【3位】お互いの気持ちを真剣に話し合った
真剣に話し合う場を設けて彼の結婚に対する本音を聞き出す
私には二十代後半から三十代前半まで付き合っていた彼がいました。
結婚適齢期ということもあり、口には出さなかったものの、私の中では結婚も覚悟した上での交際でした。
付き合い始めてから一、二年程が経った頃、彼が私の両親に会ってくれることになり、私は結婚の話も出るのではと少なからず期待していました。
しかし、彼から結婚を意識するような言葉は一切出なかったのです。けれども、まだこの段階では私も、「まだもう少し先でもいいかな」とあまり焦りませんでした。彼が結婚を意識するようになるまで、待とうと思ったのです。
その後、今度は私が彼の実家へ行き、ご両親やご家族に挨拶をすることになったのですが、彼は外国人だったため、私ははるばる海外まで行ったのです。
ここまでしたのだからと、さすがに私も待てなくなり、こちらから結婚の話題を振ってみました。しかし、彼からの返事は「もう少し待って」というものでした。
ちょうどその頃、彼は仕事が上手くいかず、無職になりそうな時期だったので、「仕事が落ち着いて生活の基盤ができたら…」と言われたのです。
私はその言葉を信じて待ち続けたのですが、彼から結婚に前向きな言葉が出てくることはありませんでした。
そのため、翌年にもう一度、結婚についてどう考えているのかを聞いてみたのです。しかし、答えは前回と全く同じでした。
外国人のため転職も難しく、仕事の状況も変わっていないと言うのです。
そこで私は、彼に「母国へ一緒に帰ろう」と提案しました。しかし、その案も受け入れられず、彼は徹底的に結婚の話題を避けているように思えました。
それまでの私は、ずっと彼の言いなりになってきましたが、この時ばかりは何がなんでも彼の結婚に対する本音を聞き出そうと、引き下がりませんでした。
すると彼は、「僕の言うことを聞かないなら、もう一緒にいられない」、「嫌いになるよ」と言ってきたのです。
その瞬間、私は一気に彼への気持ちが冷めていくのを感じると共に、彼との別れを決意しました。
彼は、自分の言うことを聞く女性なら、誰でもよかったのでしょう。少し時間はかかりましたが、彼の本性に気付くことができ、よかったと思っています。
40代前半/専業主婦/女性
結婚に対してどう思っているのかをストレートに聞いた
彼と付き合って十年。年齢的にも周りが次々に結婚し始め、私の気持ちは焦っていました。
元々私は、ハキハキと物事を決めるタイプなので、こうと決めたら即座に行動に移すのですが、彼は私とは正反対の性格。
活発でもなければ、結婚を意識しているような素振りもなく、私には彼の本心が全くわかりませんでした。
そこで私は、このままではいつまで経っても結婚できないと思い、結婚についてどう考えているのかを彼に問い詰めたのです。
本当は問い詰めることなどしたくありませんでしたし、密かにサプライズでプロポーズをしてくれるのではと淡い期待も抱いていました。
しかし、結局は私主導で結婚する日程まで決めてしまったため、プロポーズの機会がなかったことは今でも心残りです。
けれども、あの時問い詰めていなければ、十五年、二十年と、結論を出すことなくズルズルと付き合っていたことでしょう。
どんなに長く付き合っていても、言うべきことはきちんと言い、場合によっては問い詰めることも必要なのではないでしょうか。
30代後半/専業主婦/女性
結婚に対する本音を聞き出し相手にその気がないのなら早めに関係を終わらせる
私と彼は交際を始めてからある程度の期間が経っていました。
そのため、私としてはそろそろ結婚の話が出てもいいのではと思っていたのですが、彼にはそのような素振りが全く見られませんでした。
彼のご両親に私を紹介してくれるようなこともなく、将来の話を振っても、返ってくるのは曖昧な返事ばかりだったのです。
そんな彼の様子を見て、私は「この人は結婚をする気は毛頭なく、今のような気楽な関係を続けたいだけなのでは?」と思い、意を決してこの疑問をストレートにぶつけてみました。
すると彼は、「自分は結婚という形にとらわれたくない」、「今のような自由な状態を自分は魅力的に感じており、今後も変えるつもりはない」と言ったのです。
私自身は子供も欲しいと思っていましたし、出産、育児後は自分のキャリアも積みたいと考えていました。
そのため、彼に気持ちがないのであれば、早々にけじめをつけなければと判断し、別れを告げたのです。
30代前半/医療・福祉系/女性
【4位】一度距離を置いてお互いの気持ちを確かめた
煮え切らない彼の態度に腹が立ったので一旦距離を置くため何も言わずに出ていった
これは、当時の彼氏と交際してから二年が経ち、同棲生活も丸一年を迎えた、私が二十七歳の頃の体験談です。
交際期間が長くなり、お互いにいい年になってきたこともあって、二人で会話をしていると、時々、お互いに結婚を匂わすような発言をするようになりました。
はっきりと「結婚」というワードこそ使いませんでしたが、「そろそろ親に挨拶に行かないといけないね」などの話まで出ていたため、私は彼が結婚を切り出してくるのを待っていました。
ところが、待てど暮らせど、一向にそのような気配はありません。
そのため、私の方から結婚についてどう考えているのかを切り出すと、「君の甘え体質が心配だ」などと理由を付けては、曖昧に濁すのです。
そんな煮え切らない態度の彼に腹が立った私は、「わかりました」と言い、自分の荷物を運び出して、マンスリーマンションで一人暮らしを始めました。
私が黙って出て行ったことに、彼はかなり焦ったようです。
それからしばらく経ってから、私は再び彼と連絡を取り、もう一度、結婚についてきちんと話し合おうと伝えました。
すると、彼は「あの時はまだ自分に自信がなく、なかなか結婚に踏み切る勇気が出せなかった」、「しかし、今回のことでどれだけ君が大切な存在かがわかったので結婚してほしい」と言ってくれたのです。
かなりの強攻手段ではありましたが、あのままずるずると同棲を続けていたら、彼の心を動かすことはできなかったでしょう。
ですから、私は自分の思うとおりに行動してよかったと思っています!
30代後半/専業主婦/女性
違う人にも目を向け相手を焦らせる
これは私の知人の話です。彼女と彼は交際を始めてから三年が経ち、気付けば年齢も三十歳を過ぎていたそうです。
しかし、そんな状況にも関わらず、彼はプロポーズどころか、両親に会う気さえないようでした。
痺れを切らした彼女が、少しでも結婚に向かうためにと同棲を提案しても「今はまだ一人でいたい」と断られてしまったそうです。
そこで彼女は、彼には悪いとは思いながらも、合コンなどの出会いの場へ足を運び、異性との交流を増やすことにしました。
その結果、彼女の変化に気付いた彼が、焦ってプロポーズをしてきたそうです。それまでの彼は、彼女が自分以外の男性に目を向けることなどあり得ないと高を括っていたのでしょう。
彼しか見えていないという状況では、彼のように調子に乗ってしまう人もいると思います。そのため、時には他の男性にも目を向け、相手を焦らせることも必要なのかもしれませんね。
20代後半/IT・通信系/女性
【5位】結婚することによるメリットを伝えた
同棲中に彼が自分との結婚生活をイメージできるよう料理や掃除などに力を入れた
今の旦那とは、結婚前に同棲をしていました。
しかし、私は当初から、ダラダラと同棲期間を長期化させるつもりはありませんでした。私は同棲をあくまでも結婚のための準備期間だと考えていたのです。
そのため、同棲をすることで、彼が私との結婚生活をイメージできるよう様々な努力をしました。
彼のために毎日手料理を作ったり、掃除をして居心地の良い環境を整えるなどして、「結婚したらこんな生活になるんだな」と思わせるようにしました。
おかげで、現在は夫婦として彼と幸せな生活を送っています。
20代後半/公務員・教育系/女性
結婚することで得られる経済的なメリットを具体的な数字で提示した
彼とは学生時代からの付き合いで、具体的に結婚の話をすることがないまま、社会人になり、同棲を始めました。
しかし、お互いが仕事に慣れ、安定した生活ができるようになっても、相変わらず詳細な結婚の話が出ることはありませんでした。
そして、気付けば私は二十五歳直前になってしまっていたのです。
彼から全く具体的な話が出ないため、私は一体いつになったら結婚できるのかと不安になってしまいました。
しかし、彼自身はまだ結婚をするには早いと思っていたようで、なかなか結婚に対して乗り気になってくれませんでした。
けれども、私達が住んでいた地域では二十五歳よりも前に結婚する人が多かったため、私は何とか彼が結婚に前向きになる方法はないものかと考えたのです。
そこで思いついたのがリアルな経済的状況を提示することでした。
その頃、私は時短勤務をしており、社会保険には加入できない短い勤務体系を取っていました。専業主婦の方でいう、扶養範囲内のような勤務時間だったのです。
そのため、「一緒に生活をしているのに、結婚していないからという理由で経済的状況に差が出るのは勿体ないよ」と彼を説得したのです。
すると、この話を聞いた彼は、自分でも色々と調べてくれたようで、私の言い分に納得し、無事二十五歳の時に結婚をすることができました。
結婚後は、彼に子供を欲しいと思ってもらうのにも時間がかかりましたが、今は二人の子供にも恵まれ、幸せに暮らしています。
理系の彼なので、具体的な数字や経済的なメリットを提示したことがよかったのではないかと思っています。
30代後半/専業主婦/女性
【6位】あえて結婚については触れないようにした
敢えて結婚という言葉を口に出さず穏やかに彼を見守った
大学卒業から数年後、私は仕事も軌道に乗り、安定した生活を送っていました。
一方、彼はこの頃大学院生で、とても合格率の低い仕事の国家資格を取ろうと、日々勉強に励んでいました。
私自身は早く結婚したいと思っていましたが、彼が合格を目指しているのは難関試験…。正直、何年かかるか分からない状況でした。
私の両親も心配し、「他にいい人を探した方が良いのでは?」と言われたこともあります。
先が見えない彼との交際に悩み、「両親を安心させるためにも他の男性と会ってみた方がいいのかもしれない」と考えた時期もありました。
しかし、私はどうしても彼と結婚をしたかったのです。
そのため、モヤモヤした気持ちを抱えながらも、よく彼と一緒に図書館に通い、勉強に付き合っていました。
そんな国家試験を目前に控えたある日のこと、彼に「勉強の調子はどう?」と聞くと、「一度目の試験で合格できなかったら別れよう」と急に言われたのです。
初めはショックで頭の中が真っ白になり、言葉も出ませんでした。
しかし、冷静になって考えると、「何年も待たせるわけにはいけない」という、彼なりの責任感と、絶対に一回で受かりたいという決意の表れなのだと思ったのです。
そこで私は、それ以降、彼を急かしたり励ましたりすることを控え、できるだけ穏やかに試験の日を待つことにしました。
その後、彼は無事に試験に合格!さらに、念願だったプロポーズをしてもらうことができたのです。
一緒に試験勉強に付き合いながらも、「結婚」という言葉をあまり出さなかったことで、彼に焦りやプレッシャーを与えすぎずに済み、良い結果に繋がったのではないかと思っています。
20代後半/専業主婦/女性
相手が忙しい時などは結婚の話題を避け冷静に話せるタイミングまで待つ
結婚に対する気持ちというものは、同じ人間であってもその時々によって変わると思います。
自分の彼氏がどんな時でも「結婚をする気はない」という同じスタンスを貫いているならば、別れることを考えてもいいでしょう。
しかし、中には本当ならきちんと結婚について考えているにも関わらず、一時的に仕事やプライベートが忙しいために、結婚について考えられない状況に陥っている場合もあります。
このような場合は、今は精神的に余裕がない状況なのだなと判断して、彼が落ち着くまで待つ方が賢明です。
落ち着きを取り戻せば、結婚に意識が向くかもしれません。
それまで待とうと思えるのなら、女性側も結婚以外のことに気持ちを向け、リラックスして日々を過ごしてみてはいかがでしょうか。
30代前半/医療・福祉系/女性
【番外編】その他
第三者を通してこちらの意見を伝え結婚を後押ししてもらった
彼と付き合って一年。交際期間としてはまだ短い時期ではあったものの、仕事の関係もあり、私はこのタイミングでしか結婚を考えられないと思っていました。
しかし、当の彼はまだ結婚など微塵も考えていない様子。そこで私は、彼の友人に結婚に対して彼がどう思っているのかを聞いてもらうことにしました。
私は、今までお付き合いしてきた中で、彼ほど結婚後の生活をイメージできた人はいませんでした。
そのため、私が結婚をするなら彼としか考えられないと思っていることも伝えてもらったのです。すると、それ以降は彼も結婚を意識してくれるようになり、私との結婚を前向きに考えてくれるようになりました。
そして、友人の後押しが項を奏し、プロポーズをしてくれたのです。時には、直接自分で言うよりも、身近な第三者を通してこちらの意見を伝えた方が相手の心に響くこともあると思いますよ。
30代前半/マスコミ系/女性
【参考記事】彼氏との結婚で悩んだ時に読んで欲しい記事15選
famicoでは、この記事以外にも【解決法】彼氏との結婚で悩んだ時に読んで欲しい記事15選のまとめ記事も公開しています。
お悩みに役立つ体験談や対処法などが見つかるかもしれませんので、是非あわせてご覧ください!
まとめ
女性100人に聞いた彼氏が結婚する気がないときの対処法では、1位は『結婚してくれないなら別れると発破をかけた』、2位は『自分から結婚したいことをきちんと伝えた』、3位は『お互いの気持ちを真剣に話し合った』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ女性100人による彼氏が結婚する気がない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『彼女が結婚する気がない時の対処法編』も気になる方は、以下の記事も合わせてご覧ください。