるようにしています。

それでもたまに癇癪を起こしてしまうことがあるので、そういう時は次男と私は別室に移動します。安全が確保された状態で長男を1人にして、泣こうが遊んでようが関係なくしばらく離れます。普段からゼロ距離育児をしているママさんは、時々視界に子供を入れなくするだけで心が落ち着きます。

30代前半/2人兄弟/女性

お昼寝タイムの静かな一人の時間にお茶を楽しむ

子供4人(小中高大)の母です。兄弟が多いので、誰かの補助がないとお風呂もご飯もトイレも出来なかった時はきつかったですね。でも、当時は可愛さと感動もたくさんありました。

一人になりたいと思うこともありましたが、現実的に無理なので、お昼寝タイムの静かな一人の時間にお茶をしたりしていました。

すぐに起きて、飲めない時ももちろんありましたが、すべてが今はもう戻れない懐かしい1ページです。

4人とも大きくなってもう手がかからなくなったので、これからは寄り添う子育てをしながら母親を楽しんでいきたいです。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

子供達が寝ている時にリラックスする

子育てがきついと思ったのは、2歳と0歳の二児育児が始まった時です。2歳のイヤイヤ期が始まり、新生児の育児もとても辛く、きつかったです。

また2歳の息子は言葉もゆっくりで、嫌なことがあると癇癪を起こして泣いていました。0歳の娘はよく寝てくれる子で育てやすかったですが、夜は何回か起きるので、まとまった睡眠をとることができず疲れがとれませんでした。

娘を抱っこして昼寝させ、2歳の息子を近くの公園で遊ばせて、出来るだけ外の空気を吸って家でイライラを溜めないようにしていました。

また子供たちが昼寝をしている間に早く家のことを終わらせ、自分の好きなおやつを食べたり仮眠をとったりして、きつい気持ちをまぎらわしていました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編4位|子供の立場で考える

子供の立場で考える

大人としての立場でなく、子供の立場になって考えてみる!

小学生の子供が宿題をなかなかしなくて困ると、よく保護者の間でも話題になります。段々自我が出てきて、頭ごなしに叱りつけたりすると却って反抗してきて逆効果ですよね。

我が家は子供に宿題しなさいとはあえていいません。「お母さんの宿題じゃないんだから、別にしなくてもいいよ」「先生に叱られるのは自分だし、お母さんはどっちでもいいよ」と普通の口調で話します。そうすると、子供は意外と冷静に考えますよ。子供に自分で考える力をつけさせる為にも有効だと感じています。

また、お腹が空いていると人間イライラするので、子供に軽くおやつを食べさせてから話す事も大切です。大体この方法を使うと宿題をしますよ。

私は子供が反抗したくなる言葉は敢えて使わないようにしています。それだけでもお互い穏やかに過ごせると思います。

40代後半/男の子1人/女性

子供目線の感覚で考えてみる

次女が産まれたての時は、2人育児が本当に辛く、自分に余裕がなくなってしまうことが多くなりました。

せっかく次女を寝かしつけたと思ったら、「よしよーし!」と言いながらバシバシ叩いて起こしてしまう長女(当時2歳半)…子供なので加減がまだ分からないのは理解できるのですが、ついイライラして「なんで赤ちゃんを叩くの!」と長女に強く当たってしまうことが増えていました。

ある時、保育士をしている友人とそんな話をしていたところ、「子供の手の感覚って、大人がゴム手袋を2重につけているのと同じくらいなんだよ。だから絵本のページもばさっばさっと豪快にめくったりしてしまうの。きっと長女ちゃんは、ママのマネをして次女ちゃんをトントンと優しくよしよししていたつもりなんだよ」と言われ、なるほど!と物凄く納得させられました。

子供目線の感覚が分からなかった私でしたが、そこから優しく子供の行動を見守ることが出来る様になりました。

30代前半/2人姉妹/女性

ママ編5位|原点回帰で心をリセットする

原点回帰で心をリセットする

妊娠中や赤ちゃんの頃の育児日記を読み返す

現在小学5年生の息子が生意気盛りで毎日怒っています。怒り過ぎてヘトヘトになってしまった時に見返すのが、妊娠中の日記や赤ちゃんの時の育児日記です。

妊娠中、私は切迫早産になってしまい約2ヶ月入院していました。その時に、とにかく1日でもお腹で大きく育って欲しい、元気に生まれて欲しい、それだけでいいと願って日記をつけていました。生まれてからも、初めて笑った時、寝返りが打てた時、お座りが出来た時と出来る事が少しずつ増えていってとても嬉しかった気持ちを日記に書いていました。

成長してくるとどうしても「大きくなったのだから出来るはず」と子供に要求する事が増えていました。そんな時に日記を見直すと、「そうだ、生まれる前は元気にいてくれればいい、生まれてからは出来る事が増える度に嬉しくて仕方がなかったな」と、当時の気持ちを思い出すのです。そうすると、イライラした気持ちも収まってきました。

私は怒りすぎて自己嫌悪に陥り、子育てがキツいなと感じる事が多かったので、そう感じた時に原点回帰で心をリセットしていました。もし、以前育児日記をつけていた方であれば、久しぶりに読み返してみるのも良いかと思います。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編6位|長い目で見ること

長い目で見ること

子供とたくさん遊び、料理や洗濯などもしっかり教えて、楽できるようにする

私の体調が悪い時に限って子供に何かあることが多く、しんどいカラダにムチを入れて乗り切ってきましたが、本当は寝ていたいのに誰もやってくれないからキツイなーと毎回思っています。

また、私はかなり若い頃に出産したので、周りの友人が遊んでいる時も遊べず、「羨ましいな・・・子供なんてもっと後でも良かったな」と思ってしまうことも多かったです。

今思えば、バカな考えだったなと反省しています。

その分、子供とたくさん遊んで、料理や洗濯などもしっかり教えていこうと思います。そうしたら私も助かりますし、子供も基本的な家事を覚えられるのでいいと思います。

30代前半/女の子1人/女性

【パパ編】子育てがきつい時の対処法ランキング

順位 割合 子育てがきつい時の対処法
1位 31% 長い目で見ること
2位 21% 周りに相談・誰かを頼る
3位 11% 一緒に出来る楽しいことをする
4位 10% 完璧を目指さず、適度にサボる
5位 9% 子供の立場で考える
6位 8% 少し離れて落ち着く・息抜きする
その他 10% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた子育てがきつい時の対処法アンケート』によると、1位は『長い目で見ること』、2位は『周りに相談・誰かを頼る』、3位は『一緒に出来る楽しいことをする』という結果に。

割合で見てみると、1位の『長い目で見ること』が約31%、2位の『周りに相談・誰かを頼る』が約21%、3位の『一緒に出来る楽しいことをする』が約11%となっており、1~3位で約63%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の子育てがきつい時の対処法9選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|長い目で見ること

長い目で見ること

焦らず長い目で見守る

私の子はまだ一歳になっていないですが、子育てで一番大変だと思うのが今の時期だと思っています。段々と自我が芽生えてきて、嫌がることも増えてくるので、「も~!」と感情的になってしまう時があります。

本当に大変だな、楽したいな、と何度も思いますが、それでも子供が可愛くてついつい笑顔になってしまいます。

なんで子供は大人が怒ってるのに笑うのだろうとよく思います。でもそれは子供が怒られる、ということを知らないからなんだと思います。そう考えると怒っている自分が醜く感じるし、気分も良くなくなるので、なんでも笑いに変えようと心がけています。

やってはいけないことを叱るのは当たり前ですが、子供が挑戦しようとしていることは怒らず見守り、時には離れて見ているというのも子供の為になるのではないかなと思います。焦らず長い目で見守りましょう。

20代前半/女の子1人/男性

失敗が人生の幅を広げると捉え、取り返しのつくことは見守る

子供にちょっとした注意をしてもなかなか伝わらない時や、叱っても数分後には何事もなかった態度をしている時など、毎日同じことを無駄に繰り返しているように思えて嫌になります。

そんな時は「親」という漢字を思い出すようにしています。「木の上に立って子を見守るのが親なのだ。何があっても見守る気持ちを大切にしよう。自分自身も同じようなことをしていたのだから」と思うようにしています。

けれど「自分が失敗したからこそ、子供には同じ失敗をさせたくない」と思ってしまうこともあります。

そういう時は「失敗を経験することで生きる幅が広がる」と考えるようにし、取り返しのつくことは見守るように心がけています。

30代後半/女の子1人/男性

とにかく親は安全を確保して、見守ること!

コロナの関係で数年前から在宅での仕事が増えました。当初は、「1歳の娘の成長をしっかり見られるなんて嬉しい!」と思っていました。しかし、今まで出張が多かった私はこの後、現実を知って愕然としました。当時つかみ食べ、遊び食べ真っ盛りの娘は、ご飯を手に取るなり床にポイ!妻は新聞をたくさん床に敷き詰め、遠目で笑いながら見ています。食べ物を粗末にしちゃいけないことを教えなければ!と思い、娘の目を見て「ご飯を床に捨てちゃダメ!」と言いました。すると娘はニコニコ笑って手をパチパチ。何も伝わっていません。

毎食後、べたべたになった娘をお風呂に入れ、掃除機をかける妻。その後も娘は本棚から絵本を全部出す。おもちゃ箱のぬいぐるみも出したり入れたり、自分が入ってみたりの繰り返し。散歩に行けばすぐ道路へ。こちらが瞬きしている一瞬も気が抜けません。これを毎日、妻はひとりでやっていたのか・・・と思うと、頭が下がる思いです。

妻に「もっと言葉で教えなきゃいけないんじゃない?」と聞くと、「一歳児は私たち大人が当たり前のことも、実験を繰り返しながら知っていくんだよ!とにかく親は安全を確保して、見守ること!」と返され、もう目からウロコでした。

娘は今年三歳。第二子は現在一歳になり、在宅ワークになった頃の娘を彷彿させる行動をとっていますが、毎日妻と楽しく見守っています。ただ、早くごはんは綺麗に食べられるようになってほしいな!(笑)

30代前半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編2位|周りに相談・誰かを頼る

周りに相談・誰かを頼る

夫婦や周りの家族と相談して改善!

今1歳2ヶ月の娘がいます。夫婦そろって若く、初めての子だったので、最初のうちはどうしたらいいか分からずあたふたしたり、キツイなと思う瞬間が多々ありました。そして夫婦間の関係もぎくしゃくしてしまいました。

このままでは良くないので、夫婦で話し合い、どちらかがゆっくり休める時間を作ったり、家事などお互いでフォローし合っていくことにしました。

また子育ての大先輩であるお互いの親にも相談しに行ったり、休日は公園などへ外出したりと、リラックスしながら子育てするようにもしています。

あとは「子育てはどの家庭でも大変だ」と自己暗示をかけることで、「うちだけじゃなく、周りも一生懸命な思いをして頑張っているんだ」と思えて少しは気持ちがラクになったりします。

20代後半/女の子1人/男性

SNSの情報を活用する

6か月の子供がいます。妻は専業主婦なので、僕は「会社で働いている自分は、妻の家事・育児の補助をするものだ」と思っていました。

でも、妻からは「私は毎日家事と子育てで休む暇がない!あなたももっと父親の自覚を持ってよ!」と文句を言われてしまいました。僕も自分の考えを説明したのですが、どこまでいっても平行線で歩み寄れず、だんだん関係が悪化していきました。

どうしたらうまくいくのかと思っていた時、活用したのがSNSです。SNSは世界中の皆が共有できる場なので、調べたいキーワードを入力するだけでいろいろな考えやスキルを学ぶことができます。

時には反対意見の人に出会うこともありますが、育児やパートナーとの関係に対する回答が直ぐに得られるので、おすすめです。

20代前半/男の子1人/男性

パパ編3位|一緒に出来る楽しいことをする

一緒に出来る楽しいことをする

一緒に笑顔になれる楽しいことをする!

人それぞれかとは思いますが、子どもって同じ失敗を繰り返しませんか?うちの子は、食事中にご飯をこぼします。よくこぼすどころか、毎日、毎回と言っていいほどこぼすので、こぼす→拭くの繰り返しの毎日です。

食事前に私が「テーブルの上で食べようね!」と声をかけると、「うん!」と元気に返事をしてくれますが、5分後には床を拭いている私…。1回の食事中に3回も4回もこぼされると、もううんざりです。楽しいはずの食事なのに、親はイライラ、ガミガミ。子どもはしゅんとして、暗~い食事時間になることがしばしばあります。

そんな時は、食事の後に気持ちが前向きになれるようなことを考えて、子どもに提案します!「一緒に絵本読もう!」とか「外遊びに行こうか!」とか、ほっとしたり気分転換ができたりすることなどです。特に、体を動かすと気分転換になるのでおすすめです。

しんどいことがあっても、子どもの笑顔を見ると、またがんばろうという気持ちになれます。マイナスなことがあっても、それ以上のプラスを考えて行動することが大切なのだと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/男性

パパ編4位|完璧を目指さず、適度にサボる

完璧を目指さず、適度にサボる

ほんの少しでも伝わったらよしとして妥協する

子供も一人の人間なので、決して親の思う通りにはなりません。そのことを常に念頭に置きながら、100点を目指すことなく接しています。

たとえばお片づけや黙って食事をするなど、大人から見れば当たり前の事でも、子供にとってはとてもハードルが高いものです。そんな時は「自分もさんざん親に手を焼かせてきたのだから、自分がこう思っているのだよと言うことさえ伝えればいい」と考えています。

お片づけをしない時は、散らかっている様子を見せてからおもちゃ等をしまって見せて「この方が気持ちがいいでしょ?」と言って聞かせます。静かに食べない時は「お口から食べ物がこぼれちゃうよ。〇〇(ごはんとか野菜など)が可哀そうでしょ?」と言って聞かせたり、完全には出来なくてもほんの少しでも伝わったらよしとして妥協することが大切だと思います。

50代前半/3人兄弟/男性

パパ編5位|子供の立場で考える

子供の立場で考える

「どうしてダメなのか」と理由を説明する

4歳の息子がいるのですが、食事中にテレビを見ていたり、左手でお皿を持たなかったり、肘をついて食べていたりと、食事のたびに注意をしています。しかし、なかなか改善されません。

なので、「どうしてダメなのか」と理由を説明するようにしました。まだしてしまうことがありますが、理由を説明すると理解してくれたようで、自分で気に掛けるようになりました。これは何にでもそうだと実感したので、日常生活でも理由を明確にわかりやすく説明をしてあげるべきだと学びました。

よく考えてみると大人も同じですよね。どうしてこの作業をするのか、どうしてこの行動をとるのかを自然と頭で理解できている部分があると思います。それが子供は分からないという認識を持つべきでした。

今後の子育てにおいて、考えさせられました。

20代後半/2人兄弟/男性

パパ編6位|少し離れて落ち着く・息抜きする

少し離れて落ち着く・息抜きする

妻と交代でひとり時間確保

1歳半を過ぎたあたりから体力全開の息子。基本的に休日は親子3人で過ごしていましたが、息子と1日過ごすと妻も私もヘトヘトで、家事もままならない状況でした。

そこで、午前中は私の休憩、午後は妻の休憩というように、夫婦で分担してひとり時間を確保するようにしてみました。

最初こそ私一人で息子を見ているのは大変だったのですが、次第に慣れてきて一緒に遊ぶことが楽しくなってきました。と同時に、これを平日毎日している妻はすごいなという感謝の気持ちもうまれました。

妻もひとり時間ができるようになったことで体力的に回復したようだし、子育てに関するイライラも減ったと言っています。きつい時は、思い切ってひとり時間を作ってみることも大事だなと思うようになりました。

30代前半/男の子1人/男性

子育てがきつい時の対処法まとめ

この記事では、子育てがきつい時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

子育てがきつい時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『周りに相談・誰かを頼る』、パパ側の1位は『長い目で見ること』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】子育てがきつい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てがきつい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てがきつい時の対処法
1位 32票 周りに相談・誰かを頼る
2位 24票 完璧を目指さず、適度にサボる
3位 20票 少し離れて落ち着く・息抜きする
4位 8票 子供の立場で考える
5位 4票 原点回帰で心をリセットする
6位 3票 長い目で見ること
その他 9票 上記以外の回答

【パパ編】子育てがきつい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 子育てがきつい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 子育てがきつい時の対処法
1位 31票 長い目で見ること
2位 21票 周りに相談・誰かを頼る
3位 11票 一緒に出来る楽しいことをする
4位 10票 完璧を目指さず、適度にサボる
5位 9票 子供の立場で考える
6位 8票 少し離れて落ち着く・息抜きする
その他 10票 上記以外の回答