家系図を作るための現地調査とは【行政書士監修】

家系図

みなさんは家系図を作成するための現地調査をご存知でしょうか?

現地調査とは、戸籍調査や文献調査を行ったうえでさらにご先祖様を追いたいときに用いる方法です。

今回は、現地調査の方法について解説をしていきたいと思います。

現地調査の方法とは

現地調査の代表的な方法は実際に足を運ぶことにあります。

家系調査をしている段階で見つかった最も古いご先祖様にゆかりのある土地へ実際に足を運んでみます。

そして図書館や歴史博物館、市役所、お寺などをめぐりそのさらにご先祖様を追っていく形となります。

現地調査のポイント

現地調査を行う際には、事前の下調べが何よりも重要です。

目星をつけた土地の歴史を調べておき、ご先祖様とのつながりが何かひとつでもないか探っておきましょう。

例えば珍しい苗字ならばその苗字と関連のありそうな土地や出来事を事前に把握しておきます。

そうすることで、実際に現地へ行った際に調査の進行をスムーズに運ぶことができます。

また、これまでに揃えた戸籍などの資料は全て持参するようにしましょう。

どこでどんな出会いがあるかわかりません。

もしかするとご先祖様の子孫に出会えるかもしれませんので、その時のためにも可能な限り身元を証明する書類は持っておきたいです。

現地調査の限界

現地調査では、戸籍調査と文献調査から遡ることのできなかったご先祖様へ巡り合えることはとても稀です。

というのも、戸籍調査と文献調査で辿ることのできなかったご先祖様というのは、記録として残っていない可能性がはるかに高いためです。

現地調査というのはご先祖様探しの本当に最後に用いる手段であって、それ自体を楽しむような形でなければ難しい調査です。

まとめ

現地調査から情報を得ることのできる可能性はほんのわずかです。

しかし、現地調査にはそれ自体に意味があります。

自分のルーツでもある最も古いご先祖様にゆかりのあった土地をめぐる旅は、きっと普通の旅とは違って感じることができますよ。

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