ずっと仲良し夫婦でいる秘訣とは!幸せ夫婦の特徴って?

夫婦,仲良し

パートナーを思いやり、自分自身もパートナーから思いやられる関係をずっと続けていきたい、誰もが願う理想の夫婦像です。
けれど実際には日々の生活に気力も体力も持っていかれてしまい、パートナーのことまで気を配ることが難しくなっていますよね。

そんな時、どうするべきでしょうか。
自分たちには出来ていないことが、仲良し夫婦には出来ているということ?ならば、その特徴は何かを知っておきませんか?
仲良し夫婦の特徴から、夫婦仲を良くする為の秘訣3つを体験談付きでご紹介します。

仲良し夫婦の特徴

結婚した当初は、ラブラブな新婚生活に幸せを感じられることでしょう。けれど、それを継続させる為にはそれなりの努力が必要です。
周囲から仲が良いなと見られる夫婦には、どんな特徴があるのでしょうか。主な特徴を5つあげました。あなたはいくつ当てはまりますか?

1.名前で呼ぶ

子供が出来た瞬間から「パパ」「ママ」と呼び合う夫婦は多いです。

けれど、名前はあなたを認識する大切な印です。名前で呼ばれなくなってから、「個人」という認識が薄れてしまった人はかなりの数にのぼります。
ちなみに、化粧品会社のポーラが行った実験によると、名前で呼ばれることで女性は愛情ホルモンが多く分泌され、ストレスが減ることがわかったそうです。

2.コミュニケーションを取り合う

予定が変わった時の連絡や日常的な挨拶、スキンシップなど、仲の良い夫婦は毎日のように行っています。それは、パートナーと少しでも触れ合いたいから、そして「好き」という気持ちを伝えたいからです。
愛情も感謝も想っているだけでは伝わりません。行動や言葉に表して初めて通じるのです。

3.毎日会話をする

その日にあった出来事をお互いに報告し合います。パートナーが話している時には合いの手を入れつつ、最後まで聴くことに専念し、同じように自分も話をします。
話を遮られずに聴いてもらえることは、大きな信頼関係の構築になるのです。

4.お互いのプライベートを大切にする

パートナーだって、あなただって一人の人間です。お互いが自立した大人であることを認識することで、干渉してはいけない領域があることに気が付きます。
夫婦になってもプライベートな空間や時間は必要ですよね。

5.一緒の時間を大切にする

食事や寝る前のほんのひと時や休日など、できるだけ夫婦一緒に過ごします。共有する時間が長いほど、会話も増え、コミュニケーションがとりやすくなるからです。

夫婦仲を良くする秘訣

仲良し夫婦でいるには、上記の特徴をそのまま自分たちの生活に取り入れればいいのでは?と考えたのではないでしょうか。
半分正解で半分ハズレです。なぜなら、今までやってこなかった事を一度にまとめて改善しようとすると、無理がくるから。一度挑戦してダメになると、もう一度頑張ろうという気持ちにはなりにくいですよね。

だからといって、現状のままは嫌なはずです。そこで、仲良し夫婦の特徴から3つに絞り込んだ仲良しの秘訣をご紹介します。ひとつずつ実践してみて、パートナーの反応を観察してみましょう。

1.夫婦になっても男女であることを意識する

女性は妊娠・出産で個人から母親になるという大きな意識の変化がありますが、男性には結婚してからの意識の変化はほとんどありません。その為、女性側だけ「女」であることを無意識にまたは意識的に放置することがあります。

育児の為とは言え、男性にしてみれば、そんな悲しいことはありません。妻には、いつまでも可愛らしく美しくいてほしいと願っています。
しかしながら、その為にどんな行動を取ればいいのかわからないのが男性です。お互いに「どうしてほしい?」「どうしたらいい?」を言葉にし、男女であることを忘れずにいましょう。

2.積極的にコミュニケーションをとる

挨拶やスキンシップは大切な繋がりです。「言わなくてもわかるだろう」なんて、パートナーに全てを丸投げする行為は決してやってはいけません。言葉にして、行動にして、感謝や愛情を伝えます。
長い時間一緒にいると、ふと言葉にすることを忘れがちになります。そんな時は照れくさくても、パートナーに気持ちを伝えてみてください。きっと素敵な反応が返ってきますよ。

3.相手の価値観を否定しない

全く同じ人生を生きても、同じ価値観を持つ人にはなりません。それだけ人の価値観とは個人差が出やすいものです。夫婦と言えども「自分ではない個人」であることを忘れてはいけません。

パートナーの価値観を否定するということは、パートナーが生きてきた人生を否定するということです。
言った方は忘れてしまうほどに軽い気持ちでも、言われた方は心に傷を負い、決して忘れることはできません。
パートナーの価値観全てを受け入れることはできない場合は、否定しないだけでいいのです。「そういう考え方もあるんだね」とそれだけで十分です。歩み寄る気持ちが表れていれば、それが受け入れたということです。

仲良し夫婦になれたエピソード

夫婦仲を良くする秘訣を実践して、本当に変化があるのか気になりますね。
そこで、夫婦仲を良くする秘訣を実践した結果、夫婦仲に変化があったのか、体験談をご紹介します。

エピソード1

私たち夫婦は結婚10年で、夫婦仲は普通でした。特に仲が良いこともありませんが、悪くはないと思っていました。けれど、お互いが自分だけの時間を重視するようになり、一緒にいる時間が減ったことが気になっていました。
一緒にいる意味があるのかないのかを考え始めたことで、夫婦仲を改善してみようと思いました。

一緒にいる時間を増やしたかったので、夫婦で一緒にできる趣味を探しました。夫は登山が好きで、よく休日に朝から登りに行っていたので、私も同行することにしました。
そもそも運動が好きではなかったので登山は辛かったです。けれど、あまり会話することもなくなっていた夫と、登山中はたくさん話をすることができました。
帰宅してからも次の登山の話をしたり、夫が今までに登ってきた山の話をしたり、会話が尽きませんでした。

共通の趣味を持つことで話題が広がり、一緒にいる時間を増やすことでコミュニケーションが増えます。二人で新しい趣味を見つけるのも楽しそうですね。

エピソード2

何年も一緒にいると相手の考えが何も言わなくてもわかるようになってくるし、自分がやりやすい生活スタイルが出来上がっているので、主人とは一緒に暮らしているだけのような感覚に近いものになっていました。

家の中だから寛いだ格好でいたいし、メイクもしていたくありません。そんな状態ばかり主人に見られていたら、なんだか距離が出来てしまったように感じました。
我儘なもので、主人から距離を置かれていると思うと寂しくなり、どうにかしたいと思うようになりました。
主人に距離を置いているのか確認する勇気はなく、とりあえず私が変わろうと思って色々調べてみることにしました。夫婦になっても女性であることを忘れないようにという指摘がたくさんあり、私は休日でも外出着に着替え、フルメイクすることにしました。

朝起きた主人が驚いた目で見ていましたが、その日は特に何も言われませんでした。一ヵ月間ほど休日も身綺麗にしていると、主人からご飯を食べに行かないかと誘われました。
ふと主人の格好を見ると、主人もいつもの部屋着ではなく、外出着を着ていました。自分がやったことが報われたようで嬉しかったです。

何年一緒にいても、恋人であることを忘れてはいけないということですね。言葉にできないからこそ行動で示す。その結果、お互いの意識が動かせるということです。

まとめ

仲良し夫婦の特徴から、仲良くなる為の秘訣3つを体験談付きでご紹介しました。今からこれらを参考にして、夫婦仲をより良くしてみませんか?

パートナーとの関係を良くしたいなら、まずはあなたから変わることです。あなたが一歩を踏み出せば、パートナーはきっとあなたの行動に意識を向けてくれるでしょう。これから先の長い人生を共に過ごすパートナーとは、愛情と感謝でくっついていたいですね。

著者:リリ

性別:女性

年齢:36歳

フリーライターをやっている兼業主婦です。只今妊活中。