【パパママ別】3人子育てがしんどい…経験者が実践した対処法

3 人 子育て しんどい

3人も子供がいると「正直に言って子育てがしんどい…」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「それぞれの個性と向き合うこと」や「開き直る・割り切る・諦める」が挙げられますが、同じ経験を持つパパやママが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた3人の子育てがしんどい時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法25選をご紹介しています。

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【パパママ別】3人の子育てがしんどい時の対処法

順位 3人の子育てがしんどい時の対処法
ママ パパ
1位 それぞれの個性と向き合うこと 開き直る・割り切る・諦める
2位 開き直る・割り切る・諦める 使える物は何でも使うこと
3位 協力者を見つけること 子供の世界に介入しすぎないこと
4位 素直な気持ちを伝えること 初心にかえること
5位 自分の欲求を満たしてあげること 素直な気持ちを伝えること
6位 一人の時間を確保すること

まずは、パパママ別の3人の子育てがしんどい時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた3人の子育てがしんどい時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『それぞれの個性と向き合うこと』、パパ側の1位は『開き直る・割り切る・諦める』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて3人の子育てがしんどい時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】3人の子育てがしんどい時の対処法ランキング

順位 割合 3人の子育てがしんどい時の対処法
1位 26% それぞれの個性と向き合うこと
2位 25% 開き直る・割り切る・諦める
3位 15% 協力者を見つけること
4位 14% 素直な気持ちを伝えること
5位 9% 自分の欲求を満たしてあげること
6位 4% 一人の時間を確保すること
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた3人の子育てがしんどい時の対処法アンケート』によると、1位は『それぞれの個性と向き合うこと』、2位は『開き直る・割り切る・諦める』、3位は『協力者を見つけること』という結果に。

割合で見てみると、1位の『それぞれの個性と向き合うこと』が約26%、2位の『開き直る・割り切る・諦める』が約25%、3位の『協力者を見つけること』が約15%となっており、1~3位で約66%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の3人の子育てがしんどい時の対処法19選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|それぞれの個性と向き合うこと

それぞれの個性と向き合うこと

みんなの良い所に目を向ける

『子育てがしんどい』というよりは、『夫が子育てをやらないからしんどい』という印象です。夫は『男の子も欲しい』と言っていたので、息子が生まれて子育てを頑張ってくれるかなと期待したら、休日はテレビでスポーツ観戦に、テレビゲーム三昧。自分がやっていたスポーツも1ヶ月に1回教えれば良い方です。こいつにはもう期待しないことにしました(笑)

子ども達もとてもおしゃべりで、毎日毎日同じことを注意していますが、一向に直りません。小さい頃はなかなか言葉を話さず心配ばかりしていた時期もあったのに、今は『話さないで。声大きい!』と言う毎日に変わりました。

3人それぞれ違うので、手がかからない子は色々優秀で親の自分も尊敬する事が多いです。人なつっこい子もいて、付き合い下手な自分は感心するばかりです。

3人いて大変な毎日ですが、3人とも大きくなり話せるようになって個性が出てきたので、産んで良かったと思えるようになりました。今は幸せな日々を送っています。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

一人一人と向き合う時間を大事にする

3人育児になると、一人一人と向き合う時間がとても大切だと実感する事が多いです。

つい1番上の子を頼りにし、私は下の子に気を取られて、我慢をさせてしまう事が多いので、下の子がお昼寝している時になるべく二人の時間を作るようにしています!沢山スキンシップを取る事を心がけています。

兄弟喧嘩はあって当たり前ですが、どっちが悪いと決めつけず、子どもと一緒に「どうして喧嘩しているのか?なぜ?」を一緒に考えるようにしています。そうすると自然に自分の意見を言えたり、相手の話を聞けて新しい発見ができ、仲直りする事ができます。

ちゃんと「ごめんね」や「ありがとう」が言える環境を作ってあげる事を心がけています。

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

なるべく自分達で解決させる

8歳男子、7歳男子、5歳女子のほぼ年子の母です。長男は温厚で少し神経質気味。短気な面もあるけど、自分の大切な人が弱っていたり困っていたりすると、しっかり守ろうと行動出来る子です。次男は自由奔放で周囲を困らせたり苛つかせることが多々あるけど、1番思いやりがあり憎めない子。長女は甘えん坊でちょっとワガママだけど、しっかり芯を持っていてお姉さん気質な子です。

デコボコトリオな我が子たちで、毎日大喧嘩。意見が食い違うことが多々あり、それが拗れて喧嘩になるのですが、私は特に干渉しません。ある程度大きくなって自分の意見が言えるようになってきた年齢なので、喧嘩が始まったらそれぞれに「なんで〇〇が怒ってるのか、嫌な気持ちなってるか皆に教えて?それでどう思ったのかそれぞれ考えてごらん」と誘導し、なるべく自分達で解決させるようにしています。

解決する時としない時は半々くらいですが、話し合って考える事をなるべく習慣付けていくよう心掛けています。大人の私もそこで学ぶこともあり、お互い成長しているような気がします。

イライラする事も多いけど、ちょっとした気付きが日々あるので、いい人生勉強だと思い、楽しんでやっています。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

「3人いる」ということを楽しむ

子供達が小さかった時は、実家への帰省の際のバスと電車の乗り継ぎが本当にしんどかったです。いつもベビーカーと山盛りの荷物で、田舎のおばちゃんみたいな出で立ちになっていました(笑)。雨なんか降ってしまったら最悪で、とても必死になっていました。

でも、そんな時も「3人いる」ということを楽しむようにしていました。子供達にちょっとした荷物を持ってもらったりして、お手伝いしてくれたら思い切り褒めました。そうすると、さらにやってくれます。

車窓の風景には必ず新しい発見がありますし、特急に乗ってアイスを食べたり、ジュースを飲んだり、日常とは違うお出かけモードに入り込むと、しんどさよりも楽しさの方が上回っていました。

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性

落ち着いて受け止めてあげる

4月の新学期。我が子達は新生活に慣れず、3人いっぺんにメンタルが崩壊しました。初めは「なんでこんな事で泣くの?慣れないのはみんな一緒!頑張りなさい」と声かけしていましたが、それが逆効果になり、私自身もイライラ・・・。

そこで対応を変える事にしました。3人の我が子それぞれの悩みを全身で受け止めてしまうと、私自身が疲れて良い対応がとれないので、まず子供の気持ちを共有しすぎないようにしました。もちろん話は一生懸命聞きます。ただその話を自分の心の中に入れすぎると、一緒に動揺したりイライラしてしまうからです。

そして、今まではつい「良いアドバイスをしなきゃ!」という事ばかりに一生懸命になりすぎていましたが、「もし逆の立場なら?」と考えるようになりました。

子供が悩んでいたり泣いていたりする時、親が落ち着いて受け止めてあげるだけで、子供は自ら前に進んでいくという事がわかりました。子供が困っている時アドバイスする事はもちろん大切ですが、その前に気持ちを受け止めてあげる事が1番大切なんだと気付きました。そうする事によって自分のメンタルも落ち着き、結果3人育児もなんとか乗り切れるようになっていきました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|開き直る・割り切る・諦める

開き直る・割り切る・諦める

「子どもが落ち着くまでは仕方ない」と開き直る

子どもが2人だった時は、一緒に公園に行ったり、近くのお店や水族館に出かけたりして楽しんでいました。私はもともとアクティブな方なので、主人がいない時の子連れのお出かけも割と楽に楽しめていたと思います。

しかし、3番目の子供が生まれてからは、本当にパッタリと外へ出る気持ちがなくなってしまいました。1番下の子どもが0歳~3歳の時は本当に大変でした。一人で動き回る下の子を見るだけで精一杯になり、上の2人には厳しく口で言い聞かせようとしてしまいます。上の2人を見る余裕がなく、外出が地獄のようでした。

そこで「子どもが落ち着くまでしばらくは仕方ない」と開き直ることにしました。家で楽しめるグッズを用意して、折り紙やシャボン玉、積み木や絵の具、お料理等、なんでもしました。外食もやめてテイクアウトにしていました。

そうこうしているうち、下の子が幼稚園入園あたりから落ち着いてきました。今では、お姉ちゃんがよく面倒をみてくれ、楽しく3人連れてお出かけができるようになりました。

40代前半/3人姉妹/女性

諦めて好きなようにやらせる

去年の末に双子を出産しました。そしてお兄ちゃんは2歳半で魔のイヤイヤ期真っ只中・・・ただでさえ新生児が2人もいてしんどいのに、上の子のイヤイヤに付き合っていたら母の体と精神が崩壊します(笑)最初はダメだよと怒ったりしていましたが、なんでも自分でやりたい年頃の上の子は反抗するばかり。そこに双子が泣き出し始め、最悪の状況に。

そこで私は、ある程度好きなようにやらせてみることにしました。

ある時、私が夕食を作っている時に上の子が「お手伝いするー」とキッチンに来ました。今までは「危ないからダメ」と言って息子が大泣きしていましたが、少しお手伝いしてもらうようにしました。フライパンに野菜を入れるなど簡単なお手伝いですが、やりたいことをできたという満足感でご機嫌で去っていきました(笑)

今でも上の子には、ある程度やりたいことをやらせてみるようにしています。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

自分も育てられていると考えること

正直、3人目の出産は不安で仕方がなく、やっていける自信がありませんでした。しかしいざ産んでみると、やはり我が子は天使。久しぶりの授乳、寝不足に戸惑いながらも、可愛い寝顔に癒されて「ああ、産んでよかったな」と思えます。上の子たちの昔が思い出されて感慨深い気持ちになったり、嬉しいような寂しいような色んな感情が湧き上がるのです。

末っ子長男は、お姉ちゃんたちにとても可愛がられて、常にどちらかに抱き締められて愛でられています。そんな光景はとても微笑ましいのです。

もちろんいい日だけではありません。丸一日、雨の降る休日は戦場です。パワーの有り余った姉妹は家の中を駆け回り、片っ端からおもちゃを出してみたり、静かになったなと思ったら隠しておいたお菓子を食べていたり、仲良く遊んでいたと思ったら喧嘩をしてみたり。それを横目に末っ子君はマイペースにお昼寝していたりします。

そんな3人を育てていると、こちらも日々学ばせてもらうことばかり。子育てなんて言うけれど、一緒に親も育っていくんだなと身をもって感じています。今の時代に3人産むのはなかなか大変ですが、将来必ず産んでよかったと思う日がきます。私もそう思って日々鍛練です!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

子供が元気に生きているだけで充分と考えるようにする

小5、小2、1歳半の3姉妹なのですが、知恵がついてきた長女は大人びた言い方で反抗してくるようになり、次女は中間反抗期、未子はイヤイヤ期で思うように家事が進みません。

また、子供達が四六時中ケンカをしているので、イライラしてしまう事もありました。少しだけでも静かな自分の時間が欲しかったですね。

ストレスと疲労のせいか体調を崩し、ついに眠れなくなった私は、急に訳も分からず泣いてしまいました。泣き疲れて冷静になったタイミングで、ふと自分の毎日を振り返ってみました。今までは「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と欲張っていましたが、優先順位を決めて出来ることだけやろうと考えるようになりました。

私はそもそも同時進行が苦手なので、「子供が健康で生きていられるようにする事が最優先事項。これさえ出来ていれば、後のことは何とかなる!」と思うと少し気が楽になりました。

20代後半/3人姉妹/女性

「命までは取られない」という心持ちでいる

長男と次男は4歳離れていますが、次男と長女は年子です。長女が産まれた頃、長男は幼稚園でした。

その頃住んでいたのは4階建てのマンションの4階で、エレベーターは有りませんでした。幼稚園バスの来る所まではすぐ近くでしたが、長女を抱っこし、次男をおんぶし、長男の手を引いて4階までの上り下りはしんどく、本当に毎日くたくたでした。買い物もそうで、長男が幼稚園に行っている間に二人を抱っことおんぶ、手には重い買い物袋。まだ30代だったから出来たのだと思います。

体力的な事も限界でしたが、成長するにつれ、今後の学費の事が心配になりました。だからと言って働ける状況でもなく、ずいぶんと思い悩みましたが、ある日、ご近所の3人お子さんのいる先輩ママに相談すると、笑顔で「そんなん、何とかなるってー」と言われ、何だか胸がすっきりしました。

「学費はかかっても命までは取られないし」くらいの心持ちでいると、案外何とかなるもんです!

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|協力者を見つけること

協力者を見つけること

上の子にお願いして下の子の面倒を見てもらう

今は育休中ですが、朝から上の子達のお弁当や保育園の準備で大忙しです。送迎をして帰ってきたら洗濯、掃除。下の子の面倒を見ていると、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。

お昼寝の時間に自分の趣味をしたら、もうお迎えの時間です。その後も家事が目白押しで、気づけば子供達を寝かしつける時間になっています。「あそぼう」「絵本読んで」と言われても、疲れ果てているので「もういいよ…」と言ってしまいます。寝かしつけと一緒に自分も寝てしまい、いつの間にか朝になっていることも…。時間がいくらあっても足りず、私1人ではもう無理です。

なので、子供達に頼っています。上の子も大分言ったら分かるようになってきてくれたので、自分の事は自分でしてもらっています。お手伝いを頼んだり、下の子の面倒を見てもらえるので本当に助かります。

歳の差があるから良かったのかもしれません。私よりも、下の子の面倒を見るのが上手で本当に助かっています。忙しく時間は過ぎていくけれど、3人産んで本当に良かったと思います。

30代後半/3人兄弟/女性

家族に協力してもらう

女・男・男とそれぞれ2歳違いの子育てをしました。みんな年が近いので、「自分の方を見て!」と言うアピールが強くて、どう対応したら良いのかとても困りました。

とにかく3人を平等に育てたいと思っておりましたので、習い事も中学受験も平等にさせました。「なんでお姉ちゃんだけ?」とか、「なんで弟だけ?」と思わせないように、細心の注意を払って子育てする様にしました。

でも正直、しんどいと思うことも多かったです。子供達が小さかった頃にさせていた習い事の送迎の時は、一番下の子をおぶって通ったりしていたので、疲労が溜まって家事が進まないこともありました。

そういう時は主人や母など、家族に協力してもらって乗り切りました。

60代前半/3人兄妹・姉弟/女性

周囲の人に頼れるような環境を作る

子供が3人産まれて、我が家も賑やかになりました。みんなが一度に親のもとにやってきて、「あれやって」「絵本読んで」「これ見て」など要求されます。喧嘩の仲裁もしょっちゅうです。

とりあえず、先に来た子から順番に聞くようにしています。無視はしないようにしていますが、まず朝の支度など最優先にすべき事をやってから、応える事ができるなら応えます。しかしただのワガママなら「これは駄目だよ」と言って断り、どうしてもうるさくてたまらないなら、パートナーの力も借ります。ワンオペなら、イライラが爆発する前に子供達から離れてクールダウン・・・これの繰り返しになります。

喧嘩の仲裁も、内容を子供達から聞いて他の事に興味を逸らしたり、子供達だけで解決できるようアイディアを出すなど、子供達にとって何が解決策になるかを考えるようにしています。ただ、親の介入がかえって事態を悪化させると思える場合、距離を置いて見守る事も大事だと思います。

とは言え、1人で抱え込んでしまうと辛いので、まず周囲の人に頼れるような環境を作ってください。

30代後半/3人兄弟/女性

ママ編4位|素直な気持ちを伝えること

素直な気持ちを伝えること

自分が嫌だったらキッパリ「嫌」と断っていく

ストレスMAXの頃、自分自身が「親」や「母性」という概念にとらわれすぎているのではないかと考えました。「自分は母親なのだから、しっかりしなければ」と気負っていたからイライラをため込んでいたのだと気づいて以降、子供だろうと自分が嫌だったらキッパリ「嫌」と断っていくことにしました。

変に子供と意識するから断りづらかっただけなんです。だから嫌な時は素直に、「お母さん、それするの嫌だ」「今、疲れてるから遊ぶの無理」と伝えていくことにしました。そうしたら、精神的にだいぶ楽になりました。

また、それまでは「ちゃんと育てなきゃ!」というプレッシャーがありすぎて、出来ない自分にイライラしていましたが、多くを望まず諦めたら一気に楽になりました。

3人とも行儀は悪いし、勉強も大してできませんが、性格だけは本当に良い子たちです。実は恵まれた環境であると気がつき、楽になりました。

40代後半/3人兄弟/女性

思っていることを優しい口調で伝えてみる

うちの子は6歳のやんちゃ盛りの男の子と、2歳の「絶賛イヤイヤ期」の娘と、0歳の冬に産まれた女の子がいます。一番下の娘が産まれるタイミングで夫の勤務時間が変わり、平日は子どもたちが起きている間にいることがありません。実質ワンオペ状態でしたね。

家事をしていると、必ず息子と上の娘の取っ組み合いの喧嘩が始まります。下の娘もビックリして泣き出したり、物が飛んできて当たって泣いたりと、常にわちゃわちゃしている状態でした。家事も進まず寝不足が続き、しんどすぎました。

息子の長期休みで実家に帰った時、少し自分もリセットされて余裕が出来ました。そこで息子と娘に思っていることを優しい口調で伝えてみることにしました。時折冗談も言いながら「ママはみんなのお世話を頑張っていて、いつもいっぱいいっぱいだから、2人が取っ組み合いの喧嘩をしたり、私の取り合いをしたらしんどい」としっかり話しました。

すると、2歳の娘もわかってくれて、そのあとからは兄妹の取っ組み合いの喧嘩は少なくなり、お手伝いもしてくれるようになりました。年齢は関係なく、わかりやすくしっかり話せば伝わるんだと知りました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

落ち着いたら1対1で話し合う

4歳の息子は自分の思い通りにならないと泣いてしまい、反抗ばっかりして、他のきょうだいに当たったりします。例えば、自分が遊んでいたおもちゃをとられると、泣いてすぐ手を出したりします。

さすがにギャン泣きの場合はとめますが、まずは1度泣かせて落ち着いたら1対1で話し合います。自分がされてどういう気持ちなのか、次回からしないようにどうしたらいいのか等、納得するまで話します。

学校生活でも揉める場面は必ず出てくると思いますので、やはり話し合いは大事です。

また、本人が何がしたいのか把握するためにも、いろんな事をさせてみるのが良いと思います。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編5位|自分の欲求を満たしてあげること

自分の欲求を満たしてあげること

好きな物を好きなだけ食べてお腹と心を満たす

3人目が産まれた後、上の二人が「赤ちゃんのせいで、家のこともやらされるハメになって損をした」と捉えてしまわないか気になりました。もしそんな風に思ってしまったら、きょうだい仲良く成長することができないと過剰に心配して、上の子たちが一人でできることも「私がやってあげなければ」と思っている時期がありました。

上の子の自立と親の介入のバランス、家事を手伝うことを教えていく難しさなど、当時の自分は「こうあるべき」「こうやらないとあれが心配」など考えすぎていたように思います。

大事なのは「どう伝えるか」なので、家事を手伝うよう命令するようなニュアンスは絶対に避け、上の子が甘えられる時間を大事にしました。

それでもしんどい時は、暴飲暴食をしてやり過ごしていました。好きな物を好きなだけ食べてお腹と心が満たされると、子どもたちへ注げる愛情の量も増えるように思います。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

たまには自分のために特別なことをする

3人兄弟を育てています。男の子ばかりなので、遊びと言えば戦いごっこばかり。マンション住まいなのでうるさくならないように、一日中注意しています。

パートナーが休みの日は「注意する大人が増えて助かる!」と思いきや、当のパートナーはソファに座って趣味に没頭。「遊んであげて!」「見てあげて!」と言えばやってくれますが、私が普段しているやり方とは異なるので「そうじゃないでしょ」と思うことばかりで余計イライラしてしまいます。

ワンオペと大して変わらないなと思うので、疲れた時には家事もやめてご飯作りもストップ!出前や出来合いのものを買ってきて、子供達にはいつもは制限しているテレビやゲームも少しだけ長くさせています。自分も楽になるし子供達も楽しそうなので、息抜きになっていいかと思うようにしています。

それと、たまには自分のために何か特別なことをしてあげてください。好きなお洋服を買うでもよし、有名なスイーツをお取り寄せしてもよし、何でもいいので非日常的なことを取り入れてみたら、気分が変わってまた日々を頑張れます!

30代前半/3人兄弟/女性

ママ編6位|一人の時間を確保すること

一人の時間を確保すること

動画を見せて自分時間を確保する

あまりよくないかもしれないですが、YouTubeやアマゾンプライムビデオで好きなものを見せて、自分時間を作ります。そして家の中が散らかっていても気にしないように自分に暗示をかけ、トイレに引きこもりぼーっとしたりします。

また、すべてを聞いていたらきりがないので、子供たちがケンカを始めても基本的にはスルーします。あまりにもひどくなったら止めに入りますが、「ケンカすることも大事よね」と思い、見守ることも多いです。

あとはお休みの日に、子供たちが楽しめるイベントを一緒に楽しんだりもします。パンと具材をたくさん買ってきて、自分で好きなものをはさんで食べてもらったり、適当なお菓子を買いこんでパフェみたいに飾りつけると、みんな楽しそうにしています。クリスマス前はみんなでリースを作ったりしました。

いろいろ工夫しますが、本当にしんどい時は子供たちとお昼寝をします。そうすると疲れがとれて、気力が蘇ってきます。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

【パパ編】3人の子育てがしんどい時の対処法ランキング

順位 割合 3人の子育てがしんどい時の対処法
1位 31% 開き直る・割り切る・諦める
2位 17% 使える物は何でも使うこと
3位 16% 子供の世界に介入しすぎないこと
4位 15% 初心にかえること
5位 14% 素直な気持ちを伝えること
その他 7% 上記以外の回答

続いて、パパ編をご紹介していきます。

famico編集部が行った『パパ100人に聞いた3人の子育てがしんどい時の対処法アンケート』によると、1位は『開き直る・割り切る・諦める』、2位は『使える物は何でも使うこと』、3位は『子供の世界に介入しすぎないこと』という結果に。

割合で見てみると、1位の『開き直る・割り切る・諦める』が約31%、2位の『使える物は何でも使うこと』が約17%、3位の『子供の世界に介入しすぎないこと』が約16%となっており、1~3位で約64%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパ編の3人の子育てがしんどい時の対処法6選をご紹介していきましょう。

パパ編1位|開き直る・割り切る・諦める

開き直る・割り切る・諦める

今日じゃなくてもいい事をどんどん削ぎ落としていく

長男と次男が小学生の時に、三男が誕生しました。当初は微笑ましい兄弟の触れ合いやお手伝い姿を想像していましたが、予想外の試練が待ち受けていました。

小学生と赤ちゃんに生活リズムのギャップがありすぎて、てんやわんやの毎日でした。気持ちの余裕もなくなってきていて、これはまずいと思いました。

この状況だと、子供達にも悪い影響が出てしまうかもしれないと思い、思い切って、今日やらなきゃいけない事以外は明日以降にやる事にしました!例えば、「明日が支払いの引き落とし日だから、今日は引き落とし口座にお金だけを準備しよう」とか「銀行に行ったついでだからといって、ドラッグストアやスーパーで買い物をしない!1日くらいどうにかなる!」というように、あれもこれもやろうとしないと決めると、気持ちがとても軽くなりました。

そして、優先順位が整理されて、少し気持ちに余裕も出来るようになりました。

30代後半/3人兄弟/男性

悪いことをしなければまあ良しと気楽に考える

三人三様なので、コレという子育て方法というものはないんですが、3人がお互いを刺激し、いいところや悪いところを見ながら成長していくので、こんなもんかなと思いながら子育てしています。

完璧を目指さなくても、それぞれが個性を伸ばして成長するもんだと思っています。

完璧を求めすぎると、子供も親もしんどくなるだけなので、「法を犯さず、人に恨まれるような事をしないよう注意していればいいや」とか「私が一生懸命お金を稼いでいる姿を見せればいいかな」くらいに考えています。

40代後半/3人兄弟/男性

パパ編2位|使える物は何でも使うこと

使える物は何でも使うこと

子供が絶対に夢中になってくれる秘密兵器を用意しておく

何か1つ、子供が絶対に夢中になってくれる秘密兵器を用意しておくのがおすすめです。それさえ与えておけば、子供が確実に遊んでくれるおかげで、しんどい時も凌ぐことができて助かりました。

私の場合は、Youtubeの「まいぜんシスターズ」の動画でした。マインクラフトというゲームの実況をしているのですが、子どもに見せはじめたら最後、無限に見続ける魅力がある動画です。確かに、子どもが夢中になるようによく練られて作られており、感心します。

これを見せておくと無限に見続けるので、その間だけは解放され、リフレッシュできます。

今の世の中、子どもの面倒を見てくれる祖父母と同居していないことが多いので、祖父母の代わりにYoutubeに頼ってもいいのではないでしょうか。

40代後半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編3位|子供の世界に介入しすぎないこと

子供の世界に介入しすぎないこと

諦めて何もせずただ見守る

長男が七歳、長女が五歳、次男が二歳です。

末っ子が生まれた時、長男は「弟ができた」と喜んでいましたが、長女は「私一人女の子やから、嫌だ」と拗ねていることが多かったです。次男は言葉が出るのが遅かったため、言葉よりも手が出ることが多いです。

三人そろうと喧嘩ばかりしていました。初めは長男と長女で喧嘩をして、仲裁に入る次男が長男を叩くという複雑な感じになっていました。なので毎日騒がしくて、イライラしていました。

しかし、そこで親が仲裁に入るとややこしくなるので、何もせずただ見守るようにしました。俗に言う「諦める」です。すると、いつのまにか仲良くなっていたりすることがあるので、親があまり入らない方がいいのだと思いました。

30代後半/4人兄妹・姉弟以上/男性

パパ編4位|初心にかえること

初心にかえること

子供が生まれたばかりの頃を思い出してみる

9歳、8歳、3歳の子供がおります。必ず誰かが問題を持ち帰ってきたり、体調崩したりして、ハプニングが絶え間なく起こります。その都度、真剣に向き合ったり、何かとお金がかかったりで、なかなかにしんどいです。

上の子供はある程度一人でできる為、どんどんお手伝いしてもらっています。

下の子供は年が離れているのもあって、多少わがままだなと感じる事がありますが、昔を思い出してみると気持ちが安らぎます。

そして下の子を愛おしいと思う気持ちが増し、気がついたら家族全員で昔の写真を見たりして、心が落ち着く時間が出来ています。

30代前半/3人兄妹・姉弟/男性

パパ編5位|素直な気持ちを伝えること

素直な気持ちを伝えること

しんどい時はわけを話して遠慮なく頼る

一番大変だと思ったのは、3人いることで、それぞれの学校での役割参加(PTA役員)が必要だったことです。幼稚園、小学校、中学校+育成会役員があった年は大変でした。そこまで行事がなくても、役員仕事がある時は、だいたい10月、12月などイベントが重なるからです。なるべく兄妹がいる旨を伝えて、役員仕事の時期がかぶらないようにそれぞれの年間スケジュールをチェックしていました。

普段の生活でも、スケジュール調整するのが大変です。習い事や友達との遊び以外にも、学校での健診などに引っかかると、それぞれ耳鼻科や眼科に連れて行かないといけないので大変です。

でも、子供も少しずつ大きくなるに連れて協力的になり、事前に準備するようになったり、上の子が下の子と留守番してくれたり、面倒を見てくれるようになるので助かります。

しんどい時はわけを話して遠慮なく頼っています。そして、とにかく感謝の気持ちを伝えています。

40代前半/3人兄妹・姉弟/男性

3人の子育てがしんどい時の対処法まとめ

この記事では、3人の子育てがしんどい時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

3人の子育てがしんどい時の対処法アンケートでは、ママ側の1位は『それぞれの個性と向き合うこと』、パパ側の1位は『開き直る・割り切る・諦める』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

【ママ編】3人の子育てがしんどい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3人の子育てがしんどい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 ママ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3人の子育てがしんどい時の対処法
1位 26票 それぞれの個性と向き合うこと
2位 25票 開き直る・割り切る・諦める
3位 15票 協力者を見つけること
4位 14票 素直な気持ちを伝えること
5位 9票 自分の欲求を満たしてあげること
6位 4票 一人の時間を確保すること
その他 7票 上記以外の回答

【パパ編】3人の子育てがしんどい時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 3人の子育てがしんどい時の対処法を回答
調査期間 2024年06月12日~06月27日
回答者数 パパ100人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 3人の子育てがしんどい時の対処法
1位 31票 開き直る・割り切る・諦める
2位 17票 使える物は何でも使うこと
3位 16票 子供の世界に介入しすぎないこと
4位 15票 初心にかえること
5位 14票 素直な気持ちを伝えること
その他 7票 上記以外の回答