【男女別】結婚と恋愛の違いとは?既婚者200人が実感したこと

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「結婚と恋愛の違いって結局なんなの?」と頭を悩ませることもありますよね。

「自由度の高さや責任の有無」や「同じ目的を共有し、歩み寄れるか」が結婚と恋愛の違いとして挙げられますが、既婚男性と既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの違いが存在しているようです。

この記事では、既婚男女200人に聞いた結婚と恋愛の違いランキングに加えて、リアルな体験談と共に結婚に必要な覚悟34選をご紹介しています。

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【男女別】結婚と恋愛の違い

順位 結婚と恋愛の違い
女性 男性
1位 自由度の高さや責任の有無 自由度の高さや責任の有無
2位 同じ目的を共有し、歩み寄れるか 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 当人同士だけか、家族が絡むか 理想と現実の差を痛感する度合い
4位 ドキドキやときめきの度合い ドキドキやときめきの度合い
5位 結婚するかもという直感があるか 相手を自分より大事だと思えるか

まずは、男女別の結婚と恋愛の違いからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた結婚と恋愛の違いアンケート』によると、女性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、男性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて結婚と恋愛の違いをご紹介していきます。

【女性編】結婚と恋愛の違いランキング

順位 割合 結婚と恋愛の違い
1位 29% 自由度の高さや責任の有無
2位 28% 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 16% 当人同士だけか、家族が絡むか
4位 12% ドキドキやときめきの度合い
5位 7% 結婚するかもという直感があるか
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた結婚と恋愛の違いアンケート』によると、1位は『自由度の高さや責任の有無』、2位は『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』、3位は『当人同士だけか、家族が絡むか』という結果に。

割合で見てみると、1位の『自由度の高さや責任の有無』が約29%、2位の『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』が約28%、3位の『当人同士だけか、家族が絡むか』が約16%となっており、1~3位で約73%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の結婚と恋愛の違い23選をご紹介していきましょう。

女性編1位|自由度の高さや責任の有無

自由度の高さや責任の有無

恋愛は自由、結婚は安定

今まで数々の恋愛をして、いろんな種類の人と付き合ってきました。恋愛には最高だったけど、結婚は絶対ありえないという人もたくさんいました。

例えば元カレの一人はフリーのカメラマンだったんですが、収入が安定しないので結婚して子供が出来ても苦労するだろうなと思いました。少ない時はすごく少ないし、多い時もあるけどお金が入ったら入ったで高価なものを買ってしまうような人でした。でもおしゃれで色んな人脈があって美味しいお店を知っていたので、一緒にデートするには最高でした。

またバンドマンも同様に、ライブを見に行くと「私の彼、最高」となりますが、腰まである長髪でタトゥーが入っていて、バンドを優先させるためにバイト生活。もちろん親が許してくれるはずもありません。でも連れて歩いたり一緒にワイワイやっているのは楽しかったです。

結婚はとにかく安定した収入と優しさ、酒タバコ女ギャンブルはしない人!子どものことを考えてくれる人とすべきです。イケてることや危険な香りは全く必要ないです。なので結婚と恋愛は全然違います。

30代前半/専業主婦/女性

自由を求めるなら恋愛、安心安定を求めるなら結婚

まず恋愛は自由でいいと思っています。結婚は1対1ですが、恋愛は1対2でも1対3でも良いと私は思います。恋愛は必ずしも1対1じゃないといけないという決まりはないですし、色んな人を見て、色んな人と関わりを持って成長していくと思います。

皆、他人と恋愛をするので、自分にはないものや相手の考えている事、良い所をたくさん吸収できると思います。色んな人を見てきた中で出会えた「この人だ!」と感じた相手と、1対1で結婚に向かうのが私の理想です。

恋愛は自由で楽しいですが、不安になることも多かったです。嘘をつかれたり、裏切られたりするのではないかという不安がありました。しかし結婚してからは相手に対する不安はなくなりました。

自由を求めるなら恋愛、安心安定を求めるなら結婚なのではと思います。

30代前半/専業主婦/女性

結婚はお互いへの責任感が伴う!

恋愛は一緒にいるのが嫌になったら簡単にお別れできます。相手に嫌な所があっても一日中一緒にいるわけではないから、多少は我慢ができます。それに、お互い自分のペースを中心に、優先して生活や行動をすることができます。

相手に莫大な借金があっても恋愛だけなら支障はないし、大病を患っても相手の家族が面倒をみるでしょう。そういう意味で恋愛は、相手に対する責任があまりないので寛容になれます。

しかし結婚となると、相手の病気や借金、親や兄弟、生活スタイル、一緒に子供を育てていくなど、たくさんの責任が伴います。恋愛のように楽しい良いことばかりではない状態も受け入れて、一緒に解決していかなければなりません。それが恋愛と結婚の違いだと思います。

40代後半/専業主婦/女性

簡単に別れられるか否か

恋愛はやめたくなったら簡単にやめられるけど、結婚はやめたくても簡単にやめられないことだと思います。

私の場合、旦那との交際期間は長かったのですが、今考えてみれば相手の本性をまったくわかっていませんでした。

子どもが産まれてから、彼は全然相手を思いやることができない人間なんだということが判明しましたが、もはや手遅れ。別れるなんていう選択はできませんでした。

いろいろと努力もしましたが、人は簡単には変わらないのでもう諦めています。

30代前半/専業主婦/女性

恋愛中は自分軸、結婚後は主人や子どもを中心に生活する

恋愛中は自分軸で世界が回っていたのが、結婚してからは主人や子どもを中心に生活するようになることです。

恋愛中は、お互いの時間を合わせて会ったり、連絡を取り合い、自分の時間はお互いに自由に過ごし、毎日好きな時間に好きなことをして過ごしていました。

しかし今では主人の出勤時間に合わせて起き、子どもの保育園の送り迎えをした後に仕事に向かい、習い事への送り迎えの合間に食事の準備などの家事を行い、気付いたら夜になり朝が来ています。自分の時間はほとんどなくなりました。

また、恋愛中は相手の嫌な所も好きになろうとしていたのが、結婚してからは相手の嫌な所を受け入れる姿勢に変わった所です。「そんなあなたも好き」という気持ちから、「そういう所もあるのね」という気持ちの変化がありました。

30代後半/医療・福祉系/女性

結婚は生活、恋愛はイベント

恋愛の頃は住んでいる家が違ったので、会う時には目的地を決めて一緒に過ごして、時間が来ればそれぞれの家に帰るといった感じでした。「一緒にいる間だけ楽しければいい」という、まさに旅行感覚のイベントでした。そして、その間はお店やホテルにお世話になるので、家事はしなくて済みました。

しかし結婚してからは一緒に過ごせるようになる分、家事を自分たちで行う必要が出てきます。料理、洗濯、掃除、ゴミ出し、買い物など、あげればキリがありません。同じ家で生活するのですから、当たり前ですね。一緒にいて楽しいだけでは毎日は過ごせません。

私はあまり家事スキルがなかったのですが、夫は一人暮らしの経験があって家事ができる人だったので、二人で家事ができて心強かったです。

結婚してからは旅行へ行く機会が減ってしまいましたが、休日などは夫が家事を変わってくれるなど、家でお互いが楽しく過ごせるよう心掛けています。

30代後半/専業主婦/女性

法のもとでの契約かどうか

恋愛はどちらかといえば自由です。浮気や自然消滅、二股、乗り換え等、倫理上はダメなことであっても法で罰せられたり慰謝料をとられたりすることはありません。

ですが、結婚後は簡単に別れることはできませんし、浮気、家に帰らない、連絡をしないなどが続いた場合は、家庭裁判所への申し立てによって慰謝料請求をされる可能性が高くなります。そのようなことが無いのが普通ですが、それを守らずに慰謝料請求をされている人は山ほどいます。

結婚は法の下で行われるものであり、その為にその契約を守らなければそれなりの罰則があるということです。

30代前半/流通・小売系/女性

女性編2位|同じ目的を共有し、歩み寄れるか

同じ目的を共有し、歩み寄れるか

相手の良い面しか見えないのが恋愛、悪い面も見えてくるのが結婚

恋愛は2人だけで成り立ちますが、結婚はお互いの家や事情が絡んでくることも珍しくないです。うちも結婚して間もない頃は揉め事が多かったです。

恋愛の時は相手の良い面しか見えなかったけれど、結婚したら見えなかった部分が見えてきてびっくりすることもしばしば。他人同士が夫婦になって生活を共にすることの難しさを痛感しました。

好きで一緒になったので、結婚できて嬉しいけれど、これから長い年月を共にすることを考えれば、良好な関係を続けるためのより一層の努力が必要だと思いました。

恋愛時には考えたこともありませんでしたが、結婚とは2人で生活が成り立つようにすることだと思うこともあります。

30代前半/専業主婦/女性

ずっと一緒に居られると思うかどうか

恋愛をしていた時は本当に楽しくて、一緒にいるだけでも幸せと感じますが、結婚となると一生続く関係なのでいかに信用できるかというところがポイントになってくると思います。

夫婦は何かと支えあっていかなければいけませんので、相手をどれだけ信用でき、自分もついていけるか、力になれるかなど、かなり慎重に考えます。

恋愛は一緒にいるとその場は楽しいけれど、ずっとは厳しいかなと感じる気がします。

40代後半/不動産・建設系/女性

いいことも悪いことも全部さらけ出せるかどうか

恋愛は嫌われないようにと我慢してしまったり、ケンカしてもこちらが折れてしまうことが多いですが、結婚だとなんだかんだ一緒の生活が続くので、お互いに嫌なことは伝えて話し合ったりします。我慢ならない時は、ケンカしても譲れないと思うこともあります。

誰にも相談出来ない話などをすることもあります。このように、いいことも悪いことも全部さらけ出せるのが結婚かなと思っています。

恋愛だと、どうしても良い女に見られたいのと、嫌われたくない気持ちがあってムリしているところがあります。

意見が食い違っても、つい「そうだね」と譲ってしまうのが恋愛で、どうしたら良い方向へもっていけるか考えて話し合うのが結婚だと考えます。結婚はお互いの生活がかかっているので、余計にそう思うのかもしれません。

50代前半/専門コンサル系/女性

結婚は価値観が大事!

結婚と恋愛の違いは価値観の一致の深さが違います。

恋愛の場合だと、ノリが合う、顔が好き、性格が好きなどでお付き合いしたりすると思いますし、その中で食べ物の好みや価値観が同じなどは後付けで出てくると思います。なんなら、価値観が違ってもいい!みたいな恋愛もあると思います。

しかし結婚はこれから何年も何年も一緒に生活するので、見た目や性格も大事ですが、さらにお金の価値観や食べ物の好み、それぞれの両親との相性など、色んな面で「この人とやっていけるのか」という判断が必要になってくると思います。

特にお金の価値観のすり合わせは大事だと、既婚者の方々からよく聞きます。共働きの場合お財布はどうするか、子供を産んだあとは家計はどうなるのかなど、結婚前にきちんと決めるべきだと思います。

20代後半/専業主婦/女性

同じ方向に向かって手を取り合って歩んでいけるかどうか

恋愛は2人が互いを見つめ合い、お互いに好きであれば成り立ちます。それに対して結婚は2人が家庭の在り方を共に考え、話し合い、同じ方針で進んでいくことだと考えています。

結婚前に3年半同棲していたのですが、その時は自分達のペースで生活し、自分達の行きたいタイミングで行きたい場所に旅行に行き、2人で伸び伸びと過ごしていました。しかし結婚してからは、お互いの家族との関わりも出てきました。盆暮れ正月には主人の実家に帰省が当たり前になり、2人で旅行に行くことはあまりなくなりました。

また、家族計画も2人で話し合って進めていかなければならないことです。結婚前はぼんやりと「子どもは何人がいいかなぁ」としか話していませんでしたが、結婚してからは「何歳頃に出産を目指そう」「子どもの人数はどうする」など、具体的に話すようになりました。

自分達だけでなく、周りとの関わり、そして「家庭の在り方、進め方」について話し合い、同じ方向に向かって手を取り合って歩んでいく、それが結婚だなぁと思っています。

30代後半/自営業/女性

価値観のすり合わせが非常に重要

付き合っているだけのうちは、相手の生活習慣や金銭感覚のことはさほど気になりませんが、結婚するとなると毎日一緒に生活していくわけですから、そういった価値観のすり合わせが非常に重要になってきます。

私の旦那はお風呂に入らずに寝たり、歯を磨かずに寝たりするのですが、付き合っているうちには気になりませんでした。でも今は非常に気になります。

また金銭感覚の面でも、旦那は倹約家で私はどちらかというと買い物が好きなので、今までお金の使い方で何度もぶつかってきました。

しかしこれから先もずっと一緒に生活していくパートナーですので、お互いの価値観のすり合わせをしていくことが大事になってきます。何度も話し合いを重ねて、お互い妥協する部分も必要になってくると思います。

20代前半/専業主婦/女性

楽しいだけなのが恋愛で、苦しいことも一緒に背負うことが結婚

恋人として付き合っている時には、お互いの良いところばかりを見てしまうものだと思います。デートも毎日するわけではないですし、お出掛けの際にはお互い身だしなみを整えた状態で臨むはずなので、楽しいことばかりだと感じることは当然だと思います。

しかし、結婚は違います。同じ屋根の下で毎日一緒に生活するのですから、嫌な部分も見えてくると思います。生活態度や暮らしの細かいルールなどで、衝突することも出てくると思います。

私も旦那と生活を共にする中で、何度もそういった細かい部分で衝突をしました。そのたびにお互いの妥協点を探り、どちらかが我慢ばかりしないようにバランスを取るように努めてきました。この「妥協点を探る」という行為は、意外と大変で苦しいものです。うまく探れず、何日もケンカのようになってしまうこともしばしばあります。ですが、諦めずに話し合ったり、自分が妥協したりと、苦しいことから逃げずに向き合いました。恋愛の時には見て見ぬふりで過ぎるかもしれませんが、結婚ではそうはいきません。

また結婚すると、相手の病気や転職など、生活に大きく関わることも一緒に背負うことになります。それを嫌だと思わずに、自分もその「苦しみ」を背負う覚悟が必要だと思います。この「苦しみを一緒に背負うかどうか」というところが、恋愛と結婚の大きな違いだと思います。

30代前半/専業主婦/女性

女性編3位|当人同士だけか、家族が絡むか

当人同士だけか、家族が絡むか

結婚は本人たちだけの問題ではなく、家族や親戚も入り込んでくる

やっぱり自由か自由ではなくなるかの一言に尽きると思います。

独身の恋愛中は別に何も制限はない訳だから、好きなようにしたいことができるし、時間にも縛られることもないし、それを咎めることもできません。

でも、結婚したというだけで法的に一つ自由を失います。そこがまず違うことです。

結婚は本人たちだけの問題ではなく、家族や親戚も入り込んでくるものだし、いくら家族付き合いや親戚付き合いをしないと言っても、最低限の親との関係などはある程度みんな始まると思うので、恋愛のような気楽な自由さはないです。それを「自由ではない」ととらえる人より、「結婚して自由ではなくなった」ととらえる人の方が多いように思います。

40代前半/自営業/女性

結婚は家族関係、恋愛は二人の世界

結婚は家族と家族の結びつきや、二人を中心としてかかわる人間が増えていくことだと実感しています。結婚は家を作るという感覚がありました。

恋愛は二人だけの問題という印象があります。二人の気持ちや生活時間や心など「二人の関係」が主で、他のかかわりは少なくて済むので、二人で楽しみを共有する娯楽の感覚があります。

結婚は生活を一緒にしていく仲間になることなので、色々な条件の話し合いやすり合わせ、歩み寄りとか、より深い関係にならないと続かないのではないでしょうか。

その上で、様々な困難を力を合わせて乗り越えていけるような関係を築き、お互いの家族を良き距離感で大切に思うことです。

40代前半/専業主婦/女性

相手のことだけ考えていればよいのが恋愛、それぞれの家族のことも考えなければならないのが結婚

夫とはある程度年齢を重ねてから出会ったので、お互いに初めから結婚を意識して交際を始めました。若い時のような、好きで好きでたまらない!といったような恋愛ではありませんでしたが、喧嘩をすることもなく穏やかに2人の時間を楽しみました。

順調に交際は進み、ついに結婚を決意。両方の親達に挨拶も済ませ、それぞれの親達も「結婚式は2人の好きなように」と言ってくれていたので、私達はありがたくその言葉に従い、式の準備を進めていました。

ところがしばらくすると、どちらの親からも結婚式についての質問が増え、定期的に報告することを求められました。招待客が着替える場所はあるのか、クロークはあるのか、控室に軽食は出せるのか、送迎バスは出せるかなどなど、初期の段階でかなり細かい質問をされたこともあります。招待する親族に失礼がないよう、事前に確認しておきたいという気持ちが強かったようですが、予想を超える親達の気遣いぶりに圧倒されました。

結婚は家と家がするものと聞いたことはありましたが、本当にその通りで、親達の気持ちや親戚への配慮が必要だということを学びました。相手のことだけ考えていればよいのが恋愛、それぞれの家族のことも考えなければならないのが結婚、ということを胸に刻み、結婚生活を続けています。

40代後半/専業主婦/女性

生活していくうちに徐々に家族になっていく

恋愛は常にハラハラドキドキして、一緒に居ると楽しいけど不安も多かったです。自分の事を考える時間が多くて、オシャレにも気合が入っていました!

結婚は慣れない同居生活の始まりで何もかも新鮮だし、夫と子供の事を優先する時間が多くなりました。オシャレもしない訳ではないですが、家事や子供の世話に追われているので、短い時間で着替えられる動きやすい物へとシフトチェンジしていきました。

喧嘩の内容も、恋愛時は嫉妬や約束の反故なんかが主な原因でしたが、結婚してからは子供の事や家の事が多くなりました。

恋愛はキュンキュントキメキ中心、結婚は心の安定でどっしり構える感じです。生活していくうちに徐々に家族になっていくのが恋愛と結婚の違いだと思います。

40代後半/専業主婦/女性

女性編4位|ドキドキやときめきの度合い

ドキドキやときめきの度合い

恋愛はドキドキだけだが、結婚は落ち着くのにドキドキもする

私は恋愛体質で、今の夫と出会うまでは常に好きな人か彼氏がいる状態でした。好きになった人のタイプは色々だけれど、総じてドキドキする相手。憧れにも近い「かっこいい!」という気持ちが強いので、一緒にいて楽しいけれど少し背伸びをしてしまうことが多かったです。結果、本当の自分を出さずに苦しくなってしまっていました。

25才くらいまでずっと恋愛迷子だった私の前に、突如現れたのが今の夫。どんな人かもよくわからなかったのに、出会った瞬間、「あ、私、この人と結婚する」という直感がビビビビビッと走りました。話してみると色んなことが一緒だったり共感できたりして、もしかして前世でも一緒だったのではないかなんてロマンチックなことすら考えてしまいました。

それまでは落ち着く相手は友達としてしか見られず、恋愛対象にはならないなと思っていましたが、心から落ち着いてかつドキドキもできる相手がこの世にはいるんだと驚きました。

結婚して数年経ちますが、仲良く楽しく暮らしています。

20代後半/専業主婦/女性

恋愛は常に心臓がバクバク、結婚は安心感

年上の元カレと付き合っていた時はドキドキ感があって、デートしたりお家でDVDを見ている時も常に心臓がバクバクしていました。「この人とずっといたいなぁ」と思いましたが、言いたいことが言えない我慢する恋愛だったので、両親が反対して結局お別れすることになりました。

今の旦那と初めて出会った時、ドキドキ感というよりも安心感の方が大きく「この人なら幸せな家庭を築けそう!両親も気に入ってくれそう!」と直感的に思いました。

付き合って1年後に結婚し、2人の子どもにも恵まれました。

今思うと、あのまま元カレと結婚していたら言いたいことも言えず、パワハラかつ育児家事にノータッチの最悪な旦那になっていたと思います。

30代前半/専業主婦/女性

ドキドキと安心

主人の前に付き合っていた人と会うと、いつもドキドキしていました。彼が言う事はすべて正しく聞こえ、自分の性格がわからなくなるほど大好きでした。毎回会うたびにドキドキして、今まで経験した事がないくらい大好きでした。だけど、1年程で終わってしまい、2年間引きずりました。

そんな中、全く眼中に無かった先輩とよくグループで遊ぶようになりました。お互いの第一印象は最悪だった事から、ありのままで接していました。だけど、遊ぶうちに「いい人なんだな」と思うようになり、お付き合いが始まりました。以前の人の様にドキドキ感は全くなく、安心して付き合う事が出来ました。それが今の主人です。

また恋をしたいなと思うものの、あんなにドキドキするのは、本当に疲れるのでもういいかなと思っています(笑)。

主人と一緒にいると楽なので、正解だったと思っています。

30代後半/医療・福祉系/女性

女性編5位|結婚するかもという直感があるか

結婚するかもという直感があるか

不思議と「この人と結婚するのかも?」と感じる

夫と出会いお付き合いが始まった時は、正直すぐ別れるだろうと思っていました。しかし時間が経つうちに、不思議な縁が多くありました。

お義母さんと私の誕生日が同じこと(しかも大晦日)や、私の弟が一人暮らしをしている地域が夫の地元であること、私と義妹の名前が一字違いであること、お互いの嫌いな食べ物が同じことなど、価値観や境遇などで共通点がたくさんあることに気付きました。

そして夫は私の父にそっくりの堅物でまっすぐな人間であるところも、今までお付き合いしてきた人とは違った点でした。

結婚となるといろいろ考えて別れてしまった男性もいましたが、夫のことは不思議と「この人と結婚するのかも?」と感じました。自然と自分に近い人を選んでいたのかなと思います。

30代前半/流通・小売系/女性

この人と結婚すると思った!

今まで付き合ってきた人は、ふとした時の言動に引いてしまったり、ケンカをすることも多かったです。旅行に行く等、数日一緒に生活してみると、嫌な部分や合わない部分が見えてくるので結婚することを考えられませんでした。

しかし、今の旦那は付き合う前から「この人と結婚するだろう」と感じました。一緒に生活することも苦ではなく、言動に引くことも一度もありません。ケンカも全くないのに、言いたいことは言い合える関係で、相性も合っていたのだと思います。

また、子ども好きで責任感があり「いいお父さんになりそう。いい家庭が築けそう」と旦那との未来が想像できました。

30代前半/専業主婦/女性

【男性編】結婚と恋愛の違いランキング

順位 割合 結婚と恋愛の違い
1位 41% 自由度の高さや責任の有無
2位 18% 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 17% 理想と現実の差を痛感する度合い
4位 9% ドキドキやときめきの度合い
5位 8% 相手を自分より大事だと思えるか
その他 7% 上記以外の回答

続いて、男性編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『男性100人に聞いた結婚と恋愛の違いアンケート』によると、1位は『自由度の高さや責任の有無』、2位は『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』、3位は『理想と現実の差を痛感する度合い』という結果に。

割合で見てみると、1位の『自由度の高さや責任の有無』が約41%、2位の『同じ目的を共有し、歩み寄れるか』が約18%、3位の『理想と現実の差を痛感する度合い』が約17%となっており、1~3位で約76%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に男性編の結婚と恋愛の違い11選をご紹介していきましょう。

男性編1位|自由度の高さや責任の有無

自由度の高さや責任の有無

その行為に責任が存在するか、しないか

妻とは恋愛を経て結婚しました。恋愛中は、両者ともに他に親しくしている異性がいましたが、了解しあっていました。恋愛中は、お互いにあまり束縛しない関係がベターだと考えていたからです。

また深刻な喧嘩をした時も、両者が納得すれば別れることはそれほど困難ではありません。私たちも喧嘩して2年近く別れていた期間がありました。

恋愛には、細かくきつい縛りがありません。一方、結婚はそうはいきません。結婚した限り、社会的な縛りや周囲に対する縛りがあります。恋愛のように当事者二人の意思で事が運ばないということです。例えば、妻が安心して生活できる経済的責任、子供がいれば子供に対する責任(教育の責任、健全な子に育てる責任)を果たせなければ、別れることはできません。つまり、家庭という組織に対する責任が生まれます。

恥をさらしますが、私も妻との離婚を真剣に考えた時期がありました。しかし、子供に対する責任を思った時、離婚は諦めました。

60代後半/自営業/男性

自由と不自由

恋愛の時期は何かにつけて自由です。やりたくないことは、常識の範囲内で断ることもできます。

しかし結婚となれば、共同生活。共に家庭を築いていかなくてはいけません。例えば、自分の仕事の範疇でなくても、相手が体調不良だと代わってあげなくてはいけません。今、したいことがあっても、彼女の実家に行かなくてはならないこともあります。このように恋愛と違って自由でなくなるのが結婚だと思います。

また、経済面での違いもあります。結婚前は、自分で稼いだお金は自分のお金。気兼ねなく、何にでも使うことができます。でも結婚後はそうはいきません。

うちは共働きですがそれぞれが稼いだお金は、差額こそあろうが二人のお金。クレジットカードでの買い物が多いので、妻に「これ買ってもいい?」と尋ねているのが現状です。経済的にも不自由です。

50代前半/医療・福祉系/男性

契約が発生することで生まれる責任感

やはり具体的な違いと言えば、婚姻届を提出することで家族となり、簡単には絶つことができない契約が生まれることだと思います。

恋愛では「別れよう」と言えばそれで終わりですが、結婚では「別れよう」から財産分与だ子供の親権は…等々、多方面に亘って責任が生まれます。

実は私も学生時代からお付き合いしていた女性と結婚しましたが不倫され、弁護士だ、慰謝料だ…と沢山の出来事がありました。これは結婚していないと出来ない悲しい経験です。

色々考えてみましたが、それ以外のことは恋愛でも出来るのではないかと思いました。

20代前半/メーカー系/男性

責任の重みが全然違う

恋愛では一緒にいて楽しければいい、馬鹿なことをしてもいいと思っていたので、多少お金がかかってもそれはそれでいいと思っていました。何より先のことを考えずに、一緒にその場を楽しむことが優先だと思います。

しかし結婚となると、一緒にいてもまず生活していくことを優先する必要があります。旅行に行きたい、美味しいものを食べたいといった欲求よりも、将来のことを考えて家を買うとか、生まれてくる子供のために貯金したりしなければなりません。

お互いの関係性が壊れるとダメなので、何かと気を使って生活しているような気がします。

別れてもいい恋愛と一生一緒にいると決めた相手との結婚では、責任の重みも全然違います。結婚後はいい意味で相手を尊重して感謝することが増えました。

40代前半/IT・通信系/男性

男性編2位|同じ目的を共有し、歩み寄れるか

同じ目的を共有し、歩み寄れるか

恋愛は互いに想いあうもの、結婚は互いに支えあうもの

恋愛は相手のことを少しずつ知っていき、どうすれば喜んでもらえるのか、どうすればもっと互いに好きになっていくのかを探りながら過ごしていく期間です。疑心暗鬼になりながらも、お互いのことを少しずつ信頼していくことで深い絆を結んでいく状態のことだと思います。

一方、結婚は目的、ゴールではなく新しい始まりです。ある程度お互いのことを知っている状態でのスタートとなるので、ここからは相手の嫌いな面が出てくる可能性もあります。そういった時に我慢するのか、互いに改善するように言い合うのかによって、今後の生活に影響が生じます。

結婚するにあたって、好きという気持ちは前提としてもちろん大事なことですが、如何にお互いのダメな面、マイナスな面を支えあい、生活できるのか考えていく必要があります。そうすることで新しい家庭というものが生まれてくると思っています。

30代前半/サービス系/男性

欠けているところをお互い補完する関係

恋愛の間は常に相手にベクトルが向いています。この頃はプレゼントを貰ったりすると、「この人が選んだのであれば何でも嬉しい」と思っていたし、「相手は何をしたら喜ぶかな?もっと喜ぶ物って無いかな?」等、喜ばせることばかり考えていましたね。逆に何かされてイライラするような事はほとんどありませんでした。

しかし結婚するとそういう気持ちが薄れて、現実的なものを考えるようになりました。夫婦で同じ時間を過ごし、何かと距離が近くなり過ぎるため、適切な距離感が保てず、「自分の邪魔をしないで欲しい」といった気持ちが生まれました。

適切な距離感というものが、結婚と恋愛における大きな違いになると思います。結婚してからの方が「他人は他人なんだな」という気持ちをより意識するようになりました。

恋愛よりももっと相手の良いところを探す努力をしないと、上手くやるのは難しいと思います。

40代前半/医療・福祉系/男性

男性編3位|理想と現実の差を痛感する度合い

理想と現実の差を痛感する度合い

理想と現実の差を思い知らされるのが結婚

結婚後、生活費を折半したとしても、女性が子供を授かった時、頼れるのは男性の収入のみです。もちろん助成金や周りの助けもあると思いますが、それでも男にかかるプレッシャーは半端ではないです。

そしてまた女性も子供を産み育てる傍ら、パートや復職という選択も考えなければならないパターンが多くあります。地方の中小企業に勤めている人であれば、年齢が高くても給料の額面は世間一般の平均に及ばないこともしばしばだからです。

昔から「男性が働き、女性が家を守る」という理想像があり、今でもその風潮は残っていますが、現実を見るとなかなかそうも言っていられなくなりました。

理想と現実の差を思い知らされるのが結婚だと思います。

40代前半/公務員・教育系/男性

相手によいところだけ見せられるのが恋愛、それが無理なのが結婚

恋愛は、相手に自分のよいところだけ見せることができます。例えばデートや旅行に行く間だけの付き合いなので、仮面をかぶっていることも可能です。

ところが結婚となると、24時間365日相手と過ごすことになるので、さすがに悪い部分を隠し通すのは難しいと思います。つまり未来永劫仮面をかぶり通すことは不可能だということです。これが、結婚と恋愛の違いだと思います。

ただ、最近はSNSや通信機器の発達により、遠く離れた場所に居ても画面越しにナチュラルな交流が図れるシステムが確立されてきています。それによって対面のコミュニケーションに拘る必然性が薄れ、仮面をかぶったまま「夫婦」の生活を続けられるようになってきているのも事実です。

だから単身赴任等で距離が出来たとしても、恋愛のような関係が長く続けられて、逆説的にうまくいくのではないかと思っています。

50代前半/商社系/男性

男性編4位|ドキドキやときめきの度合い

ドキドキやときめきの度合い

ドキドキハラハラの回数

結婚と恋愛はドキドキハラハラの回数が違うと思います。

恋愛ではメールや電話だけでドキドキしたり、最高のデートプランを立ててハラハラしながらデート当日を迎えたりしていました。

彼女の誕生日にサプライズをしようと、彼女の好きなものを周りの人に聞き、夜景の綺麗なレストランの予約をとました。当日は一通り上手くいったと自負していましたが、彼女は事前に気づいてドキドキしていたらしいです。お互いに当日まで毎日ドキドキハラハラでした。

結婚ではドキドキハラハラの回数は少なくなると思います。なぜなら、デートもサプライズもしますが、2人で何をするか考えるようになったからです。1人で考えていると相手がどう思うか不安でした。それでドキドキハラハラしていたのだと思います。

30代前半/メーカー系/男性

男性編5位|相手を自分より大事だと思えるか

相手を自分より大事だと思えるか

自分と同じかそれ以上に愛しく思える存在が出来るのが結婚の醍醐味

私の場合、恋愛している時は1人でドキドキを感じ、楽しんでいたように思います。彼女を初めてデートに誘う時など、まさにこの心境でした。

結婚してからは、妻と2人でドキドキを共有しているのではないかと思います。結婚式を挙げた時や妊娠した時、子供が産まれた時、子供の発表会など、夫婦で大喜びしたり、感動して一緒に泣いたりしていました。

また、恋愛中だったら、相手の為に命を投げ出すのは、正直無理だったと思います。しかし結婚してからは妻はもちろん、子供達の為にも命を投げ出す事ができると断言できます(その様なことがない事が1番ですが・・・笑)。

結婚が全てとは言いません。しかし、自分と同じかそれ以上に愛しく思える存在が出来るのが結婚の醍醐味だと思います。

30代後半/流通・小売系/男性

結婚と恋愛の違いまとめ

この記事では、結婚と恋愛の違いを体験談と共にご紹介してきました。

結婚と恋愛の違いアンケートでは、女性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、男性側の1位は『自由度の高さや責任の有無』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【女性編】結婚と恋愛の違いアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚と恋愛の違いを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 女性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚と恋愛の違い
1位 29票 自由度の高さや責任の有無
2位 28票 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 16票 当人同士だけか、家族が絡むか
4位 12票 ドキドキやときめきの度合い
5位 7票 結婚するかもという直感があるか
その他 8票 上記以外の回答

【男性編】結婚と恋愛の違いアンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 結婚と恋愛の違いを回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 男性100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 結婚と恋愛の違い
1位 41票 自由度の高さや責任の有無
2位 18票 同じ目的を共有し、歩み寄れるか
3位 17票 理想と現実の差を痛感する度合い
4位 9票 ドキドキやときめきの度合い
5位 8票 相手を自分より大事だと思えるか
その他 7票 上記以外の回答