【1位】相手の趣味に興味・理解を示す
絶対に否定せず理解者でいる
私の彼女はジャニーズのオタクをしていました。それもCDデビューしている人ではなく、Jr.の子を応援していました。
彼らの舞台を観に行って、出待ちで差し入れをしたり、関東以外のところの公演にも足を運んでいました。
そうした状況を彼女の家族はよく思っていなかったのですが、私が理解者としていることで、趣味も仕事も充実していたように感じました。
20代後半/商社系/男性
情熱を注いでいる趣味を否定しない
いわゆる「腐女子」だった彼女の趣味を知った時は、とても驚きました。同人誌の蔵書は数百冊を数えました。
初めは戸惑いましたが、趣味自体を否定する気持ちは全く起こりませんでした。自分と違う趣向であったとしても、彼女はそれに対して情熱を傾けてきていたので、「気持ち悪い」といった感情は湧いてきませんでした。
彼女は気にしていましたが、「否定するつもりはないよ」と伝えると、安心したようです。
彼女ほどディープにハマっていませんが、今では一緒に同人誌の新作を楽しみにするくらいになりました。
30代後半/サービス系/男性
相手を否定せず分からないなりに話は聞いてあげる
「オタクの彼女と上手く付き合う」には大きくつ3つの要素が大切だと考えています。
1つ目は無理をしないことです。オタクの彼女は恐らく、その事柄に対してこだわりや熱意をもっていると思うので、オタクでもない自分が完璧に合わせるのは恐らく不可能でしょう。無理をして自分から限界に近づくのではなく、あくまでオタクである彼女の話を聞いてあげるというポジションを保つことが大切だと思います。
2つ目は否定しないことです。オタクに対して耐性のない人もいると思います。僕も「貢ぐ」とか「推し」とかはあまり理解できません。しかし、だからといって嫌悪感丸出しに相手を否定することはよくありません。趣味は人それぞれだからです。
3つ目は共通点を探すことです。例えば僕であれば一部ジャンルのアニメのように、お互いが好きだと思えるものが見つかれば時間を共有することができます。時間を共有すれば、彼女がそちらのオタクに引っ張られてくれるかもしれません。お互いが好きなことなので、ほかのオタクに走られるより断然いいと思います。
20代前半/大学生/男性
オタクなことを認めて好きな対象をさりげなく褒めてあげる
彼女のSNSの裏垢を知ったときに、ある韓国アーティストの追っかけをしていたことが判明し、さらには何十万円と貢いでいました。
初めは自分よりもそのアーティストのほうが好きなのかなと不安になり、彼女に聞こうかなと思うこともありました。しかし彼女の趣味であり、心の支えなアーティストのことを悪く言うことや、否定することは出来ません。
そのため彼女の好きな韓国アーティストのことを『凄くかっこいいね。男の俺でも惚れそうになる!』と褒めてあげました。そうすると彼女も『そうなの!顔だけじゃなくて中身も素敵な人なの!』と言いました。
それからは2人で韓国アーティストの話をしたりしました。
そしたら彼女が『あなたにはこの人にない良いところが沢山あるから、あなたのほうが好きだよ』と言ってくれました。彼女の好きなことを否定しなくてよかったなと思いました。
20代前半/自営業/男性
彼女の世界を理解する
「オタク」というと、暗い・理解できないというような一種独特な印象をもたれがちですが、大事なのはそれを含めて相手のことが好きかどうかです。
その方が好きならば、マイナスな先入観を捨て、自分もその趣味(世界)をのぞいてみることが最低限必要なことではないでしょうか?
たとえば歴史が好きな「歴女」の方は立派な「オタク」です。そして、歴史小説の大家である司馬遼太郎や山岡荘八も「オタク」が高じてあそこまで上り詰めたと言っても過言ではありません。歴史が好きで何かおかしいでしょうか?
肝心なのは「オタク」ということで一括りにせず、自分から歩み寄ることも必要かと思います。
20代後半/サービス系/男性
相手の趣味を褒める
オタクの恋人と付き合う秘訣は、相手の趣味を徹底的に褒めることです。褒められて嬉しくない人はいないので、オタクなら尚更です。
そして、アニメなら相手の好きなアニメのキャラクター、スポーツなら好きな場面、好きな選手、人物について話させるのが良いですね。
だって、それが好きになった場面に必ず人物がいるはずだからです。
きっと大いに語ってくれると思いますので、その人物を徹底的に褒めて理解を示しましょう。
20代後半/自営業/男性
【2位】丁度いい距離感を保つ
時には一緒に時には別々に時間を過ごす
私は筋トレやジョギング、ウォーキングなどの運動も好きですが、家で野菜や植物を育てたり、料理、ヨガなどのインドアを楽しんだりもします。
基本的にゲームはしませんが、数独は好きでたまにします。なので、私なら家で一緒に出来るヨガやお菓子作りに誘ってみます。散歩などにも誘ってはみますが、無理には誘いません。
また、パートナーのオタクの内容にもよりますが、ゲームやプラモデル、アニメの鑑賞なら、出来るだけチャレンジしてみます。その上で、筋トレやジョギングなどは自分だけで楽しめれば良いなと思っています。
20代後半/自営業/男性
その人の趣味なので否定はせずに興味を持った部分は一緒になって楽しむ
私が以前お付き合いしていた方は、少女漫画系とか女性が好きそうなアニメオタクでしたが、私は全くと言っていいほどアニメには興味がありませんでした。
だけどそこに関しては全く否定はせずに、その人の趣味だと考え、話されても聞いてあげればいい程度だったので、そこまで嫌とも思わなかったし、興味がなければ聞き流せばいいくらいの考えだったのでうまく続きました。
もし自分も興味が湧いたアニメだったら、一緒になって見てあげるとより仲が良くなるかもしれません。
30代前半/サービス系/男性
自分より趣味が優先されることがあっても文句を言わず見守る
マンガの2次創作作品を集めることが趣味な彼女がいたことがあります。過激な内容ではなかったので、彼女の集めたものを何となく読むこともできました。
ただ、即売会がある時や、自分たちのサークルも出品するとなると、人が変わります。特に出品時の締め切り前は殺気立ってました。
そんな時は、応援の一言メモを添えた差し入れ(シュークリームだったり、クッキーだったり)をテーブルにこっそり置いて、話しかけずそっと帰ります。
無事入稿が終わったときやイベントが終わったとき、「あのときはありがとうねー」みたいな感じで、いつもより優しくしてくれました。
20代後半/自営業/男性
彼女のオタク趣味には誘われない限り関与しない
彼女との出会いは同じアイドルを推していたからです。現場や打ち上げで会うこともあり、仲良くなって付き合い始めました。
同じ現場であればチケット連番などで参加します。
ただ、オタクと言ってもお互いに別の趣味や別の推しもあります。そちらについては、それぞれどんな趣味かある程度は理解していますが、それ以上はノータッチで、興味が湧けば試しに一度同行することもある程度です。そして、それぞれのオタ活を優先させています。
お互い自分の趣味を優先できるので、下手な衝突が起きづらいです。
30代前半/メーカー系/男性
否定せず束縛することなく、誘われた時だけ一緒に見る
彼女はいわゆるアニメオタク、特にアイドルアニメが好きで、鑑賞はもちろん、声優ライブにも行き、ライブDVDも全て購入し…というハマりようでした。
最初の頃、彼女の趣味に関心を持って積極的に見てみようと思ったんですけど、どうしても熱量に差が出てしまいます(笑)。彼女が好きなコンテンツについて話している内容に全然追いつけず、逆にフラストレーションを溜めさせてしまうことがありました。
結局のところ、彼女はそのコンテンツを見て、同じ趣味の仲間と話をするのが好きだったので、こちらはその趣味を否定せず、束縛することなく、あちらが一緒に見てほしいと言ってくれた時だけ一緒に見るのが一番スムーズで、お互いストレスにならないなと気づきました。
30代前半/金融・保険系/男性