彼氏と性格が合わない…同じ経験を持つ女性100人の対処法 | 2ページ目

【1位】きちんと思いを伝え話し合う

きちんと思いを伝え話し合う

一人で悩みを抱え込まずにきちんと相手に自分の思いを伝え話し合う

彼氏と同棲を始めてから三週間も経たないうちに、私は二人の間に気持ちのすれ違いが生じていると感じるようになりました。

そして、それによりストレスが溜まっている自分に気付いたのです。

私は、何かにつけてネガティブに物事を捉えるようになり、「きっと彼は家事が上手くできない私に呆れているのだ」などと、勝手に思い込んでは凹んで泣いていました。

この頃、楽しみにしていたはずの同棲生活は、私にとってとても辛いものになっていたのです。

彼氏も、そんな私の様子に気が滅入っていたのか、以前よりも笑顔や会話が少なくなったようでした。

けれどもある時、彼氏が意を決したように「ちゃんと話してくれないとわからないよ」、「僕は君の気持ちを知りたいし、理解したい」と言ってくれたのです。

そこで私は初めて、自分が落ち込んでいることに彼氏が気付いてくれていたことに気付きました。

一人で悩みを溜め込んでいても、なかなか解決できるものではありません。

それどころか、あまりに考え込んでしまうと、私のようにネガティブな発想をしてしまうことにもなりかねないのです。

私は彼の言葉のおかげで、そのことにようやく気付くことができました。それ以降は、何かに悩んだり、不安に思った時には、自分の気持ちを伝えた上で彼はどう思っているのかを、その都度、きちんと話し合うようになりました。

その結果、無事に同棲生活二年目を迎えることができました。

30代前半/サービス系/女性

多少無理をしてでも相手ときちんと話す時間を作る

彼と付き合い始めてから数ヶ月が経った頃、私の諸事情により、三ヶ月間だけ遠距離恋愛になったことがありました。

その間、私は海外に滞在していたのです。そのため、やり取りは主にLINEで行っていたのですが、十七時間という時差があるせいか、どこか内容が噛み合いませんでした。

時差があるため、なかなか電話もできず、もやもやする日々…。

ですが、ただもやもやしていても仕方がないと、私は日本時間に合わせて早朝に起床し、無理やり電話をする時間を作って、彼とゆっくり話をすることにしたのです。

おかげで、お互いに言いたいことや思っていることを話し合うことができ、内容は違えどそれぞれが悩みを抱え、気持ちの余裕がなくなっていたことがわかりました。

お互いの状況を理解できたことで、私達は、無事に三ヶ月間を乗り越えることができました。

30代前半/流通・小売系/女性

合わないと思った時点でとことん話し合う

恋人同士といえど、違う環境で育った他人同士なのですから、性格が合わないのは当然です。

付き合い始めは、まだ相手に対して「好きだ」という思いの方が強いため、多少我慢できてしまうところもあるでしょう。

しかし、やはり付き合いが長くなると、自分の意見を主張したくなるものです。

私の場合は、合わないと感じた時点でとことん相手と話し合い、お互いの意見をしっかり伝え合うようにしています。

その上で、お互いの妥協点を探しながらそれぞれが相手の意見を尊重し合えるのならば、この先も上手く付き合っていくことができるでしょう。

しかし、もしも、どちらか一方でも、自分の意見ばかりを押し通そうとし、相手を尊重できないのであれば、一旦距離を置くか、別れることを検討した方がいいかもしれません。

40代後半/自営業/女性

直接会って話をする時間を作った

今の彼とはSNSで知り合いました。

私達はお互いに仕事が忙しく、不規則な生活をしていたため、仕事の合間にSNSで近況を確認したり、深夜に帰宅してから電話で話すことがほとんどでした。

しかし、疲れていると、どうしても電話での会話を億劫に感じてしまうものです。

お互いにそのような気持ちでいたためか、次第にせっかくの電話にも関わらず、嫌な雰囲気が漂い始めました。

このままではまずいと思い、私達は少しでも顔を見て話す時間を取ろうと相談しました。

幸い、家が近かったこともあり、仕事終わりに迎えに来てもらい、コーヒーを飲みながら会話をすることにしたのです。

面と向かって相手と話す機会が増えたことで、相手との距離も縮まり、以前より円滑にコミュニケーションが図れているように思います。

やはり、直接会って目を見て会話をすることは大切なのだなと改めて実感しました。

40代前半/サービス系/女性

相手の本心をきちんと聞き出すようにした

彼と付き合い始めてから、私も時々、彼氏の発言にイラッとすることがあります。

しかし、それだけで相性が悪いと決めつけるのはまだ早いのではないでしょうか。

私達の場合、彼の言った言葉の意味をもう一度詳しく聞き返してみると、自分が思っていた意味とは全く違うニュアンスであったということがよくあります。

そのため、相手が本当はどんな意図でその言葉を使ったのかをきちんと確認することが大切なのです。

そして、もしも彼の本心を聞いて、それでも嫌だと思ったり、不快に感じることがあれば、その時は自分の思いをきちんと伝えるようにしています。

以前は、相手の言葉にイラッとし、知らず知らずのうちに、自分の価値観を押しつけようとしている時もありました。

けれども、これが彼なりの価値観なのだと受け入れられるよう心がけたところ、喧嘩も少なくなり、以前よりも良好な関係を築くことができました。

20代前半/大学生/女性

相手のことを深く知るためにまずは自分をさらけ出した

彼とは、付き合い始めた当初から、笑いのセンスが合わないなと感じていました。

私が面白いと思うことに対してはあまり反応をしないのに、逆に「そこでそんなに笑う?」とこちらが疑問に思うようなところで爆笑するので、いつも違和感を感じていたのです。

一旦そのような違和感を感じ始めると、笑いのセンス以外にも理解できないと感じる部分が数多く出てきました。

彼は決して悪い人ではないのですが、「もう彼と付き合っていても上手くいくことはないのかな」と、私はとても悩んでいました。

しかし、この時はまだ交際を始めてからさほど経っていない時期だったため、「彼のことをきちんと知りもしないうちに結論を出すのは早すぎる」と、なんとか思いとどまったのです。

そこで、彼のことを深く知るためにも、私はまず自分の事をさらけ出すことにしました。その甲斐もあってか、次第にお互いの共通点を発見できるようになったのです。

自分を知ってもらおうとさらけ出したことで、彼が私の好きなものを覚えていてくれるようにもなりました。

おかげで、以前よりも彼を好きになることができ、悩むこともなくなりました!

20代後半/IT・通信系/女性

【2位】お互いに歩み寄るようにする

お互いに歩み寄るようにする

自分の考えが全て正しいという考えをやめて相手の意見にもきちんと耳を傾ける

付き合い始めのうちは、誰でも少なからず猫を被っているものです。

私達も、交際当初はお互いに猫を被ったままの状態だったため、喧嘩はほとんどありませんでした。

ところが交際開始から一年程が経つと、お互いの素が出るようになり、喧嘩が増え始めたのです。

時には喧嘩がヒートアップしてしまい、私が「もう別れる!」と口にすることもありました。このような状況に悩んだ私は、ある時友達に相談してみたのです。

すると、友達は「何もかも自分が正しいと思うのではなく、相手の意見にも耳を傾けることが大事」、「他人なんだから、考え方が違うのは当たり前」、「そういう考え方もあるんだなと、一旦言い返すのを思いとどまってみて」と、アドバイスをくれました。

友達の言葉は私の胸にストンと落ち、私はそれまでの自分が相手の言い分を全く理解しようとしていなかったことに気付いたのです。

それ以降は、彼と意見が食い違ったとしても、自分の意見ばかりを押し付けるのではなく、お互いの考え方をきちんと出し合った上で、そこからよりよい解決方法はないかと考えるようになりました。

あの時、良い友達に相談して、本当によかったなと思っています。

20代後半/公務員・教育系/女性

無理に考え方を一致させようと思わずお互いの妥協点を探すようにする

私と彼は、とにかくあらゆることが正反対です。

例えば、彼は、休日には一日中外出して街を歩きたいタイプですが、私は一日中家で好きなことをしていたいタイプです。

また、金銭感覚においても、外食や服などに結構お金をかける彼と、できるだけお金を使いたくない自分で、全く考え方が違います。

そのため、一緒に生活をしようとすると、どうしても衝突が起こってしまいます。以前は、こうした違いにより、頻繁に喧嘩をしていました。

しかし、これではいけないと思い、全面的に対立し合うのではなく、「今日、一緒に出掛ける代わりに、来週は一緒に家でのんびりしよう」などと、お互いに妥協し合うようにしたことで、喧嘩が減ったと感じています。

しかし、中にはどうしても譲れない考えやこだわりもあります。そのようなケースにおいては、無理に考えを一致させようとは思いません。

その際は、自分がなぜ相手の意見に賛同できないのかを冷静に伝えた上で、彼のような意見もあるのだなと、数ある考え方の一つとして捉えるようにしています。

30代後半/専業主婦/女性

相手の感情が高ぶっている時は決して応戦しない

交際当初、彼はとても優しい人だったのですが、三ヶ月程経った頃から、ちょっとしたことですぐに腹を立てるようになりました。

私には「今の何がいけなかったの?」と全く理由が分からないほど、突然怒鳴られるのです。

話し合おうにも「話したくない!」の一点張りで、部屋を出ていってしまったり、電話を切られたりと、為す術がありませんでした。

さっきまで笑っていたはずなのに、一瞬でキレてしまう彼に、私は本当に困惑していました。

理由が分からなければ、同じことの繰り返しだからと話しても、「お前は俺を怒らせる天才だな!」と言われる始末…。そんなことの繰り返しで、さすがに私も辟易としていました。

しかしある時、私は、彼が穏やかな時を見計らって、「あの時は嫌な気持ちにさせてごめんね」、「話をしたかったけど、私が何かを言うとまたあなたに嫌な思いをさせてしまうのではと思って、話せなくて…」
と、伝えてみたのです。

それまでの経験上、彼に「どうして怒ったの?」、「なんで?」と聞いてしまうと、再び怒り始めてしまうことが多かったため、「嫌な気持ちにさせてごめん」という言葉を選んだのです。

すると、彼も次第に怒った理由を話してくれるようになりました。

その理由は様々で、中には私にはどうしようもないものも含まれており、正直、「完全なとばっちりではないか!」とイライラさせられたりもしました。笑

自分にはどうすることもできないことでこちらに当たられても、私には、ただ彼が落ち着きを取り戻すのを待つしかありません。

そのため、それ以降私は、彼の感情が高ぶった時には応戦しないようにしようと心に決めたのです。

私は、決して彼と喧嘩をしたくて一緒にいるわけではないのです。そのように接していたところ、喧嘩も苛立ちも、かなり減ったように思います。

以前は、「なんで分かってくれないの?」とばかり思っていました。しかし、果たして私は相手を分かろうとしていたのだろうかと考えるようになり、わからないなりに彼の言い分にも耳を傾けるようになりました。

今では、穏やかに過ごせる時間が増えたことにより、彼も私も冷静に自分を振り返ることができるようになっていると思います。

30代後半/医療・福祉系/女性

よく話し合いお互いの考え方を理解しようと努力する

私が当時お付き合いしていた彼は、どちらかと言うと、おっとりとして、口数の少ない穏やかな性格の持ち主でした。

それに対して、私は物事をテキパキとこなしたいタイプで、せわしなくよく話す、彼とは真逆の性格。そのため、一緒にいてもかみ合わない事が多かったのです。

いつも私が主導で物事を行うことにも疲れてしまい、このまま付き合い続けるのは難しいのではと、感じるようになりました。

しかしある時、私は何かを決める時、彼にきちんと相談していただろうかと、自分の行動を振り返ってみたのです。

すると、自分主導に疲れたと言っておきながら、それまでの私は、彼には何も聞かずに、勝手にさっさと物事を決めていたことに気付きました。

私は、自分で自分の首を絞めていたのです。さらに、彼とよくよく話してみると、実は彼は企画や計画が非常に得意であることがわかりました。

彼に相談すると、旅行などがとてもスムーズにいき、率先して私を引っ張っていってくれる彼をとても頼もしく感じました。

このことから私は、性格は違えど、誰にでもその性格を生かした得意分野があり、お互いの足りない部分を補い合うことで上手くいくのだということを学びました。

そして、そのような関係を築くためにも、よく話し合い、お互いの事を理解しようとする姿勢が大事なのだと思います。

40代前半/専業主婦/女性

お互いの気持ちを尊重し理解するよう心がける

彼氏との結婚を考え始めた頃、私達は今後のために、お互いの人生感や価値観、夢や目標などを真剣に話し合ったことがありました。

その際に、初めてお互いに相手の将来への思いを聞いたのですが、いくつか考え方にズレが生じている部分があったのです。

私はなんとかそのズレをなくしたいと、必死に自分の思いを語りました。しかし、真剣に話せば話すほど、口論になってしまったのです。

この時は、お互いが「相手に分かってほしい、認めてほしい」という気持ちでいっぱいになっており、意見の応酬のような状態になっていました。

しかし、このままでは事態は悪化する一方だと思い、一旦、お互いが冷静になるまで時間を置くことになったのです。

その間、私は自分の意見ばかりを押し通そうとした自分を反省しました。そして後日、お互いに前回の自分を反省し、再び話し合いの場を持つことができたのです。

私達は二回目の話し合いの際、あらかじめいくつかの決め事をしました。まずは、相手の意見もしっかりと聞く姿勢を持つこと。そして、否定から入らずに、なるべく前向きに捉えながら理解しようと努力すること。

それでも、もし譲れない思いがあるなら、あくまでも冷静に、相手を思いやりながら、言葉を選んでその思いを口にすること。

これらを実行しながら話し合いを進めたところ、全てが円満に解決していったのです。

この経験から、私は、感情が高ぶってしまった時には、自分の独りよがりな意見になっていないかどうかを客観視することが大切なのだと学びました。

そして、そのためにも心に余裕を持つことが重要であることにも気付きました。

反省ばかりの日々でしたが、お互いがぶつかり合ったことで学ぶこともあり、今後、この経験が、私達の絆をさらに強くしてくれるだろうと思っています。

性格というものは人それぞれ違って当たり前です。その人の生まれもった個性や、育った環境によって培われるものですから、簡単に変えられるものではありません。良い部分もあれば、悪い部分もあって当然なのです。

それを踏まえた上で、お互いを尊重し、それぞれの欠点を補い合いながら関係を築いていくことが、理想的なのではないでしょうか。

世の中には、本当に様々な性格の人達がいます。自分の中の価値観だけにとらわれず、広く大きな心で接することで、相手の長所を認められるようになるのではないでしょうか。

20代前半/サービス系/女性

自分の意見も伝えつつ相手の考え方を尊重し理解しようとした

私が過去に五年程付き合った彼氏は、何から何まで私とは性格が真逆でした。

最初は「嫌だ」と思うことがあっても、自分を抑え込んで我慢していましたが、結局はそれがストレスとなり、最終的には爆発してしまいました。

そのため、喧嘩ばかりの毎日で、お互いに気が滅入っていたように思います。

そんな時、「パートナーとは似ている者同士よりも、違う部分がある方がお互いを補い合える」という考え方があることを知ったのです。

そこで、私もこのように考えてみようと実践したところ、普段ならイライラしていたことも「この発想は私にはなかったな」、「面白いな」と思えるようになり、心に余裕ができたように感じました。

おかげで喧嘩も減り、毎日を笑顔で過ごせるようになりました。

お互いに言いたいことはきちんと言いつつも、相手の考え方を尊重し、理解しようとすることで、たとえ性格は違っても最良のパートナーになれるのではないでしょうか。

20代後半/サービス系/女性