彼氏がニート…同じ経験を持つ女性100人が実践した対処法 | 3ページ目

【3位】タイムリミットを設ける

タイムリミットを設ける

期限を設定して、約束を破ったら別れる

私がニートの彼に苦労したのは、大学2回生の頃です。

5才年上で社会人であるはずの彼は、無職の実家住みでした。というのも、両親がとても子供に甘く、ニートでいる彼を叱りもせず、お小遣いまで与えていたのでした。

そんなニートの彼に愛想が尽きそうだった私は「3ヶ月以内にバイトでも良いから仕事を始めなかったら別れるね」と告げました。

ところが、1カ月が過ぎても彼は求職活動を始めなかったのです。そこで「あと期限まで2カ月だね。職が見つかるまで会わないから!」と別れる期限プラス会うことを辞めました。

すると別れを冗談でないと理解した彼は、やっと求職活動を始め、アルバイトながらニートを卒業してくれました。

30代前半/サービス系/女性

仕事を辞めた理由と、本人に働く意思があるかどうか確認し、サポートするか別れるか決める

公務員として働いていた彼は、月200時間の超過勤務を行い、体調を崩しました。その後、通院しながら勤務を続けていたのですが、超過勤務は減らず1年後に退職。

退職後は、中々就職活動を行いませんでしたが、体調がよくなるまでは面倒を見る旨を伝え、体調がよくなった後にも仕事を見つけないようであれば別れると告げました。

彼氏は3か月程度通院しながら、体調がよくなってからしっかりと就職活動を行い、再就職することができました。

ニートになった経緯にもよりますが、すぐに仕事を見つけるよう急かす必要はなく、期限を決めてゆっくりしてもらうのも一つの手段なのかなと思います。

20代後半/サービス系/女性

仕事をしていない理由、できない理由がしっかりしていれば、ある程度期限を付けて見守る

偏差値の高い国立大学に通っていた彼は、進路に迷ってしまい、大学院に行くと言ったり、やはり就職すると言ったり、公務員になりたいと言ったり、結局どれも間に合わずニート状態になりました。

先に社会人になっていた私は、すぐに困ることはありませんでしたが、本人に将来のビジョンがないことが不満でした。

本人は、「とりあえず大学院に行く」と言ったり、「結婚してお前の稼ぎで生活すればいい」などと言っていましたが、私ははっきりと「就職しないなら結婚は出来ない」と伝えました。

彼の親は高収入で、実家で生活にも困らないため、彼もあまり焦ってはいないようだったのですが、私との結婚は彼なりに考えていたようで、話をしてからは真面目に勉強をして、公務員の試験に合格しました。

勉強を始めた時期からすると、合格は厳しいと言われていましたので、本当に努力したのだと思います。

同じ「働いていない」という状態でも、何かを目指しているのか、努力しているのかによって異なります。きちんと考えているなら、見守ることも大事かなと思いました。

ただ、将来を考えた時に無職のままでは困るので、ある程度期限を付けます。

20代後半/自営業/女性

期限を決めて、それまで支える

IT業界で働いていた彼は、休日が少ないことで疲れていました。付き合い始めのころからなかなかデートする時間を持てず、げっそりしていく彼が心配で長期休暇を勧めたら、思い切って辞めると決めました。

同じ職種で探しても年間休日が少ないところが多く、本人もまた自分の時間がとれなくなることを恐れてニート状態に突入。

私もまたやつれていく彼を見るのはつらいので、少しの間でも期限を決めて彼を休ませあげてその間は私が彼を支えると決心しました。

彼はきちんと期限までに仕事を見つけ、今は無理しない範囲で働いてくれています!ゆっくり休んでもらう時間を決めたのが良かったんだと思います。

30代前半/自営業/女性

【4位】話を聞いてみる

話を聞いてみる

なぜニートになったかの理由を聞く

ニートが絶対だめだとは思っていません。

やりたいことをやるためにニートになったなど、なにか理由がきちんとあるのなら、その理由によっては彼を責めず、ゆっくり待ったり、応援したいと思います。

理由が納得できるものでなかったら別れます。

30代後半/専業主婦/女性

まずはお酒でも飲みながらとことん悩みを聞き、落ち着いたら一緒に仕事探しをする

同棲していた彼が、入社わずか半年で仕事を辞めてしまったことがありました。

最初は理由を話してくれなかったため、「たった半年で辞めるなんて!」と彼を責めてしまいました。

それからしばらくの間、彼は家でぼーっとする日々を過ごしていました。このままじゃだめだと思い、「愚痴でも何でも付き合うから今日はとことん飲もう!」と誘い、一緒にお酒を飲むと、途中からお酒の力も借りて色々悩みを打ち明けてくれました。話を聞いてみると、とんでもないブラック企業だったことや、言いがかりをつけられパワハラを受けていたことを知りました。

彼は思いを吐き出したことでスッキリしたらしく、次の日からは職探しを始めてくれました!今は無事に再就職し、頑張っています。毎日笑顔で家に戻ってくるので、私も安心しています。

感情的に言葉をぶつけるのではなく、じっくり相手の悩みに耳を傾け、寄り添うことが大事だなあと思いました!

30代前半/サービス系/女性

毎日の予定を夜に聞く

私の彼氏は大学を休学しています。インターンが始まるから、と就職活動をきっかけに勤めていたアルバイトを辞めた後に休学を決めたので、今は何もしていないただのニートです。

そこで、毎日の予定を聞くようにしたところ、何も予定がない事はだらけていると自覚したのか、スキルアップの為の資格勉強をはじめました。

20代前半/自営業/女性

【5位】自分が養う

自分が養う

家事を教えた

彼は元々、アミューズメント施設の店長だったのですが、会社がアミューズメント部門から撤退ということで退職。すぐに再就職したのはそれまでとは全く違う肉体労働系でした。

ある日、出勤した彼を見送って2〜3時間後。玄関の外で何か音がするような気がしてそっとのぞき穴から外を見てみると、そこにはアパートの廊下に座り込んでタバコを吸っている彼の姿が。

急いで扉を開けてどうしたのか話しかけると、「どうしても仕事に行く気がしなかった、だけど仕事にも行かずに帰ってきたら私がガッカリするんじゃないかと思うと部屋に入れなかった」とのこと。

私はそのとき妊娠中だったのです。結局それを機にどんどん仕事に行く日が少なくなって、私が出産する頃にはそれまでの蓄えで何とか生活してる状態に。

出産後すぐ仕事を探し始めたのは彼ではなく私でした。もう、彼を大黒柱として当てにするのはやめよう、私が働いて彼に子育てしてもらおうと妊娠中から考えていたのです。

そんな逆転生活でしたが、彼は意外と母親業をすんなり受け入れ、何と本当に彼が生んだのではないだろうかと思うぐらいの立派な母(笑)になってました。私も、本来勝ち気で男勝りだったことと、家事が嫌いなこともあってか、彼に早く働いてと思うこともなく、その現状にその頃は満足していました。

現在は、それとは別の理由で敢えなく離婚となってしまいましたが、あの時の事は教訓として今も生きてます。

時代を経てヒモとかニートとか主夫とか呼び方は変わってきていますが、それぞれが助け合って何か補いあって生きていかなくてはいけないのは事実。

固定観念にとらわれず、生きていくのに必要なことをやっていくしかないのだなと今も感じています。

30代後半/流通・小売系/女性

相手のお金と暮らす訳じゃないので、稼げる方が稼げばいい

同棲していたパートナーがある日突然「仕事辞めてきた」と言いました。前々から不満を聞いていたので、「あ、そう」と答えて「しばらくのんびりしなよ」と伝えました。

当時、私も正社員でしたし、2人で暮らす分くらいのお給料は貰っていましたので、特に焦りもなく、雇用保険の手当の支給もありますし、気が済むまでのんびりして貰っていました。

ですが、支給があるとはいえ、満額ではありませんし、自由になるお金の減少は否めません。

そのうち自分から職探しをして、新しい仕事に就いてくれたので、大きな問題にはなりませんでした。

相手のニート歴は2年でしたが、一つだけ不満があるとするなら、ニートしてる間、せめて家事はやって欲しかったという事くらいです。

もし、相手がそのまま就職しなかったとしても、その時はもう「この人と生きていく」と決めてましたので、私が2人分稼げばいいやと思っていましたから、特にストレスもなかったです。

相手のお金と暮らす訳じゃありませんから、稼げる方が稼げばいい。相手の人生を背負う覚悟がないなら、一緒に生きてく意味ありませんしね。

40代前半/流通・小売系/女性

【6位】第三者の力を借りる

第三者の力を借りる

様子を見ながら、必要なら家族に相談してみる

恋人と同棲を始めた時、私はそれまでの銀行の仕事を辞め、相手はバイトを転々としていた時期でした。自分は退職金があるうちに飲食店のバイトを始め、時間の許す限りガンガン働いていました。

恋人は私よりバイト経験が多かったので、探し始めるとすぐに仕事は見つかるのですが、病欠や遅刻をきっかけに行きにくくなり、そのまま行かなくなってしまうことが多くあり、そこから次の仕事に着くまでの切り替えも時間のかかるタイプでした。

そんなとき、たまたま私の親と恋人と私とが一緒に会うタイミングがあり、その時はただ一緒に食事をしただけだったのですが、帰宅後、母より私宛に「そんな相手と一緒にいさせるわけにはいかない」「これ以上続くようなら実家に戻ってもらう」という長い長い怒りのメールが…。収入的に厳しくなってきた頃でもあり、親も薄々感づいていたのでしょう。

私は今まで彼を甘やかしていた所を反省し、自分の甘さも謝罪した上でそのメールを恋人に見せました。相手も自分の状態が不味いということを改めて感じたようで、直後、目の前のコンビニに走り、バイト情報誌を買ってきました。

髪色も染め直し、翌日すぐに狙った職場へ連絡してなんの問題もなく採用されました。

恋人となるとまだまだ家族には相談しにくいことかとは思いますが、親の言葉にはなかなかの力があるようなので、(私は親が気付いた流れではありますが)思い切って相談してみるのも手なのかもしれません。

20代後半/不動産・建設系/女性

相手の親に内情を伝えて協力を仰ぐ

以前交際していた人は、いわゆるブラック企業に勤めており、本人の性格も関係あってか上司や同僚とも意見の衝突が多かったみたいで、ある日いきなり辞職してきました。

住んでいた場所は職場の寮だったので、部屋探しをしつつも私は昼と夜の仕事を掛け持ちで働いていましたが、彼は私以外の女性と遊び歩いたり、あちこちの女性の部屋を渡り歩いたりしていました。黙って通帳を持ち出され、一晩で100万使われてしまったこともありました。

相手の気持ちが落ち着いた頃を見計らって、今後どうしていきたいか、考えを確認したのですが、何もビジョンはないようでした。

私は黙ってただ職場と部屋を往復し続けていましたが、そんな中、相手の父親が自営業を営んでおり、内情を知って彼を自分の跡継ぎとして自分の職場に就職させてくれました。

その後、しばらく彼の地元で過ごしていましたが数年で別れ、彼の父親から聞いた話では、彼は今現在行方不明だそうです。

それからは、私はお付き合いをする相手とは距離を置いて、当たり障りなく付き合うようになりました。

30代後半/サービス系/女性

【7位】プレッシャーを与える

プレッシャーを与える

ネチネチ詰め寄って、働いた方がマシだと思わせた

彼はガソリンスタンドで10年以上働いていたけど会社からリストラに遭い、辞めることになってしまいました。

10年も同じとこに勤務していたのに見放され、意欲がなくなっていたようです。

最初は私も一緒に探していましたが、彼が一向に動き出さないので腹が立ちネチネチ詰め寄っていたら、働いた方がマシだと思ったようで仕事を探し始めました。

それからは毎日のように探し、1ヶ月もかからず見つけました!

40代前半/専業主婦/女性

彼氏を甘やかさずプレッシャーを与える

私が彼氏と同棲していた時の話です。

まだ結婚前でしたので、家賃・光熱費・食費は全て折半でした。お互いの所得はそれとなく知っている程度でしたが、恐らく私の方が多かったと思います。

ある日、彼氏が私の給料明細を見て、「こんなに貰ってるんだ。」と、言って来ました。その時は特に気にしていませんでしたが、何とその1ヶ月後に彼氏は仕事を辞めて来ました。

理由を聞くと「前々から悩んでいた。」と。

じゃあ直ぐに仕事を探すのかと思いきや、1ヶ月経っても働くどころか職探しすらせず、完全にニートになりました。

その月の生活費全ては私が賄いました。私の給料明細を見て、甘えが出たのだと思います。

「このままでは駄目だ。」と思い、翌月、折半分の私の生活費だけ置いて、同棲している家を出ました。彼氏からは「俺お金無いよ。」と、連絡が来ましたが無視です。

その後、暫く連絡を取らないでいると、彼氏から「俺、新しい仕事見つかったから戻って来て。」と、言われました。

甘やかすと、ろくな事にならないと学びました。

30代前半/サービス系/女性

【8位】別れを決める

別れを決める

働く意欲はあったが、正社員で探さなかったので別れた

転職した彼が入社して1週間で、急に相談なく仕事をやめました。

話を聞くと、大変なことや辛いことがあったとのことでした。

しかし、次の職場を正社員で探さなかったので、二人の将来が見えなくなり別れを選びました。

30代前半/サービス系/女性

【9位】社会とのつながりを持たせる

社会とのつながりを持たせる

できるだけ外に連れ出し、社会と繋がりを持たせる

同棲していた彼氏は、パワハラがある会社での同僚でした。違う部署でしたが、小さな会社だったのでそのパワハラのすごさは私も知っていました。

「辞めたい」と言っていましたが、責任感が強くなかなか辞めずに2年が経った頃、いつもよりもタチの悪いパワハラにとうとう嫌気がさし、会社を辞めました。

彼の仕事に対するまじめな姿勢はずっと見てきたので、辞めても次の仕事をきちんとできる、認めてくれる会社があると思い、あまり口出しせずにいることにしました。

しかし元々インドアな彼は、会社を辞めて引き籠りがちになってしまったので、社会との繋がりをなくしてはいけないと思い、私の趣味に付き合わせたり、休日はできるだけ外に一緒に出かけ、人と会わせるようにしました。

そしたら、外に出る抵抗があまりなくなったのか、元の会社の取引先で、彼が担当していた方と食事に行ったりするようになり、そこでスカウトされ、現在はそちらの会社で働いています。

あの時、引きこもりになっていたらと思うとゾッとします。

30代前半/流通・小売系/女性

まとめ

女性100人に聞いた彼氏がニートになった時の対処法では、1位は『一緒に将来の展望を確認する』、2位は『そっとして様子を見る』、3位は『タイムリミットを設ける』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

今回は、同じ経験を持つ女性100人による彼氏がニートの場合の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

この記事の『彼女がニートの場合の対処法編』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。

彼女がニート…同じ経験を持つ男性100人が実践した対処法

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